ネットワークエンジニア未経験者の転職時のアピール法、求人応募前のスキル習得に有用な資格もチェックネットワークエンジニアは未経験から目指せる?必要なスキルとは

最終更新日:2022年2月8日

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サーバーやパソコンなどさまざまな機器の間を結んでいるネットワークは、ITインフラの中で非常に重要な役割を果たしています。このネットワークを専門的に担当するネットワークエンジニアは、担当業務によっては高度な知識と技術が必要とされます。一見経験者しかなれないように思えるネットワークエンジニアですが、実は未経験からの転職も可能です。この記事では、ネットワークエンジニアの概要から必要な知識やスキル、効率的な学習方法、未経験者が転職活動でアピールする方法について解説します。

1. 未経験でもネットワークエンジニアに転職できる?

結論から言えば、未経験でもネットワークエンジニアに転職することは可能です。これからその理由と、年代別に未経験者がネットワークエンジニアを目指す方法をご紹介します。

未経験でもネットワークエンジニア求人に採用される可能性はある

ネットワークエンジニアをはじめとしたインフラの業界では、人手不足などの理由により未経験者でも積極的に採用しようとする企業が多くあります。

ネットワークエンジニアには高度なスキルや知識を要求する業務もありますが、ネットワークの監視業務や保守などの業務は、比較的容易な業務であり、未経験者からネットワークエンジニアを目指したい方にとってはうってうけの仕事だからです。

まずはそのような簡単な業務からスタートして、一人前にネットワークエンジニアを目指すことが、未経験者のキャリアプランとなります。

次からは未経験者がネットワークエンジニアを目指すステップを年代別にご紹介します。

20代のネットワークエンジニア未経験者の場合

未経験者の方でも20代なら比較的容易にネットワークエンジニアを目指せるでしょう。そもそも若い年代ですので、そのほかの職種の経験も少ないでしょうし、採用しようとする企業としても、これからネットワークエンジニアとして育てれば問題ないだろうと考える傾向があるからです。

30代のネットワークエンジニア未経験者の場合

一方、30代から未経験でネットワークエンジニアを目指す場合は、ある程度の知識や技術が求められる傾向があります。少なくともパソコンを問題なく操作するスキルは身につけておきましょう。また以下で紹介するネットワークエンジニアに向いている資格を取得しておけば、転職活動に有利になるかもしれません。

40代のネットワークエンジニア未経験者の場合

40代からになると、未経験でネットワークエンジニアになるのは困難です。ただシステムエンジニアやプログラマーなど、ほかの職種のIT業界からのキャリアチェンジなら見込みがあるかもしれません。そのような場合、これまでの社会人生活で身につけてきたスキルを積極的にアピールしつつ、今後ネットワークエンジニアとしてのスキルアップに意欲があることをアピールすると、採用される可能性が高まるでしょう。

2. ネットワークエンジニア未経験者の転職活動でのアピール方法

ネットワークエンジニア未経験者が転職活動を成功させるためには、これから紹介する方法でアピールすることが効果的です。

ネットワークエンジニア未経験者の志望動機は伸びしろをアピール

ネットワークエンジニア未経験者の場合、転職を成功させるためには、入社後の伸びしろをアピールすることが効果的です。志望先の企業のことを事前に調査して、どのような人材を求めているのか把握しておきましょう。スキルがなくても、ネットワークエンジニアになるための志望動機をしっかりと固めておき、入社後は積極的に成長しようとする意欲をアピールすれば、相手先企業から好印象を持ってもらえるかもしれません。

資格の勉強をしていることを伝えて学習意欲をアピールする

資格はスキルの証明になりますので、保有しているのであれば必ず伝えましょう。また、どのように学習してきたかを伝え、学習意欲の高さをアピールすると良いでしょう。特に、ITスクールで学んだ場合は、自ら数十万円以上の費用を投資した証明になりますので、採用担当者に熱意を伝えることができます。

3. 未経験からネットワークエンジニアを目指すのに必要なスキル

設計・構築などの上流工程を担当するネットワークエンジニアになるには高度な知識や技術が必要となりますが、他業種からの未経験の転職でもしっかりとした準備をすることでネットワークエンジニアを目指すことは可能です。また、就職先の選択肢としては、IT企業と事業会社のシステム部門の大きく2つがあります。

では、ネットワークエンジニアになるためにはどういった準備が必要なのでしょうか。詳しく解説します。

ITに関するスキル

まずITに関するスキルから解説します。

ネットワークの知識とスキル

当然のことですが、ネットワークの知識とスキルは不可欠です。設計や機器の知識、どのようにすれば効率良く安全なネットワークを運用することができるのかといった知識や、実際に構築したり運用したりするスキルは身につけるべきものとなります。

サーバーの知識とスキル

ネットワークには、ITサービスを提供するサーバーも接続されています。サーバーについて専門的な部分はサーバーエンジニアが担当しますが、どのようにすれば安定的にサービスを提供できるのかといった部分でネットワークエンジニアも基本的なサーバーの知識を身につけることが必要です。特に事業会社のシステム部門でネットワークエンジニア業務に携わる場合は、サーバーからネットワークまで幅広く対応を求められることも多いため、サーバー構築スキルも必要です。

セキュリティの知識とスキル

不正アクセスやDoS攻撃などネットワークを介したサイバー攻撃は非常に多岐にわたっています。ネットワークエンジニアには、これらの脅威に強いネットワークを構築するためのセキュリティの知識とスキルが求められます。

ヒューマンスキル

次はヒューマンスキルです。これらは社会人として当然に有しておくべきスキルでもあります。

論理的思考力

ネットワークエンジニアには論理的思考力が必要です。例えばネットワークのトラブル発生時に、そのトラブルの原因は何であるか、そしてどうすれば解決できるのか、などを筋道を立てて考えられることはネットワークエンジニアに限らずIT技術者として備えておくべきスキルでもあります。

マネジメント力

ネットワークエンジニアにはマネジメント力も欠かせません。たとえ未経験でネットワークエンジニアを目指すにしても、入社後は社内のエンジニアと協力しながら仕事を進めることが多いからです。自分の下についた部下や後輩を管理するというよりも、同じ目的を持った仲間と効率的に仕事を進めるためにも、マネジメント力があれば、円滑に業務を進められるでしょう。

コミュニケーション力

現在のIT業界では分野ごとに分業が進んでおり、さまざまな専門の技術者とチームを組んで仕事をすることが一般的となっています。また、ネットワークを設計・構築するにあたって顧客や関係部門へのヒアリングも大切な仕事です。ネットワークエンジニアにとって、コミュニケーション力を身につけることは非常に重要です。

4. ネットワークエンジニア未経験者が技術を習得するのに役立つ資格

ネットワークエンジニア未経験者が転職成功の確率を高め、技術を習得するために資格を取得するのはおすすめの方法です。

ネットワークエンジニア未経験者はまずCCNAの取得を目指そう

ネットワークエンジニア未経験者に最もおすすめしたい資格はCCNAです。CCNAとはシスコ技術者認定資格の一つであり、ネットワークエンジニアにとっては登竜門的な資格です。ネットワークに関する基礎的な知識から、レイヤ2スイッチやレイヤ3のル―ティング、セキュリティなどネットワークに関する幅広い知識が身につけられます。受験資格も不要ですので、しっかりと勉強すれば転職活動前にも十分に合格を目指せます。

スキル習得に役立つCCNA以外の資格

CCNA以外の資格でネットワークエンジニアとしてのスキル取得に役立つ資格をご紹介します。

CCNP

CCNPはCCNAの上位資格です。CCNAが1科目の試験の合格で取得できることに対し、CCNPは「コア試験」と「コンセントレーション試験」の2科目の合格が資格取得の条件となっています。CCNAを合格した上で、さらに上位の資格を目指したかったり、高度な知識を身につけたりしたい方は、ぜひCCNPにもチャレンジしましょう。

LPIC

LPICは、NPO法人Linux技術者認定機関「LPI」の日本支部が運営しているLinuxの技術と知識を認定する資格です。難易度順にレベル1からレベル3まで3つの区分で実施されています。それぞれのレベルで試験範囲が異なり、上位のレベルの資格には下位レベルの資格の合格が求められます。そのためネットワークエンジニア未経験者としては、まずレベル1の合格を目指すことになるでしょう。

LinuC

LinuCは、NPO法人LPI-JAPANが実施しているLinuxの資格です。前述したLPICはもともとLPI-JAPANが運営していたのですが、LPI-JAPANはLPICの運営を中断し、新たに日本向けに開発したものがLinuCとなります。そのような経緯があるため、LinuCはLPICとよく似ている資格ですが、LinuCは日本の市場に最適化されている部分が異なります。

ネットワークエンジニア未経験者としてはLPICもLinuCもどちらも同じように評価される資格といえます。ご自身の都合に合わせて受験する方を選択すれば良いでしょう。

5. 資格取得に向けた勉強以外の効果的な学習方法

資格取得以外でネトワークエンジニアを目指すための効果的な学習方法をご紹介します。

スクールで体系的にネットワークエンジニアのスキルを学ぶ

ネットワークエンジニアは、ネットワークの専門家ですがインフラなど幅広く知識を習得しておく必要があります。これらを効率良く体系立てて習得するには、ITスクールで学ぶ方法がもっとも効率の良い方法です。CCNAなどの資格取得までサポートしているスクールが多く、未経験者におすすめです。

エミュレーターを用いて実機を購入せずに学習する

また、忘れてはならないのが実機を使った学習です。といっても、プログラミングなどとは違い、ネットワーク機器を個人で用意するのは難しいのが現状です。これを解決するのがGNS3などの各社の機器をエミュレートするソフトウェアです。エミュレーターを活用することで、実機を購入しなくてもPC上でネットワーク構築を学習する事ができます。

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