ネットワークエンジニアの仕事内容、必要な知識とスキル、スキルの習得方法を解説ネットワークエンジニアに必要なスキル

最終更新日:2020年11月11日

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ネットワークエンジニアは、システムのインフラであるネットワークの設計、構築、運用、保守を担う職種です。ネットワークの幅広い知識とスキルが求められるため、必要な知識とスキルを理解した上で計画的に学習を進めることが重要です。この記事では、ネットワークエンジニアの仕事内容、必要な知識とスキル、スキルの習得方法を解説します。

1. ネットワークエンジニアとは

まず、ネットワークエンジニアの仕事内容を解説します。

ネットワーク資産の管理

ネットワーク資産の管理者としての業務です。主に回線やルータ、スイッチングハブ、DNSサーバーなどのネットワーク機器の型番やEOS(利用期限)などを管理し、必要に応じて入れ替え計画を立てます。

要件定義

構築するシステムのネットワークに求められる要求を分析して、ネットワークの要件(ネットワークが満たすべき条件や機能)を定義します。
分析段階でネットワークに求められる信頼性やセキュリティを考慮した安全性、トラフィックの効率性を定めなければならず、高度な専門知識が必要です。

ネットワーク構築

定義された要件を満たすネットワークを設計・構築します。要件を満たすために必要な回線や機器の選定、データセンターの選定なども含めて設計します。そしてネットワーク機器の手配や進捗管理、ベンダーマネジメントを行い、ネットワークを構築します。構築は、社内ですべて行う場合、ベンダーに発注する場合があります。

保守・運用

ネットワークが正常に稼働しているかどうかを監視し、障害時に復旧作業などの対応を行います。外部からセキュリティ攻撃を受けていないかの監視などもこの業務に含まれます。
また、システムのOSやネットワーク機器のファームウェアアップデートなどの保守業務を行います。

2. ネットワークエンジニアに必要な知識とスキル

次に、ネットワークエンジニアに必要なスキルを解説します。

要件定義スキル

システムに必要なネットワーク要件を定義するスキルです。顧客が望むシステム要件をシステムエンジニアと共に分析し、システムに最適なネットワーク要件を定義します。
具体的には現行システムのネットワーク分析、ネットワーク設計・構築作業範囲の確定、トラフィック予測などを行います。よって、システムエンジニアとコミュニケーションをとりながら行うため、ソフトウェア開発の知識も必要です。

ネットワーク設計スキル

要件定義に基づいてネットワークを設計するスキルです。設計は「論理設計」と「物理設計」に分けられます。論理設計はIPアドレスの割り振りやサブネットワーク、ゲートウェイの配置、ルーティング情報など、俯瞰的な視点からネットワークの様子が分かるような設計図を作成します。物理設計では、機器の物理的な位置やポート接続図などを作成します。具体例としてはスイッチングハブや端末の位置、IPアドレスなどをフロア図に記載した設計図が挙げられます。よって、ネットワーク構造やネットワーク機器に関する知識も必要です。

ネットワーク構築スキル

ネットワーク設計図を理解して、ネットワークを構築するスキルです。具体的には作業計画の策定と周知、スケジュール調整、構築作業の監督あるいは作業実施、ネットワークのテスト計画策定とテストを実施するための技術が求められます。また、ネットワークを経由したバックアップ構築など、ネットワークにかかわる機器やアプリケーションを取り扱う知識も必要です。

ネットワーク運用スキル

ネットワークの状況を監視する為に必要なスキルです。運用作業だけでなく、監視計画を策定することやセキュリティ上の脅威を検知、対応するスキルなど、ネットワークが正常に稼働していることを確認する技術、セキュリティ対策知識が求められます。

ネットワーク保守スキル

ネットワーク機器や関連するソフトウェアが継続できるように保守するスキルです。具体的には、老朽化した機器の入れ替えやソフトウェアやファームウェアのアップデートなどを行います。自社で利用している製品の知識が必須となります。

コミュニケーションスキル

ネットワーク構築は、顧客や他部署との調整などが頻繁に発生します。よって業務を円滑に進めるために、対外的なコミュニケーションスキルが求められます。

文書作成スキル

ネットワークエンジニアは、要件定義書や設計書、運用計画書など多くの文書を作成します。よって、これらの技術文書を作成するスキルが必要です。これらの文書は社内情報として共有されますので、他人が理解できるように作成しなければなりません。多くの場合、社内フォーマットや業界標準フォーマットに沿って作成します。

プロジェクトマネジメントスキル

ネットワークエンジニアは、ベンダー選定から要件定義、設計、構築、運用、保守という一連の工程を担当します。よって、プロジェクトマネジメントスキルが求められます。

3. スキル習得方法

ネットワークエンジニアのスキル習得方法は、OJT、資格試験を活用した独学、スクールでの学習が一般的です。企業にもよりますが、入社直後は社内研修で基礎スキルを身につけることができます。しかし、それ以降は基本的に自ら学習してスキルを習得していかなければなりません。卓越したネットワークエンジニアになるには、特に以下のスキルを身につけることが重要です。

・ネットワークの高度な技術…特に社内ネットワーク構成の設計や大規模システムの設計ができると高い評価を得られる

・セキュリティの知識と対策スキル…セキュリティ人材は今後需要が高まる人材として評価が上がってきている

・プロジェクトマネジメントスキル…プロジェクトマネージャーは高度IT人材として高い評価を得られます


これらを効率的に習得するには、資格制度を活用した学習が適しています。資格制度は、必要な知識とスキルが体系的にまとめられているため、効率的に学習することができます。以下に、役立つ資格を紹介します。

ネットワークスペシャリスト試験

IPAが運営するネットワークに特化した国家資格です。
高度試験の区分に入り、スペシャリストという名のとおりネットワークに関する高度な知識を問われます。ネットワークの要件定義、設計、構築、品質管理、運用、保守、ネットワークセキュリティまで幅広い知識を身につけることができます。

情報セキュリティマネジメント試験

IPAが運営するセキュリティに特化した国家資格です。情報セキュリティ管理、情報セキュリティ技術、情報セキュリティ対策方法、法律などについて学ぶことができます。

PMP

世界標準のプロジェクトマネジメント手法である「PMBOK」の資格です。
プロジェクトマネジメントスキルを体系的に学ぶことができるでしょう。

シスコの技術者認定試験

ネットワーク機器大手であるシスコ社の資格制度です。
シスコが実施する技術者認定試験は5段階に分かれており、基礎から上級までステップアップしながらスキルを習得できます。

これらの学習は、基本的に書籍や資格取得を支援しているスクールでの学習が一般的です。資格にこだわらないのであれば、富士通ラーニングメディアなどの研修を通して技術を身に付けても良いでしょう。

4. まとめ

この記事では、ネットワークエンジニアの仕事内容、必要な知識とスキル、スキルの習得方法を解説しました。ネットワークエンジニアに必要な知識や技術は幅広いため、業務経験に基づいた知識・スキルだけに頼らず、計画的にスキルの幅を広げていきましょう。特に、ネットワーク設計スキル、セキュリティスキル、プロジェクトマネジメントスキルがあると転職市場でも高い評価を得られますので、積極的にこれらの習得を目指すと良いでしょう。

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