技術トレンドの変化に伴い、インフラエンジニアに求められるスキルも変わり続けるインフラエンジニアに必要なスキル|技術面と対人面に分けて解説

最終更新日:2020年11月4日

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ITサービスを提供するために欠かせないものといえば、ネットワークやサーバーなどのインフラ技術です。こうしたインフラの設計や構築、運用保守などを担当する職種がインフラエンジニアです。では、インフラエンジニアはどのような知識とスキルが求められるのでしょうか?この記事では、インフラエンジニアの仕事内容、平均年収、求められる知識とスキルを解説します。

1.インフラエンジニアとは

まず、インフラエンジニアの仕事内容や平均年収について解説します。

仕事内容

インフラエンジニアの主な仕事は以下となります。

・サーバーやネットワークの設計、構築
・サーバーやネットワークのセキュリティ対策
・サーバーやネットワークの運用、保守

など

構築時には、インフラ製品の選定やベンダーマネジメントなども担当します。
また、企業によってはバッチファイルと呼ばれるサーバー上で動作するプログラムの作成やデータベース製品のインストール、運用・保守なども担当します。

平均年収

インフラエンジニアは、担当する工程によって平均年収に非常に幅がある職種です。経済産業省のデータによると、インフラエンジニアが含まれる職種の平均年収は以下のようになっています。

・IT保守(顧客向け情報システムの保守・サポート):592.2万円
・IT運用・管理(顧客向け情報システムの運用): 608.6万円
・IT技術スペシャリスト(特定技術(DB・NW・セキュリティ等)):758.2万円


同じインフラエンジニアでも、所属している企業や携わるシステム、エンジニアのスキルレベルによって年収は大きく異なります。たとえば、金融業界のような24時間365日停止や故障が許されないミッションクリティカルなインフラを設計・構築するような人材であれば非常に高い年収となります。逆に運用オペレーターのような高いスキルが求められない職種であれば、上記より低い年収となるケースが一般的です。

このように、平均年収に幅がありますがスキルアップやキャリアアップによっては高い年収を得られることもインフラエンジニアの魅力と言えるでしょう。

※参考:経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果(平成29年8月21日)」P.6

2.IT業界が直面する技術トレンドの変化とインフラエンジニアの関係

近年、IT業界ではAIやビッグデータ、IoTなどの新しい技術の活用が急速に起こっています。自動運転車やスマート家電などのように、今後これらの技術がさまざまな分野でより幅広く使われるようになるでしょう。このような技術トレンドの変化に伴い、インフラエンジニアに求められるスキルも変わってきています。

たとえば、サーバー技術においては、物理サーバーを設置して利用する「オンプレミス型」から、インターネットを介してサービスを利用する「クラウド型」への変化が起こりつつあります。IoT接続デバイスなどもクラウドで提供されています。
こうした大きな変革の中でインフラエンジニアが生き残っていくためには、変化に柔軟に対応していくことが不可欠です。次の章では、インフラエンジニアに求められる知識とスキルを解説します。

3.インフラエンジニアに求められる知識とスキル

インフラエンジニアに求められる知識とスキルは、大きく分けて「技術系」と「ヒューマン系」の2つがあります。それぞれ解説していきます。

技術系の知識・スキル

・サーバーの知識とスキル

サーバーはWindows、Linux、Unixなどが主流です。
どのOSが求められるかは企業によって異なりますが、インフラエンジニアはサーバーを扱いますので知識とスキルの習得は必須です。

・ネットワークの知識とスキル

ネットワーク技術の概念に加え、シスコなど特定企業のネットワーク製品を扱うためのスキルが求められます。ただし、ネットワークを担当しないインフラエンジニア職もありますので、必須ではありません。

・プログラミングスキル

サーバーエンジニアは、バッチファイルやシェルと呼ばれるサーバー上で動作するプログラム構築を担当することがあります。必須スキルではありませんが、身につけておくことで仕事の幅が広がります。

・セキュリティの知識

企業によってはセキュリティの設定などもインフラエンジニアの仕事に含まれます。特に、インフラ設計を行う際にはセキュリティ対策が必要不可欠です。具体的な対策にはセキュリティ製品を使うことになりますので、シマンテックなどのセキュリティ製品の知識もあると良いでしょう。一般的にセキュリティ対策は、経験豊富なサーバーエンジニアが担当します。運用保守の担当者は監視業務がメインですので、セキュリティの深い知識を求められることは稀です。

・クラウドサーバーの知識とスキル

近年、クラウドサーバーを使った構築が主流となってきています。そのため、クラウドサーバーの運用保守案件も増えています。オンプレミス型が主流だった時代は、運用保守担当者はWindowsやLinuxの知識とスキルがあれば問題ありませんでしたが、近年はAzureやAWSなど主要なクラウドサーバーの知識とスキルも求められ始めています。


・インフラ設計スキル

設計工程を担当するインフラエンジニアは、設計スキルが必要不可欠です。設計スキルは習得難易度が高いと感じられる人が多いかと思いますが、書籍や公開講座などが多数提供されており、比較的学習ハードルは高くありません。運用保守担当からキャリアアップを目指す人は、必ず身につけておきたいスキルです。

ヒューマンスキル

・ヒアリングスキル、提案スキル

SI企業に所属するインフラエンジニアは、顧客の要望をヒアリングして要望を満たすインフラを提案します。よって、ヒアリング力と提案力が非常に重要です。基本的にOJTで身につくスキルですが、書籍などで学習しても良いでしょう。


・プロジェクトマネジメントスキル

プロジェクトマネジメントは、リーダー以上のインフラエンジニアを目指す上で必要不可欠なスキルです。上流工程で求められるケースが多いですが、運用・保守工程でも障害管理や顧客への報告、チームのマネジメントが発生しますので、どのような工程であっても求められるスキルです。

4.スキルの磨き方

最後にスキルの磨き方を解説します。
スキルの磨き方は、ベンダーのトレーニングサービスの活用、スクール活用、資格制度活用の3つが主流です。

ベンダーのトレーニングサービスを活用する

GoogleやAmazon、Microsoftなどの大手企業は、オンライン/オフラインでトレーニングコースを提供しています。各社の製品スキルを身につけられるだけでなく、資格試験の内容も含まれているため、資格の取得を目指したい人にとっては一石二鳥です。以下のサービスがあります。

【主なトレーニングサービス】

Google Cloudトレーニング
AWSトレーニング
Microsoft Learn

スクール活用

数は多くありませんが、「ネットワークスペシャリストコース」などインフラエンジニアが扱う領域の講座を提供しているスクールがあります。転職支援まで行なっているスクールもあり、運用保守担当者からキャリアアップしたい人などは活用してみると良いでしょう。

【主なスクール】
KENスクール
Winスクール
リナックスアカデミー

資格制度を活用する

インフラエンジニアとしてスキルを磨くには、資格制度を活用しても良いでしょう。知識とスキルの補填だけでなく、スキル証明にもなります。

各資格詳細とともに、当資格関連の求人情報も掲載していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください!

【主な資格】

システムアーキテクト試験
IPAが運営する国家資格で、応用情報技術者試験の上位に位置する難易度の資格試験です。システム開発の上流工程を主導する立場の者を対象としており、プロジェクトリーダーの役割と非常にマッチしています。上流工程のスキル・知識だけでなく、プロジェクト推進体制の策定などの知識も問われます。平成30年秋期の合格率は12.6%と難易度の高い試験です。

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ネットワークスペシャリスト試験

ネットワークに関する専門性を証明する資格です。TCP/IPやLANといった基礎内容から、ネットワーク設計やネットワークセキュリティなど幅広い知識が問われます。合格率は15.4%です。

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Linux技術者認定試験

サーバーOSで高いシェアを持つLinuxの認定資格です。Windows Serverとともに学んでおくと良いでしょう。

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シスコ技術者認定

ネットワーク機器でシェアNo.1のシスコの認定資格です。ネットワーク機器の設置まで担当する場合は学んでおくと良いでしょう。

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AWS認定

AWSが提供している公式資格で、技術領域とレベルに応じて大きく4つに分けられています。
取得していると高い評価を得ることができる資格ですので、積極的に取得を目指しましょう。AWS認定のための学習は、AWSトレーニングや書籍を用いるとよいでしょう。

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5.まとめ

この記事では、インフラエンジニアの仕事内容、平均年収、求められる知識とスキルを解説しました。インフラエンジニアは、設計・構築に携わるのか運用・保守に携わるのかで求められるスキルが異なります。よって、どのような立場で携わりたいか明確にした上で必要なスキルと知識を身につけていくと良いでしょう。

ただし、近年クラウドサーバーを使った構築が主流となってきていますので、運用・保守担当者であっても今後はクラウドサーバーのスキルが必須になっていくと考えられます。
まだ猶予はありますので、今のうちから学習しておきましょう。

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