インフラエンジニアへの転職方法!未経者の目指し方や需要を解説

最終更新日:2024年10月2日

インフラエンジニアを取り巻く環境は、大きく変わってきています。IT技術の進歩に伴って、サーバーやネットワークなどインフラの構成が変化したことや、クラウドサービスや仮想化技術が普及したことが要因となっています。

今後はクラウドサービスの普及により、企業がサーバーを自社やサーバーセンターに所持し、構築する機会は減少するでしょう。そのため、インフラエンジニアの仕事は減り、求人も減少するかもしれないと不安を抱く方は多いようです。

この記事では、インフラエンジニアへのキャリアチェンジを検討している方に向けて、転職市場の状況や年収例、必要なスキル、将来生き残っていくためのポイントについて解説します。

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この記事のまとめ

  • インフラエンジニアは、専門とする分野によりサーバーエンジニアやデータベースエンジニアなどの職種に分かれる
  • オンプレミスからクラウド環境への移行など近年の企業のDXにともない、インフラエンジニアの需要は高い
  • インフラエンジニアへの転職は、スキルを身につければ未経験からでも挑戦可能

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インフラエンジニアとは

インフラエンジニアとは、サーバーやネットワーク、データベースなどのITシステムの基盤を設計・構築する仕事を行うエンジニアを指します。

インフラエンジニアが携わるシステムは、システムエンジニアやプログラマーが開発するプログラム・アプリケーション単体で動くものではありません。プログラムを動かすサーバーや、サーバー同士を接続するネットワーク、データを蓄積するデータベースなどの基盤と一体となり、初めてシステムとして成り立ちます。インフラエンジニアは、そのシステム基盤を構築するエンジニアです。

インフラエンジニアは「サーバーエンジニア」「ネットワークエンジニア」のように、それぞれの専門分野により、さらに細分化されます。最近では、クラウドサービスの普及に伴い、クラウド上でITインフラ基盤を構築する「クラウドエンジニア」が増えていますが、彼らもインフラエンジニアの一種です。

関連記事:インフラエンジニアとは?仕事内容や年収、必要なスキルを解説

インフラエンジニアの仕事内容

インフラエンジニアの仕事は、上記のような内容・流れで進めます。クライアントの意向を汲み取ったあと、要件定義を行い、作成した仕様書に基づいてインフラの設計・構築を行います。ここまでの流れが「上流工程」です。構築されたインフラが安定稼働するよう運用・保守を行う作業は、「下流工程」と呼ばれています。

インフラエンジニアのやりがい

インフラエンジニアの仕事は、社会のIT基盤を支えたり、スキルアップしたりできるのがやりがいといえます。業務を通じて多くの人を支え、同時に自己成長につながることを実感できるのは、モチベーションアップにもなるでしょう。

以下では、インフラエンジニアのやりがいについて1つずつ解説します。

社会に貢献していると感じやすい

ITインフラは、企業の経営活動や人々の生活に大きく関わるもので、それを支えているのがインフラエンジニアです。ITインフラが正しく機能しないと、企業のシステムが利用できず、場合によっては経営上の損失につながるでしょう。また、Webサイトやアプリケーションなど、インターネットを通じたサービスを利用するユーザーにも、インフラのトラブルによって不都合が生じます。

このように、インフラエンジニアの仕事は重要な責任があり、社会のあらゆるシステムやサービスを下支えしているやりがい・達成感は大きいでしょう。

スキルが身につきやすく自己成長できる

インフラエンジニアの仕事には、システムやネットワーク、サーバー、セキュリティなどの知識が必要で、実践的な業務をこなしていく上でスキルを磨いていけます。上手くいかなかったり失敗したりすることがあっても経験を積み重ね、トライ&エラーを繰り返していくと、スキルは向上していきます。このような過程で自己の成長を実感しやすく、やりがいにつながるでしょう。

顧客から感謝される

インフラエンジニアの運用・保守業務では、システムトラブルなどを解決した際に、クライアントから直接感謝される場合があります。クライアントのインフラを守ることで、信頼関係が生まれ、頼りにされる存在になれるのは、インフラエンジニアのやりがいの1つでしょう。

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インフラエンジニアの需要状況

DXやアフターコロナへの対応で企業はIT環境の重要性を再認識し、IT人材の需要は上昇している状況です。労働人口減少によるIT人材の不足も影響しており、IT業界全体で需要が高まっているといえます。

インフラエンジニアについては、クラウドサービスの普及により企業が自社やデータセンターにサーバーを置く数が減り、業務が減少するといわれた時期がありました。

しかし、クラウドサービスの普及によりインフラエンジニアの業務が減少するという言説は正確ではありません。サーバー環境は、自社のサーバールームやデータセンターから、クラウドサービス上に変化していくだけといえるでしょう。インフラエンジニアの需要も同様で、クラウド環境に対応できる業種・業界に需要が集中してきています

職種ごとの需要状況

インフラエンジニアは、専門とする分野により職種が分かれており、それぞれ需要の変化が見られます。インフラエンジニアに含まれる職種ごとの需要状況について解説します。

サーバーエンジニア

サーバーはオンプレミスからクラウドへ環境を移している状況です。また、仮想化技術の利用による集約化も進められています。仕事の内容はクラウド環境の構築に移ってきてはいるものの、サーバー環境の構築そのものは存在しているため、サーバーエンジニアの需要は引き続き高いといえます。

クラウド移行がトレンドでも、移行するためのリソースや既存のレガシーシステムに業務のコアな部分を支えられているなどの理由から、クラウド移行を躊躇している会社がまだ多いのも事実です。そのような会社では、従来のサーバーエンジニアの需要は根強く残ると考えられるでしょう。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアの必要性は引き続き高いです。サイバー攻撃などで起こり得る損害への懸念やテレワークの普及により、ネットワーク上のセキュリティが重要視されるようになりました。そのため、セキュリティ分野における需要は今後も高まると予想されます。

社内インフラにおいて、ネットワークはIT基盤を支えるのに欠かせないものです。BCP(事業継続計画)観点からも、さまざまなリスクに備え続ける必要があり、ネットワークエンジニアの需要がなくなるのは考えにくいでしょう。

クラウドエンジニア

クラウドエンジニアは、クラウド環境の構築や利用の推進を行う職種です。クラウドサービスは柔軟にリソース量を変えられ、ハードウェアメンテナンスから解放されるなど企業が得られるメリットは豊富です。今後もオンプレミスからクラウドへの移行が進められる傾向は続くと想定され、クラウドエンジニアの需要は引き続き高いと考えられます。

ただし、クラウドネイティブ技術の活用やPaaSを利用したシステム再構成など、システムの再構成・再構築を必要とする移行には、消極的な会社もある点には留意しておくべきでしょう。

データベースエンジニア

データベースのパッケージングが進み、専門職でなくてもデータベースを扱いやすくなってきました。一般のエンジニアがデータベースに関する業務を任せられる機会が増えているようです。このような背景から、データベースの設計や構築を専門とするデータベースエンジニアの活躍の場は減少傾向にあります。

一方で、ほかの専門分野を持ちながら、データベースのスキルも持ったエンジニアとして成長できれば活躍できる場面はあるでしょう。

運用保守系エンジニア

サーバーや環境の集約によって運用保守の手間が減るため、従来の運用保守系エンジニアの需要は減少すると考えられます。今後必要とされる運用保守業務には、クラウドや仮想化した環境を扱うためのスキルが求められるでしょう。

負担の軽減・省力化に課題を持つ企業が多いことから、運用保守の業務における課題抽出から改善まで行った経験のあるエンジニアのニーズは高いといえます。

また、アプリ開発と運用の両方を兼ね備えたDevOpsのスキルがあれば、開発スピードを高め、エンジニアとしての価値を高められます。さらに、RPAなど自動化の仕組みを活用して運用保守を改善できるエンジニアはニーズが高いです。

業界ごとの需要状況

インフラエンジニアが所属する業界によっても、需要には偏りがあります。知っておくと、転職時にどの業界を目指すべきか検討するのに役立つでしょう。インフラエンジニアが関わる代表的な業界の需要状況について解説します。

ソフトウェア・通信

ソフトウェア開発、通信業といった業界においては、新しい技術への対応が必要なため、インフラ環境の刷新が継続的に行われています。技術的な素地はあるため、仮想化による環境の集約、クラウドの利用によるリソースの最適化なども積極的に行われる傾向があります。インフラエンジニアについても需要は高い傾向です。

この業界でインフラエンジニアとして働く場合は、仮想化技術(Docker)やクラウドサービス(AWS、Azure)などの技術に対する知見が必要となってきます。

メーカー

メーカーにおける工場などの生産拠点では、システムは可用性の高さが求められるため、今後もオンプレミス環境が残ると考えられます。IoTなどの導入が進められていますが、クラウド環境との併用が想定されるでしょう。このことから、オンプレミスとクラウドの両方に対応できるインフラエンジニアが求められています。

小売、流通

小売、流通業においては、ECサイトや物流システムなどITシステムの必要性は非常に高いといえます。システムが停止することなく安定して稼働するよう、既存システムの運用・保守やクラウド環境の維持管理ができるインフラエンジニアが求められています。また、システムを構築する際には、スケールやセキュリティなどを考慮する必要があるでしょう。

金融

金融業界は、FinTech(フィンテック)と称される「金融(Finance)と技術(Technology)を一体化させた先進的な取り組み」において、新しいビジネスの形を作りつつあります。キャッシュレス決済やクラウドファンディングなどはFinTechによって生まれたサービスです。このFinTechは、ITベンチャーから生まれるケースが多く、その下地としてインフラエンジニアの必要性が高いです。

また、金融業界でもDXやシステムのクラウド化が進んでいるため、それらに対応できるインフラエンジニアは、より需要があるといえるでしょう。

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インフラエンジニアは未経験者の需要も高く目指しやすい

未経験からインフラエンジニアを目指しやすい主な理由は2点あります。1点目は需要の高さに対して供給が追いついていないこと、2点目はクラウドに関する技術を身につけて、即戦力になれる可能性があることです。

未経験からでも、需要に対応できるスキルを身につけ経験を積んでいけば、インフラエンジニアになれる可能性は十分にあるといえるでしょう。

ITインフラは常時稼働させる必要があるため人手が必要

社会を支えるITインフラは、365日・24時間体制で稼働しなければなりません。コンピュータネットワークはあらゆる業種でなくてはならないもので、インフラエンジニアを求める企業は多いため、需要が高いです。

特に運用や保守の仕事は、ITインフラを支えていく上で常時稼働する必要があるため、人手不足に陥りやすいです。厚生労働省が発表している、令和6年6月分の一般職業紹介状況によると情報処理・通信技術者の有効求人倍率は1.46倍となっています。

有効求人倍率とは、「企業からの求人数(有効求人数)÷ハローワークに登録している求職者(有効求職者数)」で算出された値です。1倍よりも値が大きいほど、求職者に対する求人の数が多く、働き手が不足していることを示しています。反対に、1倍よりも値が小さいと、求職者に対する求人の数が少なく、就職・転職が難しい状態といえます。

つまり、インフラエンジニアが含まれる情報処理・通信技術者は、人手が足りない状況です。

システムのクラウド化に伴いクラウドスキルが必要とされている

多くの企業でシステム基盤にクラウド化が採用されてきており、クラウドエンジニアを必要としています。つまり、インフラエンジニアがクラウドスキルを身につければ、未経験でも即戦力として活躍できるチャンスは十分あります

インフラエンジニアには技術の進化によって新しいスキルが求められるため、未経験でも参入できる可能性はあるでしょう。

関連記事:未経験からインフラエンジニアになれる?転職方法や求人例を紹介

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インフラエンジニアの転職に必要なスキル・経験

インフラエンジニアに転職するには、求人への応募時点で必要なスキルを身につけていることが大前提です。また、併せてプログラミングやサーバーの構築・運用といった経験が必要なケースもあります。インフラエンジニアには専門的なスキルが求められるため、十分なスキルを身につけていないと、現場で活躍するのは難しいでしょう。

ここでは、インフラエンジニアへの転職を目指す際に必要なスキル・経験を紹介します。

ネットワークやサーバーに関するスキル

IPアドレスやTCP/IPなどのプロトコル、LAN/WANに関する知識など、サーバー同士で通信できるネットワーク設定を行えるスキルが必要です。

システムを安定稼働させるには、プログラムとシステム基盤がどちらも正常に動作しなければならないため、正しく運用するための知識も必要になります。サーバーやネットワークでトラブルが発生した場合は、インフラエンジニアが対応します。

たとえば、何らかの原因でサーバーがダウンしたりネットワークの遅延が発生したりした場合、インフラエンジニアはOSからの情報やログなどを確認し、原因を突き止め、問題を取り除かなければなりません。そのためにも、ネットワークやサーバーに関する深い知識と、問題解決能力が求められます。

これらのスキルを身につけるには、書籍やドキュメントを読んで知識を高めるだけでは不十分です。実際にインフラを設計・構築し、トラブル対応などを経験することが大切です。サーバーOSとして代表的なLinuxや仮想ソフトウェアは無償で利用できるため、それらを利用してスキルを高めていきましょう。

クラウドサービスのスキル

ITインフラのクラウド化が進んでいるため、インフラエンジニアはクラウドサービスに関するスキルがあると役立つでしょう。

クラウド固有のコンソールから仮想サーバーや仮想ネットワークの構築、クラウド上で提供されているサービスを組み合わせて、クライアントが求めるシステムを構築するためのスキルが必要です。

クラウドは、サーバーやネットワークを構築してシステムを運用するオンプレミスの場合とは異なります。そのため、クラウドのスキルを身につける上で、仮想環境固有の仕組みや、提供されているサービス内でできること、できないことを把握しておきましょう。

主要なクラウドサービスとして、AWSや、Microsoft AzureGoogle Cloudなどがあります。これらのクラウドサービスでは、無料利用枠が用意されているものもあるので、実際にクラウドサービスに触れてみることをおすすめします。少なくともいずれかのクラウドサービスのスキルは身につけておくと良いでしょう。

プログラミングスキル

Windows環境で扱うバッチファイルや、コンピュータに指示を出すためのシェルなどを用いてプログラムを構築するためには、プログラミングスキルが必要です。インフラエンジニアがプログラミングを行うケースは少ないですが、身につけておくとサーバー上のプログラム構築が可能なため、仕事の幅が広がります。

セキュリティに関するスキル

インフラの設計・構築は、セキュリティを考慮した上で行う必要があります。ITインフラのセキュリティ上に欠陥があると、システムが稼働できなくなったり機密情報などが漏洩したりするおそれがあります。セキュリティの脆弱性の可否を判断し、サイバー攻撃やウイルスなどに強いITインフラを構築するには、セキュリティに関するスキルが必要不可欠です。

コミュニケーションスキル

システムの規模にもよりますが、ITインフラ基盤の構築は基本的に一人で行うケースはなく、多くのエンジニアと協力して行います。サーバーやネットワークを設計するには、クライアントとのコミュニケーションが必要であり、稼働するシステムに関してはシステムエンジニアとの連携が必要です。ほかにも、サーバーエンジニアやネットワークエンジニアなど、各専門分野のエンジニアが協力してITインフラを構築する場合もあります。

情報の伝達ミスを防ぐためには、正確に意思疎通を図れる高度なコミュニケーション能力が必要とされます

マネジメント経験

システム開発の規模によっては、長期にわたってプロジェクトを進める場合があります。それぞれの作業をスケジュールどおり進めるためには、マネジメント経験があるのが望ましいでしょう。

マネジメントの例としては、各作業の期限と内容を適切に把握し進捗を管理するタスク管理、プロジェクト全体の進捗を確認する進捗管理、今後発生しうるリスクを予測し対策を立てる課題管理などがあります。

これらの管理を1つひとつ確実に行いながら、決められたスケジュールどおりプロジェクトを進行するためにも、マネジメント経験が必要です。

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インフラエンジニアの転職におすすめの資格

インフラエンジニアの転職において資格を持っていると、第三者に対して一定のスキルを持っていることを示せます。特に未経験の場合は、経験不足で不利になりがちなため、自分が得意とする分野の資格をもち、強みとしてアピールするのがおすすめです。

ここでは、インフラエンジニアの代表的な資格を紹介するので、ぜひ転職活動の参考にして下さい。

AWS認定

AWS認定(AWS Certification)は、Amazonが運営するクラウドについての専門知識を効果的に証明できる資格認定試験です。基礎コースやアソシエイト、プロフェッショナルの3段階があり、包括的なスキルと知識を示せる資格と、AWSの特定のサービスに関する専門知識を対象とする6つの資格があります。

インフラエンジニアとして転職するには、クラウドサービスのスキルが必要となる場合が多く、その中でも大きなシェアをもつAWSの認定資格はアピールポイントとなります。特におすすめの資格は「AWS認定ソリューションアーキテクト」です。AWSサービスの基本かつ広範囲のサービスについて出題されるため、難易度はやや高いですが未経験でも取得は可能です。インフラエンジニアだけでなく、クラウドエンジニアを目指す方にも、ぜひ取得しておきたい資格です。

Microsoft Azure認定資格

Azure Fundamentalsは、Azureに関する専門知識やスキルを証明できるMicrosoft Azure認定資格の1つで、初級レベルの試験です。すべての資格は次の9種類の分野に分かれており、すべてMicrosoft社が認定しています。

  • ・基礎

    ・開発者

    ・管理者

    ・ソリューションアーキテクト

    ・データエンジニア

    ・データサイエンティスト

    ・AIエンジニア

    ・DevOpsエンジニア

    ・セキュリティエンジニア

さらに、それぞれ初級、中級、上級の3つの難易度に分かれます。

まずはAzureの基礎が学べるAzure Fundamentalsに挑戦し、その後は管理者や開発者など、自分の習熟度や強みを持つ分野に合わせて資格を取得すると良いでしょう。

Microsoft社は、Azureで生成AI基盤を大幅に強化している背景から、オンプレミス環境からクラウド環境に移行している企業が増加しています。また、クラウドの浸透はますます広がっていくと予想されるため、Azureの知識があると、クラウドスキルを持つインフラエンジニアとして市場価値が高まるでしょう。

シスコ認定試験

シスコ認定試験は、米国企業のシスコシステムズが認定している資格です。ネットワークに関する知識・スキルを認定する資格で、試験は「エントリー」「アソシエイト」「スペシャリスト」「プロフェッショナル」「エキスパート」の5つに分かれています。

アソシエイトレベルのCCNA以上を取得できれば、インフラエンジニアに必要なネットワーク関連の知識やスキルを証明できます。

ネットワークを扱うのに必要な知識が網羅されており、業務で役立つスキルやシスコ機器の扱い方を身につけられるため、インフラエンジニアへの転職で活かせるでしょう。

ORACLE MASTER

ORACLE MASTERとは米国企業のオラクル社が認定しているデータベースに関連する資格です。オラクル社の製品「Oracle Database」は、データベース分野で高いシェアを誇っています。試験の難易度は「Bronze」「Silver」「Gold」「Platinum」の4段階です。

加えて、オラクル社のクラウドサービス「Oracle Cloud」に関連する資格も用意されています。Oracle Databaseを利用している企業がクラウドサービスに移行する場合、Oracle Cloudが候補の1つとなりやすいです。そのため、Oracle Database関連とともに、Oracle Cloud関連の資格も併せて取得しておくと良いでしょう。

情報処理技術者試験(基本、応用)

基本情報技術者試験応用情報技術者試験は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の運営する国家資格です。元となる資格を含めると昭和44年から運営されており、IT業界でも信頼されている資格となっています。

その試験区分の中でも基本情報技術者試験はエンジニアとして幅広く実務レベルの基礎的なスキルと知識を保有することを示す資格試験です。ITエンジニアの登竜門ともいわれているため、取得しておきたい資格です。

一方で応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験の上位の資格で、実務レベルで活躍できるスキルと知識を示せます。

情報処理技術者試験(スペシャリスト)

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の運営する情報処理技術者試験の中には、以下のような特定技術分野のスペシャリストのための試験があります。


これらの資格は、インフラエンジニアが携わるネットワークやデータベースの高度な知識とスキルの保有をアピールできます。

情報処理安全確保支援士

情報処理安全確保支援士は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が運営する情報処理技術者試験で、2016年に追加された資格です。ITシステムおよびその利用者の情報セキュリティ確保は重要な課題です。インフラの構築においても、セキュリティは重視される項目であり、情報処理安全確保支援士の資格を持つことで情報セキュリティに関する知識とスキルを示せるでしょう。

LinuC

LinuCはNPO法人LPI-Japanにより企画・開発・運営されるLinux技術者の認定資格です。クラウド環境までを含めた技術を示すことができる資格で、中立かつ公正な立場からLinux技術者の技術力を証明できます。レベル1~3とシステムアーキテクトの4段階に分けられています。クラウドや仮想環境、システムアーキテクチャなどインフラエンジニアとして必要なスキルを示せるため、転職時に有利に働く資格です。

■レバテック キャリアアドバイザーからの一言
どの資格も、取得することで一定のスキルの証明になりますが、単一の資格だけでなく、複数の資格をかけあわせて持っていると、より高い評価をえられやすくなる傾向があります。
近年はAWS認定資格が人気ですが、プロフェッショナルレベルのソリューションアーキテクトやDevOpsエンジニアの認定があると、企業からも一目置かれるケースが多いです。

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インフラエンジニアへの転職で失敗しないためのコツ

転職において失敗しないためのコツは、応募先の企業研究や志望動機の作成などを入念に行うことです。まずは、応募先候補となる企業の下調べを行い、「どのような部分が自分とマッチングしているか」、「その企業ならではの魅力は何か」といった分析をします。その後、企業分析の結果と自身のアピールポイントを踏まえた上で志望動機を作成しましょう。職務経歴書を作成する際は、インフラエンジニアの仕事に関連する業務を中心に記載すると良いです。

ここからは、インフラエンジニアとして転職活動を行う際に押さえておきたいポイントを紹介します。

大手企業と中小企業での仕事の違いを理解する

企業規模によって、担当する業務範囲に違いが出る場合があります。分かりやすくSIerを例に挙げると、大手SIerはいわゆる上流工程であるインフラの要件定義や設計部分が主な業務になります。一方、中小SIerでは設計に沿ったネットワークの構築や運用保守が主な業務です。

大手になるとディレクションやマネジメント業務が主になるため、エンジニアとして幅広い構築経験を積みたい場合は中小SIerがおすすめです。このように、仕事内容の違いを理解すると転職活動の方向性が固まりやすくなります。

職務経歴書の書き方

職務経歴書には自身の業務経験や、使用できる機器・OS・ツールといったスキルを書きますが、インフラエンジニアはその特性上、ほかの開発系エンジニア職より「運用」がフォーカスされやすいです。

そのため業務内容をまとめる際には、運用におけるトラブル対応の経験や業務フローの改善などを中心にピックアップするのがベターでしょう。また、上流工程に携わりたい場合でも、未経験の場合は運用業務から入るケースが多いといえます。

関連記事:SE(システムエンジニア)の職務経歴書を攻略!書き方のポイントを紹介

志望動機・転職理由の書き方

志望動機・転職理由をまとめる際には、以下の4つを押さえるようにしましょう。

  • ・今の会社から転職する理由

    ・その会社を志望した理由

    ・入社後に働くイメージ

    ・インフラエンジニアとしての将来像

大切なポイントとなるのは「一貫性」です。志望動機をまとめたり、転職の理由を説明したりする際には、動機に矛盾が生じないよう伝えたいことを論理立てて伝えましょう。

関連記事:インフラエンジニアの志望動機の書き方!例文付きでポイントを解説

なぜインフラエンジニアになりたいのか明確にする

ITエンジニアは、携わる分野・領域ごとにさまざまな職種に分かれています。インフラエンジニアでなければならない理由が伝わらないと、「プログラマーやSEでも良いのでは」といった印象を与えかねません。インフラエンジニアになりたい強い動機を自分の言葉でまとめ、相手に意欲が伝わる志望動機にしましょう。

その企業で働きたい理由をまとめる

志望動機では、応募先企業の魅力や自分とのマッチ度について考えるのも重要です。採用担当者に対し、今後の展望とともに「その企業だからできること」「その企業でなければならない理由」などを伝えましょう。どの企業でも良いあいまいな動機の人よりも、この企業でなくてはならない強い意志が感じられる人のほうが良い印象を与えやすいです。

これまでの経験をどう活かせるのか伝える

これまでの経験を、応募先企業のインフラエンジニアとして、どのように活かせるか、どのように貢献していけるかアピールしましょう。採用担当者は、入社後の活躍を期待しています。具体的にイメージしてもらえるよう、経験をエピソードとして伝えるのが効果的です。前職がインフラエンジニアと関係ない職種の場合でも、業務上で身につけたコミュニケーションやマネジメント力などは強みにできます。

面接対策

基本的にはほかの職種と大きな違いはありません。志望動機や転職理由、これまでの経験などの質問をとおして「当社で活躍できる人材かどうか」を採用担当者が見極めます。

質問の傾向は会社ごとに違うため、レバテックキャリアでは事前に面接対策などを行っています。面接対策ができるのは、転職エージェントを使うメリットのうちの1つです。

レバテックキャリアの転職支援サービスについて

インフラエンジニア転職で採用担当者が見るポイント

求めている人材の経験やスキルのレベルなどによって、採用担当者が見るポイントが異なります。

採用担当者が重視するポイントは「未経験の技術の習得への意欲や速度」です。たとえば、クラウドサービスでもAWSやMicrosoft Azure、Google Cloud Platformなど複数あり、データベースではOracle Database、Microsoft SQL Server、MySQLなど複数の製品が存在します。1つのサービスや製品しか扱えないのではなく、未経験の製品や技術に対しても積極的に取り組む意欲が求められます。

上記を踏まえ、「オンプレミスの経験しかないが、クラウドへの対応は問題なさそうか」「ホスト型の仮想化基盤の経験しかないが、コンテナに対する知見はあるか」などが技術的な質問として聞かれる場合があります。

求人内容をよく読み、企業が求めるスキルセットと乖離があった場合には、「どのようにして埋めるのか」「乖離をカバーできるようなエピソードはないか」といった準備をしておきましょう。

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転職エージェントを活用するのも有効な手段

インフラエンジニアに転職するには、転職エージェントを活用するのがおすすめです。転職エージェントとは、キャリアアドバイザーが転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。無料で利用できるので、いくつサービスを利用しても金銭的な負担はありません。

転職活動は、求人を探したり、履歴書や職務経歴書を準備したり、多くの作業を行わなければなりません。働きながらやると転職活動の時間が取れず、思うように進まない人もいるでしょう。

転職エージェントを利用すれば、一部の作業を代行してもらえたり、困ったときにアドバイスをもらえたりするなど、多くのメリットが得られます。インフラエンジニアのような、IT業界に特化した転職エージェントもあります。ぜひ転職エージェントの活用を検討してみると良いでしょう。

転職エージェント利用のメリット

転職エージェントを利用すると、面接対策や履歴書・職務経歴書の添削などをしてもらえるメリットがあります。どれも転職の際に必要な情報なので、知っておくと役立つでしょう。ぜひ参考にして活用してみてください。

非公開求人も紹介してもらえる

非公開求人とは、一般公開されていない求人案件です。たとえば、著名な企業や重要プロジェクトの案件などは人気で応募が殺到しやすく、企業側の選考作業に負担がかかる可能性があります。

このような求人は、転職エージェントの紹介をはじめ、限定された手段でしか知ることができないことが多いです。そのため、より希望にマッチした求人を探したいなら、非公開求人を取り扱っている転職エージェントを利用するのがおすすめです。

履歴書・職務経歴書を添削してもらえる

採用担当者の目を惹けるよう、履歴書・職務経歴書の書き方のアドバイスや添削を行ってもらえます。一次審査として書類選考が行われるのが一般的なため、資料を分かりやすく記載し、自分の能力をアピールすることは重要です。

面接対策を実施してもらえる

採用面談にあまり自信がない人もいるでしょう。転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談すれば、より効果的な面接対策が可能です。たとえば、面接時に想定される質問を事前に準備してもらえたり、採用面談時に知っておくべき企業の雰囲気や福利厚生といった企業の内情などを教えてもらえたりします。加えてレバテックキャリアでは模擬面接を実施しているため、念入りに準備を行った上で自信をもって面接に望めるでしょう。

企業との交渉や面接の日程調整を代行してもらえる

転職エージェントから紹介された求人に応募する際は、その企業との交渉や面接の日程調整を代行してもらえます。また、その際の調整も転職者の都合に配慮した上で調整してもらえます。自分自身で行う必要がないので、その分の時間をスキルアップなどのほかの転職活動の準備に当てられるのはメリットといえるでしょう。

転職エージェント利用のデメリット

転職エージェントの利用はメリットが多いですが、デメリットもあります。「利用して時間が無駄になった」とならないためにも、弱みも理解しておくのが大切です。以下で詳しく説明しているので、活用する前に参考にしてみてください。

担当キャリアアドバイザーと相性が合わない場合がある

担当のキャリアアドバイザーとの相性が合わない場合、上手くコミュニケーションが取れない可能性があります。自分の希望が伝わらず要求とかけ離れた求人が紹介されたり、担当者との調整が手間に感じたりする場合もあるでしょう。十分なサポートが得られないと感じた際は、担当者を変えてもらうのも1つの手です。

自分のペースで転職活動ができないこともある

転職エージェント側もビジネスなので、たくさんの求人を紹介してきたり、早く内定が決まるよう応募を急かしたりする場合があります。逆に転職時期を明確に決めていないと、求人紹介をあと回しにされ、思うように転職活動を進められない場合もあります。

このようなことを防ぐためにも、転職活動の計画をあらかじめ考えておき、キャリアアドバイザーにも共有しておくと良いでしょう。

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転職エージェント利用の流れ

転職エージェント利用の流れは、以下のとおりです。

  • 1. 転職エージェントに登録

    2. キャリアアドバイザーとの面談(カウンセリング)

    3. 求人紹介

    4. 書類添削・模擬面接

    5. 見学・面接

    6. 内定・給与交渉・入社日調整

転職エージェントを利用する際、最初に行うのが必要事項の登録です。オンラインで登録フォームに記入するのが一般的で、なかには履歴書および職務経歴書の提出が含まれる場合があります。

次に、担当者とのやり取りを経て、キャリアアドバイザーとの初回面談(カウンセリング)を受けます。この面談では、自分のキャリアの希望やスキルセット、転職の動機などを詳しく伝え、転職までのスケジュールを決めるのが目的です。

その後、キャリアアドバイザーから、面談で確認した要望や適性に基づいて、適切な求人を紹介してもらいます。興味のある求人が見つかれば、履歴書や職務経歴書のブラッシュアップのサポートを受けながら応募書類を提出します。採用面接の対策として、模擬面接や、面接でよくある質問例や回答のアドバイスを受けられる場合があります。

採用面接後はフィードバックを受け、場合によっては条件交渉の支援を受けられます。内定が決まると、入社日の調整や退職手続きのアドバイスも受けられます。最後に、入社が決定したら、エージェントからのフォローアップサポートを受けながら新たな職場でのキャリアをスタートさせます。

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転職エージェント選びのポイント

数多くの転職エージェントが存在していますが、自分に合ったものを選ぶのが重要です。相性の良くない転職エージェントを使うと、希望に合わない企業に就職することになったり、なかなか自分に合う求人に巡り合えなかったりするためです。エージェントを選ぶにはどうしたら良いのか、ここでは、転職エージェントの選び方のポイントを紹介します。

総合型・特化型のどちらか確認する

転職エージェントには、総合型と特化型があります。

総合型は、取り扱っている求人の業界・業種の幅が広く、求人案件数も多いのが特徴です。そのため、大量の求人案件の中から探したい人や、異業種への転職を行う場合に向いています。

特化型は、その業界に特化した求人を扱っています。業界全体の動向や企業ごとの詳しい情報が入手しやすいです。キャリアアドバイザーもその道に詳しい人が多いため、自分が望む業界・業種が決まっている場合は、特化型がおすすめです。

非公開求人の多さをチェックする

転職エージェントによっては、取り扱っている非公開求人案件数を公開しているところもあります。取り扱っている非公開求人数は転職エージェントによって異なるため、できるだけ非公開求人数の多い転職エージェントを選択しましょう。

複数のエージェントを併用する

転職エージェントは1つしか使えない決まりはなく、いくつ利用しても問題ありません。そのため、気になる転職エージェントがあったら、とりあえず登録しておきましょう。複数の転職エージェントを併用すれば、希望の求人が見つかる可能性も高まります。

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インフラエンジニアの年収相場

2024年8月時点のレバテックキャリアの求人によると、インフラエンジニアの年収はおよそ300~1500万円と幅が広いです。その理由は、担当する業務や経験年数・保有するスキルによって変動があるからといえるでしょう。

たとえば、未経験であれば300万円程度ですが、アプリ開発や構築・運用などの経験がある人なら500万円前後となる傾向があります。また、3年以上のリーダー経験がある人だと、それ以上の年収が見込める可能性があります。

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インフラエンジニアの求人例をチェック

インフラエンジニアにどのような求人があるのかを知ることは、転職する際にとても役立つでしょう。業務内容や求められるスキル・経験、年収など求人から分かることがたくさんあるからです。ここでは求人例を紹介するので参考にしてみてください。

インフラエンジニアの求人・転職情報一覧>

【業界】
IT・通信
インターネット/ソフトウェア/SIer

【業務内容】
主な業務は、サーバーやストレージ、ネットワークなどのインフラ基盤の構築です。金融系企業をメインに一般企業、公共機関向けのサーバー設計構築、ネットワーク設計構築を行っていただきます。要件定義から調査/分析、方式/運用設計、構築、テスト、維持/管理まで、一貫した仕事に裁量を持って働くことが可能です。

【求められるスキル・経験】
・サーバー/ストレージもしくはネットワークの設計、構築経験が1年以上ある方
・新しい技術分野への挑戦意欲がある方
・システナ社の経営理念に共感いただける方
・明るく、前向きかつ素直に対応できる方
・相手の立場に立って物事を考えられる方
・人と話すことが好きな方
・向上心のある方

【想定年収】
400~800万円

【勤務地】
東京都

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インフラエンジニアに関するよくある質問

インフラエンジニアに興味がある方や転職を考えている方の中には、需要状況やキャリアアップに必要なスキルについて知りたい方が多いようです。ここでは、インフラエンジニアに関するよくある質問について回答しているので、似たような疑問をもつ方は参考にしてみてください。

Q1. インフラエンジニアの需要状況について教えてください

インフラエンジニアの需要は高いといえます。クラウドサーバーへの移行によって、インフラエンジニアの仕事が減っていくという意見があるのは事実です。しかし、AIやIoT、FinTechなど新しい分野でのIT技術の活用が進み始めているので、ITの根幹を担うインフラエンジニアの需要はなくならないでしょう。

Q2. インフラエンジニアの年収レンジはどれくらいですか?

インフラエンジニアの年収レンジは約300~1500万円と幅が広く、経験年数や担当業務などによって変動するでしょう。未経験であれば300万程度からのスタートですが、ネットワークやサーバーの設計、構築までできると400〜500万円前後の年収での採用となる傾向があります。

Q3. インフラエンジニアのキャリアアップに必要なスキルは?

企業のシステム部門では、インフラエンジニアはサーバーやネットワーク、データベース、セキュリティなど幅広く任されるケースが多く、それぞれの知識・スキルが求められます。そのため、これらに関わる資格取得や、新しいプログラミング言語の勉強、クラウドサービスの知識やスキルの取得は役立つといえるでしょう。

Q4. インフラエンジニアに向いているのはどのような人ですか?

インフラエンジニアには、なぜこうするのかといった視点を持ち、目の前の問題に対してもより良い対処法を見い出そうと工夫できる人が向いています。また、周囲の人とスムーズに連携できるコミュニケーション力がある人や努力を惜しまない人は、インフラエンジニアに適しているといえるでしょう。

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まとめ

インフラエンジニアに対する需要は、引き続き一定水準以上が見込まれています。ITサービスの開発や改善は今後も活発に行われることが予想されるためです。しかし、インフラエンジニアとして活躍するには、求められるスキルの変化に対応していく必要があります。インフラ設計や構築、クラウド、仮想化といった新たな技術トレンドを取り入れることが今後は必須となっていくでしょう。

インフラエンジニアへの転職を考える場合は、技術・マネジメント・ヒューマンスキルを習得し、設計などの上流工程へ参画すると高収入になりやすいです。資格の取得も転職においては有効に働きます。

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中途採用でレバテック株式会社へ入社し、約1年半の期間、個人営業としてキャリアアドバイザー業務に従事。さまざまな候補者様の転職活動をサポートし、キャリアアドバイザーとして事業部のMVPを受賞した。
その後、プレイングリーダーを経て、現在はチームリーダーを担当。これまでマネジメントにかかわってきたメンバー数は数十名を超え、営業と教育、マネジメント業務を中心に業務に励んでいる。

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