インフラエンジニアを目指す上で、必要な学習項目と勉強方法について解説インフラエンジニアになるための勉強方法

最終更新日:2020年8月5日

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インフラエンジニアはクラウド化が進む現在のIT業界において、今後さらに需要が高まることが推測されています。サーバーやネットワーク、セキュリティなど幅広い知識が要求されるインフラエンジニアですが、近年はクラウド対応のほか、インフラ運用を自動化するためのプログラミングスキルなども求められ始めています。この記事では、これからのインフラエンジニアが身につけるべきこと、スキル習得のための勉強方法について解説します。

1. インフラエンジニアの仕事内容

インフラエンジニアとは、ネットワーク、ハードウェア、OS、ミドルウェアなどの企画・構築・運用に携わるエンジニアです。ネットワークやサーバー専門のエンジニアもインフラエンジニアと呼ぶことがありますが、ここではネットワーク、ハードウェア、OS、ミドルウェアすべてを扱うエンジニアをインフラエンジニアとして定義します。

インフラエンジニアは、アプリケーションが動作するための環境(ネットワーク・ハードウェア・セキュリティなど)を構築して提供します。インフラエンジニアが構築するインフラ環境は、大きく「オンプレミス」と「クラウド」に分類することができます。オンプレミスは自社で機器を調達して設置・設定することで、インフラエンジニアがラックへの設置からケーブリングといった作業、各機器の設定作業を行います。クラウドでは、インターネット経由でネットワークやストレージ、ミドルウェアを調達・設定し運用します。
 
次の章からは、インフラエンジニアがオンプレミスとクラウド、それぞれの分野で身につけるべきスキルと、その勉強方法について説明します。

2. インフラエンジニアの勉強方法(オンプレミス)

オンプレミス環境において、インフラエンジニアは物理的なマウンティングや機器設定などの作業を行うため、スキルを習得する上では実際の機器に触れ、設定作業などを通して勉強する方法が望ましいでしょう。
 
ただし、この勉強方法は実務経験を積んだエンジニアに向いている方法であり、エンジニア未経験者や経験の浅い若手エンジニアにはハードルが高いといえます。そのため、まずは書籍やスクールなどを通して基礎知識・基礎スキルを習得してから実機学習に入る必要があります。

書籍

書籍学習のメリットは、費用を押さえて体系化された知識を勉強できる点です。一方、不明点は自分で調査しなければならない点がハードルになります。ここでは、エンジニア未経験者や若手エンジニアに向けて、インフラエンジニアが習得すべき基礎知識を学べる書籍を紹介します。

『インフラエンジニアの教科書』(佐野裕、シーアンドアール研究所)
インフラエンジニアの仕事内容や求められる知識・スキル、インフラエンジニアになるための方法などを解説した初学者向けの書籍です。

『インフラエンジニアの教科書2』(佐野裕 、シーアンドアール研究所)
プロトコルやOS、ネットワーク、データベースなどインフラエンジニアが扱う技術領域の基礎知識を幅広く解説している書籍です。インフラエンジニアの技術領域を俯瞰的に理解する際に役立つでしょう。

『改訂3版 サーバ/インフラエンジニア養成読本』(養成読本編集部、技術評論社)
入門編・クラウド/仮想化編・スキルアップ編に構成が分かれています。基礎から最新のトレンド、運用まで幅広く知識を得ることができるでしょう。

スクール

スクール学習は、体系化されたカリキュラムが提供され、実機を用いて学ぶことが可能です。また、不明点を講師にフォローしてもらいながら勉強できる点が大きなメリットでしょう。費用面でマッチするのであれば、もっとも効率的な勉強方法です。インフラエンジニア向けのスクールをいくつか紹介します。

KENスクール「Network構築実務研修「雲」講座」
仕様書を読みながら、実際の業務のようにWindows・Linux・ルーターが混在するネットワーク環境を構築する講座です。受講料は93,000円(税抜)で、受講時間は30時間です。

WINスクール「ネットワーク・サーバープロフェッショナル」
ネットワークの基礎を学んだ後、ネットワークやLinuxサーバーの構築を、実際に機器操作を交えながら学習します。受講料は450,000円(税抜き)で、授業は150分×42回です。

オンライン勉強会 

費用や立地、時間などの問題からスクールに通うのが難しい場合は、オンラインコミュニティによる勉強会を利用する方法もあります。基礎から応用的なものまで、さまざまなテーマで開催されています。勉強会中にオンラインで質問できるなど、不明点を解消しやすい仕組みになっています。
 
「インフラエンジニア 勉強会」「インフラエンジニア コミュニティ」などのキーワードで検索し、自分のレベルに合ったものを探してみると良いでしょう。

資格

資格は試験勉強を通して体系的な知識を身につけることができ、かつスキル証明につながる勉強方法です。以下はインフラエンジニア業界のデファクトスタンダードとなっている資格です。インフラエンジニアであればどちらも取得を目指しましょう。

シスコ技術者検定
ネットワークベンダー大手シスコシステムズの認定試験です。スキルレベル別に試験が分かれています。ネットワークに関する知識・スキル習得に役立ちます。

Linux技術者認定試験(LinuC)
サーバーOSで高いシェアを持つLinuxに関する技術や知識を問う資格です。ネットワークについての知識も求められる試験内容となっています。サーバーとネットワークをバランスよく勉強することができます。

3. インフラエンジニアの勉強方法(クラウド)

インフラのクラウドサービスは数千円から利用できるため、個人でも実機を使いながら勉強できるメリットがあります。また、クラウドサービス大手各社はeラーニングを提供しているため、それらを用いることで効率的に勉強することができるでしょう。

eラーニング

クラウドサービス大手のMicrosoftとAmazonが提供しているサービスが著名です。自社で利用する可能性の高いサービスから学習を進めましょう。

Microsoft Azure トレーニング
マイクロソフトのクラウドサービスであるAzureに関する知識やスキルを勉強することができます。ソリューション開発や設計、運用など多種多様なコンテンツが提供されています。

AWS トレーニングと認定
Amazonが提供するクラウドサービスであるAWSに関するトレーニングが多数提供されています。クラウドの基礎から応用、セキュリティまで幅広く勉強することができます。

ドットインストール
プログラミングを中心にしたオンライン学習サイトで、無料でも多くの講座の受講が可能です。クラウドはAWSでのwebサービス開発について学ぶことができます。

スクール学習

クラウドの需要増に対応すべく、AWSやAzureを使ったインフラ構築を学べるクラウド構築専門のコースも増えてきています。教育ノウハウが充実しており、初学者でも安心して学べるのが特徴です。

富士通ラーニングメディア 「Amazon Web Services(AWS)技術者育成研修コース」
AWS認定トレーニングパートナーである富士通ラーニングメディアが提供する研修です。AWSの基礎スキルを学べるコースからAWSでの設計スキルを学べるコース、セキュリティを学べるコースなどが提供されています。受講料は講座により異なりますが1日の研修で費用は70,000円〜です。

CTC「Amazon Web Services(AWS)」
伊藤忠系列のIT企業であるCTCテクノロジー株式会社が提供する研修で、AWSの基礎から応用まで学ぶことができます。費用は1日の研修で75,600円です。

AWschool「入門講座」
入門講座、ハンズオン講座、資格取得支援講座などを提供しています。スキル・知識習得だけでなく資格取得までできる数少ないスクールです。入門講座の費用は2時間5,000円となっています。

 

4. まとめ

この記事では、インフラエンジニアのスキル習得に役立つ勉強方法を解説しました。

インフラエンジニアは要求される知識の範囲が広く、効率的かつ体系的な勉強が必要です。初学者は、インフラ環境と学習環境を調達しやすいクラウドから勉強を始めるというのもひとつの手です。クラウドであっても、Windows ServerやLinuxといったオンプレミスでも利用されているOSは扱いますので、オンプレミスを学習する際にも役立つでしょう。
 
また、クラウド大手各社は資格制度も提供していますので、スキルを習得した後に資格取得を目指すとなお良いでしょう。

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