インフラエンジニアとしてキャリアアップして年収を上げるためのプラン・資格・転職時の留意点などを解インフラエンジニアの年収は?|転職でキャリアアップするために知っておくべきこと

最終更新日:2022年10月14日

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IT人材の不足から、ITエンジニアはどの職種も需要の高い状態が続いています。その状況のなか、インフラエンジニアにキャリアチェンジして、年収を上げたいと考えている人もいるでしょう。
当記事では、インフラエンジニアでキャリアアップし年収を上げたいと考えている人向けに、インフラエンジニアの職種や仕事内容、年収、キャリアプラン、転職時の注意点などについて解説します。インフラエンジニアに必要な知識・スキルや、年収を上げるポイントを把握して、転職を成功させましょう。

インフラエンジニアの職種と仕事内容

まず、インフラエンジニアの職種と仕事内容について解説します。

インフラエンジニアの職種

インフラエンジニアは、担当する業務内容や技術によっていくつかの職種に分けられます。以下は、代表的なインフラエンジニアの職種です。

サーバーエンジニア

サーバーエンジニアは、開発するITシステムのサーバーの設計、構築、運用・保守を担います。サーバーには業務サーバー・データベースサーバー・ファイルサーバー・Webサーバーなどいくつかの種類があり、それぞれ必要な知識・スキルが異なります。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは、サーバー・パソコン・外部インターネットなどさまざまな機器・環境を繋ぐネットワークを担当する職種です。主にネットワーク全体や、ルーター・スイッチといわれる機器に関する知識・スキルが求められます。

セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアは、ITシステムを外部のサイバー攻撃から守るためのセキュリティ対策を行います。サーバーセキュリティソフトウェアを設定したり、ファイアウォールを設置して不正アクセスを監視したりするのが主な仕事で、セキュリティに関する専門性が求められます。

クラウドエンジニア

クラウドエンジニアは、インターネット経由でクラウド上にあるサーバーやストレージなどのITインフラを担当する職種です。近年では、自社内にサーバーを置かずにクラウド環境を使って業務を行うケースが増えており、クラウドエンジニアにはAWSやAzure、GCPのようなクラウドの知識・スキルが必要とされます。

インフラエンジニアの仕事内容

設計

顧客の要望をヒアリングして要件定義としてまとめ、開発するITシステムのインフラを設計します。必要な機能や性能を、詳細に設計書に落とし込むスキルが必要です。

構築

設計書をもとにインフラを構築します。サーバーやストレージといったハードウェアの設置や、ネットワーク機器・回線の配置などを行い、OS・ミドルウェアなどの基本ソフトウェアのインストール・パラメーター設定・動作確認・性能/負荷テストなどを実施します。

運用・保守

インフラシステムを構築して稼働させたあとは、運用・保守を行います。運用では主にシステムのスケジューリングやバックアップを行い、保守ではハードウェア・ソフトウェアのアップデート・修正などに対応します。トラブル時には原因を突き止め、システムを早急にリカバリさせることもインフラエンジニアの仕事です。

インフラエンジニアの年収

ここでは、インフラエンジニアとその他のITエンジニアの平均年収を比較していきます。

インフラエンジニアの平均年収

経済産業省の調査(IT関連産業の給与等に関する 実態調査結果)によると、インフラエンジニアに相当する基盤担当・ITアーキテクトの平均年収は約778万円です。この年収は少し高く感じられますが、スキル標準レベルとされる専門スキルが高いことが要因となっており、経験・スキルを積んだ人の年収が平均を引き上げていると想定されます。
レバテックの募集内容を職種別に見てみましょう。

  • ・サーバー・ネットワークエンジニア:約400万~600万円

    ・セキュリティエンジニア:約500万~700万円

    ・クラウドエンジニア:約500万~800万円

レバテックでは、これから成長が見込めるインフラエンジニア向けの募集が多く、平均年収は400万~600万円程度といえます。

ITエンジニア全体の平均年収

ITエンジニアの年収は高いといわれます。日本におけるITエンジニア全体の平均年収は、30代で約530万円です。また国税庁の調査(民間給与実態統計調査)では、情報通信業の平均年収は約600万円となっており、全産業の平均年収436万円よりも高いことがわかります。
ただし、アメリカでは30代のITエンジニアの平均年収は約1,240万円であり、日本に比べるとかなり高額です。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーの平均年収は、全世代で約890万円です。プロジェクトマネージャーになるには一定の経験が必要なため、平均年齢が高いことも年収が高い要因といえます。そのため、若手のプロジェクトマネージャーは平均年収よりも低くなるでしょう。

ITコンサルタント

ITコンサルタントの平均年収は、全世代で約930万円です。ITコンサルタントは顧客の経営陣などの上層部とも対話し、経営課題に対する提言やITシステムの提案・導入を行うため、さまざまな知見・ノウハウが求められます。仕事がハードな分、年収も高くなるでしょう。

インフラエンジニアの年収が高い理由

インフラエンジニアの年収が高い理由として、以下の3つが考えられます。

高い専門性が求められるから

インフラエンジニアには、コンピューターのインフラに関するハードウェア・ソフトウェアの知識が求められます。インフラ構築スキルや運用経験など、専門的な知識と経験が求められるため、希少価値が高く年収も高くなる傾向があります。

実力主義の面があるから

インフラエンジニアの実務では、インフラ技術に関する豊富な知識とスキルが必要です。そのため、高いレベルの知識・スキル・経験を持っていると、転職時には高額なオファーにつながる可能性があるでしょう。

人材不足で需要が高いから

IT業界は深刻な人材不足で売り手市場であることも、年収が高い要因のひとつです。近年ではIT活用の広がりによりIT人材の需要はますます高まっており技術専門性を持つインフラエンジニアはとくに重宝される傾向があります。

インフラエンジニアのキャリアアッププラン

次に、インフラエンジニアの代表的なキャリアパスを紹介します。

インフラエンジニアのスペシャリストとしてスキルを高める

インフラエンジニアのなかでも、ある技術に特化した高度なスキルを持つエンジニアをスペシャリストと呼ぶことがあります。サーバー・ネットワーク・セキュリティ・クラウドなどの技術をベースとするインフラスペシャリストや、インフラのミドルウェアに相当するデータベースを専門とするデータベーススペシャリストなどが挙げられます。
これらのスペシャリストは、とくにインフラの構築時やトラブル対応時には非常に重宝されます。

プロジェクトマネージャーやITコンサルタントのスキルを身につける

プロジェクトマネージャーにキャリアアップする

インフラエンジニアからプロジェクトマネージャーにキャリアアップするケースは多く見られます。プロジェクトマネージャーはITエンジニアとして最上位の職種であり、大企業では年収が1,000万円を超える場合もあります。

ITコンサルタントにキャリアアップする

プロジェクトマネージャーの経験を積み、ITコンサルタントになるキャリアパスもあります。ITコンサルタントにはさまざまな知見やスキルが求められるため、インフラエンジニアの仕事で培った技術的な知識・スキルも役に立ちます。仕事はハードですが、その分年収も高額になる傾向があります。

AIなど新規分野のエンジニアとしてスキルを身につける

AIエンジニア

AIエンジニアは、ディープラーニングや機械学習などの技術を駆使して、AI(人工知能)開発に携わるエンジニアです。近年、AIの活用は急速に拡大しており、需要が高まっている職種です。
代表的なAIには、画像や音声解析があり、画像認識による顧客の購買予測や、音声認識による自動翻訳などが実用化されています。クラウドのAzure MLやGoogle AIなどのAIモジュールを使ってAIを開発することも多く、とくにクラウドエンジニアとの親和性は高いでしょう。

データアナリスト/データサイエンティスト

データアナリストやデータサイエンティストは、蓄積されたビッグデータの購買履歴や顧客情報などを分析してビジネスに活用できる知見を見出し、マーケティングや企業の意思決定を支援します。近年ニーズが増している、将来性の期待できる職種です。

高いインフラスキルと経験を身につけてフリーランスとして独立する

インフラに関する高いスキルや新しい技術をもっていると、フリーランスとして独立しても安定したオファーが期待できます。フリーランスとしてインフラスキルが市場や顧客に認められれば、継続してオファーがくる可能性もあり、高い年収が見込めるでしょう。

関連記事:インフラエンジニアのスペシャリストになるには   

インフラエンジニアとして年収を上げるためにすべきこと

次に、インフラエンジニアとして年収を上げるためにすべことを解説します。

トレンドに合った最新技術を身につける

IT業界のインフラ技術は、クラウド・仮想化など次々に進化しており、インフラエンジニアは、新たな技術を積極的に取り入れる必要があります。そのため、最新トレンドの技術を身につけていると、転職時に有利になる可能性があるでしょう。

複数の技術を身につける

複数の技術を身につけることも高い評価につながります。たとえばサーバーエンジニアの場合、ネットワークやセキュリティなど、幅広いインフラ技術を身につけると技術者としての価値が上がり、年収アップが期待できます。

マネジメント能力を身につける

上流工程を担当するようになると、仕事を任される範囲が広がります。インフラチームのリーダーとして、マネジメントを行う機会もあるはずです。リーダー的なポジションになると収入がアップする可能性は高いため、マネジメント能力を身につけておくとよいでしょう。

上流工程のスキルを身につける

顧客の要望をヒアリングして、システムに反映する上流工程を担うエンジニアは、収入が高い傾向があります。システム開発では、顧客から最初に受託する元請けは大手企業が多く、高い給与が見込めます。現在は二次請けや三次請けなどの下請けの企業に所属していても、経験を積んで徐々にステップアップしていくことで、元請けの企業に転職できる可能性は十分にあります。

インフラエンジニアに有効な資格

資格は、必ずしも年収アップには直結しませんが、転職時にはスキルを証明できます。また、体系立てて知識を身につけられるため、資格の取得はとても有用です。

サーバー関連の資格

LinuC

LinuCは、LPI-JAPANが運営するLinuxに関する資格です。重要なサーバーOSのひとつであるLinuxに関する専門知識やスキルを証明します。LinuCレベル1~LinuCレベル3(1〜3で3が最高難易度)まであるため、自身のスキルに応じてレベルを選択しましょう。

ネットワーク関連の資格

ネットワークスペシャリスト試験

ネットワークスペシャリスト試験は、IPAが主催する国家試験です。情報処理技術者試験のなかでも、難易度が最も高いスキルレベル4(1〜4で4が最高難易度)に相当します。合格率はわずか14.4%(令和元年度)であり、ネットワークエンジニアとしての高い能力を証明できる、経験者向けの試験です。

シスコ技術者認定

シスコ技術者認定は、シスコシステムズ社が主催するベンダー資格です。同社製品の操作方法やネットワーク技術の専門性が問われ、エントリー・アソシエイト・プロフェッショナル・エキスパート・アーキテクトの5つのレベルがあります。初心者は、アソシエイトレベルの「CCNA」から挑戦するのがよいでしょう。プロフェッショナル向けの「CCNP」や、エキスパート向けの「CCIE」などを持っていると、さらに高いスキルを証明できます。

セキュリティ関連の資格

情報処理安全確保支援士試験

情報処理安全確保支援士試験は、IPAが主催する国家試験です。サイバーセキュリティリスクを分析・評価し、組織の事業・サービス・ITシステムの安全を確保するセキュリティエンジニアを目指す人に向いています。

クラウド関連の資格

AWS認定資格

AWS認定資格は、アマゾンウェブサービス社が運営するベンダー資格です。世界的に広く使われているクラウドプラットフォームであるAWSに関する技術を認定します。全部で11種類あり、3段階のレベルである基礎・アソシエイト・プロフェッショナルと専門知識に分かれています。自身のレベルや、やりたいことによって内容を選びましょう。

関連記事:インフラエンジニアになるには?必要なスキルや資格とは

未経験からインフラエンジニアに必要な知識・スキルを身につける方法

エンジニア経験がなくても、インフラエンジニアに転職することは可能です。近年では、ITエンジニア全体の需要が高く、未経験者でも採用されるケースが見られます。ただし、未経験の場合は、まず運用・保守のシステム監視といった軽めの仕事から入り、ステップアップしていくことが多いでしょう。
ここでは、未経験者がインフラエンジニアに必要な知識・スキルを身につける方法を紹介します。

実際の機器に触れてみる

まずはサーバー・スイッチ・セキュリティソフトウェア・クラウドといった実際の機器やソフトウェアに触れることが大切です。コマンドを投入したり、操作画面を触ったりして体感すると、インフラエンジニアへの理解が深まります。
実際の機器を所有していなくても、後述のオンラインサイトや、パソコン上で動くシミュレーターもあるため、試してみるとよいでしょう。

書籍・オンラインサイトで独学する

書籍やオンラインサイトを使った独学は、気軽かつ安価に勉強を始められメリットがあります。とくにオンラインサイトは、Web上やスマートフォンアプリで手軽に勉強できるのが魅力です。
有名なオンラインサイトには「Schoo」「Progate」「ドットインストール」があります。なかでも「Progate」は、Webだけで実際の学習環境を用意できるため未経験者にもおすすめです。

スクールで確実に学ぶ

独学に自信がない人は、スクールの活用も検討しましょう。独学に比べて費用はかかりますが、短期間で知識・スキルを習得できます。提供されたカリキュラムに沿って学習を進められ、疑問点は現役エンジニアなどのプロの講師にその場で質問できるため、挫折しにくい点もメリットです。

インフラエンジニアに転職する際の留意点

インフラエンジニアに転職する際は、いくつかの留意点があります。ITシステムは24時間365日稼働しており、日中はノンストップでサービスを提供するケースも多いです。そのため、トラブルが発生した際には、正常に稼働するまで徹夜が続くケースもあることを理解しておきましょう。このようなトラブルを避けるために、常に高い技術力を維持する努力も欠かせません。

また、転職活動を効率よく進めるには、エージェントを活用するのも一つの手です。転職エージェントでは、転職先のマッチングに加えて、職務経歴書の添削やポートフォリオの整理面接のアドバイスなども行っており、転職活動をトータルでサポートしてもらえます。
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