インフラエンジニアにAWSスキルが求められる理由とAWSスキルの習得方法を解説インフラエンジニアに求められるAWSスキルとは

最終更新日:2020年4月10日

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IT業界では、従来の物理サーバーを購入して設置・利用するオンプレミス型から、インターネットを介して利用するクラウド型へ移行する動きが起こっています。そうした中で、インフラエンジニアに必要なスキルも変化してきています。

クラウドサービスはGoogleやIBMなどさまざまな企業が提供を行っていますが、なかでもグローバルで高いシェアを持っているのが、Amazonが提供するAWSです。

この記事では、インフラエンジニアを取り巻く環境を説明した上で、AWSの概要とインフラエンジニアに求められるAWSスキル、AWSスキルの習得に役立つ書籍や資格を紹介します。

1.インフラエンジニアを取り巻く環境 

まず、インフラエンジニアを取り巻く環境について解説します。

IT業界で起こっている、オンプレからクラウドへの変化

近年、業務システムやIoTなど、さまざまなシステムの開発がクラウドサービスを利用して行われるようになりました。単にサーバーをクラウド化するだけでなく、クラウド上の開発プラットフォームを利用したシステム開発など、幅広い分野でクラウド化が進んでいます。

クラウドの業界動向(シェアなど)

総務省の「平成30年版情報通信白書」(※1)によると、2017年にクラウド利用を行なっている企業の割合は56.9%であり、前年の46.9%から比較して大幅に増加しています。
また、クラウドサービス事業者のシェアは、米調査会社Synergy Research Groupの2018年第3四半期の調査(※2)によると、AWSが約34%でトップ、2位はMicrosoft、3位はIBM Cloudと続いています。

※1 参考:経済産業省「平成30年版情報通信白書」
※2 参考:synergy「The Leading Cloud Providers Increase Their Market Share Again in the Third Quarter」

このように、「オンプレミスからクラウドへ」というIT業界の大きな変化の中で、インフラエンジニアに求められるスキルも変わってきています。従来のOSやネットワーク、インフラを設計、構築、運用するスキルに加えて、今後はクラウドサービスを扱うスキルが必須となっていくでしょう。

2.AWSとは 

次にAWSの概要を解説します。

概要

AWSはAmazonが提供しているクラウドサービスで、2006年にリリースされました。仮想サーバーを提供するEC2やデータベースを提供するRDS など多岐に渡るサービスがあり、その総数は100を超えています。
 
日本国内でも高いシェアを持ち、大規模ウェブサイトや大手家電メーカーの画像認識システムの開発など、さまざまな企業で活用されています。

メリット

AWSを利用するメリットはさまざまなものがありますが、主に以下のポイントが挙げられます。

・小規模システムから大規模システムまで、さまざまなシステムに活用できる
・業界屈指の高機能・高性能を維持している
・世界中にデータセンター(リージョン)があり、BCPの観点から安全性が高い
・世界最先端の開発力を持ち、サービス改善や機能追加が高速
・eラーニングなどの教育コンテンツが充実しており、スキル習得がしやすい
・提携しているSIerが多く、AWSを活用した開発、運用、保守を外注しやすい

3.インフラエンジニアが押さえておくべきAWSのソリューション 

次に、インフラエンジニアが押さえておくべきAWSソリューションを紹介します。

AWSのソリューションは非常に多岐にわたります。しかし、これらすべてを知っておく必要はありません。インフラエンジニアが担当する仕事内容と関連の深い、以下のサービスを最低限押さえておくとよいでしょう。

Amazon EC2:仮想インスタンスサービス
Amazon S3:ストレージサービス
Amazon RDS:リレーショナルデータベース
Amazon CloudWatch:モニタリングツール
Amazon Lambda:サーバー自動化ツール

4.AWSを扱うインフラエンジニアに必要な知識とスキル 

ここでは、AWSを扱う上でインフラエンジニアに必要な知識とスキルを解説します。従来のオンプレミス型のスキルとクラウド型のスキルの両方が求められますので、併せて解説します。

従来のインフラエンジニアに求められる知識・スキル

・システム開発の知識
・サーバーOS(Linux、Unix、Windows)の知識、サーバーOSを設計、構築、運用、保守するスキル
・ネットワークの知識、ネットワークを設計、構築、運用、保守するスキル
・セキュリティの知識、セキュリティ製品を扱うスキル
・ハードウェアの知識

AWSを扱うインフラエンジニアに必要な知識とスキル

・クラウドサービスの基礎知識
・AWSの基礎知識
・AWSを使ったサーバー設計、構築(OSインストール、サーバー設定など)、運用(監視、処理の自動化など)、保守(OSやソフトウェアのアップデーどなど)するスキル
・AWSへミドルウェアをインストールするスキル
・オンプレミスからクラウドへのサーバー移行設計スキル、移行スキル

5.AWSのスキル習得に役立つ参考書、eラーニング、資格 

ここでは、AWSのスキル習得に役立つ参考書やeラーニング、資格を解説します。

書籍

『Amazon Web Services実践入門』(舘岡 守・今井 智明・永淵 恭子・間瀬 哲也・三浦 悟 ・柳瀬 任章、技術評論社)
AWSを使ってインスタンスを構築したり、データベースを活用したり、書籍の内容に沿って実践的なスキルを習得できます。基礎的な内容を幅広く解説しており、AWSの入門書として最適な1冊です。

『Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築』(玉川憲・片山暁雄・ 今井雄太・大澤文孝、日経BP社)
インフラエンジニアが扱う機会の多い、AWSを使ったサーバーやネットワーク構築の基礎を解説している書籍です。ネットワーク知識も一緒に深めたい場合に活用すると良いでしょう。

eラーニング

AWSトレーニング
AWSでは無料から有料のものまで、オンラインで学習できるeラーニングサービスを提供しています。セキュリティの基礎やサーバーレスアプリケーションの構築など、トレーニングメニューが細分化されているため、自分に不足しているスキルのみを学習しやすいメリットがあります。その一方で、英語のみのコンテンツも多いため、学習ハードルがやや高い傾向にあります。

資格

CompTIA Cloud +
AWSに特化したものでなく、クラウドの基礎知識を認定する資格です。クラウドの概要からセキュリティまで幅広く学べるので、初学者の知識補填に役立つでしょう。

AWS認定
AWSが提供している公式資格で、技術領域とレベルに応じて大きく4つに分けられています。
取得していると高い評価を得ることができる資格ですので、積極的に取得を目指しましょう。AWS認定のための学習は、AWSトレーニングや書籍を用いるとよいでしょう。

6.まとめ 

この記事では、インフラエンジニアを取り巻く環境をはじめ、AWSの概要やインフラエンジニアに求められるAWSスキル、AWSスキルの習得に役立つ書籍や資格を解説しました。

近年クラウドを活用した開発や運用が非常に増えていますが、今後はクラウド活用が標準になると言われています。よって、インフラエンジニアはクラウドスキルを身につけていくことが、今後も活躍し続けるためのカギとなるでしょう。
 
AWSは業界大手のサービスであり、AWSを扱えるインフラエンジニアには高い需要があります。eラーニングや書籍を活用してスキル習得を目指してみてください。

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