CCNA資格の概要や受験するメリット、難易度や勉強方法を解説しますCCNA資格について

最終更新日:2021年7月5日

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ネットワークに関する資格の中でも知名度の高いCCNA。アメリカの大手ネットワーク機器メーカー「シスコシステムズ(Cisco Systems)」が認定するシスコ技術者認定のアソシエイトレベルに相当する資格です。

この記事では、CCNAの出題範囲や資格の詳細、資格を取得するメリットなどを解説しています。

1. CCNA資格とは

そもそもCCNAとは、シスコシステムズが認定しているベンダー資格です。シスコシステムズではCCNA以外にもさまざまな資格を認定しており、それぞれ難易度も異なります。シスコシステムズが認定している資格の中で、CCNAはどの程度の難易度のものなのか、受験するうえで注意しておきたいポイントも含めて詳しく解説します。

CCNA資格の難易度はアソシエイトレベル

CCNA資格はシスコ技術者認定の最初のステップであるアソシエイトレベルの試験であり、ネットワーキングの基礎レベルに位置づけられています。CCNAなどのシスコ技術者認定を取得するためには、シスコが定めた認定試験に合格することが必要です。

CCNAの受験料は33,600円(税抜)で、認定試験の日程は基本的に月~土曜日の毎日実施されています。試験に不合格だった場合は、受験後5日間同じ試験に再挑戦することはできません。

公式の練習問題で難易度のチェックができる

シスコ技術者認定の勉強方法としては、シスコが推奨する参考教材を用いた自習のほか、シスコが提供しているシスコ認定トレーニングを受ける方法もあります。

また、CCNAはIT業界でもメジャーな資格のため、シスコが推奨する教材以外にも、一般の書店などでさまざまな参考書や問題集が販売されています。自分自身のレベルや理解度に合わせて、使いやすい書籍を選ぶことも効果的な学習のポイントといえます。

CCNA資格には有効期限があるため3年で更新が必要

IT系の資格には大きく分けて公的機関が認定している資格と、民間企業が認定している資格があります。このうち、CCNAは民間企業が認定しているベンダー資格にあたります。ベンダー資格の多くは、一度資格を取得したからといって永久的に認定されるものではなく、一定期間ごとに更新の手続きが必要となります。

CCNAの有効期限は3年と定められているため、3年の有効期限が到来する前に更新が必要です。ただし、その間にネットワークエンジニアとして十分なキャリアを積み上げてきた方は、たとえCCNAの有効期限が切れたとしても十分スキルが身についているはずです。そのため、必ずしもすべてのエンジニアが3年ごとの更新手続きをしなければならないという意味ではありません。

一方、実務経験から長期間離れていて、ネットワークエンジニアとしてのスキルを客観的に証明しなければならない場合は更新が必要でしょう。その場合、一度CCNAを取得しているのであれば、再び受験料を支払う必要はありません。

2. CCNA資格の試験範囲

CCNAはかつて、「CCNA Cloud」や「CCNA Routing and Switching」など、複数の分野に細分化され9種類の試験が存在していました。しかし、2020年2月からCCNAは大幅に改定され、細かな試験区分が廃止され「CCNA」として統一されたのです。

しかし、複数の試験区分が統一されたということは、見方を変えれば従来の試験よりも範囲が拡大したことも意味します。現在のCCNAは、「ネットワークの基礎」「ネットワークアクセス」「IP接続」「IPサービス」といった従来の「CCNA Routing and Switching」に相当する範囲に加えて、「セキュリティの基礎」や「自動化とプログラマビリティ」なども範囲に含まれています。

3. CCNA資格を取得するメリット

実際にCCNA資格を取得することにはどのようなメリットがあるのでしょうか。代表的なものをいくつかご紹介します。

知名度が高い資格なので能力をアピールしやすい

ネットワークに関する資格は多くありませんが、中でもCCNAは特に知名度の高い資格です。取得することで、ネットワークに関する基礎的な知識や技術を身につけていることが客観的に証明できるでしょう。

ネットワークに関する基礎知識が身につく

試験のための勉強を通じて、実践でも役立つ知識が身につくこともメリットであるといえるでしょう。シスコ社の製品は実際のネットワーク構築の現場で使われていることが多いため、実践的な知識を身につけられるのも魅力です。

会社によっては資格取得により手当がつく場合がある

ネットワークの分野に関する高度なスキルが求められる職場では、従業員のスキルアップを目的としてCCNAをはじめとした資格の取得が推奨されています。企業によっては、CCNAを取得することで資格手当を支給しているところも多く、実質的な年収アップにも期待できるでしょう。

4. CCNA資格を取得に向けた勉強方法

高度な専門知識が求められるCCNA資格ですが、より短期間で資格取得を目指すためには、どのような勉強方法が効果的なのでしょうか。今回は特におすすめの3つの勉強方法を紹介します。また、それぞれの勉強方法に役立つ書籍や学習サイトの事例も併せてピックアップしてみました。

書籍で学ぶ

もっともベーシックな勉強方法としては、参考書などを購入し書籍を読み込む方法があります。ネットワークの勉強が初めてで、何から手をつければ良いのか分からない方は、まずは参考書を一通り読み込み、CCNAの試験範囲を全体的に網羅しておくことが重要です。

おすすめの参考書の一例として、以下の3冊があります。

『シスコ技術者認定教科書 CCNA完全合格テキスト&問題集 』(林口裕志、浦川晃、中道賢、翔泳社)
CCNAの参考書としておなじみのシリーズで、2020年からの改定後CCNA試験に対応した最新版です。初めてCCNA試験に挑戦する人や、ウィークポイントが克服できず悩んでいる人、効果的な勉強を実践し最短距離で合格を目指したい人に最適な1冊です。

一般的な参考書と同様に詳しい解説を網羅していることはもちろんですが、問題集も付属しているため、この1冊で十分合格が目指せるほど充実した内容となっています。

『1週間で CCNAの基礎が学べる本 第3版 (徹底攻略) 』(宮田かおり、インプレス)
AmazonのCCNA参考書でも上位にランクインされている1冊です。主に初学者がはじめの1冊として、短期間に基礎固めをするために最適な参考書といえるでしょう。もちろん、2020年に改定されたCCNA試験に対応しており、試験範囲が拡大された後も短期間で効率的に学べるような工夫がされています。

本書でCCNAの基礎が習得できたら、あとはひたすら問題集を解いて実践力を高めていくと良いでしょう。

『マスタリングTCP/IP 入門編(第6版)』(井上直也、村山公保、竹下隆史、荒井透、苅田幸雄、オーム社)
CCNAに限らず、ネットワークの基礎を学習するうえでもっともメジャーな参考書として重宝されている1冊です。その名の通りTCP/IPの基礎知識を網羅しており、ネットワークの入門用参考書としては最適。分かりやすく図解やイラストでまとめられており、他の参考書では理解が深められなかった部分も、『マスタリングTCP/IP 入門編』であればマスターできる可能性は高いです。

CCNAに合格しネットワークエンジニアとして活躍できるようになった後も、基礎知識を振り返るために常備しておきたい、まさに保存版ともいえる参考書です。

練習問題を解く

参考書や教科書でCCNAの出題範囲を一通り学習し終えたら、次は練習問題を解いて試験に慣れていきましょう。おすすめの練習問題としては、以下のサイトや書籍があります。

CCNA Routing and Switching v3.0の練習問題
シスコシステムズでは、「CCNA Routing and Switching v3.0 練習問題」として専用サイトを開設しています。CCNA Routing and Switchingは旧試験ですが、現在のCCNAにおいても範囲に含まれているため、実践力を高める意味では大いに役立つことでしょう。PCはもちろん、スマートフォンやタブレット端末からでもアクセスできるため、スキマ時間を効果的に活用する意味でも役立ちます。

『(模擬問題、スマホ問題集付き)徹底攻略Cisco CCNA問題集[200-301 CCNA]対応』(株式会社ソキウス・ジャパン、インプレス)
2020年からの新CCNAに対応した問題集です。688ページにもおよぶボリュームで、ネットワークの基礎からTCP/IP、IPv6、無線LAN、仮想化やセキュリティ機能まで幅広く網羅。また、スキマ時間を有効に活用できるよう、スマホで手軽に閲覧できる問題集も付いており、この1冊で合格が十分狙えるほどの充実度です。

また、試験分野に応じて章が分かれているため、自分自身のウィークポイントが可視化され効率的な試験対策を講じやすくなります。

勉強サイトで学ぶ

参考書や問題集を購入する前に、まずは手軽にCCNAの雰囲気や難易度を確かめてみたいという方も多いことでしょう。そのような方には、勉強サイトを活用する方法もあります。

CCNAイージス

『CCNAイージス』は、その名の通りCCNAに特化した試験対策サイトです。ネットワークの基礎からシスコデバイスの操作、ルーティングの基礎、ネットワークセキュリティ、IPv6、無線LANまですべてを網羅しており、各分野の練習問題も含めてすべて無料で利用できます。

また、効果的な勉強方法や参考書の情報など、試験に役立つ情報も提供されているため、このサイトに記載されてある内容を理解すれば、CCNAの一発合格も可能です。

Ping-t

『Ping-t』はCCNAをはじめとしたネットワーク分野の学習サイトです。ユーザー登録さえ行えばほとんどのコンテンツを無料で利用でき、PCやスマートフォン、タブレット端末で利用できます。

シスコデバイスのコマンド集や問題集など情報が豊富で、実際にCCNAに合格したユーザーの体験記も掲載されています。スコアが伸び悩み、「自身の勉強方法が間違っているのではないか」と不安になっている方は、参考になる情報が見つかるかもしれません。

5. まとめ

IT業界において数あるベンダー資格の中でも、特に知名度の高いCCNA。2020年から試験内容が改定され、さらに試験対策が難しくなりました。しかし、今回紹介したように参考書や問題集、勉強サイトなどを効果的に活用することによって、短期間での合格も決して不可能ではありません。

自分自身に合った勉強方法を模索し、ぜひ合格に向けて勉強を継続してみてください。

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