急速に拡大するRPA市場で転職するために、資格を取得して市場価値を高めようRPAエンジニアが取得すべき2大資格とは

最終更新日:2021年1月19日

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RPAは、業務の効率化を図ることができるツールです。国内では、将来的な労働人口減少による人手不足が問題視されており、さまざまな分野で業務の自動化・効率化が求められています。RPAはここ数年で拡がりをみせている市場、ツールであるため、RPAエンジニアの需要は今後も高まると予測されます。RPAの資格も整備され始めており、資格の取得によって転職時などには差別化を図ることができます。ここでは、RPAの仕事内容、求められる知識・スキル、資格について解説します。

1. RPAエンジニアとは?

まず、RPAエンジニアの仕事内容と求められる知識・スキルについて解説します。

RPAエンジニアの仕事内容

RPAエンジニアは、主に以下の仕事を行います。

導入検討

RPAは、ソフトウェアロボットにより既存業務の自動化を行います。そのため、まず顧客の既存業務の洗い出しが必要です。対象業務は、比較的単純な定型的な計算処理、コピー&ペースト処理などです。このようなパターン性のある作業を洗い出し、RPAを適用する範囲・内容を決めていきます。

ロボットの構築

顧客の既存業務の中からRPAを適用する業務が決まり、システム対応の範囲・内容の確定後、RPAツールによるロボット構築を行います。業務を詳細に分析し、既存の作業をもとに業務を正確に再現するロボットを構築します。

運用・保守

RPAが稼働し、運用が始まった後は運用・保守を行います。実際にさまざまな業務を稼働させると最初はエラーなどが発生するため、その都度ロボットの修正・改善対応を行います。また、顧客に対するRPAの使い方の説明なども業務に含まれます。

RPAエンジニアに求められる知識・スキル

RPAエンジニアに求められる代表的な知識・スキルとして以下の3点が挙げられます。

業務分析スキル

RPAエンジニアは、RPAを適用する際に顧客の業務分析を行うため、業務分析スキルが求められます。業務分析によって、RPAをどのように適用するのか、適用することによって業務をどう改善するのかと言ったことを検討します。業務分析スキルは、RPAエンジニアの最も重要なスキルと言えるでしょう。

RPAツールの知識とスキル

RPAツールは、市場でよく使われるものがいくつかあります。その中でもWinActor®とUiPathはシェアが大きく有名です。適用の際には、いずれかのRPAツールを使うケースがほとんどですので、どちらかのRPAツールの知識とスキルが必要です。

Microsoft Excel、Access、VBAなどのスキルや経験

RPAの適用対象業務にはExcelやAccessが多く使われているケースが多いため、RPAエンジニアには、Microsoft Excel、Access、VBAのスキルや経験が求められます。またVBAは、Excelから他のプログラムを呼び出すことなど、RPAとよく似た動作ができます。したがって、必須ではありませんが知っておくと有用なスキルです。

2. RPAの認定資格

次に、RPAエンジニアを目指す際に有用な2つの著名な資格を紹介します。

RPAエンジニアは、システム開発のためにRPAツールを使います。したがってRPAツールの認定資格を取得することで、RPAツールの技術を身に付けていることが証明でき、RPAエンジニアとして有利になります。

WinActor®認定資格

RPA技術者検定 アソシエイト

試験概要
WinActor®の基本的な知識や操作方法、シナリオ作成の基本知識を所持していることを認定する試験です。試験時間は60分で多肢選択式50問、費用は7,150円(税込)です。

出題範囲
出題範囲は、WinActor®の概要(10問)、機能に関する知識(20問)シナリオに関する知識(20問)の基本的な内容です。

難易度
難易度は、IT系資格試験の中では比較的易しいレベルです。登竜門としての資格試験と言ってよいでしょう。合格スコアは70%となります。

勉強方法
WinActor®の環境がある場合は、マニュアルを見ながらチュートリアルで一通り操作して慣れましょう。また、WinActor®の販売パートナーであるNTTデータが提供している無料の「入門講座」の受講が効果的です。

現場での評価
RPAに関する基礎的な知識・スキルの証明にはなりますが、現場で実践できるレベルまではなりません。まずは基本的な知識を知っている、というほどの評価です。

RPA技術者検定 エキスパート

試験概要
「RPA技術者検定 アソシエイト」の上位資格です。WinActor®に関する深い知識や、シナリオ変更・運用保守対応などの実務に必要な知識が基準値に達していることを認定する試験です。試験時間は120分で、選択式問題30問+実技試験問題3問、費用は27,500円(税込)です。

出題範囲
WinActor®の基本機能を利用したシナリオの新規作成と修正を中心に出題されます。シナリオの利用場面は、Webサイト検索、インターネットからの情報収集、Webサイト更新、大量データの投入、転機作業などです。
WinActor®のシナリオ開発に関する、アルゴリズム、プログラミング知識、システム開発技術、Microsoft Windowsの知識、連携させるソフトウェアの知識(Microsoft Office、Internet Explorerなど)といった知識が求められます。

難易度
難易度はアソシエイトより難しく、実技試験問題も含まれているため実際にRPAロボットのシナリオ作成をします。合格スコアは60%となります。

勉強方法
書籍やネットで過去問を参考にし、実際のWinActor®にシナリオを作成・改修しながら体得していくと効果的に学習ができます。

また、NTTデータ社が提供する公式ユーザーフォーラムに投稿されているライブラリや事例などさまざまな質問と回答から学習することもできます。さらに、エキスパート試験の解説動画も大手動画サイトなどに投稿されていますので、参考にするとよいでしょう。

現場での評価
エキスパート試験の内容はアソシエイトとは異なり、現場での実践的な知識・スキルが問われます。したがって、合格者はWinActor®を使いこなす実力を持っていると評価されます。

UiPath RPA資格

UiPath RPA アソシエイト資格試験

試験概要
UiPathの製品であるUiPath Studio、UiPath Robots、UiPath Orchestrator に関する基本的な知識とスキルを評価します。試験時間は90分で、費用は$150です。

出題範囲
以下の内容を中心に出題されます。

  • ・UiPath Studio の概要

    ・変数と引数

    ・セレクター

    ・制御フロー

    ・データ操作

    ・UiPath の自動化概念とあらゆるテクニック

    ・UiPath Orchestrator の概要

難易度
UiPathは非常に扱いやすくできており、ユーザーインターフェースも分かりやすいと言われます。アソシエイト資格は入門編で、難しい部分も問われないため比較的優しいレベルと言っていいでしょう。合格スコアは70%となります。

勉強方法
各種書籍が出版されているため、それらを活用した独学でも勉強が可能です。
また、UiPath には無料で提供される公式のアカデミートレーニングがあります。その中でも、以下の講座が特におすすめです。

  • ・RPA スタータープログラム

    ・RPA デベロッパー基礎プログラム

    ・Automation Version Control Systems (EN コース)
     

現場での評価

RPAに関する基礎的な知識・スキルの内容に限られており、実務までは問われないため、基本的な技術持ち主であるという評価になります。

UiPath RPA デベロッパー上級資格試験

試験概要
UiPathの製品であるUiPath Studio・UiPath Robot・UiPath Orchestrator などの知識とスキルに加えて、実務経験を持っているか否かが評価されます。試験時間は90分で、費用は$150です。

出題範囲
以下の内容が中心に出題されます。

  • ・UiPath Studio

    ・アクティビティと各種プロパティ設定方法

    ・REFramework (Robotic Enterprise Framework)

    ・セレクター

    ・.NET クラスとオブジェクト

    ・メソッドの高度な活用方法

    ・UiPath Orchestratorの活用
     

難易度
試験ではアソシエイト資格試験に加えて、実務経験が問われます。したがって、UiPathの製品に精通している必要があります。合格スコアは70%となります。

勉強方法
各種書籍が出版されているため、それらを活用した勉強が可能です。
また、UiPath には無料で提供される公式のアカデミートレーニングがあります。その中でも、以下の内容の受講が特におすすめです。

1. RPA スタータープログラム
2. RPA デベロッパー基礎プログラム
3. RPA デベロッパー上級プログラム
4. Introduction to Logging (EN コース)
5. Invoke Method and Invoke Code (EN コース)
6. Automation Version Control Systems (EN コース)

公式以外にも各種スクールのオンラインスクールの講座があるため、それらも活用することをおすすめします。

現場での評価
デベロッパー上級資格試験の内容は、アソシエイトとは異なり実務経験も踏まえた評価がされるため、現場では一定の経験者として評価されます。

3. まとめ

業務プロセスの自動化を行うことのできるRPA。RPA適用の需要は高く、今後もRPAエンジニア技術者の需要は続くと考えられます。今後RPAエンジニアに転職したいという方は、資格を取得することによって技術を客観的に証明でき、転職活動で有利に働くでしょう。是非取得を検討してみてください。

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