サーバーエンジニアが資格を取得するメリットとは?スキルアップにおすすめの本も紹介【2021年最新版】サーバーエンジニアに役立つ資格6選|スキルアップに向けた勉強法も紹介

最終更新日:2021年3月31日

レバテックキャリアは
ITエンジニア・Webクリエイター専門の転職エージェントです

サーバーエンジニアとは、サーバーの設計、構築、運用・保守を行うエンジニアです。サーバーエンジニアになるために必ずしも資格は必要ではありませんが、資格を取得することでスキルの証明として使用することができます。

この記事では、サーバーエンジニアの業務に役立つ資格について解説します。

1. サーバーエンジニアに関する資格を取得するメリット

サーバーエンジニアになるためには必ずしも資格が必須というわけではありませんが、多くのエンジニアが資格取得を目指しています。一口に資格といっても大きく分けて「OSに関連する資格」と「ネットワークに関連する資格」が存在するのですが、それぞれの資格を取得するメリットを解説しましょう。

OS関連の資格を取得するメリット

OSといえばWindowsやMacOSなどが一般的ですが、個人向けのPCとは異なり、サーバーにはサーバー専用のOSが用いられています。当然のことながらOSの操作方法も異なり、サーバーを構築・運用するうえではOSの知識が求められます。

十分な実務経験がありOSを完璧に操作できるスキルが身についているのであれば資格は不要ですが、実務経験が浅い、または経験がない方にとっては知識やスキルをアピールする大きな武器となります。

ネットワーク関連の資格を取得するメリット

サーバーの構築および運用において、密接な関わりがあるのがネットワークの分野です。企業のインフラでもあるネットワークの構築は高度な専門知識が求められ、サーバエンジニアとネットワークエンジニアが連携をとりながらプロジェクトを進めていく場面も少なくありません。

ネットワーク関連の資格を有していればネットワークエンジニアとのコミュニケーションもスムーズに進むほか、実務経験が浅い場合でも資格を取得したことが評価され、即戦力として採用される可能性も高くなります。

2. サーバーエンジニアの仕事に役立つOS関連の資格

OS関連の資格にはどのようなものがあるのでしょうか。サーバーエンジニアとして役立つ資格を2つ紹介します。

サーバーエンジニアに役立つ資格①:LinuC(Linux技術者認定資格)

LinuCは、サーバーOSとして大きなシェアを持つLinuxサーバーの知識とスキルを証明する資格です。

試験概要

LinuCの試験はLPI-Japanが実施するベンダー試験で、ピアソンVUEの試験センターで随時受験できます。IT系の国家試験とは異なり、自身の都合に合わせて好きな受験日時を選択できるのは大きなメリットといえるでしょう。

試験時間はいずれも90分で、全部で60問の問題が出題されます。問題数が多く時間も限られているため、過去問題などで十分な試験対策を行い、試験そのものに慣れておく必要があるでしょう。

難易度

LinuCは難易度によってレベル1から3までに分かれており、試験範囲も異なります。もっとも難易度が低いレベル1の場合、初学者で1〜3カ月程度の学習時間が想定されており、短期間でもしっかりと学習しておけば十分合格が狙えるはずです。レベル2は3カ月から半年程度、レベル3になると半年から1年程度の学習時間の確保が必要です。

資格詳細についてはこちらをご覧ください。

サーバーエンジニアに役立つ資格②:マイクロソフト認定資格

マイクロソフト認定資格は、マイクロソフト社のサーバーである「Windows Server」の知識およびスキルを認定するベンダー資格です。

試験概要

「Windows Server」は国内シェア1位のサーバーOSであり、企業システムで使用されることが多く、Windows Serverに関する資格を持っていると高い評価を得ることができます。マイクロソフト認定資格の中にはさまざまな試験区分が存在し、従来、Windows Serverに関する試験は「MCP(MCSA)Microsoft Windows Server 2016 認定試験」が該当していたのですが、2021年2月以降廃止となりました。

現在、マイクロソフトではWindows Serverに特化した認定試験は行っておらず、代わりに「Azure Fundamentals」や「Azure Administrator Associate」などの試験を展開しています。いずれもピアソンVUEの試験センターで受験できます。

難易度

「Azure Fundamentals」や「Azure Administrator Associate」はいずれもWindows Serverに特化した資格ではなく、あくまでもマイクロソフトが提供するクラウドサービス「Azure」に関する問題が出題されます。しかし、その中でWindows Serverに関する問題が出題されるため、クラウドが主流の現代において有利な資格といえるでしょう。

難易度としては「Azure Fundamentals」がもっとも低く、その次が「Azure Administrator Associate」、「Azure Developer Associate」となります。さらに上位レベルになると「Azure DevOps Engineer Expert」や「Azure Solutions Architect Expert」が存在します。

資格詳細はこちらをご覧ください。
Azure Fundamentals
Azure Administrator Associate

3. サーバーエンジニアの仕事に役立つネットワーク関連の資格

次に、サーバーエンジニアにおすすめのネットワーク関連の資格を2つ紹介します。

サーバーエンジニアに役立つ資格③:CCNA(Cisco Certified Network Associate)

CCNAはネットワーク機器の大手メーカーであるシスコシステムズが実施しているベンダー資格です。

試験概要

CCNAの試験時間は120分で、他のベンダー資格と同様にピアソンVAEの試験センターで受験します。18歳以上であれば特に受験資格はなく、実務経験などに関係なく誰でも受験が可能です。

試験範囲はネットワークの基礎からIPコネクティビティ、セキュリティの基礎まで幅広く出題されます。また、シスコシステムズ製のルーターやスイッチなどの操作コマンドも把握しておく必要があります。

難易度

シスコシステムズが実施している試験には、「エントリー」から「アーキテクト」まで5つのレベルが設定されており、CCNAは下から2番目にあたる「アソシエイト」に位置する試験です。シスコ技術者認定の中でも比較的難易度は低いとはいえ、ネットワークの知識がない初学者がいきなり挑戦して合格することは難しいといえるでしょう。

資格詳細はこちらをご覧ください。

サーバーエンジニアに役立つ資格④:CCNP(Cisco Certified Network Professional)

CCNPもシスコシステムズが運営しているベンダー資格のひとつです。CCNAの一つ上のレベルに位置しており、応用的な問題が多数出題されます。

試験概要

CCNPはコア試験とコンセントレーション試験に合格して初めて認定されます。コア試験はネットワークインフラやセキュリティ、仮想化などに関する問題が網羅されており、試験時間は120分。コンセントレーション試験はネットワークデザインやワイヤレス、自動化など6つのカテゴリが存在し、その中から一つを選択して受験します。

難易度

CCNPはCCNAの上位にあたる「プロフェッショナル」のカテゴリに位置している試験であるため、難易度は高いといえるでしょう。CCNPの受験にあたっては特に必須となる条件はありませんが、3〜5年程度のネットワーク運用および開発の実務経験者を想定しています。そのため、初学者はまずCCNAの合格を目指し、その後CCNPに挑戦してみるのがおすすめです。

資格詳細はこちらをご覧ください。

4. サーバーエンジニアの仕事に役立つその他の資格

サーバーエンジニアを目指すうえでは、サーバーおよびネットワークに関連した資格以外にも、さまざまなカテゴリの資格が存在します。現在サーバーエンジニアとして活躍している方にとっても、スキルアップやキャリアアップにつながる資格を2つ紹介しましょう。

サーバーエンジニアに役立つ資格⑤:基本情報技術者試験

基本情報技術者試験はIPAが実施しているIT系の資格です。その名の通りITエンジニアに求められる基礎的な知識を問う問題が多く出題され、ITエンジニアの登竜門としても位置づけられています。

試験概要

基本情報技術者試験は毎年春と秋の2回実施され、試験時間は午前・午後ともに150分。午前は80問、午後は11問の多肢選択式の問題が出題されます。IT系資格のなかでももっともメジャーな資格とされており、2019年度はおよそ17万人もの応募者が受験しました。

ベンダー試験とは異なり、受験日があらかじめ決められているため、少ないチャンスをものにできるかが勝負となります。

難易度

2019年度の基本情報技術者試験の合格率は25.7%となっており、比較的難易度は高いといえるでしょう。しかし、実務経験のない初学者や学生も多く受験していることから、経験がないからといって合格が難しい試験ではありません。書店などでは基本情報技術者試験の参考書や問題集が多数販売されているため、試験対策はしやすいといえるでしょう。

資格詳細はこちらをご覧ください。

サーバーエンジニアに役立つ資格⑥:ITIL®認定資格

ITIL®認定資格とは、イギリス政府が作成した「ITIL®」という書籍をベースにした認定資格です。特定のベンダーに特化した内容ではなく、世界共通の標準的なベストプラクティスとしてまとめられており、サーバー運用も含めてITサービスの品質向上に大きく貢献します。

試験概要

ITIL®認定資格は40問の多肢選択式問題が出題され、試験時間は60分となっています。試験はピアソンVAE試験会場で受験でき、65%以上の正答率で合格となります。受験料は43,890円と極めて高額なため、十分に試験対策をしてから挑戦しましょう。

難易度

ITIL®認定資格の難易度は比較的低く、シスコ技術者認定のCCENTレベルと同等の試験として位置づけられています。そのため、IT業界が未経験の初学者であっても、1〜2カ月程度の勉強をすれば十分合格が狙える試験です。

資格詳細はこちらをご覧ください。

5. サーバーエンジニアとしてスキルアップするための勉強法

サーバーエンジニアに限らず、ITエンジニアは技術革新にともない日頃から情報を収集し、勉強し続ける姿勢が求められます。スキルアップを目指すうえでの勉強法はいくつか存在しますが、中でも最も手軽でおすすめなのが書籍を活用する方法です。

スキルアップに役立つ本

サーバーエンジニアに役立つ書籍は多数存在しますが、その中でもおすすめの本をいくつか紹介します。今回は初心者向けの本と上級者向けの本に分けてピックアップしてみましたので参考にしてみてください。

初心者向け

『インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門 第2版』(みやたひろし(著),SBクリエイティブ)

サーバーエンジニアに求められる仮想化や運用管理、セキュリティ設計などの基本が詰まった1冊です。従来のオンプレミス型システムはもちろん、今後さらに普及が加速していくクラウドや仮想化にも対応でき、入門用としてだけではなく、実務においても必携の本となることでしょう。抽象的な概念で分かりにくい部分も、構成例が図解で多数解説されています。

『Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築 改訂3版』(大澤 文孝, 玉川 憲, 片山 暁雄, 今井 雄太(著),日経BP)

オンプレミスの設計や仕組みは理解したものの、クラウド化でつまづくエンジニアも少なくありません。クラウドシステムで圧倒的なシェアを誇る「Amazon Web Service(AWS)」の構築および運用を基礎から学べる1冊です。

上級者向け

『インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク・デザインパターン 実務で使えるネットワーク構成の最適解27』(みやたひろし(著),SBクリエイティブ)

基礎知識は身についているものの、実際の現場でサーバーの構築や設計に取り組んだとき、具体的にどう手を動かせば良いのか分からないエンジニアも少なくありません。サーバーエンジニアとして実務経験を積み、現場でさまざまな壁にぶつかったとき、参考になる構成事例やデザインパターンが数多く収録されている1冊です。

6. まとめ

この記事では、サーバーエンジニアのスキルアップやスキル証明に役立つ資格について解説してきました。資格の種類が多いですが、すべてを取得する必要はありません。サーバーエンジニアと言っても担当する領域は企業によって異なりますので、まずは業務に必要となる領域の資格から取得を目指しましょう。これからサーバーエンジニアを目指す人は、基礎的な試験であるLinucレベル1、CCNA、基本情報技術者試験などを取得すると良いでしょう。

ITエンジニア・Webクリエイターの転職ならレバテックキャリア

レバテックキャリアはIT・Web業界のエンジニア・クリエイターを専門とする転職エージェントです。最新の技術情報や業界動向に精通したキャリアアドバイザーが、年収・技術志向・今後のキャリアパス・ワークライフバランスなど、一人ひとりの希望に寄り添いながら転職活動をサポートします。一般公開されていない大手企業や優良企業の非公開求人も多数保有していますので、まずは一度カウンセリングにお越しください。

転職支援サービスに申し込む

また、「初めての転職で、何から始めていいかわからない」「まだ転職するかどうか迷っている」など、転職活動に何らかの不安を抱えている方には、無料の個別相談会も実施しています。キャリアアドバイザーが一対一で、これからのあなたのキャリアを一緒に考えます。お気軽にご相談ください。

「個別相談会」に申し込む

プロのアドバイザーがあなたのお悩みや疑問にお答えします

- 転職個別相談会開催中 -

相談内容を選択してください

※転職活動や求人への応募を強制することはありません

人気の求人特集

内定率が高い

関連する記事

人気の記事

スキルアップ記事トップへ

サーバーエンジニアの求人・転職一覧