JavaScriptの資格を取得するメリットは?難易度や勉強方法、現場における評価も紹介就職・転職で役に立つJavaScript資格とは?

最終更新日:2022年2月8日

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JavaScriptはWebサイトを構築する際に使われるプログラム言語です。ほとんどすべてのWebシステムで利用されており、世界中で広く普及しています。フレームワーク、ライブラリも充実し、今なお技術の拡張が続く分野です。
今後もWebシステムの市場は拡大し、JavaScriptを扱うエンジニアの需要は継続すると想定されます。関連した資格を持つことは知識・スキルの証明となり、転職時などには有利に働くでしょう。
本記事ではJavaScriptの資格を取得するメリット、試験内容などについて解説します。

1. JavaScriptに関する資格を取得するメリット

JavaScriptに関する資格の取得、保有についてのメリットを確認します。

前提として、JavaScriptはWebサイトの中でもフロントエンドと呼ばれる画面の表示およびブラウザ上などの動作での利用が最も多い使用方法です。このフロントエンドを開発するエンジニアをフロントエンドエンジニアと呼びます。
フロントエンドに対して、ユーザーの目に見えないバックエンドのでの処理をサーバーサイドと呼び、これを作成するエンジニアをサーバーサイドエンジニアと呼びます。近年では、JavaScriptは活用範囲を広げ、サーバーサイドの処理に利用されることもあります。

スキルの証明になり就職・転職活動で役立てられる

JavaScriptの認定資格を取得することで、客観的な知識とスキルの証明になり、社内外での信頼を獲得することができます。転職時には志望先の企業に能力をアピールすることができ、高い評価を受けやすくなる可能性があります。
また、JavaScriptを使用したWeb関連の仕事はこれからも求人が増え続けると考えられるため、資格を持っているとキャリアアップにつなげることが可能です。

特にフロントエンドエンジニアにとってはJavaScriptは必須となるスキルの一つです。HTML作成を主業務とするWebコーダー(HTMLコーダー、コーダー)にとっても関わりの深いスキルとなります。

また、サーバーサイドエンジニアにとっても、フロントエンドの中身を知ることは望ましいことです。さらにはサーバーサイドでのJavaScriptの活用、API開発での利用についてのスキル習得はプラスに働きます。

JavaScriptエンジニアの需要は高く求人数も多い

2022年1月10日現在レバテックキャリアにて、プログラミング言語「JavaScript」で転職・求人情報を検索すると2959件のデータが取得できます。これは、プログラミング言語別でもJavaに続き2位の件数であり、高い需要が存在していることを示しています。
JavaScriptエンジニアの転職・求人情報

世界中で使われている言語のため海外での活躍も期待できる

Webサイトは世界中の企業や組織、個人に広く利用されています。組織規模や地域に関わらず、あらゆるシーンで活用され、社会基盤の一つといえる地位を確立しています。このWebにおいて、JavaScriptは世界標準、デファクトスタンダードのプログラミング言語です。JavaScriptの資格を持つことで、活躍の場として海外も視野に入れることが可能となります。

体系的な知識の学習とスキル習得の機会を持つことができる

JavaScriptは登場から時間の経過とともに機能の拡張が繰り返し行われてきました。この機能の拡張は、表現力を高め開発者に利便性をもたらし、Webのフロントエンドでの普及に大きく貢献するものでした。
一方で、言語としては複雑化や記載の自由度が高まることに繋がっています。複数のバージョン間や対象ブラウザなどによる違いもあり、エンジニアにとって必要な知識をまとめて習得することが難しい言語でもあります。
資格取得のための学習では、体系的にJavaScriptについて学ぶ必要があります。知識を整理し、スキルを高めるよい機会となります。

汎用性が高いため就職・転職でなくても仕事の幅が広がる

JavaScriptはフロントエンドでの活用から普及が進んだプログラミング言語ですが、近年ではサーバーサイドやAPIの開発でも利用されるようになりました。汎用性が高まったことにより、エンジニアにとっては就職・転職のシーンをはじめとして、企業に所属していても仕事の幅を広げるスキルとすることができます。

2. JavaScriptに関する資格2選

JavaScriptエンジニアを目指す際に有用な2つの資格を紹介します。

CIW JavaScript Specialist

CIWはCertified Internet Web Professionalの略で、ベンダーに中立な世界有数のITおよびWebテクノロジーの教育および認定プログラムです。世界中の学術機関、政府、企業がWebテクノロジースキルのために採用している教育基準になっています。この中でもJavaScriptに関する認定資格がCIW JavaScript Specialistです。

試験概要

CIW JavaScript Specialistは国内外を問わずJavaScriptの認定試験として著名であり、基準とされることの多い資格です。海外で仕事をする際にも通用する資格です。試験は英語で実施されるため、技術分野に関する英語力が必要となります。試験時間は90分で55問、費用は$150です。

出題範囲

JavaScriptイントロダクション
JavaScriptでの変数とデータの操作
JavaScriptの関数、メソッド、イベント
JavaScriptのデバッグとトラブルシューティング
JavaScriptでプログラムフローを制御する
JavaScriptドキュメントオブジェクトモデル(DOM)
JavaScript言語オブジェクト
カスタムJavaScriptオブジェクト
JavaScriptを利用したHTMLの変更
JavaScriptを使用したインタラクティブフォームの開発
JavaScriptのセキュリティ
JavaScriptライブラリとフレームワーク
JavaScriptとAJAX
WebAPIの概要

難易度

認定資格名にSpecialistと付くように初心者向けの資格ではありません。難易度は中級以上です。JavaScriptに関する広範な基礎知識と技術分野の専門用語を用いた英語の読解力が必要となります。

勉強方法

勉強方法としては、CIWが提供する公式の「CIW JavaScript Specialist Self-Study Kits」の活用があります。内容は英語ですが、資格運営者が実施するものであるため試験内容に近い内容となっています。そのほかにも、さまざまなスクールのオンライン講座が存在するため、それらを有効活用することができます。各種書籍も出版されており、自分に合った参考書で自習が可能です。

現場での評価

国際的にも認知されており、幅広い知識が求められる資格であるため、一定の知識・スキルを持っているという評価を得ることができます。さらに高い評価を受けるためには、現場での実装スキルの習得などを目指しましょう。

HTML5プロフェッショナル認定試験レベル2

国内の団体によるJavaScriptに関連する認定資格として、HTML5プロフェッショナル認定試験レベル2があります。

試験概要

HTML5プロフェッショナル認定試験は、特定非営利活動法人LPI-Japanが運営する認定制度です。レベル1はHTMLが対象になっており、Webコンテンツ制作の基礎の実力を評価します。
HTML5プロフェッショナル認定試験レベル2がJavaScriptを対象に含んでおり、最新のWebアプリケーション知識、動的Webコンテンツの開発・設計の能力を評価します。なおレベル2の受験には、レベル1の認定が必要となります。
試験時間は90分で40~45問、費用は一般:16,500円(税込)です。

出題範囲

出題範囲は下記の通りです。詳細は公式サイトよりご確認ください。

JavaScriptに関する範囲
2.1 JavaScript
2.1.1 JavaScript文法(重要度:10)
2.1.2 ES6(ECMAScript2015)以降の新機能(重要度:8)
2.2 WebブラウザにおけるJavaScript API
2.2.1 イベント(重要度:8)
2.2.2 ドキュメントオブジェクト/DOM(重要度:6)
2.2.3 ウィンドウオブジェクト(重要度:8)
2.2.4 Selectors API(重要度:7)
2.2.5 History API(重要度:7)
2.2.6 テスト・デバッグ(重要度:6)

それ以外の範囲
2.3 グラフィックス・アニメーション
2.4 マルチメディア
2.5 ストレージ
2.6 通信
2.7 デバイスアクセス
2.8 パフォーマンスとオフライン
2.9 セキュリティモデル

難易度

ITSS(ITスキル標準)ではレベル3に位置づけられている試験です。ミドルレベルに対応しており、「要求された作業を全て独力で遂行」できるレベルとされています。

勉強方法

公式サイトでは効果的な学習方法として、LPI-Japanの提供するメールマガジンイベント・セミナーサンプル問題集の3つを活用することを進めています。

・メールマガジン
例題解説や技術解説無料セミナーの案内などの情報を得られます。

・イベント・セミナー
技術説明、演習デモ、考え方などの試験のポイントなどを無料で得られます。


・サンプル問題、例題解説
レベルごとのサンプル問題集、メルマガで紹介した例題の解説が提供されており、理解を深められます。

市販の試験対策テキストや問題集が出版されているため、これらを活用した学習も可能です。そのほかに、Webのオンライン学習サイトも各種存在しているため利用するのも一つの方法となります。

現場での評価

最新技術持っていることを証明する難易度の高い資格であるため、現場ではWeb関連システムの知識・スキルがある実力者という評価を得ることができます。

3. まとめ

インターネットに関する統計を行っているInternet Live Statsによれば、2022年1月10日時点でインターネット上のWebサイトの数は19億1920万を超えています。統計を開始した2000年から、2018年を除き、Webサイトの数は上昇傾向です。今後もWebサイトの必要性が下がることは想定できません。

Webシステムの多くで、フロントエンドにJavaScriptを利用しており、今後JavaScriptに変わる技術も現れていません。Webサイトの需要とあわせると、JavaScriptエンジニアの需要は引き続き高いことが予想されます。

今後WebサイトやWebシステムの構築などに携わるキャリアパスを想定されている方は、JavaScriptの資格を持つことは転職時に有利に働きます。また、既にJavaScriptを利用している場合も、資格を取得することは、自分のスキルレベルを客観視でき、知識の再整理とスキル向上に繋がるためおすすめです。

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