日本国内でクラウド関連プロジェクトに参加するために役立つ資格を紹介クラウドエンジニアへの登竜門 クラウド関連の必須資格を解説

最終更新日:2021年4月16日

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「クラウドファースト」「クラウドネイティブ」といった考え方が当たり前になり、クラウドエンジニアの需要は年々拡大しています。クラウドエンジニアになるためには、いわゆる「3大クラウドプラットフォーム」に関連した資格の取得がおすすめです。ここでは、クラウドエンジニアへの登竜門に成り得る資格を紹介しています。

1. クラウドエンジニアに近づくための資格

まず、クラウドエンジニアに近づくためのおすすめ資格を紹介します。2021年時点では「AWS(Amazon Web Service)」「GCP(Google Cloud Platform)」「Azure(Microsoft Azure)」の3製品に関する資格がおすすめです。それぞれの概要と主要資格は以下の通りです。

AWS認定

AWSは、Amazonが提供するクラウドプラットフォームで、世界最大のシェアを誇ります。

代表的なサービスとしては仮想実行環境を提供する「Amazon EC2」やDockerコンテナサービスの「ECS」などが挙げられ、実績と使いやすさが評価されています。

AWSには「AWS認定」と呼ばれる資格群があり、グレード・分野などで分類されています。AWS認定公式サイトによると、2021年3月時点で12種類のAWS認定資格が設けられています。日本国内でクラウドエンジニアとして活躍したいのであれば、以下2つの資格取得がおすすめです。

AWS認定ソリューションアーキテクト(アソシエイト)

対象:クラウドエンジニア 初級

試験の概要
「AWSを用いたシステムの設計や提案を行う、1年以上の実務経験を持つ人材」を想定した試験です。合格のためには、クラウドとAWSの基礎知識・SSHによるサーバー操作・最適なデータベースを選択するための知識などが必要になります。ポジションとしては上流工程から実装まで幅広く担当するSEなどが該当するでしょう。AWSの認定資格の中では初級レベルに該当し、AWSを扱ったことが無い人材が基礎知識を固めたり、実務経験を持つ人材が体系的に知識をまとめたりすることに役立ちます。

AWS認定ソリューションアーキテクト(プロフェッショナル)

対象:クラウドエンジニア 中級

試験の概要
2年以上のクラウドシステム設計・実装経験を持つ人材を想定しており、AWS認定ソリューションアーキテクト(アソシエイト)の上位資格と言えます。クラウドシステムの設計・移行・コスト管理・改善など管理者レベルの人材が担う業務についての問題が、ユースケース形式で出題されます。
難易度は、「経験2年程度の人材が100時間前後の学習を経て合格できるレベル」をイメージすると実態に近いでしょう。

GCP認定

GCPとは、Google社が提供するクラウドプラットフォームです。2019年時点でクラウドプラットフォーム市場では4位に位置しており、AIや機械学習など先端ITの分野で強みを持っています。

Googleが独自に開発したネットワーク機器を用いるデータセンターは、急激なトラフィック増減に対して高い耐久性を持ち、安定性や可用性の面でも評価されていることから、今後シェアを伸ばしていく可能性があります。日本国内向けの資格としては、以下3つがおすすめです。

Associate Cloud Engineer(日本語可)

対象:開発者 初級

試験の概要
GCPを用いたアプリケーションの配置、モニタリング、その他機能の管理を担う人材を想定した試験です。GCPもしくはクラウドソリューションに関する業務を6カ月以上経験した人材が対象で、どちらかといえば管理側の業務に関する内容が多い傾向にあります。
クラウド関連業務の経験があれば、それほど難しいと感じることはないでしょう。15時間~30時間程度の学習で合格することが可能です。

Professional Cloud Architect(日本語可)

対象:クラウドエンジニア 中級

試験の概要

GCPを組織にフィットさせるための設計・開発・管理を行う人材を想定した試験です。1年以上の設計・管理業務を含む3年以上の実務経験が推奨されており、スケーラビリティやパフォーマンス、コストなどについても知見が必要になります。
分野ごとの難易度はそれほど高くないものの、GCPの製品について広範な知識を求められるため、合格レベルに達するには2~3カ月の学習が必要になるでしょう。

Professional Cloud Developer

対象:クラウドエンジニア 中級

試験の概要
GCP上でアプリケーション開発を行うエンジニア向けの試験です。1年以上の設計・管理業務を含む3年以上の実務経験が推奨されています。主にクラウド上に配置されるアプリケーションのビルドとテスト、パフォーマンス管理に関する内容が出題されます。

Azure認定

AzureはMicrosoft社が提供するクラウドプラットフォームで、市場シェアはAWSに次いで2位です。

Azureの特徴は、「オンプレミス環境との親和性の高さ」にあると言えるでしょう。「Officeシリーズ」のクラウド版である「Office365シリーズ」や、Active Directoryのクラウド版「Azure AD(Azure Active Directory)」によって、オンプレミス環境のスムーズなクラウド移行が可能です。

Azure Fundamentals

対象:管理者 初級

試験の概要
クラウドシステムに初めて触れる、もしくは経験の浅い人材を対象とした試験です。試験内容には、クラウドの概念やAzureの基礎的な機能・クラウドセキュリティ・プライバシーとコンプライアンスなどが含まれます。GoogleやAmazonが運営する初級資格よりも難易度は低いと言われています。合格までの勉強時間は20~30時間程度と考えて良いでしょう。

Azure Developer Associate

対象:開発者 中級

試験の概要
開発者を想定した試験で、API活用・CLIやSDKを用いた実装・ストレージ活用やセキュリティ・C#に関する内容などが出題されます。C#が含まれるため、合格のためには一定以上のプログラミングスキルが必要になるでしょう。

CompTIA認定

ITに関する規格の標準化団体「CompTIA」が認定するクラウド関連の資格です。CompTIAは2000社以上の企業・3000以上の教育機関とパートナーシップを締結しており、グローバルに影響力を持つ団体です。CompTIA認定はベンダーニュートラルなスタンスをとっていることから、汎用的な知識とスキルの証明になりうるでしょう。

CompTIA Cloud Essentials+

対象:クラウドエンジニア 初級

試験の概要
クラウド関連業務の経験がない人材、もしくは着任して間もない人材がターゲットとなる試験です。クラウドに関する基礎的な概念・ビジネス的な原則・管理とオペレーションといった内容が出題され、技術的な知識はあまり問われないでしょう。実際に対策問題集を使い、数時間の勉強で合格したとの報告もあることから、初学者でも合格を目指しやすい資格といえます。

CompTIA Cloud+

対象:クラウドエンジニア 中級

試験の概要
組織におけるクラウドシステムの組込み・管理・運用を担う人材を対象とした試験です。ネットワーク・ストレージ・仮想化など技術的な内容に加え、実装のベストプラクティスなどやや実務寄りの内容も出題されます。クラウドやネットワーク関連の実務経験があれば、問題演習のみでの合格も難しくないようです。

2. クラウド関連資格を取得するメリット

最後に、クラウド関連資格を取得するメリットを整理しておきましょう。あくまでも一般論ですが、以下のようなメリットが挙げられます。

広範な知識を体系的に身に着けられる

クラウドエンジニアには仮想化、コンテナ、DevOpsなどオンプレミス環境では求められなかった知識やスキルが求められます。したがって、これらを網羅的かつ体系的に学習できるクラウド関連資格は、クラウドエンジニアとしての基礎力を高めることにつながります。

知識、スキルを対外的に証明できる

クラウド関連資格には、初級者もしくは実務未経験者向けの資格も用意されています。こうした資格を取得することで、アピール材料を持たない実務未経験者が対外的に知識・スキルの証明を行えるようなるでしょう。

メジャーなプラットフォームの案件に参画するきっかけ

AWS、GCP、Azureは国内外で頻繁に用いられるクラウドプラットフォームです。クラウド移行を進めている企業は、3つのうちいずれかを導入していると言っても過言ではないでしょう。前述したような資格を取得できれば、クラウド関連プロジェクトに参画する足掛かりになります。

3. まとめ

クラウドエンジニアを目指す際には、いわゆる3大クラウドプラットフォームと呼ばれるAWS、GCP、Azureについての認定資格の取得がおすすめです。実務未経験者からエキスパートレベルまでさまざまな資格が用意されているため、自分の実力に見合った資格を取得することで、転職活動においても優位に働く可能性が高いです。また、このほかにもクラウドエンジニアとしての知識・スキルの証明に成り得る資格が存在するため、自分の志向に応じて取得を検討してみて下さい。

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