ネットワークエンジニアの仕事に必須の基本ツールのほか、さらに効率化に役立つツールを紹介しますネットワークエンジニアの仕事に役立つツール15選

最終更新日:2021年10月15日

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ネットワークエンジニアは、コンピューターや業務拠点間を繋ぐネットワークの設計・構築・運用・保守を主業務とするエンジニアです。現場で構築・調査・設定変更・保守作業などを行う際には、さまざまなソフトウェアツールを活用します。

本記事では、ネットワークエンジニア必須級のツール11選、効率化に役立つツール4選をまとめてご紹介しています。現場によって利用するツールは変わりますが、ぜひ参考にしてください。

1. ネットワークエンジニアの仕事にツールが必要な場面とは

ネットワークエンジニアはサーバーやPC、各業務拠点などを繋ぐネットワークの設計・構築・運用・保守を行うエンジニアです。特に実際のネットワーク機器やサーバーに接続して行う構築・運用・保守、それに伴う調査といったシーンでは、機器上の設定ファイルやネットワーク上の通信の状況、サーバーの監視などを行うためにソフトウェアツールの活用が必須となります。業務上よく使用されるツールを知っておくことで、業務の効率的な遂行に役立てましょう。

2. ネットワークエンジニアの仕事によく使われるツール11選

ネットワークエンジニアの業務でよく利用される、定番ともいえるツールについてご紹介します。

ターミナルエミュレータ

サーバー上の機能を端末(PC)上でエミュレート(再現)するツールをターミナルエミュレータといいます。ネットワークエンジニアはネットワーク上のサーバーを介してネットワーク機器へのアクセスを行うことが多いため、あらゆる構築、運用、調査の業務においてターミナルエミュレータを利用します。

TeraTermシリーズ

定番ともいわれるオープンソースのターミナルエミュレータです。日本発のソフトウェアで、現在はTeraTerm Projectにより開発が続けられています。軽快さと操作性の良さが特徴で、国内ではもっともよく使われているターミナルエミュレータです。

参考:TeraTerm Home Page(2021/09/10アクセス)

poderosa

poderosa(ポデローサ)複数のサーバー接続を同時に扱うことのできるタブ型表示や画面分割ができることが特徴のターミナルエミュレータです。Poderosa4まではオープンソースで、Poderosa5以降は商用ソフトウェアとして販売されています。

参考:
株式会社ラガルト・テクノロジー「Poderosa」(2021/09/10アクセス)
Poderosa Project on sourceforge(2021/09/10アクセス)

puTTy

puTTyは早期にSSH2への対応を行い、大きなシェアを得たオープンソースのターミナルログオンソフトウェアです。Winodows以外にもMacOSやandroid向けのアプリケーションもリリースされています。日本語化対応版や拡張版も豊富で、今後も発展の見込めるソフトウェアです。

参考:PuTTY: a free SSH and Telnet client(2021/09/10アクセス)

サーバソフトウェア

サーバーソフトウェアは、FTPサーバ・TFTPサーバ・Syslogサーバなどの機能を持っており、サーバー環境構築時などに業務効率向上に繋がる便利なソフトウェアです。

3CDaemon

サーバーとのファイル転送を行うFTP、TFTPサーバ機能を持ち、Syslogサーバー、TFTPクライアントとしても利用できるサーバソフトウェアです。設定も簡易で利用しやすいツールです。ただし、3CDaemonを開発した3ComはHPに吸収されており、現在は提供されていません。

BlackJumboDog

BlackJumboDogは、軽量なパーソナルサーバです。Web・Ftp・Proxy・DNS・DHCP・SMTP・POP3・TFTP等のサーバを軽易に構築することが可能で、多機能さが特徴となっています。SAPPOROWORKSにより作成されており、Githubにもソースコードが公開されています。

参考:SAPPOROWORKS「最新情報」(2021/09/10アクセス)

Tftpd64

TFTPサーバ/クライアントおよびDHCPサーバ、Syslogサーバ等の機能を持つフリーのオープンソースソフトウェアです。以前から存在したTftpd32の64ビット版で、64ビットのWindowsで利用することができます。

参考:Tftpd64(2021/09/10アクセス)

smtp4dev

ダミーのSMTPサーバが構築できるソフトウェアです。メール送信機能の開発時等に簡易なメールサーバを用意する、といった用途で利用できます。

参考:Github「smtp4dev」(2021/09/10アクセス)

PINGツール

ネットワークの疎通確認でよく利用されるpingコマンドを拡張するツールです。

ExPing

ExPingは複数のデバイスへ同時に、定期的にpingを実行できるほか、pingだけでなくtracerouteも実行可能となっています。また、多機能でありながら使い方が非常にシンプルなところも特徴です。小規模ネットワークの監視ソフトとして活用する場合もあります。最終更新が2005年ながらも現在まで利用され続けているツールです。

参考:WoodyBells「ExPing」(2021/09/10アクセス)

パケット送信

ネットワーク上にパケットと呼ばれるデータを送信するツールです。ネットワークの疎通確認、トラフィックの確認などに利用します。

ipsendwin

任意のMACフレーム、IPアドレスに対してパケット送信ができるツールです。シンプルなGUIながら長く使い続けられています。

参考:Vector「ipsendwin」(2021/09/10アクセス)

パケットキャプチャ

ネットワーク上を通過するパケットを取得し、トラフィックを監視するツールです。

Wireshark

WireSharkはネットワーク上のパケットを取得し、分析するネットワークアナライザソフトです。ネットワーク上の不審なパケットの監視、解析など、トラブルの調査では欠かせないツールです。

参考:Wireshark プロジェクト日本語トップページ - OSDN(2021/09/10アクセス)

FTPクライアント

ファイル送受信を行うFTPプロトコルを利用する場合に、クライアントとして利用するツールです。

WinSCP

FTP・SFTP・SCPの3つプロトコルのクライアントとして利用可能なツールです。安全なファイルコピーを実現しており、日本語にも対応しています。

参考:WinSCP(2021/09/10アクセス)

テキストエディタ

PCやサーバー上のテキストファイルやネットワーク機器に設定するテキストを編集するためのツールです。高度な文章の整形などの機能を備えています。

サクラエディタ

windows用の日本語テキストエディタです。マクロ機能やプログラム言語向けのカラー強調表示など多彩な機能を搭載しています。

参考:サクラエディタ(2021/09/10アクセス)

TeraPad

1994年から続く長い歴史を持つテキストエディタです。シンプルで使いやすいことが、長く使われている理由でしょう。

参考:TeraPad(2021/09/10アクセス)

スクリーンショット

現在のWindowsやスマホなどではデフォルトで搭載されている、表示中のGUIを画像として保存するスクリーンショット機能のためのソフトウェアです。何らかの理由でスクリーンショット機能が利用できない端末ではツールの利用を行います。

WinShot

WindowsVista以降は正式に対応していないものの、それ以前の環境でよく利用されていたスクリーンショットツールです。古い環境を利用する場合には重宝します。

参考:WinShot(2021/09/10アクセス)

差分チェック

インフラ設定でよくあるトラブルの原因が、設定ファイルの誤りです。その対処方法として最もベーシックなものが、正しい設定ファイルとの差分の比較を行うことです。

WinMerge

ファイルやフォルダを並列に表示し、差分を色の違いにより表示してくれるツールです。設定ファイルの比較やプログラムの修正など、広くITエンジニアに利用されています。

参考:WinMerge日本語版(2021/09/10アクセス)

サブネット計算

ネットワークエンジニアの業務上で必要となるのがサブネットアドレスの算出です。アプリケーションによる算出やWebサイトを利用することで効率的にサブネットが計算できます。

SubnetMaskCalculator

Webサイトが利用できない環境で使うことができるソフトウェアです。JavaScriptやPHPでのスクリプトが公開されています。

参考:
GitHub「subnetmaskcalculator」(2021/09/10アクセス)
Subnet Mask Calculator(2021/09/10アクセス)

無線LANのモニタリング

ネットワークエンジニアの仕事には無線LAN環境の構築も含まれており、現地作業では接続状況のモニタリングソフトを利用します。

inSSIDer

米Metageek社により開発されたネットワークスキャナーソフトです。インストールしたPCの無線LANから接続可能なアクセスポイントの各種情報を取得することが出来ます。周波数帯の干渉や受信強度を調べることができるため、無線LAN環境の構築で活躍するツールです。現在はオープンソースではなくなったため、入手や利用には注意が必要です。

参考:Metageek「inSSIDer」(2021/09/10アクセス)

3. ネットワークエンジニアの仕事をより効率化できる便利ツール4選

ネットワークエンジニアの業務において、必須では無いですが、使いこなすと業務を効率化できるツールをご紹介します。

ネットワークシミュレーター(GNS3)

GNS3はネットワーク環境のシミュレーターです。CISCO社のルータなどの機器をエミュレートすることが可能です。仮想の機器と実際の機器を組み合わせて、複雑なネットワークのシミュレーションを実現できます。環境の検証やCISCO社の資格試験に向けた学習にも利用されています。

参考:GNS3(2021/09/10アクセス)

操作自動化(UWSC)

UWSCはWindows上での操作を自動化することのできるソフトウェアです。マウスやキーボードからの入力をスクリプトとして記録し、タイマーと組み合わせることで様々な操作を自動的に実施することが可能です。RPAの先駆けともいえる内容を実現しており、ネットワークエンジニア以外でも幅広い用途で使用することができます。2021/09/10時点で公式サイトが正しく動作していないようですので、入手、利用にはご注意ください。

参考:Vector「UWSC」(2021/09/10アクセス)

リモートで利用するコマンドプロンプト(PsTools)

PsToolsはローカルやリモートのサーバーを管理するコマンドラインツールを集めたものです。Windowsの開発元であるMicrosoftからリリースされています。リモートでプロセスの実行や終了、開いたファイルの表示、システム情報の表示、ping、サービスの制御などの機能を持ちます。リモートでの作業が発生するネットワークエンジニアの業務でも活躍するツールです。

参考:Microsoft「PsTools」(2021/09/10アクセス)

ネットワーク管理ツール(TWSNMPマネージャ)

TWSNMP Managerはネットワーク管理ソフトです。障害管理、構成管理、課金管理、性能管理、セキュリティー管理の機能を持っています。1999年から開発が開始し、2011年に開発休止後、2020年に復刻版が作成され、現在はDocker環境で稼働するTWSNMP FCが開発されています。

参考:twice labo(2021/09/10アクセス)

4. まとめ

ネットワークエンジニアの仕事では、必ずデジタル機器を利用するため、ツールの利用が不可欠です。本記事では、業務を遂行するために最低限必要なツールから、複雑な機能で業務の効率化を図れるツールまでを幅広く紹介しています。各ツールが自分の業務にどの様に利用できるか、ツールを利用してどの様に業務の効率化を図れるかを検討しましょう。その上で、業務に合わせたツールを取り入れるとともに、ツールに合わせて業務の見直しを行うとより効果的です。

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