ブロックチェーンの将来性は?活用例や市場規模も紹介

最終更新日:2024年3月19日

2017年にビットコイン、イーサリアムをはじめとした仮想通貨が大暴騰を見せ、基礎技術である「ブロックチェーン」が知られるようになりました。ブロックチェーンは仮想通貨のみならず、フィンテック領域全般で活用される技術です。また、近年は建築や医療、食品など非金融の分野でも実用化が進んでいます。

今後10年程度のスパンで考えたとき、ブロックチェーンの将来性は有望であり、ブロックチェーンを学ぶことはエンジニアとしてキャリアを向上させるきっかけになるかもしれません。ここでは、ブロックチェーンの将来性が気になるWebエンジニアに向け、ブロックチェーンの概要や特徴、活用が期待されている分野、将来性、磨くべきスキルなどを紹介しています。

この記事のまとめ

  • ブロックチェーンとは、高い対改ざん性を備えた分散型データベース技術の総称
  • ブロックチェーン技術は金融業界や医療業界など幅広い分野での応用が期待されているため今後の需要は高い
  • ブロックチェーンエンジニアを目指すには、ブロックチェーンの知識だけでなく、暗号通貨に関する知識やスキルも重要

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ブロックチェーンとは?

ブロックチェーンの定義や特徴、市場規模について解説します。

ブロックチェーンの定義

ブロックチェーンとは、任意のデータを格納するブロックとブロック同士をつなぐチェーンを基礎とする分散型データベース技術の総称です。電子署名とハッシュポインタによって耐改ざん性を高めたデータ構造(箱)を鎖のようにつなぐため、「ブロック(箱)+チェーン(鎖)」と呼ばれています。

日本ブロックチェーン協会によれば、広義のブロックチェーンは以下のように説明されています。

「電子署名とハッシュポインタを使用し改竄検出が容易なデータ構造を持ち、且つ、当該データをネットワーク上に分散する多数のノードに保持させることで、高可用性及びデータ同一性等を実現する技術」

出典:日本ブロックチェーン協会 ブロックチェーンの定義

ブロックチェーンの特徴

ブロックチェーンの特徴


ブロックチェーンには以下のような特徴があります。
 

  • ・取引をする際に信用を担保できる

    ・不正取引を取り除ける

    ・コスト削減ができる


ブロックチェーンには複数の種類がありますが、いずれも上記の特徴は共通しています。それぞれの理由について解説していきます。

取引をする際に信用を担保できる

ブロックチェーン取引で信用を担保できるのは、ブロックチェーンが以下のような仕組みになっているからです。
 

  • ・暗号署名が付与された取引情報をネットワークに発信する

    ・同時に複数の分散型台帳(データベース)に書込みを行い、取引情報を管理する

    ・データベース間の情報を整合させるため、合意形成アルゴリズムで承認処理を行う

    ・承認された取引情報を別の第三者へ送信する


これら一連の処理を「P2P」の状態で自動的に行います。中央管理者が存在せず、複数のデータベースで管理しています。一箇所だけがデータを握るわけではないので、結果的に信用を担保できるということです。

不正取引を取り除ける

ブロックチェーン取引は上述した形式になっています。そのため、仮にデータを改ざんしようと思った場合、複数個所のデータをすべて矛盾なく改ざんする必要があります。そうしないとデータを照合されると改ざんがバレるからです。

改ざん者の目線で説明しましたが、複数箇所にデータがあるとそれだけ不正取引やデータの改ざんが難しいということです。

コスト削減ができる

ブロックチェーンの場合一箇所で管理せずに分散管理しているので、保守や管理の費用がかかりません。また取引認証も分散して自動で行われるため、この点でもコストがかかりません。処理の負荷も一箇所に集中しないため、コストパフォーマンスに優れています。

ブロックチェーンのタイプ

ブロックチェーンは、以下3つのタイプに分類されます。

パブリックチェーン

ビットコインやイーサリアムで使用されている仕組みです。中央管理者が存在せず、誰でもネットワークに参加でき、参加者自体が取引情報の承認者になることができます。一般的なブロックチェーンは、パブリックチェーンを指すことが多いでしょう。

プライベートチェーン

中央管理者が存在し、ネットワークへの参加は許可制で、なおかつ取引情報の承認は中央管理者が行う仕組みです。「許可型ブロックチェーン」とも呼ばれることもあります。ネットワークへの参加者と承認者を限定することで、秘匿性を高めていることが特徴です。

コンソーシアム型

プライベートチェーンの発展型で、中央管理者を複数設置し、承認処理の柔軟性を高める方式です。プライベートチェーンでは、承認者の数に比例して承認速度が速くなる傾向にあるため、秘匿性と柔軟性を同時に確保したい場合に使用されます。また、管理者が分散されることで、改ざんや不正への耐性を高める効果もあります。

ブロックチェーンの市場規模と将来性について

ブロックチェーンは市場規模が拡大しており、今後も拡大傾向が続くと予想されています。そのため、将来性のある技術と言えます。

ブロックチェーンの市場規模

ブロックチェーン技術はIoTを含む幅広い分野への応用が期待され、国内外ともに、非常に大きな市場規模であると言えます。経済産業省による2016年の発表では、日本国内のブロックチェーン関連技術の市場規模は、67兆円にも上ると試算されています。

これは、国内医療・福祉業界に並ぶほど大きな市場規模です。また、GlobalDataの調査レポートによると、世界のブロックチェーン関連技術の市場規模は2021年度で61億米ドル(約8000億円)に達し、2022年から2030年にかけて62.4%以上の年平均成長率で成長すると予想されています。このように、国内外で高い需要があり、今後もさらに市場規模の拡大が期待されます。

ブロックチェーンの将来性

ブロックチェーンは「十分な将来性を持つ技術」と言うことができます。

ブロックチェーンには、24時間無休稼働を前提とした信頼性の高い仕組みを、低コストで構築できるという強みがあります。近年、データ活用の拡大や5G普及に伴うIoT商品の拡充により、サイバーセキュリティのリスクは高まっています。そこで、様々な分野のセキュリティ対策として、ブロックチェーン技術の活用が期待されています。

ブロックチェーンの活用が期待されている分野

ブロックチェーンの活用が期待されている分野を紹介します。ブロックチェーンは、「同じ情報を複数の当事者がリアルタイムに共有することで効率化が進む業務」や「経緯、履歴の信頼性を保ち、改ざんを防ぐ必要がある業務」に適しています。具体的には、次のような分野の業務です。

国際送金

国際送金は手数料が高いうえに数日単位の時間を必要とするため、頻繁に送金を行う事業者の負担となっていました。これは、SWIFT(スイフト=国際銀行通信協会)と呼ばれる組織のインフラを使用していることが原因です。国際送金のインフラは40年以上前の仕組みであり、送金データが複数の銀行をバケツリレーのように伝達していくことで送金が実行されます。

これに対し、ブロックチェーンを利用した国際送金では、分散型台帳による自動的な承認処理で取引の正当性が担保されるため、バケツリレーに似た処理が発生しません。その結果、数秒〜数十分程度の時間で送金が完了し、手数料も非常に小さい額になります。国際送金はブロックチェーンが注目される大きな理由のひとつでもあり、実用化に向けた試みが着々と進んでいます。

食品のトレーサビリティ

食品業界では、食の安全性を確保するために「トレーサビリティ(追跡可能性)」を高めることが求められています。材料がどこから調達され、どこで加工され、どのように運ばれて売られているかを、しっかりと把握することで食品の安全性を高めようというわけです。しかし、サプライチェーンをつなぐ利害関係者の数があまりにも多いと、情報伝達が正常に行われず、トレーサビリティが確保しにくくなります。そこでブロックチェーンを使い、食品の信頼性をチェックする仕組みが登場しています。

検査プロセスの合理化

建設業界では、工事の出来形(できがた)確認業務の合理化にブロックチェーンを活用する動きがあります。出来形確認では、工事の目的物が発注側データと合致しているか、受注者が提出した検査帳票が正確かなどをチェックする必要があります。

しかし、チェックに必要な情報が膨大であったり、点在していたりすると、確認に要する負担が大きくなりがちです。また、誤差の判定にも時間がかかるでしょう。こうした課題を解決するために、耐改ざん性と合理的な処理機能を持つブロックチェーンを活用する動きが広まっています。

医療技術

昨今の日本では、高齢化や医療サービスの充実に伴い、健康寿命が伸びないまま平均寿命が伸びています。そのため年々医療サービスの仕事量が増加しており、この状況を放置すると医療サービスの需要と供給のバランスが崩れ、医療崩壊を引き起こしかねません。

そのため医療業界では、予防医療に力を入れ医療崩壊を防ごうという考えが広まっています。予防医療の真価を発揮させるには、ヘルスケアデータの活用とシステム変革が必要です。医療で扱う情報は、個人情報の中でも特に秘匿性の高い情報です。また、中央管理者の存在が障害になりうると考えられています。これらの点において、ブロックチェーンは医療業界のシステム変革に適しているため、注目されています。

AI技術

ブロックチェーンは、AI技術と組み合わせることで効果が高まり、さらに多くの分野へ使用できます。例えば、ブロックチェーンの暗号技術をAIを活用することで、暗号を解読せずに暗号のまま扱うことが可能です。

暗号技術を活用することで、セキュリティの向上や、専門的識のない企業でも扱いやすい技術となります。また、AIに解読させた過程をブロックチェーンに記載することで、AIの意志決定の検証を行うことが可能です。

ブロックチェーンエンジニアとは?

ブロックチェーンエンジニアとは、ブロックチェーンの開発や、ブロックチェーンを活用したアプリケーションの開発・実装を手がけるエンジニアです。ブロックチェーン技術だけでなく、サービス開発に関する知識も求められるため、ハイキャリアな業務と言えるでしょう。ここからは、ブロックチェーンエンジニアの将来性や平均年収、仕事内容について解説します。

将来性

ブロックチェーン技術の需要の高まりに比例して、ブロックチェーンエンジニアの需要も高まっているため、将来性は高いといえます。特に金融サービスに変化をもたらすとされる「フィンテック」で必要なことから、金融業界を中心に需要が高まっています。また、ブロックチェーンに加えて、プログラミングや導入企業に関する業界知識も求められるため、条件を満たすエンジニアの数が少なく、需要が高まる理由の1つとなっています。

平均年収

ブロックチェーンエンジニアの年収は500万円〜1,200万円前後、平均年収は約930万円と言われており、一般的なITエンジニアと比べて給与の水準が高いです。需要に対してエンジニアの数が少なく、どの企業も採用活動に苦戦しているため、高給を提示する企業もあります。また、高い需要や好条件から企業に雇用されず、フリーランスエンジニアとして働くことも可能です。

仕事内容

主な仕事内容は、ブロックチェーン本体や、ブロックチェーンを基盤としたアプリケーション・ソフトウェアの開発・実装です。
顧客の要望に対して最適な基盤を作り、自社独自のブロックチェーンを開発・実装します。また、ブロックチェーン技術の研究も行います。

ブロックチェーンを基盤としたアプリケーション・ソフトウェアの開発・実装は、仮想通貨プラットフォームだけでなく、取引管理システム・シェアリングサービスなど関わる業界は多岐にわたるため、今後も注目を集めるでしょう。

ブロックチェーンエンジニアになる方法

ブロックチェーンエンジニアは、独学や学校に通うことで未経験からでも目指せます。しかし、専門的な知識・スキルが要求されるため、全く開発経験の無い人がいきなり転職することは非常に難易度が高いと言えます。そのため、まずはWeb系の開発業務で実務経験を積み、徐々にブロックチェーン技術を習得し、転職を目指すことをおすすめします。

まずはWebエンジニアになる

Webエンジニアを目指すことも、未経験の人にとっては難易度が高いでしょう。しかし、Web開発などのフロントエンドエンジニアは、未経験からの求人も少なからずあり、未経験でも転職できる可能性があります。未経験エンジニアが入社できる企業はスタートアップ企業が多いです。スタートアップ企業に転職し、人気のRuby on railsやReactを学ぶと良いでしょう。Ruby on railsやReactを学ぶことでプログラミングの思考法を身につけるだけでなく、人気の技術なので市場価値も上がります。

ブロックチェーン技術を学ぶ

ブロックチェーンエンジニアを目指すには、教本やネット教材などを活用した、ブロックチェーン技術の基礎を学ぶことが大切です。また、知識を身につけるだけでなく、実際にブロックチェーンを開発すると良いでしょう。ブロックチェーンの教材は初心者向けのチュートリアルから本格的な実装例までネット上で確認可能です。例えば「Create a digital greeter」は、開発を体験できるチュートリアルを体験できます。

関連記事:ブロックチェーンに関する資格を解説!取得するメリットとは

ブロックチェーンエンジニアに必要な知識

ブロックチェーンエンジニアに必要な知識として、以下のようなものが挙げられます。
 

  • ・暗号技術に関する知識

    ・ブロックチェーンに関する知識

    ・システム、アプリケーション開発に関する知識


各知識の内容について解説していきます。

暗号技術に関する知識

暗号技術はブロックチェーンの核です。データの内容を第三者にわからないように暗号にすることでブロックチェーン特有のセキュリティが担保された取引ができるからです。暗号技術を細分化すると、ハッシュ関数、公開鍵暗号方式、電子署名などがあります。これらの仕組みを理解したうえで開発を進めます。

ブロックチェーンに関する知識

ブロックチェーンエンジニアなので、当然ブロックチェーンに関する知識は必須です。ブロックチェーンの技術も細分化され、上で挙げた暗号技術以外にも、P2Pネットワーク、コンセンサスアルゴリズム、スマートコントラクトなどがあります。

ブロックチェーンの全体構造と細部の技術を理解することで、ブロックチェーン開発が可能になります。厳密に言えば既存のコードを使ってプログラミング自体はできるかもしれませんが、しっかり理解しないままコードと書いてしまうと不具合やセキュリティ事故につながるので理解が必須ということです。

システム・アプリケーション開発に関する知識

ブロックチェーンエンジニアはブロックチェーンの開発を行いますが、土台として一般的なシステム開発、アプリケーション開発スキルが必要です。具体的な工程としては、要件定義、設計、プログラミング、テストが挙げられます。

Web開発のスキルや業務システム開発のスキルが必須というわけではありませんが、ブロックチェーン開発でも共通する部分が多く、たとえば言語に関わらず基本となるアルゴリズムの考え方、プロジェクトの流れの把握、設計書の作り方、などができている必要があります。

エンジニアとして最初のキャリアがブロックチェーンエンジニアということは少ないので、多くの人はなんらかの開発経験を経ているでしょう。それだけ開発そのものに関する理解とスキルが求められるということです。

ブロックチェーン開発で用いられる代表的なプログラミング言語

ブロックチェーン開発で用いられるプログラミング言語は複数あります。AIのPythonのように、特定の言語に偏っているわけではありません。ブロックチェーン開発で用いられる代表的なプログラミング言語として以下が挙げられます。
 

  • ・C言語(C++)

    ・C#

    ・JavaScript

    ・Solidity

    ・Go言語


それぞれの言語の特徴や、どのような開発で使用されることが多いのかなどについて解説していきます。

C言語(C++)

ブロックチェーンが世に知られるきっかけになったビットコインはC言語(C++)で開発されています。そのため、ブロックチェーンではC++は代表的なプログラミング言語になっています。C++はC言語の一部の機能を拡張したもので、オブジェクト指向の機能を持っています。

C言語とJavaの経験がある方は、組み合わせたようなものをイメージするとわかりやすいでしょう。オブジェクト指向の言語経験がない方にとってはハードルが高めですが、逆にオブジェクト指向言語の経験があればC言語よりもわかりやすいはずです。

関連記事:C言語とは|特徴やC++やC#との違いを分かりやすく解説

C#

C#はC言語、C++、Javaを組み合わせた派生言語です。ブロックチェーン開発の中でも、MicrosoftやWindowsアプリ開発で使用されることが多いです。ただしOSに依存するわけではなく、あくまでも相性が良いというだけです。汎用性という面では、幅広い開発で使用はされています。

関連記事:C#とは?特徴やメリット、C言語やC++との違いを解説

JavaScript

JavaScriptはフロントエンドのイメージが強いですが、サーバーサイド用のフレームワークもあります。そして、Webのブロックチェーン開発ではJavaScriptが使われることがあります。この場合、サーバーサイドの一部とフロントエンドの両方にJavaScriptを使用することになります。

JavaScriptはブロックチェーンだけでなく当然Web開発でも主要言語なので、スキル習得の汎用性が高いこともメリットです。

関連記事:JavaScriptとは?基本や特徴を初心者にもわかりやすく解説

Solidity

Solidityはあまり聞きなじみのないプログラミング言語かもしれません。Ethereum上でスマートコントラクトを開発するために用いられる、用途が狭めの言語だからです。文法はJavaScriptに似ているので、使用ハードルは低いでしょう。スマートコントラクトとは、ブロックチェーン上で取引が行われた際に自動的に実行されるプログラムのことです。

Go言語

Go言語はGoogleが開発したプログラミング言語です。コードがシンプルで使いやすいことから、Webを中心に幅広く使用されるようになっています。そしてブロックチェーン開発でもGo言語が使用されるようになっています。

Go言語はGoogleが開発していることに加えて開発対象の幅が広いため、ブロックチェーン開発でも今後使用頻度が増える可能性が高いでしょう。エンジニアとしては、習得するメリットが高いということです。ちなみに、Go言語は年収ランキングでも上位にランクインすることが多く、案件数も右肩上がりに伸びています。

関連記事:Go言語エンジニアの転職で知っておきたいこと

ブロックチェーンに関するよくある質問

ブロックチェーンに関するよくある質問と回答を紹介します。

Q1.ブロックチェーンエンジニアに将来性はある?

ブロックチェーンの技術は今後より需要が高まっていく可能性が高いです。そのため、ブロックチェーンエンジニアの将来性はあります。現状はフィンテックと呼ばれる、金融とITを組み合わせた分野での需要が高いです。社会的にも注目度が高い分野で経済の軸にもなっているためブロックチェーンエンジニアは社会に必要な存在と言えます。

Q2.ブロックチェーンエンジニアの年収は?

ブロックチェーンエンジニアの年収は500万円〜1,200万円前後、平均年収は約930万円とされています。一般的なエンジニアと比較するとかなり年収の水準は高いです。それだけ需要に対して供給が追いついておらず、また高いスキルが求められるということでもあります。

Q3.ブロックチェーンのメリットは?

ブロックチェーンのメリットとして以下が挙げられます。
 

  • ・取引をする際に信用を担保できる

    ・不正取引を取り除ける

    ・コスト削減ができる


ブロックチェーンは同時に複数個所にデータを記録するので、信用を担保でき、不正取引を防止できます。また一箇所が管理や記録をしなくて良いので、コスト削減にもなります。

Q4.ブロックチェーンのデメリットは?

ブロックチェーンのデメリットとして、以下が挙げられます。
 

  • ・記録された情報を削除できない

    ・集団でデータ改ざんできる可能性はある

    ・処理に時間がかかる

まとめ

ブロックチェーンは仮想通貨を中心に伸びている技術で、今後も伸びていく可能性が高いです。そのため、ブロックチェーンエンジニアは将来性の高い職種です。また技術が代替されても、ブロックチェーンの技術は応用が利くので技術変化に合わせられます。

そもそもブロックチェーンエンジニアはエンジニアとしてのスキルが高い場合が多いため、他の分野でも活躍できる可能性が高いでしょう。ブロックチェーン単体でも将来はある程度安泰ですが、上記の要素を追加すると、ブロックチェーンエンジニアの将来は安泰と言えます。

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