AWS認定資格全11種類を網羅的に解説!AWS認定資格でクラウド人材を目指そうAWS認定資格の種類、概要、難易度、メリットを解説

最終更新日:2021年5月17日

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AWSは、Amazon社が提供する世界最大規模のクラウドプラットフォームです。クラウド活用が当たり前になる中でAWSの存在感が増しています。AWSの知識とスキルを磨くための第一歩としては、認定資格制度の活用がおすすめです。ここでは、AWS認定資格の種類や概要、難易度、メリットなどを解説しています。

1. AWS認定資格の種類、試験範囲、難易度

まず、AWS認定資格の種類と試験範囲、難易度について解説します。AWS認定資格は2021年4月時点で全11種類です。認定資格の種類によって難易度や試験範囲、対象となる職種が異なるため、自分の志向にあった資格を把握しておきましょう。

AWS入門レベル

AWSの認定資格の中では最も簡単で、クラウドシステムに関与した経験がない(もしくは浅い)人材を対象とした資格試験です。AWSの基礎知識とともに、クラウド周辺の業界知識も学ぶことができます。

クラウドプラクティショナー
  • ・対象:初心者が対象(対象職種無し)

    ・試験の概要

 

入門レベルの認定資格で、AWSとクラウド全般の基礎知識を身に着けたい個人を対象としています。試験範囲は「クラウドの概念」「セキュリティおよびコンプライアンス」「テクノロジー」「請求と料金」となっており、技術的な内容はそれほど多くありません。顧客に対してAWSの概要を説明する営業職やカスタマーサポート職に向けた試験と言えそうです。

難易度は、AWSを含むクラウドシステムの開発・運用経験を持たない人材であっても、一か月程度の独学で合格できるレベルです。IT系資格全体としてみても、最も簡単な部類に入るでしょう。

AWSアソシエイトレベル

AWSを扱った経験が1年程度ある人材向けの試験です。このレベルから徐々に実務に即した内容が増えてきます。

AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト
  • ・対象:クラウドエンジニア 初級(SE、コンサルタントなど)

    ・試験の概要

 

AWSを用いた1年以上の実務経験(設計や提案など)を持つ人材を想定した試験です。クラウドとAWSの基礎知識・SSHによるサーバー操作・最適なデータベースを選択するための知識などが出題されます。AWSの認定資格の中では初級レベルに該当し、配属間もない新人エンジニアや経験の浅いSEなどが対象となるでしょう。

こちらも難易度は高くないものの、経験の浅い新人エンジニアが無勉強で合格できるレベルではありません。概ね2カ月~3カ月程度、時間にして50時間~100程度の学習が必要になるでしょう。

AWS認定SysOps アドミニストレーターアソシエイト
  • ・対象:クラウドエンジニア 初級(運用担当など)

    ・試験の概要

 

AWS での開発・管理・運用といった業務経験が1年以上ある運用担当者を対象とした試験です。試験範囲には「モニタリングとレポート」「高可用性」「配置とプロビジョニング」「ストレージとデータマネジメント」「セキュリティとコンプライアンス」「ネットワーク」「自動化と最適化」などが含まれます。

難易度は、アソシエイトレベルの中では簡単な部類で、ソリューションアーキテクトよりも易しいという印象を持つ方が多いようです。50~100時間程度の学習で合格が見えてきます。

AWS認定デベロッパーアソシエイト
  • ・対象:クラウドエンジニア 初級(開発担当者)

    ・試験の概要

 

AWSをベースとしたアプリケーション開発・保守経験を1年以上持つ人材を対象にしています。開発担当者向けの試験であり、試験範囲には「展開(デプロイ)」「セキュリティ」「AWSサービスを使用した開発」「リファクタリング」「モニタリングとトラブルシューティング」が含まれます。「サーバーレスアプリケーションのコード記述」「APIやSDKを用いたAWSサービスとのやりとり」など、クラウドならでは内容も出題されるため、事前対策は必須です。

ソリューションアーキテクトアソシエイトに合格できるレベルの知識を持っている場合は、50時間程度の学習で合格が見えてきます。ただし、全く知識がない状態から始めた場合は、100時間前後の学習が必要になるでしょう。設計・開発経験の有無で難易度が大きく変わる試験と言えそうです。

AWSプロフェッショナルレベル

AWSを用いた実務経験が2~3年程度ある人材を対象とした、実務家向けのグレードです。

AWS認定ソリューションアーキテクトプロフェッショナル
  • ・対象:クラウドエンジニア 中級(アーキテクト)

    ・試験の概要

 

2年以上のクラウドシステム設計・実装経験を持つ人材を対象とした資格試験です。ソリューションアーキテクトアソシエイトの上位資格で、実務レベルの知識が出題されます。クラウドシステムの設計・移行・コスト管理・改善などについてユースケースを用いた問題が出題されるため、単純な暗記だけでの合格は難しいでしょう。

難易度は、2~3年程度の実務経験を持つ人材が50~100時間前後の学習で合格できるレベルと想定されます。

AWS認定DevOpsエンジニアプロフェッショナル
  • ・対象:クラウドエンジニア 中級(開発、運用担当者)

    ・試験の概要

 

AWSを採用したシステムでの開発・運用経験が2~3年程度ある人材に向けた資格試験です。DevOpsエンジニアは定義が難しい職種ですが、開発・運用双方の経験があれば対象と考えて良いでしょう。試験範囲は「SDLCの自動化」「構成管理およびInfrastructure as Code」「監視とロギング」「ポリシーと標準の自動化」「インシデントおよびイベントへの対応」「可用性、フォールトトレランス、ディザスタリカバリ」などです。

難易度は、ソリューションアーキテクトプロフェッショナルよりも少し易しい程度と言われており、合格までの勉強時間は50~80時間程度が目安になりそうです。

AWS専門知識カテゴリ

専門知識カテゴリは、前述した3つのカテゴリを機能や職種ごとに細分化し、専門性を高めた資格で構成されています。

AWS認定 高度なネットワーキング
  • ・対象:クラウドエンジニア ネットワーク担当

    ・試験の概要

 

クラウドシステムのネットワーク構築・運用業務に従事する人材向けの資格試験です。試験範囲には「大規模なハイブリッドネットワークの設計」「AWSネットワークの設計と実装」「AWSタスクの自動化」「アプリケーションサービスとネットワーク連携の構築」「セキュリティとコンプライアンスの設計と実装」「ネットワーク管理、最適化、トラブルシューティング」が含まれます。一般的なネットワークの知識よりもAWSに特化した内容が多いため、入念に事前対策を行うようにしましょう。

AWS認定データアナリティクス
  • ・対象:データエンジニア、データサイエンティストなど

    ・試験の概要

 

AWSでデータレイクを使った分析サービスを構築、もしくは使用する人材に向けた資格試験です。試験範囲は「データ収集」「データ格納及び管理」「データ処理」「分析と可視化」「セキュリティ」などです。データ分析環境の構築に必要な知識が網羅的に問われる内容となっています。

AWS認定データベース
  • ・対象:データベースエンジニア

    ・試験の概要

 

AWSを用いたデータベースソリューションの設計、提案、保守に従事する人材向けの資格試験です。データベース関連業務に携わった経験が5年以上、かつAWSに携わった経験が2年以上ある人材の受験が推奨されています。プロフェッショナルレベルよりも推奨経験年数が多いことから、中~上級者向けの試験と言えるでしょう。

試験範囲は「ワークロード固有のデータベース設計」「展開と移行」「管理と運用」「監視とトラブルシューティング」「データベースセキュリティ」などです。データベースの構築よりも、データベースを用いたシステム戦略全般に対する知識が問われる傾向にあります。

AWS認定 機械学習
  • ・対象:機械学習エンジニア、データサイエンティストなど

    ・試験の概要

 

主にデータサイエンス業務に従事する人材向けの資格試験です。試験範囲は「データエンジニアリング」「探索的データ解析」「モデリング」「機械学習の実装と運用」となっています。特にモデリングの部分は、技術的な内容も多く含まれるため、重点的に対策する必要があるかもしれません。

AWS認定セキュリティ
  • ・対象:セキュリティエンジニア、セキュリティ担当者

    ・試験の概要

 

最低 2 年間のワークロード保護に関する実務経験を持つセキュリティ担当者を対象とした資格試験です。試験範囲は「インシデント対応」「ログ収集と監視」「インフラセキュリティ」「IDとアクセス管理」「データ保護」となっており、システム全体のセキュリティ対策全般に対して知識が問われる内容です。

2. AWS認定資格を取得するメリットは?

最後に、AWS認定資格を取得するメリットを整理しておきましょう。AWS認定資格に限らず、IT系の資格は「実務経験や実績を補完するもの」です。経験がある人材ならばそれまで蓄積した知識を体系化し、定着を促す効果があります。また、経験が浅い人材ならば、実績では証明しにくい知識やスキル、志向などをアピールできるでしょう。このほかにも、次のようなメリットが考えられます。

クラウドテクノロジーのトレンドに敏感になる

クラウド関連は伸び盛りの分野であり、日々新しいサービスが提供されています。また、コストカットや開発速度向上に即効性のあるサービスが多いことから、企業側も導入に積極的です。AWSの資格を取得する過程で、こうした技術トレンドの流れに敏感になっていくでしょう。

日本国内で「大企業」「新規システム構築」に携われる

MM総研の調査結果によれば、IaaS導入企業の過半数がAWSを採用しています。(※)

さらにクラウド採用企業は大企業(従業員1000人以上)の87.2%にのぼることも明らかになっています。国内外で活用されているAWSの知識とスキルを身に着けることで、大規模プロジェクトに参画できる可能性を高めることができるでしょう。

※参考:ITmedia NEWS「IaaS導入企業の過半数がAWS採用 MM総研の国内クラウド市場調査」

3. まとめ

クラウド活用が当たり前になる中で、世界最大のシェアを誇るクラウドプラットフォーム「AWS」の存在感も年々増しています。今後はクラウド人材の需要が一層高まると予想されるため、クラウド関連の知識とスキルを磨くことは、ITエンジニアとしての市場価値を高めることにもつながるでしょう。AWSは知識とスキルの証明のために認定資格制度を設けているため、積極的な活用がおすすめです。

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