HTML5、CSS、JavaScriptなどWebコンテンツ制作に関わる人に役立つ汎用的資格HTML5の資格ではない?HTML5プロフェッショナル認定試験とは

最終更新日:2021年4月23日

レバテックキャリアは
ITエンジニア・Webクリエイター専門の転職エージェントです

HTML5プロフェッショナル認定試験は、Web業界で求められる知識を体系的にまとめた試験です。その名称からHTML5に関する試験と考えられがちですが、実際はCSS・JavaScriptなどにも言及した実践的な資格試験と言えるでしょう。Web業界への転職を希望する場合には、特に取得を目指したい資格のひとつです。ここではHTML5プロフェッショナル認定試験の概要や難易度、メリットなどについて解説します。

1. HTML5プロフェッショナル認定試験とは

まず、HTML5プロフェッショナル認定試験の概要を解説します。

Webエンジニア向けの汎用資格「HTML5プロフェッショナル認定試験」

HTML5プロフェッショナル認定試験は、特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(以下LPI-Japan)が運営する資格試験です。マークアップといえばHTMLやCSSの知識が中心と思われがちですが、HTML5プロフェッショナル認定試験ではJavaScriptやAPIについても出題されます。

LPI-Japanは、HTML5プロフェッショナル認定試験を「最新のマークアップに関する技術力と知識を中立的な立場で認定する制度」と位置付けています。ただし、実際にはマークアップという領域を超え、Webコンテンツ・アプリケーション制作など、主にフロントエンドと呼ばれる領域の知識を問われる試験と言ってよいでしょう。

HTML5プロフェッショナル認定試験の試験内容と対策ポイント

HTML5プロフェッショナル認定試験は2つのレベル(レベル1、2)に分けて提供されています。それぞれの具体的な出題範囲や対策ポイントなどを、以下にまとめました。

HTML5プロフェッショナル認定試験レベル1

HTML5プロフェッショナル認定試験レベル1で出題されるのは、主にHTML5・CSS・レスポンシブWebデザインなど「マークアップ」と呼ばれる領域の内容です。試験時間は90分(前後のアンケート5分ずつを含む)で、問題数は60問、受験料は16500円(税込)となっています。

出題範囲

  • ・Webの基礎知識……HTTPプロトコル、HTMLの書式、Web関連技術の概要など

    ・CSS……スタイルシートの基本、CSSデザイン、カスケード

    ・要素…要素と属性、メディア要素、インタラクティブ要素

    ・レスポンシブWebデザイン……マルチデバイス対応、メディアクエリ、スマートフォン最適化

    ・APIの基礎知識……マルティメディアグライフィックス系、デバイスアクセス系、オフラインストレージ系、通信系API


難易度
レベル1が想定するスキルレベルは「HTML5を使ってユーザ体験を考慮したレスポンシブなWebコンテンツを制作する」というものです。HTML5を主軸として、CSSやAPIなどWebコンテンツ制作における基礎知識を問われる試験と言えるでしょう。

難易度はそれほど高くありませんが、技術寄りの内容が多いため、実際の難易度以上に難しく感じるかもしれません。

勉強方法、試験対策ポイント
参考書や問題集などを使用して何度も演習を重ね、用語や問題に慣れることが合格への近道です。特に、公式サイトで用意されている「サンプル問題」は実際の試験の内容に近いうえに全100問以上と量的にも充実しているため、必ずおさえておくようにしましょう。また、LPI-Japanが主催するセミナーやイベントでも基礎知識の解説を行うことがあるため、参加を検討してみてください。エンジニア未経験の場合、API系の問題は理解しにくいことがあるため、重点的に対策を進めてみてください。

HTML5プロフェッショナル認定試験レベル2

HTML5プロフェッショナル認定試験レベル2では、主にUIや動的コンテンツ、システム間連携、Webアプリ開発など内容が出題されます。ただし、内容はJavaScriptに関するものが多くなっています。試験時間はレベル1と同じく90分で、問題数は40~45問、受験料は16500円(税込)です。

出題範囲

  • ・JavaScript……文法

    ・JavaScript API……イベント、ドキュメントオブジェクト、ウィンドウオブジェクトなど

    ・グラフィックスアニメーション……Canvas、SVG、Timing control for script-based animations

    ・マルチメディア……WebStorage、Indexed Database、File API、バイナリデータ

    ・通信……Webソケット、XML Httpリクエスト、Server-Sent Events

    ・デバイスアクセス……Geolocation API、DeviceOrientation Event

    ・パフォーマンスとオフライン……Web Wokers、High Resolution Time、オフラインアプリケーションAPIなど

    ・パフォーマンスとオフライン

    ・セキュリティモデル
     

難易度

レベル1に比べると、JavaScriptを用いたプログラミングとコンテンツ実装の内容が大幅に増えています。実質的に「JavaScriptを用いたWeb制作の試験」とも言えるほどで、プログラミングの基礎知識がない場合は難しく感じるかもしれません。

勉強方法、試験対策ポイント
レベル1と同様に参考書や公式サンプル問題集などを活用していきましょう。加えて「JavaScript自体の勉強」も進めたいところです。レベル2はJavaScriptでコーディングができる人材を想定しているため、基礎知識がない状態では理解が進みにくいからです。

2. HTML5プロフェッショナル認定試験を取得するメリット

次に、HTML5プロフェッショナル認定試験を取得するメリットについて解説します。

Webエンジニアとして汎用的な知識が習得できる

HTML5プロフェッショナル認定試験は、HTML5とともにCSS・javascript・関連APIまで含めた「汎用性の高い制作スキル」のベースになります。HTML5はすでにWebコンテンツ制作のスタンダードです。2020年末にAdobe Flash Playerのサポートが終了したことを受け、今後はますますHTML5の需要が高まっていくでしょう。したがって、Webコンテンツ制作界隈の需要に合致した資格と言えるわけです。

スキルや知識の証明手段

LPI-JapanはLinux系のメジャーな資格である「LPIC」を運営していた団体です。また、現在は日本国内向けに「LinuC」を運営しています。いずれもLinux関連の資格では知名度・信頼性が高いものです。LPI-Japanが運営する資格は、中立・公平な視点から評価されるため、知識・スキルの証明として役立つでしょう。特に、対外的なアピール材料を持たない実務未経験者の場合は、基礎知識を証明する手段として有効です。

3. HTML5プロフェッショナル認定試験の取得が向いている人は?

最後に、HTML5プロフェッショナル認定試験の取得が向いている人を職種別に分類して紹介します。

マークアップエンジニア

HTML5プロフェッショナル認定試験は、マークアップに関するほぼすべての内容が網羅されています。したがって、これからマークアップエンジニアを目指す人に適した試験です。また、「HTMLやCSS修正の経験があるものの、本格的なWebコンテンツ制作の経験がない」といった初級エンジニアにもおすすめです。まずはレベル1の合格に向けて学習を進めてみてください。

フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアを目指す人やスキルを高めたい人は、レベル2の合格を目指していきましょう。レベル2はレベル1よりもJavaScriptに関する内容が多く、アプリケーション開発やコンテンツ実装で必要とされる具体的な知識が含まれています。また、AjaxやAPIに関する具体的な仕様を理解することで、サーバーサイドとの連携部分開発にも役立つはずです。

アプリケーションエンジニア

フロントエンドエンジニアと同様に、レベル2までの合格を目標にしてみてください。JavaScriptを使用したアプリケーション開発全般に関する知識が体系化され、実力の底上げが見込めます。

4. まとめ

HTML5プロフェッショナル認定試験は、Web業界で求められる知識を体系的にまとめた試験です。HTML5だけでなく、CSSやJavaScriptの内容も含まれるため、汎用性が高く、実践的な資格試験だと言えるでしょう。特にWeb業界への転職を検討している方は、是非資格の取得に挑戦してみてください。

ITエンジニア・Webクリエイターの転職ならレバテックキャリア

レバテックキャリアはIT・Web業界のエンジニア・クリエイターを専門とする転職エージェントです。最新の技術情報や業界動向に精通したキャリアアドバイザーが、年収・技術志向・今後のキャリアパス・ワークライフバランスなど、一人ひとりの希望に寄り添いながら転職活動をサポートします。一般公開されていない大手企業や優良企業の非公開求人も多数保有していますので、まずは一度カウンセリングにお越しください。

転職支援サービスに申し込む

また、「初めての転職で、何から始めていいかわからない」「まだ転職するかどうか迷っている」など、転職活動に何らかの不安を抱えている方には、無料の個別相談会も実施しています。キャリアアドバイザーが一対一で、これからのあなたのキャリアを一緒に考えます。お気軽にご相談ください。

「個別相談会」に申し込む

まだ転職を迷っているあなたに情報収集から始めませんか?

プロのアドバイザーがあなたのお悩みや疑問にお答えします

- 転職個別相談会開催中 -

相談内容を選択してください

※転職活動や求人への応募を強制することはありません

人気の求人特集

内定率が高い

関連する記事

人気の記事

スキルアップ記事トップへ

HTML5の求人・転職一覧