市場拡大が見込まれる「RPA」開発を担うRPAエンジニアになり将来性の高いキャリアパスを築こうRPAを勉強し、RPAエンジニアを目指す方法

最終更新日:2020年12月15日

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近年、企業の競争力の維持・強化にはIT活用が不可欠になってきました。そのため、多くの企業が最新のIT技術の導入検討を行っています。RPAはロボティック・プロセス・オートメーションのことで、ソフトウェアロボットとも言われます。RPAを用いることで、従来は人手で行っていた定型的な業務を、自動化し効率化することができます。そのためRPAを導入するRPAエンジニアの需要はこれからも高まると予想されます。ここではRPAエンジニアの将来性、需要、仕事内容、就職する際に求められるスキル、収入・キャリアパスなどについて解説します。

1. RPAエンジニアの将来性、需要

はじめに、RPAエンジニアの将来性、需要について解説します。

将来性

国内では、労働人口減少による人手不足が予想されており、それに伴う業務の自動化・効率化が求められています。このような背景から、業務の自動化・効率化を図ることができるRPAは長期に渡るニーズあると考えられます。そのため、RPAエンジニアの将来性は高いと言えるでしょう。

需要

RPAの業務への適用は、ここ数年始まったばかりであり、これから拡大すると考えられています。適用業務の拡大やRPAの機能の拡充などにより、さらに適用範囲は拡大していくと想定されていることから、それに伴ってRPAエンジニアの需要も続くでしょう。

2. RPAエンジニアの仕事内容

次に、RPAエンジニアの仕事内容について解説します。

導入検討

まず、導入段階では、顧客の業務洗い出しなどを行います。RPAはある程度型の決まった業務を自動化し高速で処理を行います。したがって定型的な業務である人事や勤怠・旅費などの総務処理、比較的単純な計算処理などといったパターン性のある作業を洗い出します。そして、RPAを適用する範囲・内容を検討し、決めていきます。

開発

導入検討フェーズで、RPAを適用する業務やシステム対応の範囲・内容が確定したら、RPAツールによるロボット構築を行います。RPAツールの機能により、業務の自動化を再現できるようにロボットを構築していきます。一般的には画面キャプチャやシナリオ作成などにより基本的な動きを定義し、データや他のプログラムなどの連携を加え、業務の自動化を行っていきます。

保守

RPAが稼働し、対象の業務でRPAの運用が始まったあとは保守が必要です。開発時にテストは行いますが、実際のさまざま業務を稼働させると最初はエラーなどが発生します。RPAエンジニアは、それらのエラーに対するロボットの修正・改善対応などを行います。また顧客に対するRPAの使い方や対応方法の説明など、定着化作業を行います。

3. RPAエンジニアに必要なスキル

次に、RPAエンジニアに必要なスキルについて解説します。

Microsoft Excel、Access、VBAなどのスキルや経験

RPAエンジニアには、Microsoft Excel、Access、VBAなどのスキルや経験が求められます。ExcelやAccessはデータを使用するツールとしてさまざまな業務で利用されています。RPA適用の際に、業務でどのように適用されているかを理解するために、これらのスキルや経験が必要になります。VBAは必須ではありませんがExcelから他のプログラムを呼び出したり、RPAとよく似た動作ができたりするため、知っておくと非常に有用です。RPAは基本的にプログラミングによるコーディングを行いませんが、これらのスキルが不可欠です。

ITプラットフォームのスキル(OSやハードウェアなどの基礎スキル)

RPAは業務がパソコン上で稼働していて定型なものであれば、基本的にどのような業務も適用の検討対象となります。したがって検討対象の業務はさまざまなITのプラットフォーム上で稼働していると想定されることから、WindowsやLinuxなどのOSや、パソコンやサーバーに関する基本的なスキルが必要です。

RPAツールのスキル

RPAツールにはよく使われる有名なものがいくつかあり、一般的にはWinActor、UiPath、Blue Prism、BizRobo!などがあります。RPAを顧客業務に適用する際にはいずれかのRPAツールを使いますので、少なくとも一つ以上のRPAツールのスキルは必要になります。ただし、これらの技術的なスキルよりもこれから述べる業務分析スキルの方がより重要とされます。理由としては、業務を最適化してからRPAで自動化するためです。

業務分析スキル

RPAを顧客の業務に適用する際に最も重要なスキルは業務分析スキルと言われます。RPAを適用して効果を出すためには、RPAの自動化が適用しやすい定型業務や、類似した複数の定型業務などを、業務分析し見つけ出す必要があります。たとえばRPAありきで自動化に適していない業務に対しRPAを適用しても、RPA適用の効果が出ないなどの結果になりかねません。そのため業務分析スキルはRPAエンジニアにとって最も重要なスキルです。

4. RPAエンジニアになるための勉強方法

ここでは、RPAエンジニアになるための勉強方法を紹介します。

Microsoft Excel、Access、VBAスキルの勉強方法

これらの製品にはMicrosoft社の公認資格である、MCPと言われるMicrosoft認定資格があります。それぞれレベルに合わせた資格があり、この資格を取得するための各種スクールの講座(オンライン/オフライン)があります。これらを活用して勉強するとよいでしょう。

OSやハードウェアなどの基礎スキルの勉強方法

OSやハードウェアなどの基礎スキルの勉強方法としては、IPAの基本情報技術者試験のための講座や各種民間資格を取得するための講座を活用する方法があります。民間資格としては、Microsoft社のWindowsやWindows ServerのMCPの資格や、Linuxの資格の世界標準であるLPICがあります。これらの資格を取得するために各種スクールの講座があり、スキル習得のために活用することができます。

RPAツールの勉強方法

RPA技術者検定に向けた勉強

RPA技術者検定 とは、RPAツールであるWinActorに関する検定です。この資格を取得することにより、WinActorの技術や知識を取得しRPAツールの勉強をすることができます。WinActorはRPAの代表的なツールであり、RPA技術者検定を勉強することでRPAの知識とWinActorを扱うスキルを習得することができます。なお、UiPathにも同様な認定資格制度 があります。

RPAツール提供ベンダーの無料講座

上述したWinActorやUiPathなどのツールについては、これらを提供するベンダーがWeb学習サービスを無料で提供しています。既に市場ではかなり実績のあるRPAツールの学習サービスであり、非常に有用です。

Udemyなどの動画サービス

有名なオンライン学習サイトのUdemyでもRPAの講座が複数開講されています。初級者から上級者まで各種講座が用意されており、充実したコースになっています。詳しく学びたい方はこれらの講座で勉強することも可能です。

業務分析スキルの勉強方法

業務分析スキルの勉強方法としては、書籍による勉強や研修の受講があります。
RPA関連スキルの中でもこの業務分析スキルが重要かつ最も難易度が高いため、研修の受講をおすすめします。代表的なものとして以下の研修を紹介します。

業務分析・設計のための業務モデリング 実践トレーニング(富士通ラーニングメディア) 

5. RPAエンジニアの年収・キャリアパス

最後に、RPAエンジニアの年収とキャリアパスについて解説します。

年収

レバテックキャリアの募集では、年収は約400万円~800万円と幅があり、他の職種と比較してやや高い傾向があります。中には、多数の顧客導入で業務の効果的な効率化を行うなどの経験があれば、ITコンサルティングスキルも高いと評価され、年収約1,000万円以上で採用されるケースもあります。

キャリアパス

近年、IT人材のニーズは高く、今後もこの傾向は続くと考えられています。加えて社会ではIoT技術による自動運転やAIによる市場分析など、最新技術の導入が進んでいます。RPAも新しい技術であり、今後のキャリアパスとしてIoTエンジニアやAIエンジニアなどが考えられます。常に新しい情報を収集し、自分にマッチした募集を見つけ、転職活動を行っていきましょう。

6. まとめ

昨今ではAI、IoTなどを代表とする最新技術の適用が進んでおり、RPAもその一つです。RPAを用いることで業務プロセスの自動化を行うことが可能で、定型業務などの効率化、ひいては人員の最適配置にもつながります。今後もRPAエンジニア技術者の需要は続くと考えられ、将来性のある職種です。最新技術に触れられることから、キャリアアップのためにも、お勧めできる分野です。転職検討中の方は、ぜひRPAの知識習得も検討してみてください。

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