JavaScriptエンジニアになるための学習方法や転職するポイントについて解説JavaScriptとは?Web業界で価値が高い理由について

最終更新日:2022年3月11日

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エンジニアとして仕事をしていると、IT業界の様々な業種や仕事内容について知る機会があります。その中で、Web業界に興味を持ち、転職を考えている方も多いのではないでしょうか。では、Web業界のエンジニアに求められるプログラミングスキルには何があるでしょうか?それはJavaScriptです。

本記事では、JavaScriptとは何か、メリット・デメリット、需要や将来性、学習方法などについて詳しく解説します。また、他業界からWeb業界に転職するポイントについてもまとめました。本記事を読むことでJavaScriptの概要が理解できるとともに、Web業界に転職するために何からはじめれば良いのか知ることができます。

1.JavaScriptとは?

JavaScriptとは、Webアプリ開発で使われるプログラミング言語です。Webアプリではサーバ側とブラウザ側のプログラムがそれぞれ動いていますが、JavaScriptはブラウザ側のプログラムの作成に多く使われています。ブラウザにはJavaScriptエンジンがあらかじめ組み込まれており、HTML上にコードを書くだけでJavaScriptを動かすことができます。

JavaScriptの主要な役割は、Webサイトが表示された後にHTMLを操作して動きをつけることです。JavaScriptではDOM(Document Object Model)の仕組みを使ってHTMLの一部を変更できます。その他、アラートやウインドウを表示したり、フォームの入力内容を確認したり、サーバと通信したりなど、さまざまなことが可能です。

2.JavaScriptのメリット

続いて、JavaScriptのメリットについて解説します。他のプログラミング言語と比べどういった点が優れているのかみていきましょう。

メリット1:優秀なフレームワーク・ライブラリが多い

JavaScriptには優秀なフレームワーク・ライブラリが多いです。Web開発ではユーザーの要望や流行に従ってスピーディーに改良することが強く求められるため、フレームワーク・ライブラリによって開発が効率化できる点は大きな魅力です。とくに、jQuery、React、Angular、Vue.jsは多くの企業で使われています。

  • ・jQuery:DOM操作のコードを簡略的に書くためのフレームワークで、もっとも広く使われている。

    ・React:UI構築のためのライブラリ。

    ・Angular:UI構築に加え、開発に必要な機能を一通り揃えたフルスタックフレームワーク。

    ・Vue.js:Angularをベースに、機能をシンプル化させたフレームワーク。

メリット2:フロントエンド・サーバサイド両方に対応できる

JavaScriptはブラウザ側で動かすことが多いですが、Node.jsという実行環境を使えばサーバ側でも動かすことが可能です。そのため、Webアプリ開発で使う言語をJavaScriptに統一でき、開発担当者の学習コストの削減、およびコード管理の簡略化が実現します。現在はNode.jsに対応するサーバが少ないため、JavaScriptをサーバで使用している企業は多くありませんが、今後は対応サーバも増えていくと推測されます。

メリット3:ネット上に情報量が多い

JavaScriptは長年Web開発で使われている言語のため、ネット上に情報が多いこともメリットです。開発時に分からないことがあっても検索してすぐ解決でき、初心者にも使いやすい言語と言えるでしょう。非公式であるライブラリの使い方なども多くのサイトで解説されています。

メリット4:デバイス・OSに依存しない

JavaScriptはブラウザに組み込まれたエンジンによって動作します。そのため、デバイスやOSに関係なく動かすことができます。デバイスやOSごとに動作テストを行う必要がありません。

3.JavaScriptのデメリット

次に、JavaScriptのデメリットについて解説します。

デメリット1:他言語に比べ処理速度が遅い

JavaScriptの実行方式は、命令を1つずつ機械語に翻訳するインタプリタ方式を取っています。1度に機械語に翻訳するコンパイル型方式を取る言語(C、C++など)に比べると、処理速度が遅くなってしまいます。そのため処理速度がシビアに求められるシステム開発とは、JavaScriptは相性が悪いです。

一方で、コンパイルが必要ないため実行結果を素早く確認できるメリットもあります。開発効率を上げなくてはいけないWeb開発においては、インタプリタ方式であるJavaScriptの方が相性が良いと言えます。

デメリット2:ブラウザによって挙動に差が出る

JavaScriptはデバイス・OSに関係なく動かせる一方で、ブラウザは影響を受けてしまいます。たとえば機能によって、ChromeとFirefoxで挙動が異なる場合があります。そのため、開発時には複数のブラウザで動作テストを行う必要があります。

デメリット3:大規模開発にはやや不向き

JavaScriptは大規模開発にはやや不向きと言えます。大規模開発を行うと必然的にコードが長くなりますが、JavaScriptには長いコードを分かりやすく書ける機能が不足しているからです。また、コードのどこに何の処理が書かれているかを把握しにくくなるデメリットもあります。

4.JavaScriptの需要・将来性について

続いて、実際のデータをもとに、JavaScriptの需要・将来性について解説します。

JavaScriptの求人数はかなり多い

レバテックキャリアに現在掲載されているJavaScript案件は、2022年2月現在3100件あり、他の言語と比べても案件数が多いです。スマホ・SNSなどの普及にともない、Webアプリ開発の需要は年々高まっています。JavaScriptはWebアプリ開発では欠かせない言語のため、求人数が多くなるのは必然と言えます。

また、さまざまな種類の求人がある点も特徴です。ECサイトやSaaSアプリケーション開発、機械学習など、レバテックの求人だけでも幅広い分野の求人が見られます。

JavaScriptは将来性も期待できる

JavaScriptは汎用性が高いため、将来性も期待できます。Webアプリ開発だけでなく、スマホアプリやゲームの開発にも使えます。また学習コストが低く、エンジニア未経験からの人気も高いことから、JavaScriptは今後も伸びていくでしょう。

TypeScriptという上位互換言語もある

JavaScriptは大規模開発に向かない弱点があります。しかし、TypeScriptという上位互換言語の登場によって改善される可能性があります。TypeScriptとは、JavaScriptを拡張して開発した言語のため、JavaScript習得済みの方ならTypeScriptの習得も比較的容易だと言えます。また、大規模開発に適している点が特徴で、データ型をあらかじめ決める必要がある静的型付け言語のため、ソースの可読性も上がっています。

また、クラスを使ってオブジェクト指向開発ができる点も強みです。TypeScriptは現状では普及率は低いですが、今後主流になる可能性はあるでしょう。つまり、仮にJavaScriptが使われなくなったとしても、乗り換え先があるということです。

5.JavaScript未経験でも転職は可能か

「Web業界に転職したいけれど、JavaScriptの経験がなく転職できるか不安」という方も多いでしょう。そこで、JavaScript未経験者でもWeb業界に転職できるかについて解説します。

IT業界の転職は即戦力が求められる

IT業界全般では、即戦力が求められる傾向があります。Web業界も同様で、選考ではヒューマンスキルだけでなくプログラミングスキルも確認されます。過去の開発実績について聞かれたり、ポートフォリオの提出を求められたりするでしょう。なかには未経験者採用を行う企業もありますが、基本的にはプログラミング経験がまったくない場合、転職は難しいと考えられます。

他言語の経験があれば転職は可能

JavaScript経験がなくても他言語の経験があれば、即戦力とみなされることが多いです。たとえば、Javaで業務システムの開発を行っていた場合などです。JavaScriptは他言語よりも文法が単純なため、他言語の経験がある方ならすぐに習得できると捉える企業も多いです。

転職前にJavaScriptの基礎は身につけておきたい

とはいえ、JavaScriptにまったく触ったことがない状態では、意欲が低いと見なされてしまい、不利になることもあります。Web業界の選考では開発に対する意欲の高さも重視されます。転職前にJavaScriptの基礎だけでも身につけておくのが望ましいでしょう。

6. JavaScriptの効率的な学習方法

他言語の経験がある方でもWeb業界に転職するなら、JavaScriptの基礎を身につけておくべきでしょう。そこで、ここではJavaScriptの効率的な学習方法を解説します。

学習ステップ1.オンライン講座などでJavaScriptの基礎を学ぶ

YouTubeやオンライン学習サイトなど、Web上には基礎を学べるさまざまなコンテンツが存在しています。特に有料の講座については教材の説明がわかりやすいうえに、イラストや図も豊富で初心者でも理解しやすいです。また、練習問題も掲載されており、実際に手を動かしながら学べます。

学習ステップ2.書籍・公式リファレンスで知識を補強する

基礎を学んだら、書籍で知識を補強しましょう。書籍には学習サイトでは網羅しきれていないJavaScriptの機能の解説も含まれています。また、書籍にはサンプルコードも掲載されていますので、実際にコードを書いてブラウザ上に動かしてみましょう。実行結果を確認したらコードの一部分を変更し、実行結果がどう変化したか確認してください。もし変更した結果エラーが起こった場合は、公式リファレンスなども参考にどこに問題があるのか調べてみましょう。これを繰り返すことで、JavaScriptに関する幅広い知識を得られ、中級者へ近づけます。
おすすめのJavaScript本は「JavaScript[完全]入門」です。実践レベルまでスキルを引き上げられる良書です。Progateで基礎を学んだ後、知識を体系的に整理するのに効果的です。

学習ステップ3.JavaScriptフレームワークを学ぶ

続いて、JavaScriptフレームワークを学びましょう。多くのWeb開発企業ではフレームワークが使われています。そのため、フレームワークの経験があった方が応募できる求人が増えます。初心者の場合、機能がシンプルで扱いやすいVue.jsから勉強するのが良いでしょう。おすすめのVue.js本は「動かして学ぶ!Vue.js開発入門」です。操作の手順が画像で丁寧に解説されており、フレームワークをはじめて使う人でも読みやすいです。

学習ステップ4.Webサイトを実際に作ってみる

ある程度JavaScriptの基礎を習得したら、JavaScriptを組み込んだWebサイトを作ってみましょう。ただ、いきなり掲示板やSNSなどを作るのは、PHPやSQLの知識も必要となるため大変です。最初は電卓や文字数カウンタなど、ブラウザで使える簡単なツールなどを作るのが良いでしょう。

7.他業界からWeb業界に転職するポイント

最後に、他業界からWeb業界に転職するポイントをまとめました。Web業界への転職を目指す方はこちらを参考にしてください。

JavaScript以外のスキルも身につける

できる限りJavaScript以外のスキルも身につけると良いです。HTML・CSS、PHP、Pythonなど、Web開発で使う他の言語の知識まであると、応募できる求人の幅が広がるでしょう。これらの言語もProgateで学べるため、続けて勉強するのがおすすめです。

制作物を面接時に提出する

自分で開発したWebアプリなどは、面接時に提出すると効果的です。制作物を提出することで、業務実績がなくても自分のスキルレベルをアピールできます。また、開発に対する意欲も伝わるでしょう。ただし、提出した制作物は単に機能が完成しているだけでなく、コードの読みやすさや効率の良さなども見られる可能性が高いです。そのため、よくブラッシュアップしたうえで提出することが肝心です。

アジャイル型開発について理解する

Web業界に転職する前に、アジャイル型開発について理解しておきましょう。Web業界はウォーターフォール型ではなく、アジャイル型を採用することが多いためです。アジャイル型とは開発と検証を何度も繰り返すやり方であり、最初は戸惑うことも多いですが、アジャイル型の手順やコツを勉強しておくと有利になる可能性があります。アジャイル型開発について学べるおすすめの本は「いちばんやさしいアジャイル開発の教本」です。アジャイルの基本思想や具体例について簡潔に書かれています。

コミュニケーションスキルを高める

コミュニケーションスキルも必要不可欠です。Web業界ではユーザーの評価などによって都度サービスの改善を行わなくてはならず、スピーディーな対応が求められます。コミュニケーションが円滑に取れないと作業のやり直しが多発してしまい、スピーディーな対応ができなくなります。また、Web系企業はテレワークを導入しているケースが多いため、会議ツールの活用などテレワークでのやり取りにも慣れる必要があります。

なぜWeb業界なのか理由を明確化させる

Web業界に限った話ではないですが「なぜこの業界なのか」、転職の理由を明確化させることが重要です。他業界から転職する場合、Web業界を選択した理由について面接で聞かれることが殆どです。その際「前の業界は給料が少なかったから」などネガティブな理由を伝えるのはよくありません。「〇〇に興味があるためWeb開発に携わりたいと思った」など、ポジティブかつ開発に対する意欲を伝えられる理由にすることが肝心です。

Web業界向け転職サイト・エージェントを使う

他業界から転職する場合、Web業界向けの転職サイト・エージェントを使うことをおすすめします。エージェントサービスはWeb業界を熟知したアドバイザーから、さまざまな業界知識を得ることができます。優良なWeb系企業は、その分競争率も高いためエージェントのサポートでしっかりと準備して、自信を持って挑みましょう。

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