未経験からWebデザイナーやWeb系エンジニアになるための転職活動のコツなどを紹介未経験からWeb業界へ転職する方法【職種別解説】

最終更新日:2022年6月27日

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Web業界は歴史の浅い業界ですが、技術の進歩に伴い市場が年々拡大しています。従来型の年功序列ではなく実力主義の企業が多く、努力次第では若いうちから高い年収を得たり、責任のあるポジションを任されたりすることもあります。

このような背景から、Web業界への転職を希望している方もいるのではないでしょうか。この記事では、Web業界にあこがれがある業界未経験者に向けて、Web業界の職種別の仕事内容と転職時に求められるスキルについて解説します。

1. Web業界の市場動向

Web業界とは、インターネットを介して法人や個人に向けてサービスや商品を提供して対価を得るビジネスを行っている業界のことです。たとえばECサイトや動画配信サイト、QCコード決済サービスなどがWeb業界のビジネスに該当します。

情報通信白書 令和3年版」によると、SNSやオンラインゲーム、動画投稿サイトなどのインターネット関連サービスが含まれている「インターネット附随サービス業」が、2005年から2019年にかけて、9.1%の年平均成長率で急速に成長していいます。情報通信産業全体からみたインターネット附随サービス業の規模はそれほど大きくないものの、高い成長率を維持しています。

また同白書の「サービス別企業数・売上高」を見ると、2019年の売上高ベースでは、ウェブコンテンツ配信業が全体の約29.4%、ショッピングサイト・オークションサイト運営業が約17.8%、課金・決済代行業が約7.3%と続きます。

2020年から始まった新型コロナウイルスの蔓延による在宅時間の増加やテレワークの導入など、インターネットの活用の機会は格段に増加しました。2022年以降もアフターコロナやウィズコロナという言葉の浸透とともに、インターネット附随サービスの成長が予想されます。

2. Web業界の主な職種と未経験からの転職難易度

Web業界の職種はさまざまで、仕事内容や求められるスキルも違います。ここでは、Web業界の職種の仕事内容と未経験から転職する場合の難易度について解説します。

関連記事:Web業界の仕事とは?Web業界を構成するさまざまな職種を解説

営業職

ほかの業界と同じく、Web業界における営業職も、自社の商材やサービスをセールスする仕事を指しています。IT・Web業界の営業職は、開発手法や開発環境、要望を実現するための選択肢など専門的な知識が必要となるため、知識収集意欲(知的好奇心)が強い人が向いています。

転職難易度

エンジニアやデザイナーのように高度な専門知識までは必要としませんが、クライアントに説明するうえである程度の基本的な知識やセールススキルなどは必須となります。Web業界が未経験であっても、営業職の経験がある方にとっては転職しやすいといえるでしょう。

また営業職は特に未経験可の求人が多いため、まずは営業職としてWeb業界に転職し、後述するWebマーケターやWeb系エンジニア、Webディレクターにキャリアチェンジを目指す道も考えられます。

Webマーケター

集客やプロモーションなどのWebマーケティングを主に担当する仕事です。Google AdWordsなどの広告運用ツールやGoogle AnalyticsなどのWeb解析ツール、tableauといったBIツールなどを用いて、数値を見ながら戦略を考え施策を行っていきます。

転職難易度

Webマーケティングに関する幅広い知識と技術はもちろん、戦略設計力や分析力、ロジカルシンキングのスキルも必要とされ、未経験者が転職する場合の難易度は高めです。

年収相場

レバテックキャリアの調査によると、マーケティング求人の年収の下限平均は約410万円、上限平均は約640万円でした。年収が最も高い求人の場合、1500万円になります。これらの年収の違いは、業務内容や会社の規模、本人のスキルや経験年数などの違いによって発生しています。

Webデザイナー

文字通りWebサイトのビジュアル面を作成する仕事です。サイト外観の設計に加えて、ユーザーの使い勝手の良さや情報の読みやすさも意識する必要があります。営業やWebディレクターが調査したクライアントニーズに留意しながら作業を進めていきます。

転職難易度

デザインに関する基本的な知識はもちろん、グラフィックソフトを操作するスキルや、HTMLやCSSなどフロントエンドのコーディングスキルなども要求されます。自分自身でWebサイトを立ち上げた経験があれば、転職の際のアピールポイントになります。

年収相場

令和3年賃金構造基本統計調査」によると、デザイナーの平均年収は約336万円です。この数値にはデザイナー職の中でも平均年収が高いプロダクトデザイナーの年収数値も含まれているため、Webデザイナーとしての年収はもう少し低いと想定されます。

Web系エンジニア

ブラウザベースの業務システムや宿泊予約サイトなどのWebサービスのシステム設計を担当する仕事です。Webディレクターが設定した仕様にもとづいてシステムを開発していきます。多様なユーザーのニーズに応えられるよう、高い技術力が求められます。

転職難易度

コーディングやプログラミングの実務経験がない未経験者が、Webエンジニアとして転職することは簡単ではありません。実際、求人募集を行っている企業も限られています。実務経験がない場合は、プログラミングスクールでの学習経験や、資格取得などスキルを身につけ、やる気をアピールするなどの積極的な行動が必要となるでしょう。

年収相場

レバテックキャリアに掲載されている求人によると、Web系エンジニアが含まれるプログラマの想定年収は650万円から1500万円でした。本人のスキルや知識、勤めている企業、手掛けている案件の規模など、さまざまな要因により年収の違いが発生します。

Webディレクター

Web制作における総監督のような立ち位置にある職種です。チームを率いてプロジェクトの立ち上げから進行管理、品質管理や納品まで全体を監督します。成果物の品質を確保するためにも、Web全般に精通している必要があります。また、スケジュール通りにチームをまとめてプロジェクトを進行するためのマネジメントスキルも不可欠です。

転職難易度

Webディレクターへの転職では経験者が優遇されるのは確かですが、未経験者であっても転職することは可能です。たとえば新卒や第二新卒を対象としたWebディレクターの求人では未経験可の条件のものが少なくありません。またそれ以外の場合でも、3~10年程度のWeb業界の経験や即戦力となるスキルを提示できれば、Webディレクターへの転職も難しくないでしょう。

たとえば営業職やWebエンジニア、Webマーケターなどになり、Web業界を経験してからWebディレクターを目指すというキャリアも考えられます。

年収相場

レバテックキャリアで募集されているWebディレクターの年収の相場は550~1260万円です。一口にWebディレクターといっても、携わっている案件の規模や業界、勤務先の会社、本人が持つスキルや知識によって、大きく年収は異なります。

3. Web業界での働き方や年齢事情について

Web業界に転職を検討する場合に、多くの方が気になるのが年齢の問題ではないでしょうか。特に一度社会人を経験した後で転職活動に挑む際には、「自分の年齢でも大丈夫だろうか」と不安に感じてしまうかもしれません。このような悩みを抱えている皆さんに、以下ではWeb業界全体の特徴や転職活動の際の年齢制限について詳しく解説します。

Web業界のキャリアの特徴

Web業界の典型的なキャリアプランとしては、はじめはデザイナーやコーダーとして入社し、その後Webディレクターへとステップアップしていくケースが多いです。

現在、Webデザインやコーディングを学べるWebサイトや動画サイトが多くあり、これらを独学で学べる環境が充実してきました。業界未経験者であっても基本的な内容については独学でしっかりと学べるようになったため、未経験者でも以前よりチャレンジしやすくなったといえるでしょう。

そのような環境の変化のため、Webデザインやコーディングについて何の知識やスキルもなく挑むのは無謀であり、自分の得意分野を活かして転職活動に臨むことが重要です。

また、Web業界はWebデザイナーをはじめ、特にクリエイティブな発想が求められる世界です。Webサイトはクライアントのブランドイメージを伝える重要な窓口であるため、制作には常にトレンドを意識した新しいアイディアが求められます。変化の激しいWeb業界においては、つねに探究心をもち、勉強し続ける姿勢も求められます。

30代未経験でもWeb業界に転職できる?

未経験者という前提で考えると、Web業界への転職は年齢を重ねるごとに厳しくなっていくことは確かでしょう。

しかし「DX白書2021」では2020年時点での日本におけるエンジニア/プログラマーの人材の確保状況について「大幅に不足している」「やや不足している」と回答した企業が47.5%、UI/UXデザイナーについては44.4%の企業がそのように回答しています。これらのことから、ITやWeb業界の人手不足が深刻であることは確かです。そのため「30代未経験でもいいから採用したい」と思う企業がないとは言えません。

現在はWeb制作を学べるスクールや講座が充実しており、未経験者でもWeb業界への転職前に自発的に学習できる機会も増えてきました。前向きにWeb制作のことを学習し、ポートフォリオなどを準備して転職活動に臨めば、たとえ30代未経験であっても、Web業界へ転職することは不可能とは言えないでしょう。

関連記事:30代未経験でプログラマーを目指す方法

アピールポイントになれるポートフォリオを用意しよう

ポートフォリオとは、自身がこれまで制作してきたデザインやWebサイトなど、自身のスキルを客観的に評価できる材料のことを指しています。Web業界での実務経験がなくても、ポートフォリオが充実していて、その人がもっているスキルを定量的に評価できるものがあれば転職のチャンスは十分にあります。

自身の年齢が転職活動に影響を与えるかもしれないと不安に感じている方は、まずは独学でも良いので、Webサイトを自力で構築できるように努力してみてください。ポートフォリオがあるからといって必ずしも未経験者が転職に成功するとは限りませんが、クォリティの高いポートフォリオは有力なアピールポイントの一つになります。

4. Web業界の営業職に転職するには

Web業界の営業職の転職市場、活かせるスキル・経験、身につけるべきスキル、志望動機の例文を紹介していきます。

転職市場について

Web業界での営業経験がある方は、即戦力としての活躍が期待できますので転職しやすい傾向にあります。Web業界の営業職は、年収アップやキャリアアップといった目的で転職を希望する方も多く、比較的流動性の高い転職市場です。転職市場においては、Web業界についての知識が無くても、営業経験があれば可とする企業も多く、業界未経験の方でも比較的転職しやすい職種と言えるでしょう。

活かせるスキル・経験

業界内・異業種問わずこれまで営業職として培ってきたヒアリングやプレゼンテーション、交渉といったスキルは転職後も十分に活かせます。ファーストコンタクトからクロージングまでの、一連のセールスプロセスを身につけている方は評価を得やすいでしょう。

身につけるべきスキル

開発手法に関する知識や開発環境に関する知識、自社製品の知識など、基本的な内容は押さえておく必要があります。また、最近では「プログレッシブウェブアプリ(Webサイトをアプリのようにスムーズに使える技術)」に代表されるような最新トレンドを求められるケースもあるため、常にアンテナを高くもっておくことも重要です。

システム業界ほどではありませんが、専門知識が求められるWeb業界は異業種と比べて営業職の難易度は高いです。自社の商材をアピールしたり、クライアントニーズを把握したりするためには、上記のスキルや知識が無いとスムーズにいきません。Webサイト制作など受注後は開発フェーズが待っている案件も多く、自社の制作チームと品質や納期、コスト(稼働工数)の認識に齟齬があるとトラブルにつながってしまいます。このような背景から、営業職といってもある程度システム開発に関する知識も必要です。

志望動機の例文(未経験)

未経験でWeb業界の営業職を目指すときの志望動機の例文を紹介します。

私が貴社を志望したのは、営業という仕事を通じて貴社が手掛けている〇〇サービスを多くの方に提供したいと考えているからです。
私にはWeb業界における営業の経験はありませんが、これまでの社会人経験で培ってきた、コミュニケーション能力や交渉のスキルは誰にも負けないと自負しております。
前職は異業種でしたが、営業の仕事を通じてお客様から感謝される機会を多くいただいたこともあり、これからは御社での業務を通じて、多くのお客様に喜んでもらいたいと考えております。
Web業界は未経験ですが、これから積極的に知識とスキルを身につけるつもりです。
これまでの営業のスキルを生かしながら、貴社に貢献することで、多くのお客様に〇〇サービスを提供する一助となればと考えております。

5. Webマーケターに転職するには

Webマーケターの転職市場、活かせるスキル・経験、身につけるべきスキル、志望動機の例文を紹介していきます。

転職市場について

Webマーケターの転職市場は売り手市場と言えます。マーケティングオートメーションやアドテクノロジーなど、Webマーケティング業界もテクノロジーは進化し続けています。これらの知見を持つ人材がさまざまな業界で求められており、Webマーケターは不足傾向です。そのため、これらの実務経験が認められれば比較的高い年収での転職が期待できます。

活かせるスキル・経験

Webマーケティング実務経験者でなくても転職が可能です。SEOを意識したWebサイトの制作を行ったことのあるWebデザイナーや、Web業界で営業経験を積んできた人は知識や経験を活かせるでしょう。もちろんツールの利用が必須ですので、広告システムやマーケティングオートメーションなどのスキルを、書籍やジョブトレーニングで身につける必要があります。

身につけるべきスキル

Webマーケティングの基礎知識として、アクセス解析やSEO、SEMなどのスキルは必須です。さらに、アドテクノロジーやマーケティングオートメーションを活用する応用力も試されます。

Webマーケティングのノウハウは企業によってさまざまですが、使用するツールは共通する部分が多いのが特徴です。たとえば、アクセス解析ならGoogle Analytics、インターネット広告の配信にはGoogle AdWordsといった具合です。これらは一般的にどこの企業も取り入れています。基本的な配信ロジックやツールの使い方を学んでおくと良いでしょう。

持っていると役立つ資格

Webマーケターを目指すのであれば「Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)」や「Google広告認定資格」がおすすめです。

Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)

Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)とは、Googleアナリティクスの使い方や分析力を客観的に評価するための資格です。Googleアナリティクスはサイトへの訪問者の数や使用端末、どのサイトから流入してきたのか、といった項目を調べることができ、Webサイトの運営においては不可欠なツールです。

Google広告認定資格

Google広告認定資格とは、Google広告に関する知識を図るための資格です。広告の専門知識を有していることをGoogleが自ら認定することによって、対外的にも安心感や権威性を与えることができ、Webサイトの構築や運営において有利に働きます。

志望動機の例文(未経験)

未経験でWebマーケターを目指すときの志望動機の例文を紹介します。

私が貴社を志望したのは、得意な情報収集やデータ分析を生かして貴社の業務に貢献したいと考えたからです。
マーケティングについては未経験ですが、日頃から積極的に情報収集することを心掛けており、個人のブログでも定期的にアウトプットしています。
ブログに掲載する記事のリサーチやアクセス解析などのデータ分析のスキルは、貴社のWebマーケティング業務でもお役に立てると考えております。
実務としてのマーケティングは未経験ですが、貴社に入社後は積極的にマーケティングを学び、できるだけ早く戦力になれるように全力を尽くします。

6. Webデザイナーに転職するには

Webデザイナーの転職市場、活かせるスキル・経験、身につけるべきスキル、志望動機の例文を紹介していきます。

関連記事:Webデザイナーとは|仕事内容や需要、将来性もご紹介

転職市場について

Webデザイナーの需要は高いですが、実務経験が重視される傾向にあります。しかし、企業によってはWebデザインスクール卒業生など、実務経験がなくても採用に至るケースがあります。自身のスキルを的確に伝えるために、作品をポートフォリオにまとめておくことが有効です。

活かせるスキル・経験

紙媒体などのデザインに携わっていた方は、エディトリアルデザインの知識やグラフィックソフトのスキルを活かすことができます。

身につけるべきスキル

Web制作の知識やデザインの知識など、実践的なスキルが求められます。さらに具体的にいえば、グラフィックソフトの操作スキルやコーディングスキル(HTML、CSS)などがデザイナーとしての力量が試されるポイントでもあります。

紙媒体でのデザイン経験のみがある方は、階層構造やユーザビリティーなどWeb制作向けの知識を覚える必要があります。コーダーも兼任する場合はHTML・CSSを駆使して実装できるようになる必要があります。全くのデザイン未経験の方は、まずはグラフィックソフトのスキル習得が最優先となります。

持っていると役立つ資格

Webデザイナーに向いている資格としては「ウェブデザイン技能検定」と「Webデザイナー検定」があります。

ウェブデザイン技能検定

ウェブデザイン技能検定とは、Web制作に関する国家資格のひとつで、1〜3級のランクが存在します。3級は初級者向けの内容で難易度も低めですが、1級は極めて難易度が高く、受験資格も要求されるため、未経験者が挑むのは難しいといえるでしょう。

Webデザイナー検定

Webデザイナー検定とは、CG-ARTSが運営している資格試験で、ウェブデザイン技能検定よりも実務的な内容となっています。ベーシックとエキスパートとよばれるランクがあり、未経験者はまずベーシックの合格を目指しましょう。

志望動機の例文(未経験)

未経験でWebデザイナーを目指すときの志望動機の例文を紹介します。

私が貴社でWebデザイナーを志望するのは、Webサイト制作を通じて多くの訪問者に喜びと感動を与えたいからです。
貴社が公開している制作実績を見て、私もこのような素敵なWebサイト制作に携わりたいという想いが強くなってきました。
現職では営業をしていますが、個人でWebサイト制作を独学で学び、親戚が営業している店舗のWebサイト制作もお手伝いさせていただきました。
営業ではお客様とのコミュニケーションに必要なスキルを磨いてきました。
チームを組んで仕事をすることが多い貴社での業務でも活かせるスキルであると考えております。
貴社に入社後は、Webデザインに必要なスキルを積極的に学び、少しでも早く1人前になることを目指します。

7. Web系エンジニアに転職するには

Web系エンジニアの転職市場、活かせるスキル・経験、身につけるべきスキル、志望動機の例文を紹介していきます。

関連記事:Webエンジニアが転職成功までの6ステップ

転職市場について

Webエンジニアの転職市場は、新卒向けの採用を除いて未経験者を対象とした募集は極めて少ない傾向にあります。仮に未経験者も応募できる企業があったとしても、他の求職者の中に経験者がいると不利になることは確実です。

活かせるスキル・経験

Webエンジニアとして大きな武器になるのは、やはりエンジニアとしての実務経験やコーディングスキルです。Webの基本であるHTMLやCSSはもちろんですが、JavaScriptやPHPのスキルは必須といっても過言ではありません。

身につけるべきスキル

実務経験が少ない中でも、Webエンジニアとして今後活躍していくためには、新たなテクノロジーに対して興味があり、スキルを身につけるために積極的に取り組んでいることをアピールするのがおすすめです。

なかでもPythonやRubyといったプログラミング言語は、Webエンジニアのなかでも扱ってきた経験がある人は少なく、大きな武器になるはずです。

持っていると役立つ資格

WebエンジニアをはじめとしたITエンジニアを目指すのであれば、まずは「基本情報技術者試験」を取っておくと安心です。

これに加えて、htmlに関しては「HTML5プロフェッショナル認定資格」、PHPに関しては「PHP技術者認定資格」など、具体的にスキルレベルが把握できる資格がおすすめです。

志望動機の例文(未経験)

未経験でWeb系エンジニアを目指すときの志望動機の例文を紹介します。

私が貴社でWeb系エンジニアを目指すのは、アプリケーション開発を通じて多くの人の生活を快適で楽しいものにしたいからです。
スマートフォンで多くのアプリケーションを使っていますが、中でも貴社が開発した□□を愛用しています。
Web系エンジニアは未経験ですが、貴社への応募にあたり、Javaの資格を取得したり自分でも簡単なアプリケーションの開発も行ってきました。
貴社に入社した後も、一刻も早く戦力となれるように、アプリケーションやシステム開発のスキルを高めたいと考えております。
多くのユーザーに喜んでもらえるアプリケーションを開発できるように、努力を惜しまずに全力を尽くします。

8. Webディレクターに転職するには

Webディレクターの転職市場、活かせるスキル・経験、身につけるべきスキル、志望動機の例文を紹介していきます。

関連記事:Webディレクターとは?仕事内容や必要なスキル、将来性などを解説します

転職市場について

Webディレクターは言わばWeb業界内におけるプロジェクトマネージャーです。Webディレクターは技術面も含めたWeb業界の深い知識とマネジメントスキルが求められますので、WebデザイナーやWebエンジニアがキャリアパスのひとつとして選択するケースが一般的です。

活かせるスキル・経験

Web業界での営業職やWebデザイナー、Webエンジニア経験者は、実務で培ったデザイン知識や開発スキルなどが役に立ちます。

身につけるべきスキル

Webディレクターはマネジメントの役割も担うため、予算管理や進捗管理、品質管理などのスキルが必須です。また、顧客に企画を提示する際の企画立案力やプレゼン力なども重要なスキルといえるでしょう。

Webディレクターは、技術力よりもプロジェクトマネジメント力や企画力が重要視される傾向にあります。WebデザイナーやWebエンジニアの最新の技術領域の知識も随時追っていく必要がありますが、自分自身がデザインやコーディングについて高いスキルを身につける必要はありません。

持っていると役立つ資格

Webディレクターはデザイナーやエンジニアとは異なり、特定の技術やスキルを磨く必要はありません。ただし、自分自身の強みとして「ウェブ解析士」や「Webアナリスト検定」などの取得を目指す方も多いようです。

ウェブ解析士

ウェブ解析士とは、アクセス解析を行いWebサイトへの集客アップやWebマーケティングに生かすための資格です。分析力もさることながら、ウェブ解析の結果を報告するためのレポート力も試されます。

一般社団法人ウェブ解析士協会が主催しており、ウェブ解析士の上位資格として、戦略立案を行う上級ウェブ解析士や、ウェブ解析士の育成も担うウェブ解析士マスターという資格もあります。

Webアナリスト検定

Webアナリスト検定とは、Googleアナリティクスを用いながら体系的なスキルや知識を身につけられる資格です。5時間の講座を受講後、80分間のオンラインテストを実施しその場で合否が判明します。

初心者や経験の浅い方に向けた入門用の資格であり、Web開発の基礎が身についていることを証明する資格としておすすめです。

志望動機の例文(未経験)

未経験でWebディレクターを目指すときの志望動機の例文を紹介します。

私が貴社でWebディレクターを志望するのは、さまざまな業種のWebサイトを制作している貴社でWebディレクターになれば、仕事を通じて多くの方のお役に立てると考えているからです。
現職では人事を担当してきており、仕事内容の一つに採用情報ページの制作がありました。
この業務を通じてWebサイト制作に興味を持ち、独学でHTMLやWordPressを学習しました。
また人事という仕事柄、さまざまな人とのコミュニケーションの機会があり、チームで仕事をすることが多いWeb制作の現場でも、このような経験が活かせると考えております。
Web業界は未経験ですが、まずは基本的なWeb制作の技術を身につけて、少しでも早く一人前のWebディレクターになれるように努力いたします。

9. Web業界の志望動機・転職理由を書くポイント

以上では、職種ごとにWeb業界の転職要件を確認してきましたが、Web業界への転職活動をする場合において、エントリーシートへの志望動機はどのように記載すれば良いのでしょうか。今回は経験者と未経験者に分けて、具体的なポイントを紹介します。

未経験者の場合

未経験の方が志望動機を記入する際には、デザインやテクノロジーに強い興味があることを明確にしたほうがよいでしょう。興味を抱くきっかけになった出来事や、Web業界を目指すために勉強したことなどがあればそれも具体的に記載しましょう。

また、採用する側にとって好印象になれるのが、新たなテクノロジーへの強い探究心です。たとえばARやVRといったxRの技術についての知識や、業界に起きた最新のニュースなども常にストックしておくと損はないでしょう。

さらに、自分自身はどのようなエンジニアやデザイナーになりたいのか、そのビジョンや目標を明確に説明できるようにしておきましょう。採用側にとって人材の入社後のポジションや紹介の成長方向性が把握できると、採用に繋がりやすくなります。

経験者の場合

Web業界の経験者の場合は、自分がこれまで積み上げてきたスキルや経験を、全面に且つ具体的にアピールするのがおすすめです。プログラミング言語や開発に携わった案件の概要、実務経験の年数など、できるだけ正確に記載しておきましょう。

しかし、経験者といえども、必ずしもこれだけで内定につながることはありません。未経験者の場合と同様に、今後自分が目指すビジョンや、これからのWeb業界に対する独自の思考や姿勢などもまとめておくと良いでしょう。

業界研究の参考資料

Web業界を研究するときには、総務省が発表している「情報通信白書」、IPAが発表している「DX白書」、電通が発表している「日本の広告費」の3つの参考資料が役に立ちます。

たとえば「令和3年度版 情報通信白書」の第1部の補論「デジタル経済の進展とICT市場の動向」では、動画や音楽のサブスクリプションサービスが市場を牽引していることが報告されています。また新型コロナウイルスの蔓延を受けて、クラウド型のウェブ会議市場の規模拡大も読み取れます。

IPAの「DX白書 2021」の第2部第6章「コロナ禍を契機とした企業の取組」でも「Web会議などのコミュケーションツール」をコロナ禍への対応として導入した企業が全体の39.0%に及ぶことが報告されています。また第4部第1章「開発手法・技術」では、アプリケーション開発の現場でノーコードツールやローコードツールが注目を集めているとしています。これらの開発手法の変化はWeb業界にとっても無関係ではありません。

電通の「2021年 日本の広告費」では、インターネット広告費がマスコミ四媒体広告費を初めて上回ったことを報告しています。このことからもWeb業界の規模が拡大していることも読み取れます。

総じて言うと、2020年から始まった新型コロナの蔓延の影響を受けつつも、新しい技術の登場やリモートワークなどのインターネットの活用が進んだことで、Web業界は堅調に成長していることが分かります。

10. Web業界の仕事を探す方法

Web業界への転職を検討したとき、具体的にどのような方法で企業を探せば良いのでしょうか。今回は2つのパターンに分けて紹介します。

求人サイト(転職サイト)で探す

まずは求人サイトを見ながら自分自身に合った会社を探す方法です。転職を考えた際、多くの人はまず転職サイトにどのような求人があるのかを見ているのではないでしょうか。勤務地や給与の条件、休暇日数などの詳細が記載されており、複数の会社を細かく比較しながら検討できます。

転職エージェントを活用する

もうひとつのパターンが転職エージェントを活用する方法です。転職エージェントとは、自分自身で転職先を探すのではなく、転職エージェントとよばれるプロの担当者に候補を探してもらうサービスです。

面接対策やエントリーシートの記入アドバイスなども受けられるほか、企業側に対して入社日や条件面での交渉も依頼できるため、転職活動が初めての人であっても安心です。また、転職サイトには掲載されていないような非公開の案件も多く登録されており、より条件にマッチした転職先が見つかる可能性が高いです。

11. まとめ

この記事では、Web業界の職種別の仕事内容と転職時に求められるスキルについて解説しました。この業界はどの職種も人手不足の傾向があり、全体的に売り手市場と言われています。Web系のスキルは社会人スクールなど学べる環境も多く提供されていますので、未経験者でも目指しやすい業界です。この機会にWeb業界への転職を検討してみてはいかがでしょうか。

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