ゲームエンジニアは、多彩な職種で構成されるサブカルチャーの担い手未経験からゲームエンジニアを目指す!仕事内容、スキルを解説

最終更新日:2020年8月17日

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ゲームエンジニアは、スマートフォン・PC・コンシューマー向けゲームを開発する技術職の総称です。ただし、ゲームエンジニアは対象分野によって求められる知識・スキルが異なります。そのため、自身の志向に合わせてスキルを磨いていく必要があるでしょう。ここでは、ゲームエンジニアの仕事内容や分野別に求められる知識やスキル、目指すための方法について解説します。

1. ゲームエンジニアとは?

まず、ゲームエンジニアの概要と仕事内容について解説します。近年、ゲーム開発の分野はプロジェクトが大規模化しつつあり、その影響から業務の細分化が進んでいます。どの工程を誰が担当するかは、企業やプロジェクトによって様々ですが、一般的には次のような職種に分類できるでしょう。

ゲームエンジニアの種類

ゲームプログラマー
ゲームの基本的な動作や、シナリオに沿ったイベント処理を実装する職種です。一般的なゲームエンジニアといえば、このゲームプログラマーを指すことが多いでしょう。ただし、「シナリオ作成」や「イベントの内容」などはデザイナーやシナリオライター、プランナーが担当することが多いため、どちらかといえばプログラマー業務の比重が高くなりがちです。

グラフィックプログラマー
ゲーム内の描画処理を実装する職種です。ゲーム内における「視覚的表現」の部分を担当するだけに、影響力の大きい職種といえるでしょう。また、3D表現などは日進月歩の世界であり、常に新しい技術トレンドにアンテナを張り巡らす必要があります。ゲーム機のスペックを考慮しながら、高品質な描画処理を実現するために、ハードウェア・ソフトウェア両面への理解も必要です。

サウンドプログラマー
ゲーム内の音響処理を担当する職種です。BGMや効果音、3D空間を考慮した音響処理などを実装します。近年は、3D空間での音響処理に数学的な知識が求められることも多く、比較的専門性が高い職種です。また、圧縮ファイルの仕様や特性に関する知識、音楽的なセンスなどが必要になるため、ゲームエンジニアの中でも異色の存在と言えそうです。

ネットワークプログラマー
ネットワークプログラマーは、プレイヤー同士や、サーバー・プレイヤー間の通信が滞りなく進むように、サーバー構築やネットワーク構築を行います。一般的なネットワークの基礎知識に加え、P2P通信についての知識・スキルも必要になるでしょう。また、ゲームがリリースされたあとは、障害対応を担うケースもあります。

一般的には、ゲームエンジニアといえば「ゲームプログラマー」を指すことが多いようです。ただし、「ゲームプログラマー+グラフィックプログラマー」といった具合に、2つ以上の職種を跨ぐケースも珍しくありません。実際の求人内容から、求められる役割を判断していくことになるでしょう。

ゲームエンジニアの仕事内容

ゲームエンジニアは、次のような仕事を担当します。

ゲームの大枠の構築
ゲームシステム自体を構築し、基礎的な動作(UIやウィンドウの制御、戦闘時の仕様、マップ移動など)を実装します。

ゲーム内のイベント制御
シナリオに沿って、「イベント」に関する処理を実装します。特定の条件を満たした場合にのみ発生するイベント、会話、描画処理などの実装が主な内容です。

キャラクターの制御
キャラクター固有の動作や、任意のキャラクター同士の間で発生するイベントなどを実装します。上記のイベント制御に含まれることも多いでしょう。

ゲームエンジン開発のプログラミング
Unityなどのゲームエンジンを活用する場合には、ゲームエンジン内で拡張処理の実装などを行います。近年は、ゲームエンジンの機能で共通処理(効果音の発生や頻繁に使われる描画処理など)の実装は効率化されています。ただし、共通処理以外の部分については、拡張用言語を用いて、個別に実装していく方法が一般的です。例えばUnityなら、C#が拡張用言語して用意されているため、C#によるコーディングを行うことになります。

開発後のテスト、デバッグなど
開発がひと段落したあとは、テスト・デバッグを行います。ゲームシナリオに沿って、処理をひとつひとつチェックし、不具合や想定外の動作が無いかを確認します。非常に手間のかかる作業である一方、ゲーム全体の仕様や処理について学ぶことができるため、新人ゲームエンジニアの担当になることが多い業務です。

2. ゲームエンジニアに求められる知識・スキル

次に、ゲームエンジニアに求められる知識・スキルについて解説します。ゲームエンジニアは、どの分野を目指すかで、以下のように必要な知識・スキルが変わってきます。

コンシューマー向けゲーム開発

据え置き機のようなコンシューマー向けゲーム開発では、「C言語」や「C++」が用いられるケースが多いでしょう。したがって、こうした言語の習得が必須です。また、PS4やXBOXのように、複数のハードウェアが乱立する時代であるため、ハードウェア毎のスペック・特性・仕様に関する知識も必要です。

スマートフォン向けゲーム開発

スマートフォン向けゲーム開発では、主に「Java」「Objective-C」「swift」などが用いられます。また、これらの言語で頻繁に使用されるフレームワーク・ライブラリの知識も必要です。実際の開発現場では、必ず「言語+ライブラリ+フレームワーク」がセットで使用されます。

ソーシャルゲーム開発

ソーシャルゲームの開発では「Java」「HTML5」「Ruby」などを用いるのが主流です。また、これらに関連するフレームワーク、ライブラリについても知識を備えておくべきでしょう。

ゲームエンジン(統合開発環境)の知識、スキル

近年のゲーム開発はゲームエンジンを用いて、開発効率を上げる手法が採られています。代表的なゲームエンジンとしては「Unity」や「Unreal Engine 4」などが挙げられるでしょう。特に3DやVR系ゲームの開発ならば、Unityが有力です。こうしたゲームエンジンは「統合開発環境」としての性質も持っており、ゲームエンジン内でゲーム開発全体を賄えるようになっています。

3. 未経験からゲームエンジニアになるための方法

ゲーム開発の経験が無い場合は、「独学で基礎力をつける」「スクール活用などで実践力を強化する」「成果物の作成」「エンジニア経験を積む」という4つのステップが必要になるでしょう。具体的には、次のとおりです。

独学で基礎を身に着ける

前述のUnityやUnreal Engine 4など、無料で利用可能なゲームエンジンを使ってみることから始めます。また、プログラミング言語の学習も同時進行で行いましょう。プログラミング未経験者であれば、Rubyのような「コンパイル不要のスクリプト型言語」が適しています。

スクールや専門学校へ入学し、実践力を強化

もし、独学でスキル習得(特にプログラミング)が進められない場合は、エンジニア養成スクールを活用する方法も検討してみてください。エンジニア養成スクールは、「現場で通用する即戦力」の育成を目的としたコースを用意しているため、メンターに質問しつつ、成果物の作成を目指して学習が進められます。

成果物の作成

スクールで用意された課題や、自主製作のアプリやゲームなどを制作し、実績として開示できるように準備しておきましょう。特に未経験の場合は、業務経験のかわりに成果物をアピールする方法がおすすめです。

エンジニアとしての経験を積む

エンジニア経験が無い場合は、1~3年程度の実務経験を積みましょう。Java・Ruby・C#など、ゲーム開発でよく使用される言語で実務経験を積むことで、ゲーム開発以外の分野でも評価の対象になります。

転職活動

実務経験を積んだあとは、中堅・中小企業を中心に転職活動を行ってみてください。大手企業は、新卒一括採用やハイキャリアの経験者採用に注力する傾向にあるため、まずは中堅・中小企業でゲームエンジニアのキャリアをスタートさせる方法がおすすめです。

4. まとめ

この記事では、ゲームエンジニアの種類や求められる経験・スキルについて解説してきました。ゲームと一口に言ってもスマートフォン・PC・コンシューマー向けなど対象分野によって求められる知識・スキルは異なります。そのため、自身の志向に合わせてスキルを磨いていくことが重要になります。

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