ゲームプログラマーに求められるスキル、転職成功事例を紹介ゲームプログラマーの転職市場状況|需要や将来性について解説

最終更新日:2021年8月11日

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スマートフォンの爆発的な普及に伴い、日進月歩で成長・拡大しつづけるゲーム市場。テクノロジーの進化に伴い、VRゲームなど新しいゲームも流行の兆しを見せています。そのゲーム市場の土台を担うのがゲームプログラマー です。ゲーム市場は堅調な成長を続けていますが、転職市場状況や求められるスキルはどのようなものなのでしょうか。この記事では、ゲームプログラマーの仕事内容や転職市場状況、将来性などについて解説します。

1. ゲームプログラマーの転職市場状況

まずゲームプログラマーの転職市場状況からご紹介します。

ゲームプログラマーの市場需要

『ファミ通モバイルゲーム白書2021』(※1)によると、世界における2020年のモバイルゲーム市場規模は、約7兆7255億円と、2019年から約5400億円の増加が報告されています。中でも最大の市場はアジアであり、規模は約4兆2432億円と大きいのですが、前年比では3.5%の増加にとどまり、ヨーロッパ・北米市場の約20%の増加と比べて鈍化しています。

2019年から2020年にかけた国内の調査では、モバイルゲームのひと月あたりの平均プレイ日数はわずかに減少傾向なものの、1日あたりのプレイ時間では、平日・休日ともに大幅に増加しています。

またモバイルゲームの課金についても、課金したほうがゲームを楽しめるという意見が増加傾向です。

これらのデータから、モバイルゲームだけみても市場規模は大きな拡大を続けており、ゲーム開発を担うゲームプログラマーは今後も需要がある職種であることがうかがえます。

※1 角川アスキー総合研究所『ファミ通モバイルゲーム白書2021』(2021年7月25日アクセス)

ゲームプログラマーの将来性

スマートフォンやタブレットの普及につれて、過去にコンシューマゲームとしてリリースされたゲームが、アプリになって、スマートフォンやタブレットで遊べるようになってきています。このように新作のゲームの開発だけでなく、過去のゲームのアプリ化などの需要により、ゲームプログラマーの将来性は安泰と言えるでしょう。

またゲームプログラマーとして経験を積んだ後、コーディングの専門家になる道や、企画を考えるプランナー、ゲームディレクターなどさまざまキャリアを選べるようになります。キャリアアップとともに年収も上がる傾向があり、このことからもゲームプログラマーが将来性のある仕事と言えるでしょう。

2. ゲームプログラマーの主な就職先と年収例

ゲームプログラマーの主な就職先と年収例についてご紹介します。

コンシューマゲームの開発会社

家庭用ゲーム機で遊ぶゲームのことをコンシューマゲームといいます。持ち運びが可能な小型の携帯ゲームから、テレビに接続してプレイできるゲーム、インターネットに接続して遠くにいる人と同時に楽しめるオンラインゲームなどがあります。

さまざまなプラットフォームがあり、開発に使われるプログラミング言語の選択肢も多く、開発にはハードウェアやOSの知識も求められます。このようなコンシューマゲームの開発会社への就職は、新卒採用がメインなので、未経験から中途採用されるのは難しいかもしれません。それでも、もしコンシューマゲーム会社への転職を目指すのであれば、何らかのゲーム開発の経験や実績を持ってからチャレンジするとよいでしょう。

求人例

【想定年収】
350~700万円

【業務内容】

  • ・PS3、Xbox360、Wiiなどコンシューマゲームのプログラム制作

    ・ゲームデータコンバータソフト制作


【求められるスキル・経験】

  • ・C/C++の3年以上の開発経験

    ・面白いものを作りたいという熱量

スマートフォン用ゲームの開発会社

スマートフォンやタブレットのアプリとして開発するゲーム会社も多くあります。これらのゲームはソーシャルゲームとも呼ばれ、スマートフォンやタブレットの普及に合わせて開発案件も増加中です。未経験者や初心者も積極的に採用している企業も多く、チャレンジしやすい業界と言えるでしょう。

求人例

【想定年収】
450~800万円

【業務内容】

  • ・スマートフォン向けゲームアプリの企画・設計・開発

    ・開発環境の設計・構築

    ・ツール、ライブラリ、フレームワークの選定。設計・開発


【求められるスキル・経験】

  • ・Unityを用いたスマートフォンアプリ開発経験(1年以上)

    ・自分一人でアプリ全体を開発した経験

オンラインゲームの開発会社

オンラインゲームは、主にパソコンでプレイできるインターネットを活用したゲームのことです。国内で人気のあるオンラインゲームの多くは海外で制作されているため、国内でのオンラインゲームの開発会社の採用は、比較的小規模です。そのため国内でオンラインゲームを開発している企業への就職は厳しいのが現状ですが、いくつかの求人はあります。

求人例

【想定年収】
300~500万円

【業務内容】

  • ・ゲームプログラム部分の開発と保守


【求められるスキル・経験】

  • ・C/C++プログラミングの業務経験

    ・エフェクト描画のコーディングに意欲を持てる方

3. ゲームプログラマーの転職で評価されるスキル・知識

ここでは、レバテックキャリアを活用して転職に成功した方の事例を参考に、スキル別の年収例を解説します。ゲーム開発企業は、ゲームの運営・企画を行う事業会社と、開発を請け負う開発会社に分かれいます。

年収300万〜400万の転職で求められるスキル・経験

社会人経験が1〜2年の開発経験が浅い人は、年収300万円〜400万円程度での採用となるでしょう。開発会社ではみなし残業制度を導入している企業が多く、その場合は月間40~60時間程度の残業代が上記の年収に含まれています。

プログラミング経験

プログラミング経験はゲームプログラマーには必須と言えます。ゲームのプログラミングと言っても、プラットフォームやメーカーによって、使用するプログラミング言語はさまざまです。

例えばiOS用のゲームの場合、Objective-CやSwiftが使われることが多く、Androidの場合はJavaが主流です。現在はiOSとAndroidの両方で動作するゲームを開発できる開発環境も登場しています。

ゲームプログラマーと言っても、全てのプログラミング言語を身につけるのは困難でしょう。しかし基本的なアルゴリズムやプログラミングの考え方には共通している部分もあるため、たとえ独学でもプログラミング経験があると、ゲームプログラマーへの転職は有利になるでしょう。

ゲームエンジンの知識

ゲームエンジンとは、Unreal EngineやUnityなどのゲームの開発を効率よく進めるための環境のことです。ゲームプログラムにゲームエンジンを使用している場合は、その知識やスキルは必須です。ゲーム開発会社によって、使用しているゲームエンジンは異なりますが、代表的なものを1つ身につけておくだけでも、転職活動時に評価されやすいでしょうy。

論理的思考力

論理的思考力はロジカルシンキングとも呼ばれ、ゲームプログラマーだけでなく多くの社会人にとっても有益なスキルです。特にゲームプログラマーの場合、論理的思考力はプログラムのアルゴリズムの構築に役立ちます。

情報収集力

面白く魅力的なゲームを開発するには、自分自身の中にある固定観念にとらわれることなく、積極的に情報を収集して視野を広げることも必要です。ゲーム開発のスキルを高めるだけでなく、世間で話題になっているテレビ番組やアニメなどのトレンドを押さえておくと、ゲーム開発に役立てられるだけでなく、流行りの話題の会話にもついていけるでしょう。実際にアニメや漫画をもとにしたゲームは数多く登場しています。

年収400万〜500万の転職で求められるスキル・経験

社会人経験3~5年程度で、ゲーム開発を3年以上経験している人は400万円〜500万円程度で採用される傾向にあります。求められるスキルは、開発力に加えてディレクターやプランナーへの提案スキル、仕様設計スキル、工数見積りスキルなどが必要になります

ゲームプログラマーとしての経験3年以上

年収400万から500万を目指す場合、ゲームプログラマーとして3年以上の経験を有しているとよいでしょう。このレベルのゲームプログラマーに求められるのは、プログラミング能力や論理的思考力に加えて、ゲームの仕様を設計するスキルや、開発に要する工数の見積もりスキルなどが必要です。

ビジネス目線での企画・提案力

またゲーム業界に求められる人材のスキルは、ゲームプログラミングだけではありません。ビジネス目線を踏まえた企画力や提案力、コミュニケーションスキルも重要です。ゲームプログラマーとして3年以上の経験に加えて、これらのスキルを身につけられれば、さらに年収を上げることもできるでしょう。

年収500万以上の転職で求められるスキル・経験

事業会社での経験が5年以上あり、かつリーダー経験がある人はこの年収帯で採用されています。年収400万円〜500万円で求められるスキルに加えて、プロジェクトを指揮・統率するマネジメント力が求められます。

ゲームプログラマーとしての経験5年以上

ゲームプログラマーとして5年以上の経験があれば、ゲーム開発に必要な業務の知識は一通り身についているでしょう。ここからさらに年収を上げるには、ゲーム開発スキルに加えてプロジェクトリーダーとしての経験があると有利です。

マネジメント力

ゲーム開発で年収を上げるには、上流工程を担当できることが必要です。上流工程には、ほかのスタッフやゲーム開発者を取りまとめて、プロジェクトとして指揮・統率するマネジメント能力が求められます。プロジェクトのメンバーは多種多様ですが、どのようなタイプの人とも柔軟に調整できるコミュニケーション能力は特に重要です。

4. ゲームプログラマーとしての転職を成功させるコツ

ゲームプログラマーとして転職を成功させるコツを、経験者の場合と未経験者の場合に分けてご紹介します。

経験者の場合

経験者として、ほかのゲーム開発会社へ転職する場合、即戦力として見なしてもらうために、技術力をアピールするのが効果的です。そのための方法を2つご紹介します。

スキルをアピールできる成果物をつくる

ゲームプログラマーとしてスキルをアピールできる成果物を作り転職活動時に活用しましょう。ちょっとしたゲームでしたら、無料で使えるプログラミング言語やゲームエンジンを使えば、それほど費用をかけずに開発できます。面接時には、知識や技術を口頭でアピールするより、実際に自分で開発した成果物を見せたほうが、はるかに説得力があります。

転職に有利な資格を取得する

ゲームプログラマーへの転職に有利な資格もいくつかあります。例えば、ゲームエンジンのUnityに関する知識と技術力を証明できるUnity認定資格や、Androidアプリの開発に使われるJavaのスキルを証明できるOracle認定Java資格などは、ゲームプログラミングに役立つ資格であり、転職活動時に評価されやすい資格です。

未経験の場合

未経験からゲームプログラマーを目指す場合、まずはプログラミング経験を積むことから始めましょう。

まずはプログラミング経験を積む

未経験の場合は、実際にプログラムを開発して経験を積みましょう。ゲーム開発に使われる言語はさまざまですが、どのようなプログラミング言語でも、基本的な文法やアルゴリズムは共通です。Java・C#・Rubyなどはゲーム開発でよく使用される言語であり、インターネット上で開発環境が無料で公開されているので、勉強しやすいでしょう。

資格取得を通して学ぶ

ゲームプログラマーに必須の資格はありませんが、プログラマーとして技術を身につけ、転職が有利になる資格はいくつかあります。中でも、基本情報技術者試験は、IT技術者にとって基本的な知識と技術が問われる試験として有名です。プログラミングだけでなく、システム開発手法やネットワーク、データベースなどの様々な技術が出題されます。国家資格でもあるため、ゲームプログラマーに限らず、多くのIT技術者にとって有益な資格の一つと言えるでしょう。

5. ゲームプログラマーの転職に役立つ資格

ゲームプログラマーへの転職に役立つ資格として、先ほど紹介した資格以外にもいくつかあります。

例えば、基本情報技術者試験のさらに1つ上のレベルの資格として応用情報技術者試験があります。これはIT技術者として高度な知識を有していること証明する資格であり、IT企業の中には、この資格を有していることで、手当を出している企業もあります。

またゲームには必須のコンピュータグラフィックに関係している、CGエンジニア検定という資格もあります。これはゲームだけでなく、アニメーションやモデリングなどのさまざまなCGスキルを問う資格です。

ゲームプログラマーとして転職のために資格を取得するのであれば、取得の目的と効果をはっきりさせておくとよいでしょう。面接時などで、資格取得の目的を問われたとき、その目的をはっきりと答えて面接官を納得させれば、採用が有利に進むでしょう。

6. まとめ

この記事では、ゲームプログラマーの仕事内容や転職市場状況、将来性などについて解説しました。ゲーム開発は、ほかの開発業界で使われる言語を用いますが、求められる素養がほかの業界とやや異なります。

ゲームとはエンターテイメントであり、最大の目的はお客様に楽しんでもらう事です。このような背景から、技術力だけでなく人を楽しませる事に喜びを感じられる人間性がとても重要です。ゲーム市場は成長を続けていますし、ほかの開発業界からの転職もしやすい状況です。この機会にゲームプログラマーのキャリアを検討してみてはいかがでしょうか。

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