資格を取得するのにおすすめの書籍を紹介!ゲームプログラマーに役立つ資格は?求められるスキルとは

最終更新日:2021年2月4日

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ゲームプログラマーのスキル証明に役立つ資格には「基本情報技術者試験」を始めとした国家資格や、プログラミングスキルの証明となる「Oracle認定Javaプログラマー」、「C言語プログラミング能力検定試験」などさまざまな資格があります。この記事ではゲームプログラマーに求められる知識とスキルのほか、スキルアップやスキル証明につながる資格について詳しく解説します。

1. 未経験者におすすめ!ゲームプログラマーの基本が身についていることを示せる資格

資格の勉強は、書籍とスクールを活用した学習が主な方法です。「基本情報技術者試験」や「Oracle認定Javaプログラマー」などはスクールが資格取得のための講座を提供していますが、その他の資格は独学で学ばなければいけないものも少なくありません。書籍だけでは不明点が出るケースが多いため、先輩エンジニアに質問したり、エンジニア質問サイトを活用したりして不明点を解消しましょう。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験とは、IT技術者の基本的かつ包括的な知識を問われる試験です。コンピュータの仕組みやシステム開発手法など、ゲームプログラマー以前にIT技術者として習得すべき知識が出題されます。

ゲームはサーバーやネットワーク、データベースなどさまざまなテクノロジーを活用して作るものです。よって、この資格を取得することで、土台となる基礎知識を身につけることができます。

試験日程・受験料

基本情報技術者試験は毎年4月および10月の第3日曜日に実施されます。受験の願書受付は個人の場合インターネットからの申し込みに限定され、例年2ヶ月前頃に締め切られるため、忘れないようにしましょう。

受験料は5,700円(税込)となっています。

出題形式・出題範囲

基本情報技術者試験は午前、午後それぞれ150分の試験時間となっており、午前問題は四肢択一式の問題が80問、午後問題は多肢選択式の問題が11問出題されます。

出題範囲はIT分野の基本的な内容から、システム設計および開発に関わる専門的な内容まで幅広く、一部ではプログラミング(C言語)に関する問題も出題されます。

独学で勉強する方法・おすすめの書籍

『キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和03年』(きたみりゅうじ、技術評論社)
試験対策本として、イラスト付きで解説している参考書籍です。700ページ超とかなりのボリュームですが、午前試験の出題範囲を網羅しています。

『うかる! 基本情報技術者 [午後・アルゴリズム編] 2021年版 福嶋先生の集中ゼミ』(福嶋 宏訓、日本経済新聞社)
午後問題の最難関と言われているアルゴリズムに関する知識と対策ができる参考書籍です。アルゴリズムの概念に関する解説から過去問の解説までが網羅されています。

CGエンジニア検定

CGエンジニア検定とは、ゲームプログラマーはもちろんのこと、アニメーションやモデリング、AR・VRアプリの開発者にとって求められるCGスキルを問う試験です。CGエンジニア検定のスキルが役立つ業種はゲームやアニメーションといったエンタメ分野から産業分野まで幅広く、テクノロジーの進化とともに注目が高まっています。

エキスパートはやや難易度が高め

CGエンジニア検定には難易度に応じてエキスパートとベーシックの2種類が存在します。ベーシックは基礎知識、エキスパートはより専門的な知識と基礎知識の応用が求められるため、エキスパートのほうが難易度が高いといえるでしょう。まずはベーシックから挑戦し、スキルの習得や実務経験に応じてエキスパートに挑戦するのがおすすめです。

試験日程・受験料

CGエンジニア検定の試験日程は毎年7月と11月の2回に分かれています。願書の出願期間は約1ヶ月前に締め切られるため、忘れないようにしましょう。

検定料はベーシックが5,600円(税込)、エキスパートが6,700円(税込)となっています。

出題形式・出題範囲

CGエンジニア検定の出題形式は、ベーシック・エキスパートともにマークシート式となっており、10問の問題が出題されます。試験時間はベーシックが60分、エキスパートが80分で、およそ70点が合否ラインとなります。

出題範囲はCGの歴史や知覚といった基礎知識から、座標変換、CG理論、画像処理、CGシステムと幅広く、知的財産権といった法律的な問題も範囲に含まれます。特にエキスパート試験では対象範囲が広いため、網羅的な学習が必須となるでしょう。

独学での勉強する方法・おすすめの書籍

『ビジュアル情報処理 -CG・画像処理入門- [改訂新版](ビジュアル情報処理編集委員会)』
CGエンジニア検定を主催している公益財団法人画像情報教育振興協会(CG-ARTS)が2004年に出版した『ビジュアル情報処理 -CG・画像処理入門-』の改訂版です。モデリングやレンダリング、画像解析といったCG技術の基礎を学ぶことができ、CGの入門書として最適な1冊です。

『CGエンジニア検定エキスパート・ベーシック公式問題集[改訂第三版] (ビジュアル情報処理編集委員会)』
CGに関連する基礎知識を身につけた後には、『CGエンジニア検定エキスパート・ベーシック公式問題集』で試験対策をしておきましょう。出題領域やテーマ、回答に対する詳細な解説もされており、この問題集を網羅的に学習しておくことで自分にとっての苦手な領域を把握でき、重点的に対策できるはずです。

TOEIC® 

TOEIC®は英語スキルを客観的に証明できる資格として有名です。1979年から認定が開始された民間資格で、ビジネス業界では英語スキルを図る指標としてTOEIC®の点数が用いられることもあります。ゲームプログラマーに限らず、英語のスキルは身につけておくと大きな武器になることは間違いないでしょう。

なぜ英語の資格が必要なのか

そもそもゲームプログラマーと英語にどのような関連があるのか、と疑問に感じる方も多いと思います。まず第一の理由としては、さまざまなプログラミング言語のコードは全て英語で書かれているということ。中学や高校レベルの英単語は理解できても、専門的なプログラミング技術を学ぶ上ではTOEIC® のような資格をもっていると理解が早いはずです。

また、もうひとつ重要なポイントとしては、IT分野に関する専門的な技術やトレンドを把握する際に英語力が役立つことが挙げられます。ITやCGといったゲームプログラマーに関連性の高い分野は、欧米から最新の技術やトレンド動向に関する情報が発信されるケースが多く、より正確かつ迅速に情報を収集するためには、英語のリーディング力が不可欠といえるのです。

試験日程・受験料

TOEIC®は毎月1回試験が実施されており、全国の指定会場で受験できます。ただし、会場によっては必ず毎月実施されているとは限らず、事前に受験スケジュールを確認しておく必要があります。また、受験申し込みは試験日の2ヶ月または1ヶ月前を目処に締め切られるため、こちらも必ず確認しておきましょう。

TOEIC®の受験料は6,490円(税込)となっています。

出題形式・出題範囲

TOEIC®にはさまざまな出題形式がありますが、ビジネスの分野に役立つ「Listening & Reading Test」の場合はリスニング問題が45分間で100問、リーディング問題が75分間で100問出題されます。回答はいずれもマークシート方式となっており、和訳や英訳といった問題は出題されません。

ちなみに、TOEICには合格・不合格といった概念はなく、990満点に対してどの程度のスコアであるかを計測します。

独学での勉強する方法・おすすめの書籍

TOEIC®試験を主催する「一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会」はTOEIC® の公式教材・問題集を出版しています。

『公式TOEIC® Listening & Reading プラクティス』
公式TOEIC® Listening & Reading プラクティスはTOEIC®が推奨している学習教材のひとつで、リスニング編とリーディング編の2冊に分かれています。いずれもTOEIC®スコアが350〜700程度の方を対象にしており、なかなかスコアが伸びない、学習方法が分からないという方におすすめの書籍です。

『公式TOEIC® Listening & Reading 問題集 7』
公式TOEIC® Listening & Reading 問題集 7は、TOEIC®が推奨している問題集です。練習テスト問題が計400問収録されており、実際の試験問題に近い内容のため本番の感覚を身につけるためにはおすすめの1冊といえるでしょう。

2. 世界に通用するゲームプログラマーであることを証明できる資格

次に、ゲームプログラマーとしての基礎知識やある程度の実務経験を積んできた方におすすめしたい、ステップアップに役立つ資格を2つご紹介します。今回ピックアップした資格は、いずれも日本だけではなく世界でも通用するため、ぜひ取得に向けて挑戦してみましょう。

Unity認定資格

Unity認定技術者は、ゲームエンジンであるUnityに関する知識と技術力を証明する資格です。Unityが必須スキルとなっている企業もあるため、スキル証明として取得しておいて損はありません。

それぞれの試験の学習教材がUnityからウェブ上で提供されていますので、これらを使った学習が主な勉強方法となります。不定期ですが、公開研修も提供されています。

4つの難易度から自分に合う内容を選べる

Unity認定資格には「ユーザー」「アソシエイト」「プロフェッショナル」「エキスパート」の4種類があり、実務経験のある方はアソシエイトから挑戦してみるのがおすすめです。プロフェッショナルは2年から4年の実務経験、エキスパートは5年以上の熟練エンジニアを対象としています。

試験日程・受験料

Unity認定資格はピアソンVUEから随時申込みを受け付けており、最寄りの会場の試験日程を確認したうえで自身の都合に合わせて予約が可能です。

受験料は難易度によっても異なりますが、アソシエイトの場合は34,055円と高額です。そのため、入念な試験対策を行ったうえで挑戦しましょう。

出題形式・出題範囲

Unity認定資格では、アニメーションやアセット管理、ゲームデザインの原則やゲームプログラミングなど、ゲーム開発やUnityについての問題が100問出題されます。出題形式はさまざまで、複数選択やPCを使ったドラッグアンドドロップ作業が必要なものまで多様です。

独学での勉強する方法・おすすめの書籍

Unity認定資格の公式Webサイトでは、試験対策に役立つコースウェアが提供されています。動画を中心としたコンテンツとなっており、これをベースに繰り返し学習することが合格への近道といえるでしょう。

Oracle認定Java資格

Oracle認定Java資格とは、Javaを使ったプログラミング知識とスキルを証明する資格です。Javaを扱うゲームプログラマーだけでなく、Javaエンジニアにとっても役立つ資格といえるでしょう。

学習は書籍を使った勉強かスクールでの勉強となります。スクールの場合、プログラミングスキルを身につけた後、試験対策として知識を補填していくという流れが多いでしょう。未経験者を対象に、プログラミングスキルの習得から資格取得までサポートしている講座が多く、比較的学習しやすい資格です。

開発中上級者向けの難易度は高め

Javaの概念や基礎知識(メソッドとカプセル化や継承の操作など)、応用的なプログラミングスキルを問う内容となっており、Bronze/Silver/Goldの3つのランクが用意されています。中でも中級者・上級者向けのSilver/Goldランクの資格は難易度が高く、実務経験者であっても入念な試験対策が求められます。

試験日程・受験料

Oracle認定Java資格はピアソンVUEからの申込みを行い、試験会場を予約することで受験できます。原則として試験会場での受験となりますが、Bronzeランクのみ自宅でのオンライン受験が可能です。

受験料はオンライン試験の場合が13,600円、会場受験が26,600円となります。

出題形式・出題範囲

ランクに関わらずCBTによる選択問題が出題され、Bronzeランクの場合は試験時間が65分、SilverとGoldの場合は150分となっています。

Bronzeは完全なJava初心者向けの内容が出題されますが、Silverでは例外処理やクラスといったオブジェクト指向をきちんと理解しているかが問われます。また、Goldではクラスの設計や並列処理、ラムダ式が理解できているかを問う問題も出題されます。

独学での勉強する方法・おすすめの書籍

『スッキリわかるJava入門 第3版 (スッキリシリーズ)』(中山 清喬、インプレス)
Javaの基礎知識やオブジェクト指向の概念についてまとめられている入門書籍です。Javaプログラミング初学者でも理解しやすいようにイラスト付きでまとめられています。練習問題が各章に用意されており、アウトプットとインプットのバランスが良い一冊です。

『徹底攻略 Java SE 7/8 Bronze 問題集』(志賀 澄人・山岡敏夫、インプレス)
Java SE 7/8 Bronze の問題集です。Webからダウンロードできる模擬問題60問が用意されています。基礎知識を身につけた後、このような問題集で試験対策をすると良いでしょう。

3. ゲームプログラマーに求められる知識とスキル

最後に、ゲームプログラマーにはどのような知識・スキルが求められるのか詳しく解説します。

プログラミングスキル

これはゲームの分野に限らず全てのプログラマーに共通して言えることですが、プログラミングスキルは何よりも重要です。開発するゲームによっても求められるプログラミング言語やフレームワークは異なるため、自身の強みを活かし活躍の幅を広げるためにも、できれば複数の言語をマスターしておくと転職活動においては有利になります。

ゲーム開発によく使用されるプログラミング言語とは

ゲーム開発で使用される言語は案件によって異なりますが、C#、Java、C++、Swift、Luaなどで開発するケースが多い傾向にあります。iOSアプリを作る場合はSwiftが多いですが、その他のゲームでは開発言語はまちまちです。

ゲームエンジンの知識・スキル

ゲーム開発では、Unreal EngineやUnityなどを用いて開発するケースが一般的です。そのため、各ゲームエンジンに関する知識やスキルを持つエンジニアが求められています。これらのゲームエンジンに関するスキルが必須となっているケースも多いため、事前に学習しておくと良いでしょう。

論理的思考力

良質なプログラムを作成するためには、物事を順序立てて考えることができる論理的思考回路(ロジカルシンキング)が必要と言われています。OJTでも身につけることができますが、苦手意識がある人はエンジニア向けのロジカルシンキング書籍などで勉強してみましょう。

4. まとめ

この記事では、ゲームプログラマーに求められる知識とスキル、技術力の証明につながる資格について解説しました。ゲームプログラマーに資格は必須ではありませんが、資格を取得する過程で知識とスキルを補完できます。ぜひ資格制度を活用しながらスキルアップを図ってみてください。

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