ゲームプランナーの業務内容を紹介!仕事で活かせる経験とはゲームプランナーになるには?必要なスキルや資格とは

最終更新日:2021年6月22日

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ゲームプランナーはゲーム制作においてもっとも欠かせない根本のポジションです。企画書や仕様書の作成、デバックなどの業務を行います。ゲームプランナーになるにはOffice製品やプログラミング言語といった技術が最低限必要な要素となるほか、企画力、マネジメント力などが求めれます。また、マインド面でも重視するスキルがあり、どの業界でも重宝されるコミュニケーション能力や、論理的思考力、ゲームに対する熱意など、様々な能力が求められる業種です。

1. ゲームプランナーとは

そもそもゲームプランナーとはどのような仕事を担うのでしょうか。詳しい仕事内容はもちろん、ゲームプランナーの気になる年収についても解説しましょう。

ゲームプランナーの仕事内容

ゲームプランナーは、シナリオライターやプログラマーといったクリエイターの作業工程の前に位置します。具体的な業務内容としては、ゲームのコンセプトやテーマ、おおまかなキャラクターや世界観、市場調査といった項目をこなす企画立案や、ゲームを構成する要素を含めたシステムなどに関する仕様書の作成を行います。そのため、ゲームプランナーが動かなければ会社全体は動かないといっても良いほど重要な役割を担うのです。

ゲームの形ができたら、ゲームバランスの調整としてテストプレイやデバックを実施します。修正や改善のポイントをプログラマーなどに指示し、そうしてゲームの完成です。また、企業によってはゲームプランナーがシナリオを書く会社もあり、その作業は多岐にわたります。

ゲームプランナーの平均年収

レバテックキャリアで募集されているゲームプランナーの求人案件を見てみると、平均年収は650万円以上と高額です。当然のことながら経験やスキルによっても年収は大きく変わってきますが、ゲーム開発において極めて重要な役割を担うことを考えると、当然の金額といえるのではないでしょうか。

2. 未経験からゲームプランナーになるには

ゲームプランナーには高度なスキルと経験が求められることから、未経験者を対象とした求人募集案件は極めて少ない傾向にあります。では、未経験者がゲームプランナーを目指すためには、どのような方法やルートがあるのでしょうか。

プログラミングスキルが活かせる

ゲームプランナーへの道は、まずはゲームプログラマーとして実務経験を積んだうえでキャリアアップとして目指すのが王道といえるでしょう。そのため、まずはプログラミングスキルを身につけ、ゲームプログラマーとして開発現場で経験を積んでいくことがおすすめです。

ゲーム開発の現場では、主にC#やC++、Swift、Ruby、Unityなどのプログラミング言語が用いられています。開発するゲームの種類やハードウェアによってもプログラミング言語は異なるため、できれば複数のスキルを身につけておくと武器になりやすいでしょう。プログラミング経験がない初学者の場合、比較的習得しやすいRubyやSwiftなどからスタートし、その後難易度の高いC++などに移行していくとスムーズに理解できるはずです。

プロジェクトマネジメント経験も強みになる

ゲーム開発に限ったことではありませんが、プログラマーやSEとして長く開発に携わっていると、プロジェクトリーダー(PL)やプロジェクトマネージャー(PM)に抜擢されることもあります。複数のエンジニアを統括し、プロジェクト全体の進捗や管理を担うプロジェクトマネジメントの経験は、限られたエンジニアのみしか経験できない貴重なものです。

ゲームプランナーにおいても仕様書の作成や企画立案など、プロジェクトマネージャーに似た上流工程を担うことから、プロジェクトマネジメントの経験は間違いなく強みになるといえるでしょう。

KPIの分析経験があると良い

多数のソーシャルゲームが提供されている現在、ダウンロード数やアクティブユーザー数、課金ユーザー数などさまざまなデータが簡単に集計できます。ゲームを開発して終わりではなく、その後さらにユーザー数や収益性を伸ばすためには何を改善すべきなのか、さまざまな企画や対策を検討するのもゲームプランナーの重要な仕事です。

これらの指標を集計し、客観的に判断するためにも、KPI(重要業績評価指標)の分析経験やスキルは必須といえます。KPI分析はゲーム開発の現場だけではなく、多くのシステム開発の現場で行われており、主にプロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーなど上流工程が担う業務です。

3. ゲームプランナーに求められるスキル・マインド

ゲームプランナーになるためには、ゲームプログラマー以外にもさまざまなキャリア経験が役立つことが分かりました。しかし、あくまでもゲームプランナーをゴールに定めて考えた場合、キャリアプランの中でどのようなスキルやマインドを身につけておくべきなのでしょうか。

今回はゲームプランナーに求められるビジネススキルと、ヒューマンスキルの2つに分けて紹介します。

ビジネススキル

ゲームプランナーもPCに関わる業種であるため、技術的スキルが必要となるでしょう。企画書作成には必要なOffice製品のソフト(Word、Excel、PowerPoint)といったスキルは最低限持ち合わせていると便利で、プログラミング言語も知識を持っていればプログラマーに指示を出す際に説明がしやすくなります。

また、企画書では作品の世界観を見せるために画像などを活用する場合があります。その際のデザインに関する知識も、持ち合わせていると企画書作成に便利です。そのほか、ゲームプランナーになるにはさまざまなスキルが必要で、それらを有している方が転職に有利となります。

市場調査力

時代に合ったゲームを企画し、立案するのがゲームプランナーの仕事であるために、ゲーム市場や制作するコンセプトに需要があるかなどの分析を行います。市場調査力を身につけておくと時代に沿ったゲームの開発ができるでしょう。

特に近年ではソーシャルゲーム業界が活況で、スマートフォンで手軽にダウンロードして楽しめるゲームが多数存在します。ユーザーにとっては無料で手軽にダウンロードできることから、流行のサイクルも極めて速く、トレンドを適切に見極める力も必要です。

マネジメント力

ゲームプランナーは企画書の作成後、プログラマーやシナリオライターなどに作業を渡します。このスキルは、プランナーとしてモチベーションの維持、作業の進捗管理といった工程をこなし、個々の作業を行うクリエイターをまとめてスケジュール通りに制作を進行させていくというものです。

マネジメント力を身に付けるには、コミュニケーション能力を磨き、つねに周囲の人に対して気配りなどができている必要があります。

企画力

コンシューマー、ソーシャルとそれぞれの特徴を理解しつつ、ソーシャルゲームならユーザーが課金したくなるような作品を手がける企画力がゲームプランナーには必要です。ユーザーが飽きることのないよう、楽しいシステムやキャラクター、世界観を設計し、何度でもプレイしたくなる面白い企画力が求められるでしょう。

このスキルは、プラットフォームを問わず様々なゲームに触れたり、ユーザーの声を把握しているとよりビジョンが鮮明になり、自然とスキルが身に付くでしょう。また、市場調査力とも密接に関連していることから、双方のスキルを合わせて伸ばしていくことを心がけましょう。

ヒューマンスキル

ゲームプランナーを職業に選びたいのであれば、まず第一にゲームに対する熱意を持っていることでしょう。野球選手が野球を好きだからプレイしているように、ゲームプランナーも人一倍ゲームというものに対するこだわりや熱意が必須となっています。ゲームプランナーになるには、技術以外のマインド面に関するスキルも求められてきます。

コミュニケーションスキル

どの業種でも求められるコミュニケーション能力ですが、ゲームプランナーでは非常の欠かせないスキルといっても過言ではありません。ゲームの制作には多くの人が関わり、また長期の業務となるためコンセプトやテーマを間違えて認識するといったことがあるでしょう。

コンセプトがブレて完成時にミスが発覚するといったことがないように、スタッフとしっかりとコミュニケーションを図り、正確なコンセプトを伝えた上で作業するためのスキルです。

論理的思考力

ゲームプランナーには、自身の企画をプレゼンする機会があります。制作する作品の方向性を決める会議で話し言葉を用いて企画の説明をしても具体性がないため、相手のその面白さを伝えることができないでしょう。そこで、論理的に話しをすることで他との違いやポイントなど、その場にいる全員が企画に対して理解できるようになります。

柔軟性

ゲーム開発は作業スタッフとのチームプレイです。スタッフの意見などをしっかりと聞き入れ、悪いところは柔軟に改善します。また、クライアントの要望で仕様を変更しないといけないなど、唐突な作業を求められた際も迅速に最善策を考えて打開するなど、柔軟性を持ち合わせていると強みになります。

4. ゲームプランナーの仕事で活かせる資格

ゲームプランナーになるために必須となる資格はありませんが、キャリアアップやスキルアップに役立つ資格は多数存在します。実際にゲームプランナーとして活躍している方の中にも、資格取得に向けて勉強しているケースも少なくありません。具体的にどのような資格があればゲームプランナーの仕事に活かせるのか、今回は4つのカテゴリに分けて紹介します。

プログラミングに関する資格

まずはゲームの開発において不可欠なのが、プログラミングに関する知識とスキルです。ゲームプランナーとして現場のエンジニアとコミュニケーションをとるうえでは、プログラミングに関する資格を持っていたほうが有利といえるでしょう。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験はIPAが運営しているIT系の国家試験で、システム開発をはじめとした幅広い知識を問うものです。ゲーム開発に特化した資格ではありませんが、基本情報技術者試験を持っていればIT分野の最低限の基礎知識があると見なされるため、就職活動や転職活動においてプラスになることは間違いありません。

合格率は例年25%前後となっており、決して簡単な試験ではありませんが、参考書や問題集なども豊富に販売されているため、試験対策はしやすいでしょう。また、プログラミングの分野ではCに関する問題が出題されるため、事前に対策をしておくと安心です。

C言語プログラミング能力認定試験

ゲームプログラマーからゲームプランナーへの道を考えている方には、プログラミングに特化した「C言語プログラミング能力認定試験」がおすすめです。その名の通りCのプログラミングスキルを問う試験で、レベルに応じて3級から1級までのランクが存在します。

CやC++などはゲーム業界で需要の高いプログラミング言語であり、一定のプログラミング能力があれば未経験でもゲームプログラマーとして採用してもらえる可能性があります。3級および2級は筆記試験のみ、1級はPCを用いた実技試験となっており、初学者はまず3級から挑戦してみるのがおすすめです。

プロジェクトマネジメントに関する資格

ゲームプランナーとして企画の立案を行う場合や、仕様書を作成する際などにはプロジェクトマネジメントに関連する資格が役立ちます。

プロジェクトマネージャ試験(PM)

プロジェクトマネージャ試験は、IPAが運営している国家試験です。情報処理技術者試験の中でも高度IT人材を対象とした試験で、プロジェクト全体の統括責任者としてのスキルや技術、知識が問われます。

合格率は例年15%前後と極めて難易度の高い試験であるため、初学者が独学で挑戦し合格するのは難しいといえるでしょう。プロジェクトリーダーまたはマネージャーとして数年程度の実務経験を積んでからでも遅くはありませんので、ゲームプランナーとしての道を目指すのであれば挑戦してみましょう。

デザインに関する資格

ゲームの面白さや感動、満足度に大きく影響を与えるのがCGなどを駆使したデザインです。キャラクターや背景、アイテムに至るまで、ゲームを構成するうえでCGによるデザインは極めて重要な役割を果たします。

CGクリエイター検定

CGクリエイター検定とは、その名の通りアニメーションやゲーム、映画などにおけるCG映像を制作するスキルを問う試験です。デザインの基礎的な知識はもちろん、CGに欠かせないモデリングやレンダリング、映像編集などの問題が広く出題されます。

レベルに応じて「ベーシック」と「エキスパート」の2種類が存在するため、初学者の場合はまずベーシックから挑戦してみましょう。

文書作成に関する資格

立案した企画を書面に起こしたり、ゲームの仕様書を作成する際に役立つのが文書作成に関する資格です。すでにビジネス文書の作成に慣れている方であれば不要ですが、社会人経験が浅い方やビジネス文書の書き方やレイアウトのコツを掴みたい方にはおすすめの資格です。

文書デザイン検定試験

文書デザイン検定試験は、日本情報処理検定協会が実施している試験です。文章の作成というよりは、ワープロソフトなどを活用して見やすい文書を作成するのに役立つ資格といえます。4級から1級までのレベルがあり、4級では書式設定や図形描画、文書の配置など基本的な操作方法が問われ、1級では画像の加工や特殊文字、行間隔の調整など、応用的な出題内容がメインとなります。

ワープロソフトの基本的な操作方法が分かっていれば決して難しい試験ではなく、初学者でも挑戦しやすいはずです。

関連記事:ゲームプランナーが持つべき資格と仕事に必要なスキルとは

5. まとめ

ゲームプランナーにはビジネス面でのスキルや経験が求められることはもちろんですが、ゲームに興味をもち、ゲームが好きであるというマインドも極めて重要です。未経験からいきなりゲームプランナーとして活躍することは現実的に考えて難しいですが、ゲームプログラマーやシステム開発のエンジニアとしてキャリアを磨き、ゲームプランナーとしてキャリアアップする道もあります。

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