ゲーム業界の市場状況や職種、年収、職種別に求められる経験・スキルを徹底解説ゲーム業界の転職市場状況と職種別に求められる経験・スキル

最終更新日:2020年1月7日

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国内外でゲーム市場の拡大が続いており、ゲーム業界は慢性的に人手不足が続いています。ゲーム開発に携わる企業は、人材を確保するために待遇を厚くするなどの対応を行っています。このような背景からゲーム市場の各種職種の求人も多く、2018年現在は比較的転職しやすい状況といえます。

この記事では、ゲーム業界への転職を検討している人向けに、ゲーム業界の市場状況や職種、年収、職種別に求められる経験・スキルを解説します。

1. ゲーム業界の市場状況

まず、ゲーム業界の転職市場状況やゲーム業界内の分類、トレンド技術について解説します。

転職市場状況

ファミ通の調査によると、2017年のゲーム市場は10兆8964億円と推定しています。欧州、米国、アジア、その他の各地域において市場が拡大し、今後も成長が予想されています(※)。
 
このような背景もありゲーム開発に携わる企業は、人材の確保に力を入れています。教育制度や待遇を整える企業も増えており、比較的転職しやすい状況となっています。
 
※参考:2017年の世界ゲームコンテンツ市場は前年比約2割増、デジタル配信が9割を占める 『ファミ通ゲーム白書2018』が6月25日に発刊(2018-11-19)

ゲーム業界内の分類

一言にゲーム業界と言っても、その中で「コンシューマーゲーム(家庭用ゲーム)」、「ソーシャルゲーム」、「遊技機ゲーム」の大きく3つに分類することができます。

コンシューマーゲーム(家庭用ゲーム)
コンシューマーゲームとは、市販されているゲーム機用のゲームソフトのことを言います。代表的なゲーム機は、ソニー・インタラクティブエンタテインメントが販売している「プレイステーション」や、任天堂が販売している「Nintendo Switch」などがあり、各社のゲーム機の仕様に合わせてソフトを開発します。

ソーシャルゲーム
ソーシャルゲームとは、SNSサービス上で展開されているゲームのことを言います。代表的なものに、「LINE QUICK GAME」や「モバゲー」、「GREE」などがあります。ソーシャルゲームは、SNS上で動作するものですので、各SNSの仕様に合わせた開発が必要となります。

遊技機ゲーム
遊技機ゲームとは、パチスロやゲームセンターにあるようなハードウェアで動作するゲームソフトのことを言います。遊技機ゲーム開発は、コンシューマーゲームやソーシャルゲームとやや異なり、ハードウェア自体の制御など組込み系に近い開発も行います。
 
このように、ゲーム業界の中でも3つに領域が分かれています。ゲームプランナーやゲームデザイナー、ゲームプロデューサーやゲームディレクターなどの仕事内容は共通ですが、開発面では求められるスキルが異なる場合がありますので、エンジニア志望の方は求められるスキルも調べておくと良いでしょう。

トレンド技術

ゲーム開発における現在のトレンド技術は「Unityなどのゲーム開発プラットフォーム」、「AI」、「VR」が注目を集めています。これらの技術を持ったエンジニアの市場価値が上がっていますので、これからゲーム業界へエンジニアとして転職を目指す人は必ずチェックしておきましょう。

2. ゲーム業界の職種と求められる経験・スキル

ここでは、ゲーム業界の代表的な職種の概要と職種別に求められる経験とスキルを解説します。

ゲームプランナー

仕事内容
ゲームのストーリーや世界観、キャラクター構成といった土台部分の企画や、リリース後もイベントの発案などを担当する職種です。企業によっては、ユーザー獲得のためのマーケティングまで担うこともあります。レバテックキャリアで掲載している求人情報では、年収は300万〜800万円が相場です。求められる経験とスキルは以下のとおりです。

求められる経験
何らかのゲーム開発経験や、企画書作成経験、仕様書作成経験など募集によっては1年以上の実務経験など一定年数以上の実務経験が必須となっているものもあります。

求められるスキル
市場分析や顧客設計、ゲームストーリーやキャラクターなどの企画力や発案力などのスキル、企画書・仕様書といった文書作成スキル、各種施策のKPI分析スキル、円滑なチームコミュニケーション力などが求められます。

ゲームデザイナー

ゲーム開発において、デザインを担当する職種です。背景やキャラクターのデザインはもちろん、武器などのアイテム、炎や光といったエフェクトなどのデザインまで行います。募集における年収は300万円〜800万円程度となるでしょう。

求められる経験
コンセプトアート制作経験、2Dや3DのCG制作経験、エフェクト制作経験など

求められるスキル
企業により異なりますが、PhotoshopやIllustrator、SoftimageやMayaなど何らかのグラフィックツールのスキルは必須です。スキル重視の求人が多く、即戦力となる実務経験や能力が求められる傾向にあります。企業によっては、3Dデザイナーと2Dデザイナーで職種を分けている場合もあります。

ゲームプロデューサー/ゲームディレクター

プロジェクト全体の統括やステークホルダーとの折衝、制作実務全体のディレクションを担当する職種です。ゲームのプランニングを担当するケースもあり、業務範囲は企業によって異なります。年収は300万〜1000万円程度と幅があります。

求められる経験
プロジェクトマネジメント経験やゲームプランニング経験、外注管理経験、品質管理経験、プロモーション経験など
多くの募集でディレクター経験が必須となっています。

求められるスキル
予算管理や人員管理、進捗管理などのプロジェクトマネジメントスキルが求められます。企画からリリースまで全工程に関わりますので、各工程における作業内容や開発手法、ゲームソフト広く認知してもらうためのマーケティングなど幅広い知識とスキルが必要です。

ゲームプログラマー

プログラミング技術を用いてゲームを実装する職種です。ゲーム機やスマートフォン、遊技機上で動作するプログラムを開発する「クライアントプログラマー」と目に見えないサーバー側のプログラムを開発する「サーバーサイドプログラマー」に分かれています。
 
使用するのはC言語など、業務系システム開発でも利用されるものですので、他業界からでもゲームプログラマーは目指すことができます。年収は300万〜1200万円と幅がありますが、AIやVRなどの先端技術や幅広い技術を扱えるほど高年収になる傾向があります。

求められる経験
Unityを使ったゲーム開発やC言語などゲーム開発で使われる言語を使ったシステム開発経験など
 
ゲーム開発経験は案件によって必須であるケース、歓迎要件であるケースがあります。
未経験可としている募集や第二新卒可としている募集の多くは、ゲーム開発経験は歓迎要件となっている傾向があります。

求められるスキル
C、C++、Objective-C、C#、Java、JavaScriptなどのプログラミングスキルが必須となります。使用言語は開発するゲームによって異なります。また、多くの場合Unityなどのゲーム開発プラットフォームを用いて開発しますので、これらを扱うスキルも求められる傾向にあります。サーバーサイドを担当するのであれば、サーバーやネットワークの知識やスキルも求められるでしょう。

QAエンジニア

QAエンジニアは、テストや品質管理を主に担当する職種です。テスト設計や障害管理、テストなどを担当します。ソーシャルゲームやオンラインゲームは、同時に多くの人がプレイするため、障害の発生でユーザーの離脱や売上の低下を防ぐため、ゲーム業界では品質管理にも力を入れています。QAエンジニアの年収は300万〜600万円となっており、品質管理計画の立案スキルやテスト設計スキル、システムアーキテクトに関する深い知識、品質管理チームのマネジメント経験などがあるほど年収は高くなる傾向にあります。

求められる経験
ゲーム業界での品質管理経験、テスト設計経験、テスト実務経験など

求められるスキル
単体テストや結合テストも担当しますので、プログラミングスキルは必須です。また、テスト設計スキル、障害管理スキルなど、進捗管理スキルなどが求められます。
 
このように、ゲーム業界にはさまざまな職種があります。ゲームデザイナーやゲームプログラマーは、未経験者でも応募可能な募集があり、比較的転職しやすい職種です。このような募集では、スキルよりもゲームへの熱い思いや人間性などが重視されます。もちろん前述したスキルがある方が評価は上がります。
 
一方で、ゲームプランナーやゲームプロデューサー、ゲームディレクターは業界としては即戦力として、ゲームプロデューサーやゲームディレクター経験、ゲーム業界の他の職種の経験を求める傾向にあります。ゲームプロデューサーやゲームディレクターを目指すのであれば、まずはゲーム業界の他の職種で経験を積んでからキャリアアップを目指しましょう。

3. まとめ

この記事では、ゲーム業界の市場状況や職種と年収の目安、職種ごとに求められる経験やスキルについて解説しました。職種ごとにさまざまなスキルを求められますが、社会人を対象としたゲームプランナーやゲームプログラマーコースを提供している専門学校やスクールもありますので、比較的スキルを身につけやすい状況です。また、ゲーム業界は市場拡大が続いていますので将来性が高い業界とも言えるでしょう。ゲーム業界への転職を検討している方は、記事の内容を参考にしながらアクションを起こしてみてはいかがでしょうか。

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