ゲームプログラマーへ転職する方法は?仕事内容や将来性も解説

最終更新日:2024年5月17日

ゲームプログラマーに転職したいが難易度が気になる、前職はどのような人が多いのか、どうすればゲームプログラマーになれるのかを知りたい、と考えている人も多いでしょう。ゲームプログラマーになれば、趣味のゲームに携わることができ、楽しく働けると考えられるからです。

では、実際ゲームプログラマーになって楽しみながら働くことは可能なのでしょうか?プログラミング未経験、ゲーム業界未経験などからゲームプログラマーを目指す方に向けて、ゲームプログラマーへの転職について解説します。

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この記事のまとめ

  • ゲームプログラマーへの転職は未経験からでも可能で、スキル習得とポートフォリオ作成を事前にやっておくと良い
  • ゲームプログラマーはゲームが好きな人にとってやりがいが大きいが、やりがい搾取のようになっている企業があるのも事実
  • やりがい搾取される企業に入らないためには、転職エージェントの活用し、事前に要望、スキルなどを伝えておくと良い

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ゲームプログラマーへの転職難易度はどれくらい?

ゲームプログラマーへの転職自体は、それほど難易度は高くないでしょう。特に他業界でエンジニアやプログラマーをやっていた場合転職難易度は低く、プログラミング自体完全未経験であっても転職できないわけではありません

ゲーム業界は比較的離職率が高く、人手不足だからです。ゲームが好きでゲームプログラマーになったものの、激務薄給だったので離職した、といったケースは多いでしょう。そのため、未経験者に対しても比較的門戸は広いということです。

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ゲームプログラマーとは?

ゲームプログラマーとは、ゲームのプログラミングを行う職種です。もう少し具体的に仕事内容などについてご紹介していきます。

関連記事:ゲームプログラマーとは - 仕事内容をわかりやすく紹介します

ゲームプログラマーの仕事内容

ゲームプログラマーの主な仕事内容として以下があります。


  • ・開発環境の整備

    ・プログラミング

    ・デバック


それぞれの業務内容について解説していきます。

開発環境の整備

開発環境の整備とは、いわゆる環境構築のことです。プログラミングを行うためのネットワークやツールの用意、コードを書きやすいように設定を行う、といったことです。どのような環境にするか、どのような設定にするかなどによって開発のしやすさは大幅に変わってきます。

実際のところ細かい設定などで日々の作業効率が大きく変わってくるのですが、最初から設定の細部にこだわっていると開発が進まずストレスが溜まるでしょう。そのため、まずは基本的な設定にしておいて、余裕があるタイミングでいろいろ調べてみたり、もっとこうしたいといった希望があれば随時設定を変えてみるといったやり方がおすすめです。

プログラミング経験がない人の場合、ExcelやWordなどでも意外と細かい設定によって作業効率が変わってくる、といったことをイメージするとわかりやすいでしょう。

プログラミング

プロジェクト内で役割分担をして、プログラミングを行います。役割分担は、ゲームプログラマー同士でパーツを分担することや、役職ごとに作業工程が異なるということがあります。ゲーム開発に携わる役職には、ゲームプログラマー以外にも、ゲームデザイナー、ゲームプランナー、ゲームディレクター、ゲームプロデューサーなどの役職があります。そのため、これらの職種と役割分担をしながら、ゲームプログラマーはプログラミングを主に担当します。

デバック

デバッグは、完成した試作品をプレイして動作を確認することです。不具合がないか、仕様書と異なる箇所はないか、といったことを確認します。デバッグはプログラマーが行う場合もあれば、デバッガーというデバッグ担当者が行うこともあります。経験の浅いプログラマーがまずはデバッガーから担当するといったケースもあります。

ゲームプログラマーとゲームクリエイターの違い

ゲームクリエイターはゲーム制作に携わる職種全般を指します。つまり、ゲームプログラマーはゲームクリエイターの一種ということです。ゲームクリエイターの職種としては、ゲームデザイナー、ゲームプランナー、ゲームディレクター、ゲームプロデューサー、サウンドクリエイターなどがあります。

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ゲームプログラマーの需要・将来性

コンシューマーゲームの市場規模は横ばいですが、スマホゲーム、VR・ARゲームの市場は拡大しています。またeスポーツへの注目も高まり、ゲーム業界全体で見れば成長産業と言えるでしょう。業界動向リサーチのデータでも、ゲーム業界の市場規模が右肩上がりで推移していることがわかります。

ただし2020年頃の巣ごもり需要は減ったため、結果的にゲームへの需要も減っています。2020年~2021年などの期間で切り取ると環境の変化から一時的にゲーム業界の市場規模は下がったと言えますが、長期的な期間で見ると右肩上がりで推移していて、将来性のある業界です。

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ゲームプログラマーの平均年収

ゲームプログラマーの平均年収は統計データによって異なりますが、たとえば求人ボックス給料ナビのデータでは平均年収は431万円となっています。レバテックキャリアの求人では、平均年収は500万円程度です。

求人サイトなどによって当然データの詳細は異なりますが、概ね近い数字にはなるでしょう。ゲームプログラマーは平均年齢が低いという事情もありますが、業務の大変さや求められるスキルレベルの割には年収は低めと言えます。

年収を低めに設定してもやりがいを持って人が集まることや、スキルの高い一部の人にお金が集中していることもあります。スキル次第では、平均年収よりも大幅に稼ぐことが可能な職種です。

関連記事:ゲームプログラマーの年収は?年収アップの方法や将来性も解説

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ゲームプログラマーに転職する方法

ゲームプログラマーに転職する方法について、バックグラウンドごとの流れや具体的に活用すべきサービスをご紹介します。バックグラウンドによってやるべきこと、優先的に取り組むべきスキル習得などが変わってきます。

関連記事:ゲームプログラマーの志望動機作成のポイントや例文を紹介

未経験からゲームプログラマーを目指す場合

未経験からゲームプログラマーを目指す場合、プログラミングスキルとゲームエンジンを使いこなすスキルを先に身に付ける必要があります。プログラミングというと言語や開発対象の幅が広いのですが、ゲーム開発ではC#という言語とUnityというゲームエンジンが使われることが多いです。

そのため、C#とUnityの勉強をするのがおすすめです。基礎を身に付けつつ、簡単でも良いので実際にゲームを作ってみると良いです。簡単なゲームはUnityの機能だけで作れますが、C#も練習として書いてみることをおすすめします。

SEから転職する場合

SEからゲームプログラマーへの転職事例は多いでしょう。SEの場合は基本的なプログラミングスキルがあるので、C#とUnityの基本を学習し、実際にゲームを作ってみるまでの流れが早いはずです。ポートフォリオとして用意するものは、SE時代に作ったものと自分で作ってみたゲームの両方がおすすめです。両方用意することで、SE時代の実績と、ゲームプログラマーになるために手を動かしていることの両方をアピールできます。

ゲームテスター/デバッガーから転職する場合

ゲームテスター、デバッガーから転職する場合、キャリアアップ転職ということになります。ゲームテスターやデバッガーからゲームプログラマーを目指すのは自然な流れなので、志望動機などは一般的なもので問題ないでしょう。

重要なのは、単にテスト工程をしていただけでなくより良いゲーム制作について考えていたことや、プログラミングやUnityの扱いを勉強しているということです。テスト経験はプログラマーとしても役立ちますが当然スキル要件としては不足しているので、ポートフォリオを用意すればスキルとやる気をアピールできます。

いずれも転職エージェントの活用がおすすめ

前職や現状のスキルに関わらず、ゲームプログラマーに転職する際には転職エージェントを活用するのがおすすめです。転職エージェントは転職希望者の希望やスキルを考慮して求人を紹介してくれます。また書類作成や面接のサポートもしてくれるため、転職活動そのものに不安のある方にはよりおすすめです。

関連記事:未経験からゲームプログラマーになるには?業界別採用傾向も紹介

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ゲームプログラマーに求められるスキル・経験

ゲームプログラマーに求められるスキル・経験についてご紹介します。下記すべてが必須というわけではありませんが、複数のスキル・経験があるとより良いです。

C、C++などを用いたコンシューマーゲーム開発経験

コンシューマーゲーム開発では、C言語、C++、C#などのC系言語が使われることが多いです。Unityを使用する場合はC#が使われる場合が多いです。そしてUnityのシェアは大きいため、C#のスキルが役立つ可能性が高いでしょう。とはいえC系の言語は類似する部分も多いので、C系の言語での開発経験があればゲームプログラマーとしてのスキル習得も早いでしょう。

Java、Swiftなどを用いたスマートフォンゲーム開発

スマートフォンゲーム開発では、JavaやSwiftが用いられることもあります。ゲームというよりはスマホアプリ開発でこれらの言語が使われることが多く、スマホゲームでもこれらの言語が用いられることがあるというイメージです。

とはいえスマホゲームもUnityでの開発が可能で、実際Unityが使われることの方が多いでしょう。JavaやSwiftの経験があるとより良いですが、UnityとC#のスキルでスマホゲーム開発にも対応できる場合が多いです。

Java、html5、Rubyを用いたソーシャルゲーム開発

ソーシャルゲームはJava、html5、Rubyなどで開発されることもあります。これらの言語はWeb開発で使われることが多いので、Webシステムの延長線上のようなイメージでソーシャルゲーム開発が行われる場合にこれらの言語が使われます。

ただしUnityはソーシャルゲームにも対応しているため、ソーシャルゲーム開発でもUnityが用いられることが多いです。そのため、上記の言語での開発経験がなくてもUnityとC#の経験があれば参画できるソーシャルゲーム開発プロジェクトも多いです。

このようにUnityは万能ですが、Unityを用いないゲーム開発現場があるのも事実なので、それぞれのOSでよく使われる言語の経験もあるとより良いと言えます。

コミュニケーション能力

ゲームプログラマーはパソコンに向かってプログラミングをする作業が中心ですが、プロジェクトメンバーやクライアントとコミュニケーションを取る機会もあります。そのため、コミュニケーション能力は必須です。きちんとヒアリングをして認識を合わせることも、自分の担当している箇所をきちんとわかりやすく説明することも重要です。

論理的思考力

プログラミングにおいても、業務上のコミュニケーションにおいても論理的思考力は必要です。プログラミングはコンピューターを相手にしているので、100%論理的でないと計画通りに動きません。すべて記載したコードの通りに動き、人間のようにニュアンスを汲み取って判断することはないです。

業務上のコミュニケーションも論理的である必要があります。感覚的なコミュニケーションだと認識がずれる可能性が高く、トラブルや手戻りにつながってしまいます。論理的にコミュニケーションを取ることで、認識を合わせたうえで開発を進めることが重要です。

情報収集力

ゲームに限らず、プログラミングにおいて情報収集力は必須です。プログラマーはすべてのコードやロジックを記憶しているわけではないので、調べながらプログラミングを進めることになるからです。またエラーが生じた際は、エラーコードなどで検索して問題解決することが多いです。情報収集力の差がそのままプログラミングスキルの差につながってきます。

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ゲームプログラマーへの転職に役立つ資格

ゲームプログラマーに必須の資格は存在せず、また資格よりも実践経験やポートフォリオの方が評価される傾向にあります。IT業界全般同様なのですが、ゲーム業界は特に技術の変化が早く、資格よりも実践スキルを評価する傾向が強いです。

しかし、資格を取得することで基本スキルの証明にはなります。補助的な要素として資格は有効なので、ゲームプログラマーへの転職で役立つ資格をご紹介します。

関連記事:ゲームプログラマーに必要な資格とは?転職に有利な資格もご紹介

基本情報技術者/応用情報技術者試験

基本情報技術者、応用情報技術者試験は情報処理推進機構が主催する国家資格です。ゲームに特化した資格ではなく、IT業界全般で評価される資格になります。内容としては、IT全般に関する幅広い知識、基本的なプログラミング・アルゴリズムの理解を問う問題などです。

基本情報技術者の上位資格として応用情報技術者資格があり、さらにその上位資格として複数のスペシャリスト資格があります。

Unity認定資格

Unity認定資格は、Unityに関する知識やスキルを問う資格です。ゲームに特化しているというよりは、Unityに特化しています。Unityはゲーム開発で使われることが多いため、ゲームプログラマー向けの資格とも言えます。

ただし最近はUnityがゲーム以外のシステムに応用されることも多く、ゲーム以外の分野のエンジニアがUnity認定資格を取得するケースもあります。具体的には、VR・AR、シミュレーションアプリなどの開発で使われています。

C言語プログラミング能力検定試験

C言語プログラミング能力検定試験は、C言語に特化した資格です。C系の言語はC言語から派生しているので、C言語のスキルがあると習得が早いです。そのため、C系の言語を用いるプロジェクトではC言語プログラミング能力検定に合格することで一定の評価を得られます。

Java™プログラミング能力認定試験

Java™プログラミング能力認定試験はJavaに特化した資格試験です。Androidのスマホゲーム開発ではJavaが使われることがありますが、Unityで使用するC#でもJava™プログラミング能力認定試験は役立ちます。

C#はJavaとの共通点が多いため、Javaのスキル証明がある程度C#のスキル証明にもつながるからです。ただしアピールの仕方としては間接的なので、優先度としてはそこまで高くないでしょう。

関連記事:ゲームプログラマーに必要な資格とは!?転職に有利な資格もご紹介

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ゲームプログラマーのやりがいと大変なポイント

ゲームプログラマーはゲームやプログラミングが好きな人にとっては特にやりがいのある仕事ですが、大変さもあります。具体的にどのようなやりがい、大変なポイントがあるのかご紹介します。

関連記事:ゲームプログラマーの仕事はきつい?その理由やメリットも解説

ゲームプログラマーのやりがい

ゲームプログラマーのやりがいは、ゲームが好きな人にとっては仕事が趣味のようになるということでしょう。ゲームをプレイするのが好きな人や、自作でゲームを作るのが趣味の人にとって、これ以上楽しい仕事はないかもしれません。また自分が開発に携わってリリースしたゲームがユーザーにプレイされるので、ユーザーの反応を楽しめるというやりがいもあります。

ゲームプログラマーの大変なポイント

ゲームプログラマーは上記の通り趣味も兼ねて仕事につなげている人が多いです。そのため、やりがい搾取のような状況になるケースも少なくありません。業務量の割に低めの給与に設定しても人が集まり、また待遇が良くなくてもやりがいを求めてゲームプログラマーを続ける人も少なくありません。結果的に、ゲームプログラマーの労働環境は改善されないことも多いでしょう。

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ゲームプログラマーに関するよくある質問

ゲームプログラマーに関するよくある質問と回答を紹介します。ゲームプログラマーの就職先、適正、辛いことなどについて知っておくことで、自分がゲームプログラマーを目指すべきかが判断しやすいでしょう。

Q1.ゲームプログラマーの就職先にはどんなところがありますか?

ゲームプログラマーの就職先には、コンシューマーゲームの制作会社、スマホアプリ制作会社、オンラインゲーム制作会社などがあります。最近はスマホアプリの中でもゲーム制作をメインにする会社が増えていて、大手から下請けまで様々です。

関連記事:ゲームプログラマーのキャリアパスとは?年収や将来性も解説!

Q2.ゲームプログラマーに向いている人はどんな人ですか?

ゲームプログラマーに向いている人は、ゲームが好き、地道な作業ができる、論理的思考が得意、といった人です。ゲームが好きなことは大前提として必要ですが、面白い作業だけでなく地味で時間のかかる作業も多いです。思考力と根気強さの両方が求められます。

関連記事:ゲームプログラマーに向いてる人とは?求められるスキルや転職のポイントについて解説

Q3.ゲームプログラマーの辛いことは何ですか?

ゲームプログラマーの辛いことは、残業が多いこと、求められる仕事用やレベルの割には待遇が比較的良くないこと、急なトラブルが多いこと、ユーザーから厳しい声を受けることも多いこと、人間関係が悪化しやすいことなどが挙げられます。

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