未経験からゲームプログラマーになるには?業界別採用傾向も紹介

最終更新日:2024年9月27日

本記事では、ゲームプログラマー(ゲームエンジニア)の仕事に憧れのある未経験の方に向け、仕事内容や市場的ニーズ、年収相場などを解説します。

スマートフォンやタブレットなどの小型デバイスの普及とともに、ゲームプログラマーの需要が高騰中です。また、近年では、VRやAIなどの最新技術を用いた開発も行われており、常に人手が求められている業界ともいえます。

なお、ゲーム業界はコンシューマーゲームやオンラインゲームなど幅が広く、業務も細分化されているため、どのような仕事に就きたいか選択する必要があります。

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この記事のまとめ

  • 未経験からゲームプログラマーを目指すなら、Unityのポートフォリオ制作に取り組むと実践的なスキル習得や評価アップにつながりやすい
  • ゲームプログラマーに必須の資格はないが、資格を取得すると一定のスキル習得や客観的なスキル証明になる
  • ゲームプログラマーに向いている人の特徴は複数あるが、大前提としてゲームが好きでスキルを探求していく必要がある
  • ゲームプログラマーとしてスキルを習得すれば、ゲーム業界内でのほかのポジションやゲーム業界以外のITエンジニアとして活躍できる

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ゲームプログラマーとは

ゲームプログラマーは、プログラミングによってゲームを開発する職種です。設計書に従ってキャラクターの動きやアイテムの効果、敵のアルゴリズムなどゲームの根幹になる部分を開発します。

ゲーム開発にはディレクターやデザイナー、クリエイターなどさまざまな立場の人間が携わりますが、ゲームプログラマーは直接的に手を動かしてゲームを構築する重要な役割を担っています

ゲームプログラマーがいて、初めて企画や構想が商品として形になります。また、リリース後にゲームの挙動に不具合が出た場合にも、基本的にはゲームプログラマーが対応します。

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ゲームプログラマーの仕事内容

ゲームプログラマーの役割は、開発するゲームの規模によって大きく異なります。スマートフォン向けゲームアプリのような、1人~数人の小規模なチームで開発するものについては、プログラムを書くだけでなく、企画内容に対してプログラマーとしての意見を述べるなどの業務も発生します。

オンラインゲームのプログラマーになると、継続的にサービス提供していく中で、サービスを安定的に運用するのに必要なネットワーク関連の知識や、ゲームを改善していくアイデアが求められる傾向です。一方、家庭用ゲーム機向けのRPGなど、大規模なゲーム開発になると、キャラクターのアクションを作っていくプログラマー、ゲーム全体のシステムを構築するプログラマーといったように業務が細分化されていきます。

ほかにも大規模なゲーム開発のプロジェクトでは、プログラマー以外のメンバーとも連携してゲーム開発全体の進み具合を管理するディレクターもおり、ゲーム開発現場のことを深く理解しているプログラマー出身者に任されることも多いです。

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未経験でゲームプログラマーへの転職は難しくスキルや経験が必要

ゲームプログラマーを含むプログラマーには、プログラミングのスキルと実際の開発経験が求められます。そのため、基本的には未経験者がいきなりゲームプログラマーとして転職するのは難しいです。

ただし、企業で働いた経験がなくても自分で勉強してゲームを開発していれば一定のスキルがあると見なされるでしょう。また企業が大々的に人を募集しているタイミングなどは、比較的スキルが低くても採用されやすくなります。

関連記事:
ゲームプログラマーへ転職する方法は?仕事内容や将来性も解説
ゲームプログラマーの志望動機作成のポイントや例文を紹介

年度末や決算月前・新規タイトル開発始動時は狙い目

ゲーム業界では、年度末や決算月前、新規タイトル開発始動時など、一定のタイミングで人材募集が行われます。大きなイベントやタイトル発表会の準備、新たなプロジェクト発足や開発体制の強化などが必要だからです。

具体的には、年度末や決算月前には、企業が予算編成や経費の調整などを行うため、新たな人材が募集されやすい傾向があります。また新規タイトル開発始動時には、プロジェクトに必要な人員を確保するために積極的に人材採用を行うため、未経験者にとってチャンスです。

これまでの経験を活かしつつゲーム業界に転職するのがおすすめ

すでにIT業界での経験がある場合は、これまでの経験を活かしやすいです。たとえば業務系システムのサーバーサイドエンジニアとしての経験があるなら、ゲーム業界でも同じサーバーサイドエンジニアとして採用されやすいでしょう。使用している言語や開発環境が異なっても、ロジックなどの共通点は多く、また業務の進め方にも慣れているからです。

ほかには、運用・保守をやっていた場合はゲーム業界でもデバッカーから始めるといった例もあります。入り口としてはもともと経験のある分野が良いですが、そこからスキルアップをしてポジションを変えたり、そのままフルスタックエンジニアを目指していくようなパターンもあるでしょう。

デバッカーから始めてプログラミングスキルを身につけて、開発の領域まで業務範囲を伸ばし、いずれは開発をメインにする、といったイメージです。順を追ってキャリアを進めていくのが得策です。

実績がない場合、自分でゲームを制作して熱意を表明する

IT業界で働いた経験がない場合は、スキルを身につけて自分でゲームを制作し、ポートフォリオにするのがおすすめです。口頭や文章だけでアピールするよりも、実際の成果物があった方が説得力が増します。

現状ゲームを作る技術がない場合は、先に可能な限りのスキルを身につけてから就職・転職活動に臨んだ方が良いでしょう。未経験可の求人であっても、スキルが不要というわけではありません。実務経験がなくても、自身で意欲的に学習している人なら採用の可能性がある、という意味です。

また成果物を作成したら、その成果物をもとにどのようなアピールを行うのかも考えた方が良いです。仕様や自身が工夫した点のアピールなどはもちろん、現状足りない部分や、今後身につけていきたいスキルなどもアピールすることで成長性を感じてもらえるでしょう。

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未経験からゲームプログラマーへのキャリアチェンジ例

以下では、未経験の状態からゲームプログラマーへのキャリアチェンジの例として、「エンジニアとしての経験がある場合」と「エンジニア(プログラミング)経験がない場合」に分けて解説します。さらにエンジニアの経験は、「業務システム開発」「サーバーサイド」「システム運用・保守」に分けてまとめました。

業務システム開発エンジニアからの転職

コンシューマゲームの開発においては、C言語やC++が使われることが多いです。C言語やC++はOSの開発や組み込みソフトウェアの開発などにも用いられているため、業務システム開発に携わっていたエンジニアからゲーム業界への転職というキャリアチェンジの例があります。

サーバーサイドエンジニアからの転職

サーバーサイドエンジニアの場合、主に制御するのはユーザーからは見えないサーバー側の処理になり、扱うデータの内容や処理の方法はゲーム業界であっても、他業界であっても大きな違いが出にくいです。

ゲームエンジニアという括りでゲームサーバーを設計、管理する求人も存在するため、他業界のサーバーサイドエンジニアがゲーム業界へ転職するというキャリアチェンジの例もあります。

システム運用・保守を担当していたエンジニアからの転職

最近のゲームの多くはオンライン接続に対応しているため、ゲーム業界でもシステム運用や保守業務が発生します。自分の好きなゲームがメンテナンス中で遊べなかった経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。そのためゲーム業界でもシステム運用・保守のエンジニア需要は非常に高いです。

プログラミング未経験からの転職

プログラミング未経験から転職する場合、一定のスキルを身につけていてもいきなりゲームプログラマーになるのは難しいケースもあります。その場合、デバッカーなどから始めて、さらに勉強してスキルを身につけてその後ゲームプログラマーになるルートもあります。ただしデバッカーの作業だけではプログラミングスキルが身につかないため、仕事と並行してスキル習得のための勉強が必要です。

Unityのポートフォリオを作るのがおすすめ

未経験からゲームプログラマーになるための工夫の1つとして、Unityのポートフォリオを作ることをおすすめします。Unityはゲーム開発に使われるゲームエンジンで、特にAR・VRコンテンツやモバイル向けの市場において高いシェアを誇るからです。

最近ではUnityを使ったゲーム開発の求人が増加傾向にあります。独学で勉強したうえで実際にUnityでゲームやアプリを作り完成物や開発の流れなどをポートフォリオとしてまとめると、実務未経験であっても一定のスキルを持っていることをアピールできるでしょう。

関連記事:Unityでできることとは?ゲーム分野以外の活用例も紹介

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ゲームプログラマーに必要なスキルや資質

ゲームプログラマーに必要なスキルや資質はプログラミングスキルや、ゲームが好き、といったことだけではありません。もちろんプログラミングスキルやゲームが好きであることは重要ですが、他の要素も必要です。また直接的にゲームを開発するスキルだけでなく、根気強く取り組む姿勢や考え方など明確に定義づけるのが難しい根本的な資質も重要になります。

コミュニケーションスキル

ゲームプログラマーはパソコンに向かって作業するのが基本ですが、プロジェクトメンバーとコミュニケーションを取る機会も多いです。ゲーム開発にはプロデューサー、デザイナー、アーティストなども関わるので、別職種の人とコミュニケーションも重要になります。

プログラミングスキル

ゲームプログラマーはプログラミングによってゲームを作っていくことが主な仕事なので、プログラミングスキルは必須です。プログラミングスキルといっても業務システムやWebシステムのプログラミングとゲームプログラミングでは言語が異なります。共通する部分も多いですが、ゲーム開発のプログラミングスキルが必要です。

情報収集力

ゲームに限らず、プログラミングを含む開発業務では情報収集力が必須です。自分や周りの持つ情報・考えだけで開発を進めると偏った内容になりやすく、ユーザーが求めるゲームとかけ離れてしまう可能性があります。

多様な情報を収集して視野や価値観を広げたり、流行や人気のアニメ・漫画などを知って活かせたりできるでしょう。

ゲームへの愛情

ゲーム業界に携わる人の多くは、ゲームが好きで仕事をしています。逆にいえば、ゲームに興味がないとゲームプログラマーとして働くのは厳しいでしょう。ゲームのことを常に考える必要があるからです。ゲームへの愛情があればこそ乗り越えられます。

体力

ゲーム開発では厳しめの納期が設定され、労働時間が長くなることがあります。そのため、長時間パソコンに向かって作業するための体力が必要です。特に、エラーが出るなど進捗が思わしくないときは残業が増えてしまう可能性があります。

根気強さ

ゲーム開発を含むシステム開発では根気強さが必須です。特にプログラミングの作業では根気強く長時間取り組む必要があります。バグなどでうまく動かないことも多いですが、そういった場合はトライ&エラーで頑張り続けることになるからです。

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ゲーム業界別の採用傾向と求められるスキル

ゲーム業界はコンシューマー、ソーシャルゲーム、遊技機というように市場が分かれており、それぞれに求められるスキルが異なります。以下では、それぞれの分野についての概要と、未経験から目指すためにどのようなスキルを習得すればいいのかをまとめました。

関連記事:ゲームプログラマーの年収は?年収アップの方法や将来性も解説

コンシューマーゲーム業界

家庭用ゲーム機でのゲームを前提として開発されたコンピューターゲームのことを「コンシューマーゲーム」といいます。コンシューマーゲーム業界は開発分野が細分化されており、それぞれの分野で高度な技術が必要です。扱うプログラミング言語の幅が広く、ハードウェアやOSなどの周辺知識の習得も必要になります。

採用傾向

ゲーム制作の経験者や、大学で専門分野の知識を習得した新卒などが積極的に採用される業界です。未経験から参入するにはハードルが高い業界であるため、下積みとしてほかのゲーム開発経験を積んでからチャレンジした方が良いでしょう。

求められるスキル

コンシューマーゲーム業界で働くゲームプログラマーの業務内容は、ゲーム機器の制御からソフトウェア開発まで多岐に渡ります。

組み込み機器開発の現場となるため、未経験でコンシューマーゲームの開発に携わりたいと考えている人は、組み込みプログラミングとしてC言語やアセンブラなどの習得からスタートすると良いでしょう。年収の平均相場は300〜1,400万と幅が広く、大手企業であるほど年収が高い傾向があります。一方でC言語やアセンブラの習得難易度は非常に高いため、完全未経験から挑戦する方はご注意ください。

ソーシャルゲーム業界

スマートフォンやタブレットなどでゲームをすることを前提とし、開発されたアプリゲームを「ソーシャルゲーム」や「ゲームアプリ」といいます。スマートフォンやタブレットといった小型デバイスの普及とともに開発案件も増えており、未経験者や初心者向けの転職支援として研修制度を設けている企業も多いです。

採用傾向

ゲームプログラミングが未経験であっても参入しやすい業界であるともいえます。未経験のゲームプログラマーを募集している求人数も多く、ゲームに対する情熱や自分から学ぶ姿勢を持っていれば、ゲームプログラマーとして転職できます。

求められるスキル

コンシューマーゲーム業界で働くゲームプログラマーの業務内容は、ゲーム機器の制御からソフトウェア開発まで多岐に渡ります。

ソーシャルゲームは、スマートフォンやタブレットをプラットフォームとして開発されるソフトウェアです。ソフトウェア開発をするにあたり、iOSやAndroidのOS知識が必要になります。また、昨今ではUnityやUnreal Engineなどのゲームエンジンを用いて、マルチプラットフォーム開発を行なっている現場が多いです。

そのため、Unityを扱う場合はC#、Unreal Engineを扱う場合はC++やUnrealScriptなどの言語の習得を目指してみると良いでしょう。年収の平均相場は300〜800万と幅が広く、コンシューマーゲーム業界と同様に大手企業であるほど年収が高い傾向があります。

遊技機ゲーム業界

パチスロやゲームセンターにあるマシンなどは遊技機と呼ばれ、遊技機で動作するゲームを開発するエンジニアのことを「遊技機プログラマー」といいます。最近では遊技機メーカーがスマートフォンアプリの開発を行っていることもあるようです。アプリ開発の知識が求められる現場もあります。

採用傾向

ソーシャルゲームよりは求人案件が少ないですが、遊技機プログラマーの求人は多く存在しています。組み込み機器を扱う必要があるため、ハードウェアなどの組み込み知識が求められる傾向です。未経験者にはハードルが高い傾向がありますが、これらのスキルを身につければ転職できます。

求められるスキル

遊技機業界で働くゲームプログラマーの業務内容は、組み込み制御やソフトウェア開発まで多岐に渡ります。基盤から扱う現場が多く、ハードウェアの知識が必要となるため、アセンブラやC言語を使用したマイコン制御の習得からスタートすると良いでしょう。

年収の平均相場は300〜800万と幅が広く、機器の開発からソフトウェア開発まで行なっている企業であるほど年収が高い傾向があります。

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ゲームプログラマーに必要なスキルの学習方法

ゲームプログラマーに必要なスキルの学習方法は複数あります。以下に複数の選択肢を紹介します。自分の環境、性格、能力に合わせて選択するのがおすすめです。また、以下にご紹介する方法はゲームだけでなくほかのプログラマーにも共通します。

独学

独学であれば、自分のペースで自分の好きなように学習を進められます。最近は学習コンテンツも充実しているので、独学でもスキル習得は十分可能でしょう。独学で使える教材としては、動画コンテンツ、書籍、Webサイトなどがあります。

オンライン講座

オンライン講座は、オンラインのプログラミングスクールやオンラインで提供されている動画コンテンツなどがあります。オンラインプログラミングスクールは以下で紹介するスクールにも該当します。オンラインで学習を進められるので、自宅から出る必要がありません。カリキュラムが決まっているので、独学よりも確実性が高いというメリットもあります。

スクール

プログラミングスクールは、独学などの個人学習が苦手な人には非常に適しています。講師が付いてくれるため、分からない部分を質問できます。特に実際に手を動かして開発する段階になるとバグが生じることも多いので、講師に質問できる環境はありがたいです。スクールは実際に教室に通うタイプとオンラインで自宅から学習できるスクールがあります。

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ゲームプログラマーのやりがい

ゲームプログラマーはとにかくやりがいが重要な職種といえるでしょう。なぜなら労働環境のわりには待遇がそこまで良くなかったり、待遇だけでなくやりがいによって頑張れることが前提になっている面が多いからです。悪くいえば、やりがい搾取ともいえるでしょう。ではどのようなやりがいがあるのか、挙げていきます。

達成感を味わえる

ゲーム制作には長い年月と大きな労力が必要です。しかし、一から制作に携わってきたゲームが完成した時には大きな達成感を得られます。自分が携わってきたゲームが発売され店頭に並び、それを手に取る人たちの笑顔を実際に目にしたときには、ほかの何にも代えがたい喜びを感じられることでしょう。

こだわりのプログラムを作れる

作成するプログラムにとことんこだわれるのもゲームプログラマーの魅力です。プログラムの組み方は多様で、制作者一人ひとりの個性やこだわりが大きく反映されます。ゲーム業界はトレンドの変化や技術の進化が著しく、日々新しい技術が生まれています。ゲーム作りは、最新の技術を取り込み、こだわりのプログラムを作る挑戦の場です。

ユーザーからの評価を直接得られる

ユーザーからの評価をダイレクトに得られることです。発売されたゲームは雑誌やWEBサイトやSNSなどでユーザーから評価されます。もちろん良い評価だけではないかもしれませんが、日本だけでなく世界でも高い評価を得ることもあるでしょう。そういった評価は高いモチベーションにも繋がりますし、自身の大きな実績となります。

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ゲームプログラマーの将来性とキャリアパス

スマートフォンやタブレットなどマルチデバイスの普及と共に、コンシューマーゲームや遊技機ゲームのアプリ化がされることもしばしばです。それとともに、ゲームプログラマーのニーズも上がっており、数年先の将来性は安泰であるといえるでしょう。

また、ゲームプログラマーはキャリアを積むことで、コーディングを専門的に行うスペシャリスト、企画案を考えるプランナー、ゲームディレクターなどのステップアップが用意されています。

関連記事:ゲームプログラマーのキャリアパスとは?年収や将来性も解説!

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ゲームプログラマーの平均年収

2024年6月時点でレバテックキャリアに掲載されているゲームエンジニアの求人を調べました。最新30件を抽出し、年収の上限と下限の平均値を基に平均年収を算出したところ、ゲームエンジニアの平均年収は550万円です。

また、提示年収幅は400〜1,200万円と非常に幅広いです。厚生労働省の運営しているjobtagに掲載されているエンジニアの平均年収もITSSレベルに応じて上がっていくことがわかります。ゲームエンジニアもスキルや経験で年収が大きく異なる職種です。

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ゲームプログラマーの求人例

ゲームプログラマーの求人例を紹介します。ここで紹介している求人は全体のごく一部ですが、類似する案件は豊富にあります。そのため、これと似たような案件に応募することは可能とお考えください。


経験者向けの求人例

【業界】
IT・通信
メディア・エンターテイメント

【業務内容】
ゲームソフトの開発
コンシューマーゲームソフトの開発をメインに携わっていただきます。

開発環境
プロジェクトの規模・内容によりますが、1チーム10〜30名ほどで開発を進めます。

<具体的な仕事内容>
・ゲームの企画
・仕様設計
・プログラミング
・ゲーム開発に必要なライブラリ、ツールなどの検証、機能改善

【求められるスキル・経験】
・C/C#を用いた開発経験(3年以上)
・Unityを用いた開発経験
・ゲーム開発が好きで、前向きに取り組める方
・成長意欲のある方
・コミュニケーション力、共感力が高い方

【想定年収】
300~650万円

【福利厚生】
健康保険 / 厚生年金 / 雇用保険 / 労災保険 / 通勤手当 / 残業手当 / 慶弔休暇 / 年末年始 / 夏季休暇 / 有給休暇

【勤務地】
東京都

未経験可の求人例

【業界】
サービス
人材・教育

【業務内容】
・Unity、UE4などを利用したプログラム開発
・ネイティブ環境を利用したプログラム開発
・開発環境の構築と保守
・不具合の調査と対応

※対象プラットフォーム:コンシューマおよびPC、スマートフォン

【求められるスキル・経験】
・C++またはC#を使用した開発経験をお持ちの方
・ゲームが好きな方
・周りとのコミュニケーションを取りながら業務を行える方

【想定年収】
300~960万円

【福利厚生】
健康保険 / 厚生年金 / 雇用保険 / 労災保険 / 通勤手当 / 慶弔休暇 / 年末年始 / 夏季休暇 / 有給休暇

【勤務地】
東京都

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ゲームプログラマーに関するよくある質問

ゲームプログラマーに関するよくある質問と回答を紹介します。ゲームプログラマーの大変さや適性を把握しておくことで、自分が本当にゲームプログラマーを目指すべきかどうか判断しやすくなるでしょう。

Q1. 30代や高卒未経験でもゲームプログラマーになれますか?

ゲーム業界は学歴が重視されにくい業界です。しかし、年齢については、エンドユーザーが若者向けであることが多い業界の特性上、30代未経験からゲームプログラマーになるハードルは高いといえます。最低1年以上、3年かかる可能性も踏まえて勉強を続ける覚悟が必要になります。

Q2. ゲームプログラマーはきついといわれる理由を教えてください

納期へのプレッシャー、リリース後の修正対応、ユーザーからの厳しいフィードバックなど、ゲームプログラマーとして避けられない要素があるからです。きついと感じることもある一方で、ゲームリリース時の達成感やユーザーの喜びの声、作品がヒットすることによる社会的な反響など、ゲームプログラマーであるからこそのやりがいもあります。

関連記事:ゲームプログラマーの仕事はきつい?その理由やメリットも解説

Q3. ゲームプログラマーはどのような人が向いていますか?

ゲームプログラマーにとって重要な要素は、ゲームが好きということでしょう。ゲームが好きだからこそ楽しんで仕事ができます。次に、論理的思考力も重要です。プログラミングが論理的な作業だからです。学習意欲も欠かせません。ゲーム業界は特に技術の変化が激しいので、常に新しいスキルを身に付けていく必要があります。

関連記事:ゲームプログラマーに向いてる人とは?求められるスキルや転職のポイントも解説

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まとめ

本記事では、未経験からゲームプログラマーを目指す人が知っておくべき情報を解説してきました。日々進化し続けるゲーム業界において、ゲームプログラマーはなくてはならない存在です。熱狂的なゲームファンに向けて、常に面白いコンテンツや企画を提供し続ける仕事であり、そのことにやりがいを感じる人も多いです。

未経験からゲームプログラマーを目指す際は、どのような開発環境でどのようなゲームを作りたいか、しっかりと検討することが重要です。また、プログラミング言語やゲームエンジンについて勉強する中で、自分の作品を作ってみることで転職時においてスキルのアピールにつながります。この機会にゲームプログラマーへの道を検討してみてはいかがでしょうか。

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