Unityでできることとは?ゲーム分野以外の活用例も紹介

最終更新日:2023年12月6日

Unityは、主に3Dゲーム開発において使われる開発用ツール(ゲームエンジン)です。しかし、近年はその特性が注目され、建築や医療などゲーム用途以外の分野でも活用が進んでいます。今後、Unityに関するスキルは、3Dモデル・AR・VRなど扱う分野で強みとなる可能性が高いです。

この記事では、Unityでできることに興味がある方に向け、概要や技術的な解説、ゲーム業界以外での活用事例についても紹介しています。

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この記事のまとめ

  • Unityでできることは数多く、ゲーム分野以外にさまざまな領域での活躍事例がある
  • Unityができないことも理解し、注意して活用する必要がある
  • Unityの学習方法は複数あるため、自分に合った勉強の仕方を探すことが大切

Unityとは?

Unityは、アメリカのユニティ・テクノロジーズ(Unity Technologies)が開発した、世界的に有名なゲームエンジンです。スマートフォン向けゲームや3Dゲームなど、さまざまなゲーム開発に活用されています。

近年は使い勝手の良さから注目されはじめ、xR(VR、ARなど仮想現実系の開発)の分野で使われるなどゲーム開発分野以外でも活用されています。

ゲームエンジンとは?

ゲームエンジンとは、ゲーム開発における一般的な処理を効率よく実装できるツールです。ここで言う一般的な処理とは、映像処理や音響処理などです。よく使われる処理が共通化されているため、実装作業の工数を減らすことができます。また、プログラミング言語の知識が浅いクリエイターでもゲーム開発が進められるように作られています。

Unityの特徴

Unityはゲーム開発の際に活用できるライブラリや素材などが集まっており、2Dや3Dのゲームを初心者でも開発しやすいです。Unityにどのような特徴があるのかを知ることは、ゲームやその他分野での開発を行う際に役立つでしょう。ここで詳しく説明していますので以下の内容をぜひ参考にしてみて下さい。

初心者でも学びやすい公式の「Unity入門」ドキュメント

Unityには公式のドキュメントが用意されています。このうち、「Unity入門」の項目を見れば何から始めれば良いか分からない方も使い方を把握できます。もちろん公式ドキュメント以外にもいろいろな教材があるので、自分に合ったものを選択しましょう。

関連記事: Unity認定資格の制度概要と試験内容、難易度などを解説

コーディングレス開発

Unityは処理の共通化や一般化によって、「コーディングレス開発」を可能としています。コーディングレスは「ノンプログラミング」や「プログラミングレス」とも呼ばれます。

プログラミング作業を大幅に省略するため、高度なプログラミングスキルを持たない人でもゲーム開発を進めやすくなるでしょう。また、企画力や発想力がダイレクトにゲーム開発に反映されやすくなり、効率的で高品質なゲーム開発が期待できます。

物理エンジンを搭載

物理エンジンとは、現実世界の物理法則をゲーム内のオブジェクトに適用し、物理演算によってオブジェクトの制御・操作を行う機能です。

たとえば、オブジェクトに「重力」が加わるような表現や、音や光が波紋を広げるような表現は、物理エンジンの処理によるものです。こうした特殊な表現を外部ツールの力を借りることなく実装できるため、高品質なゲーム開発がスムーズに進められます。

開発用プラットフォームでもある

Unityはゲームエンジンであると同時に、開発用プラットフォームでもあります。具体的には、ゲーム制作用の補助ツールやビジュアルプログラミングツール(直感的な操作を用いてコーディングレス開発を行うツール)などが含まれます。

また、C#を使うことで細かな独自処理の実装が可能であったり、外部アセット(情報資産)を取り込んで独自のゲームを制作できたりと、ゲーム開発に必要な環境がひと通り揃っています。

開発環境としておすすめ

Unityはゲーム用の総合開発環境です。そのため、Unityをインストールすれば、それだけで開発を行うことが可能です。たとえばソースコードを記述するのにエディタが必要ですが、UnityではUnity Editorというものが用意されています。

しかし、別のエディタの方が使いやすい人も多いでしょう。より使いやすいエディタを求めている場合、Visual Studio Codeがおすすめです。無料、拡張機能が豊富、軽量で高速、などの特徴があるエディタです。

Unityの安全性

Unityはゲームエンジンの中では王道で、セキュリティ面での更新も日々行われています。少なくとも、知名度の低いプラットフォームやセキュリティ対策を施さずに独自開発するよりも、安全性は高いといえるでしょう。

過去にはUnityの危険性が指摘されたこともありました。具体的には、2015年にUnityで開発されたゲームアプリがマルウェアに多数感染し、個人情報が盗まれる事件が発生していました。しかし、これに関してはほかの開発環境で制作されたゲームでも同様の事件が発生しているため、Unityに限ったリスクとはいえないでしょう。

幅広くシェアを獲得

世界のビデオゲームの半数以上がUnityによるものと公表されており、幅広いシェアを獲得しています。パソコンゲームだけでなくゲーム機器、VR/AR、TV、コンソールなどさまざまな分野で使われ、建築や医療といったゲーム以外で使用するアプリの開発にも使われます。

ライセンスが豊富

Unityのライセンスには、無償から有償版まで幅広いライセンスが提供されており、個人利用から企業利用までさまざまな用途によって幅広く使うことができます。主なライセンスは以下の3つです。

Personal

一部機能の制限はありますがゲーム開発に必要なツールは一通り揃っており、無償利用できるため初心者向けのライセンスとなっています。初めて利用する方はこちらから始めるのをおすすめします。

Plus

有償版ですがPersonalより高機能なため、初心者よりも少しレベルアップしたい方や自分の思い通りのゲームを開発したい方向けのライセンスになります。

Pro

Plusと同じく有償版ですがさらに高度な機能でゲーム開発をしたい方向けのライセンスとなっており、トラブルなどのサポートも素早く受けることが可能です。

利用条件が決まっている場合があるため、それぞれの特徴を比べ、自分の状況に合ったライセンスを選ぶと良いでしょう。

Unityができること(得意分野と強み)

Unityはゲーム分野に強いイメージがありますが他業界でも活躍しており、例として「業務アプリの開発」や「VR/ARを用いた表現」などの5つが挙げられます。ゲーム開発以外の強みを知り、身に着けることは、転職にとても役立つでしょう。
それぞれのできることについて具体的に解説していきますのでぜひ参考にしてみてください。

ゲーム開発の基本的な作業

Unityは、2Dか3Dを問わず、ゲーム開発で頻繁に使われるゲームエンジンです。画像や文字の描画、音声再生はもとより、ゲーム内空間における3Dモデルの配置、ゲームコントローラなどUIとのI/O管理、外部デバイスやサーバとの通信などもカバーします。

さらに、物理エンジンを備えているため、物理演算シミュレーションも可能です。現代のゲーム開発に必要な機能を万遍なく備えており、簡易なゲームであれば特別なスキルや機材なしで制作を進められるようになっています。

直感的なゲーム開発

ビジュアルプログラミングツールを備えるUnityを使えば、頭の中のアイディアを視覚的に再現しやすくなります。企画・構想段階におけるプロトタイプ制作や、実装前のアイデア共有などが容易になるほか、ユーザー視点での開発が可能です。

Unityを使ったゲームの作り方

Unityではプログラミングもできますが、ノンプログラミングでも簡易的なゲームなら制作できます。直感的な操作でもゲームを作れるようになっているからです。そして、プログラミングを行う場合、「どのような機能を実装したいか」を決め、その部分をピンポイントで調べるのがおすすめです。

たとえば、本格的にゲームを作る際には、どのようなゲームを作りたいかを考えてキャラクターなども用意します。キャラクターの作成のほか、ボールを落としてバウンドさせる、などの簡単な動きも試してみると良いです。

インターネット上や書籍にもサンプルコードがあるので、貼り付けて動かしてみるとUnityでできることがイメージしやすいでしょう。それを試した後に、実際に作ってみたいゲームを考え、そのために必要な操作やコードをピンポイントで調べていくイメージです。

関連記事: Unityの最重要知識「ゲームオブジェクト」の基礎を解説

アプリの開発

Unityではあらゆる媒体のゲームが作られています。そしてスマホアプリのゲームもUnityで開発されているケースが多いです。例としては、位置情報ゲームアプリやアクションRPGなどがあります。
また、ゲームアプリだけでなく業務アプリの開発にも使われ、具体的には建設業の「リアルタイムBIM」、自動運転システムのシミュレーターと連携することができる「AirSim on Unity」などが挙げられます。

C#を用いた拡張機能実装

Unityには「Unity Script」と呼ばれる拡張機能が備わっています。このUnity ScriptではC#・Javascriptによる拡張処理の実装が可能です。独自の処理を実装できるため、ハイスキルな人材によるオリジナリティに富んだゲーム制作にも適しています。

VR/ARを用いた表現

Unityは、標準機能として3Dオブジェクトを操作するためのライブラリを備えています。Unityが持つライブラリを使えば、VR/ARのように現実と仮想空間の要素を併せ持つ表現が容易に実装できます。

通常、3Dオブジェクトを操作するためには、高度な3D関連のスキルが必要です。しかし、Unityではそれが必要ないため、より小さいコストで高品質なVR/ARコンテンツの制作が可能になります。

クロスプラットフォーム対応

クロスプラットフォーム対応とは、「複数の異なるプラットフォームで同一のコンテンツを提供する」ことです。UnityはAndoroid・iOS・Linux・Windows・Xboxなどに対応しており、これら複数のプラットフォームに対してほぼ同一のコンテンツを、同じタイミングで提供することができます。

プラットフォームごとに微調整は必要になるものの、何度も同じコンテンツを制作する手間がないため、効率的でスピーディーな開発が可能になります。

Unityでできないこと(苦手分野と弱点)

Unityは多くの分野で活用され優れた機能を持っていますが、苦手分野や弱点も存在します。できることだけでなくできないことも知ることで、活用方法を考え適切な使い方ができるようになるでしょう。

ここでは、Unityでできないことや苦手分野を解説していきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

音声編集

多くのゲーム内では音楽が流れていますが、Unityで音楽を編集することはできません。
そのため、音声ファイルを使用する際には、別のアプリでケーションを活用して作成・取り込みをする必要があります。

基本的に外部から取得した素材をインポートして使うため、音声素材自体を制作する際にも向かないといえるでしょう。

画像制作

Unityでグラフィックを描画させることは可能ですが、ゼロから作成することはできません。そのため、別のアプリケーションを利用してグラフィックを作成し、Texture Assetとして取り込む必要があります。画像についても作成することは向かないといえるので注意しましょう。

文字間隔の調整

文字間隔の調整が苦手です。Unityの標準テキストにカーニング(文字間)機能は備わっていないため、文字を画像で書き出して対応することもあります。

また、標準テキストの後継となる「TextMushPro」にはカーニング機能が実装されているものの、対象はテキストボックス全体に対してのみで、文字間隔は1文字ずつ調整できません。

アウトライン描画

アウトライン描画も苦手なことです。アウトラインを描画するためのOutlineというコンポーネントが提供されており、この機能を使用してテキストや画像にアウトラインをつけることができます。

ただし、クオリティが低いという弱点があります。綺麗なアウトラインをつけるには、モデルを拡大する方法や、深度バッファを使うなどの工夫や画像側にいれることも検討しましょう。

プラットフォームの設定処理に時間がかかる

Unityは、画像を内部で各プラットフォームごとの画像形式に変換(インポート)しています。それぞれのファイル形式は異なるため、アプリ起動時のプラットフォーム設定処理に時間がかかるのが弱点です。

別のツールを利用して個別にプロジェクトを登録したり、それぞれ目的のプラットフォームを指定したりすることで回避可能です。

開発言語がC#に限定される

Unityでは「C#(シーシャープ)」というプログラミング言語を使用して、ゲーム開発を行います。
C#はコード量が多くなりがちなので、最初に学ぶプログラミング言語にすると難易度が高く、初心者が独学で学習するにはハードルが高いかもしれません。また、開発の際に必要となるコードが長いため最初のうちは慣れるまで時間がかかるでしょう。

Unityの「ゲーム開発以外」の活用事例

Unityをゲーム開発で知っている方が多いと思いますがそれ以外でも活用されており、たとえば「自動車業界」や「医療業界」といった業界が挙げられます。ここでは活用例を含めながら業界別に紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

関連記事: UnityによるAR開発で可能なことは?主要SDKも解説

自動車業界

自動車業界では、デザイナーがデザインした車両コンセプトを経営陣に披露し、承認を得る過程があります。デザインは一度で承認されるとは限らず、修正案をいち早くプレゼンテーションに落とし込まなければなりません。

Unityはこの「プレゼンテーション作成」において、重宝されています。ある自動車メーカーでは、Unityを用いてデザイン案を最短1日で視覚化できるようになりました。以前ならば外部ベンダーに依頼して数週間かかっていた工程を、大幅に短縮できるようになったとのことです。

医療業界

医療業界では、人体の詳細な3Dモデルを用いて、手術の事前シミュレートを行っています。具体的には、Unityで脳内の3Dモデルを作成し、脳動脈瘤手術に活用するVRシミュレーターの構築が挙げられるでしょう。

事前に高精度なシミュレーションを行うことで、手術に向けた戦略や検討の質が向上し、手術の成功率向上が期待されています。

建築業界

建築業界では、建物の管理に「BIM(Building Information Modeling)」が使われます。BIMとは、建物の設計・施工・維持管理という一連のライフサイクルから得られた情報を集約し、業務効率化やデザインの考案に役立てる手法です。

このBIMで必要となる3D情報(BIMデータ)をUnityでリアルタイムに変換すれば、ごく短時間で3D空間を再現できます。常に変化するBIMデータを瞬時に3D化するため、現実世界の変化が3D空間にリアルタイムに反映されるようになっています。

宇宙産業

宇宙産業でUnityが使われるシーンには、ロケットやそれに伴うシステム制作などがあります。
細かな部品やシステムを制作するときは、説明書を見ながら作業を行うのが一般的です。
しかし、Unityで制作されたARサービスを使用すれば、目の前に現実世界と必要な情報の両方を映し出しながら作業できるので、生産性の向上が期待できます。

また、宇宙産業で使用される機器を使用するトレーニングではVRサービスが使用されることもあります。実際の操作で危険が伴う場合でも、VRであれば安全かつ、効率的に操作ができるようになります。

Unityエンジニアの年収

Unityエンジニアの平均年収は、未経験でも300万円からと言われており、レバテックキャリアの求人によると社内で実績を積んで高いスキルを習得できれば400~800万円ほどまで年収が上がる可能性があります。
VRゲームやメタバース関連のサービスの増加に伴い需要が高まる一方で、Unityを使える人材が足りていないため売り手市場といえます。他方で、Unityエンジニアには専門的なスキルが求められるため年収アップを目指すには幅広い知識や技術を身につけることが大切です。

ゲームプログラマーを足掛かりにキャリアアップも

このようにUnityはゲーム業界以外でも活用が進んでいます。したがって、Unityを学ぶことは異業界へ転職する足掛かりになるかもしれません。たとえば、ゲーム業界でUnityによる3Dグラフィックス・VR・AR開発のキャリアを積み、建築・医療・教育などのエンジニアとして活躍できる可能性があります。

Unityの学習方法

Unityを学ぶ方法は数多くあります。より優れたスキルを身につけたい場合には、以下のような手段を積極的に取り入れていくと良いでしょう。ここでは、効率的に学ぶ方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

オンライン学習サービスを活用する

Unityはメジャーなゲームエンジンのため、インターネット上に無料で学べる教材がたくさんあります。独学は、学習に対するモチベーションを保って勉強し続けるのが大切です。複数のサービスを比べて、自分に合うものを選びましょう。実際に手を動かしながら動画視聴できるサイトもあます。

おすすめの学習サービス

ドットインストール
Unityをはじめて学ぶ方向けの、無料で利用可能な動画学習サイトです。
初心者でも分かりやすい説明で、動画を視聴しながら開発作業を進められます。また、有料会員になるとプレミアムレッスン動画が見られるほか、音声が再生できない環境でも視聴可能な文字起こし機能が使えるので便利です。

おもちゃラボ
入門として、シューティングゲームを作りながらUnityの使い方を紹介しているサービスです。ゲームを1から作成するための手順を画像とともに分かりやすく掲載されています。
使い方以外に、Unityに関する記事も記載されているので、参考にしてみると良いでしょう。

書籍で独学する

Unityに関する書籍も数多く出版されています。インターネット上で学べるサイトで理解できれば良いですが、難しいと感じる方もいるかもしれません。その場合、全体の流れを掴むためにも書籍で学習するのも一つの方法になります。以下で参考となる書籍の例を紹介します。

おすすめの書籍

Unity2021 3D/2Dゲーム開発実践入門
押さえておくべきUnityの基本機能を体系的にマスターできます。
Unityの定番入門書といっていいほど、初心者向けの1冊です。

作って学べる Unity 本格入門
1つのゲームを制作する流れを学ぶことができます。楽しみながら学ぶことができ、なおかつ実践的なテクニックも身につけられる1冊です。

Unity ML-Agents実践ゲームプログラミング
「Unityが公開中のゲームに、AIを組み込んで活用してみたい」と初心者の段階から一歩進みたい人向けの書籍です。応用事例が内容も含まれるため、入門の書籍を理解できるようになってから挑戦してみるといいでしょう。

プログラミングスクールに通う

より効率の良い学習をしたいのなら、プログラミングスクールでの学習がおすすめです。プログラミングスクールなら、ポイントを抑えた説明があり理解しやすいです。疑問点を講師に質問して解決することもできます。
学習サイトや書籍での独学と併用すれば、習得スピードも上がるでしょう。

おすすめのスクール

TechAcademy(テックアカデミー)
初心者から受講可能で、個々のレベルに合わせたアドバイスを受けられます。
全てオンライン対応なので、全国どこからでも受講可能です。また、週2回のメンタリングもあるので、遠隔でもしっかりサポートを受けられます。無料相談もあるので、まずは相談してみるのも良いでしょう。

デジハリONLINE
初心者からプロまで全ての方が受講対象者です。自己学習形式のスクールで、授業形式が動画配信となっており、基礎から実践まで学べます。
チャプターが細かく設定されているので、自分のペースでじっくり学習できるでしょう。

Unity経験者の話を聞く

自身の周りでUnity経験者を探して、話を聞くのも良いでしょう。
実際に経験した人ならではの学習方法は、参考になるからです。
また、Unityにはコミュニティーが存在します。そこで経験者に質問をしたり、同じ悩みをもつ方と交流ができたりするので、学習に役立ちます。さらに、仲間作りの場としても活用することができるでしょう。

インターンシップに参加する

会社にインターン入社して、実践しながら学ぶ方法もあります。実際にUnityを学びながら仕事に携わることができるので、1人で学習するよりも技術を習得するスピードが早いでしょう。学習する時間を短縮したい方にはおすすめです。

Unityに関するよくある質問

ここでは、Unityに関するよくある質問を紹介しますので、同じような疑問を持っている方はぜひ参考にしてみて下さい。

Q1. Unityのメリットは何ですか?

現代のゲーム開発に必要な機能を備えており、簡単なゲームであれば特別なスキルや機材なしで制作を進められます。また、初心者向けからプロ向けのプランまであるので幅広い利用が可能。少ないコストで高品質なVR/ARコンテンツの制作ができることもメリットの1つです。

Q2. Unityのデメリットは何ですか?

Unityには以下のようなデメリットがあります。


  • ・音楽を編集することができない

    ・グラフィックの制作はできない

    ・文字間隔の調整ができない

    ・アウトライン描画のクオリティが低い

    ・アプリ起動時のプラットフォーム設定処理に時間がかかる

Q3. Unityを使って無料でできることはありますか?

Unityは一定の条件を満たす場合、学生や個人の開発に限り、エンジンの基本機能をすべて無料で使用できます。優れた素材の多くが無料でダウンロードでき、作り込まれた3Dモデルや音楽、効果音などを使用したゲームを作成することができます。ゲームを個人で制作するのであれば、無料の機能で十分でしょう。

まとめ

Unityは、3D重視のゲーム開発において普及しているゲームエンジンとして知られてきました。しかし、近年は3Dに強いという特性を活かして、建築や医療などゲーム以外の分野でも活用が進んでいます。今後は3Dモデルを扱うすべての分野で強みを発揮する可能性が高く、習得しておくことでキャリアの幅を広げることにつながるでしょう。

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この記事の監修

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