社内SEに求められるスキルから働く上でのメリット・デメリット、求人例、転職のポイントまで徹底解説未経験から社内SEは目指せるのか?市場状況やメリット・デメリットを解説

最終更新日:2020年7月3日

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社内SEという職種に対して、「外販企業のエンジニアよりも腰を据えて働きやすい」というイメージを持っているエンジニアは多いのではないでしょうか。実際、SIerや開発会社から社内SEへの転職を希望するエンジニアは非常に多い傾向にあります。それでは、社内SEは未経験からでも転職することが可能なのでしょうか。また、社内SEとして働くことにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

この記事では、未経験から社内SEを目指す方法や求められるスキル、メリット・デメリット、求人例、転職活動のポイントについて解説します。

1. 社内SEは未経験でも転職可能か?求められるスキルや条件

まず、社内SEは未経験でも転職可能かということについて解説します。転職市場における社内SEの募集は「未経験可」であることが多い傾向にあります。ただし、ここでいう「未経験」とは「社内SE未経験可」という意味であり、「エンジニア未経験」や「IT業界未経験」ではないケースが多いことに注意が必要です。
 
社内SEは、在籍企業の社内システムの企画・開発・運用・保守などを一手に引き受ける存在です。そのため、IT業界での開発経験やエンジニア経験は、ほぼ必須と考えて良いでしょう。具体的には、「何らかの言語を用いた開発経験」「プログラミングの基礎的な知識」「業務システムや基幹システムの運用・保守経験」の有無が問われます。
 
また、SIerや開発会社に勤務する場合と比べると、外部業者との交渉や他部署との調整などが発生することが多いため、上流工程での業務経験が有利になる傾向にあります。

2. 社内SEとして働く上でのメリット・デメリット

ここでは、社内SE特有のメリットとデメリットを整理してみます。SIerや開発会社のSEと比較した場合、以下のようなメリット・デメリットがあると考えられます。

メリット

・顧客ごとに勤務先が変わらないため、帰属意識やモチベーションを維持しやすい
・ひとつのシステムに対してじっくりと腰を据え、理解を深められる
・IT部門以外の社員との交流が増えるため、業務知識が増す
・上司との距離が近くコミュニケーションが取りやすい
・プロジェクトの予算策定、スケジュール管理、マネジメントといった「ビジネスマンとしての汎用的なスキル」を鍛えられる
・企画や外部業者の選定など、エンジニア以外の仕事に携わることができる

デメリット

・開発作業を外注メインで行うことが多いため、自分の技術的なスキルが向上しない
・携わるシステムの種類や使用言語が狭い範囲に限定され、スキルの幅が縮小する
・他部門の社員からの相談やトラブル処理など、専門的とは言いにくい「雑務」に忙殺されがちである
・運用保守フェーズに移行すると、仕事がルーチン化しやすく、自身の市場価値を高める機会が減る

 
社内SEへの転職で「エンジニア」としてだけでなく「ビジネスマン」としての経験を積めることは、大きなメリットといえるでしょう。一方、技術者としてのスキル・経験・市場価値はやや縮小する傾向にあります。

3. 未経験OKの社内SE求人の例

では、実際に社内SE未経験でも応募可能な求人の実例をレバテックキャリアが保有している求人情報をもとに解説します。

求人例1:工業機械メーカーの社内SE

業務内容…社内システムの開発・運用業務
求められるスキルや経験…ASP.NET、C#、VB、SQLなどの開発経験

求人例2:小売り・流通業の社内SE

業務内容…社内システム(ERP(基幹情報)、EDI(電子受発注)など)の設計・開発・保守・運用
求められるスキルや経験…プログラマとしての実務経験(SE実務未経験可)

求人例3:食品流通を手掛ける企業の社内SE

業務内容…業務改善の一環として、社内のITを推進する
求められるスキルや経験…システム導入に関する折衝・交渉ができる知識(IT業界での経験職種は不問)

 
このように、多くの求人が「社内SEとしての実務経験」を必須条件にしていません。ただし、開発経験や運用保守、システム導入に関わった経験は、必須といえるでしょう。また、企画・交渉や、ユーザー視点から全社的な課題を洗い出せる能力も問われる傾向にあります。
 
業界を問わず、ITの利活用がビジネスの成長に欠かせない時代です。その中で社内SEには「どうすれば業務が円滑に進行するか」「限られたITリソースをいかに効率よく活用するか」といった視点が求められています。

4. 社内SEへの転職を成功させるためのポイント

では最後に、社内SEへの転職を成功させるポイントについて解説します。前述したように社内SEには、開発者としてのエンジニア時代とは異なるスキルや視点が求められているため、この点をいかにアピールできるかが転職成功の鍵を握っているといえるでしょう。具体的には、以下のポイントを押さえることが大切です。

平行業務経験をアピールする

社内SEには、SIerや開発会社のSEのように「新しいものを創り出すこと」ことだけではなく、「すでに存在するもの」をいかにうまく使うかも問われます。 新規案件の対応や既存のシステムを有効活用するため、複数案件で常にPDCAサイクルを回し、課題抽出と改善を重ねていきます。マルチタスクが多い職種ですので、並行業務経験があることを伝えると良いでしょう。

業界・業務知識をアピールする

社内SEは、社内のさまざまな部署からの要求を吸い上げ、システムに反映させていくことも仕事のひとつです。つまり、企業が属する業界知識や幅広い業務知識が必要とされます。システムの専門性と併せて業界・業務知識があることをアピールしましょう。

コミュニケーション能力をアピールする

社内SEを必要とする企業には、サーバーや物理的なネットワーク、PC、複合機などのたくさんの業務用端末があります。加えて、それらの端末や業務システムを扱うのはITシステムに詳しくないユーザー(社員)であることも多いため、社内SEとして勤務しているとIT業界の常識では想定しにくいような問い合わせが日々舞い込んできます。

「システムがエラーを起こしているが、心当たりがない」「理由はわからないがPCが動かない」といった、抽象的な問い合わせにも対応していかなくてはなりません。こういった問い合わせに対しては、使う側の視点に立って忍耐強く状況を聞き出し、解決策を導き出す必要があります。

また、自社内で解決できないものは、外部のベンダーにエスカレーションしながら解決していきます。したがって、社内SEを目指す人にとってコミュニケーション能力の高さは、重要なアピールポイントになります。

転職サービスやエージェントを効果的に利用する

社内SEは人気がある職種のひとつです。また、離職率も低く、少数で充足するポジションであるあることから、希望条件を満たす求人に応募するにはスピードも大切になってきます。さらに、社内SEの求人はIT業界以外の企業からも出されることが多い傾向にあります。
 
慣れ親しんだIT業界の情報だけに頼らず、多方面から求人情報を集めるため、複数の転職サービスやエージェントから情報を集めていくことが大切です。担当者がしっかりサポートしてくれるサービスを見極めて利用するのが良いでしょう。

5. まとめ

この記事では、社内SEに求められるスキルやメリット・デメリット、求人例、転職活動のポイントなどを解説しました。社内SEには、ITの知識がないユーザーに寄り添いながら、効率よく、使いやすいシステムを提供するための視点が求められます。
 
さらに、企画や交渉、調整、マネジメントといった技術以外の業務も多く発生します。社内SEを目指している方は、求人情報から業務内容を正しく理解した上で、自分の志向性とマッチする企業への応募を心がけてみてください。

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