クラウド自体のフルスタック人材「DevOpsエンジニア」の将来性とは?DevOpsエンジニアの仕事内容、必要スキル、将来性、なるための方法を解説

最終更新日:2021年7月21日

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DevOpsエンジニアは、ITシステムの開発・運用に一貫して携わる職種です。DevOpsエンジニアの仕事内容は、一見するとインフラエンジニアに似ています。しかし、視点やスキルに関してはプラスアルファを求められることが多いかもしれません。ITシステムにかかわるフルスタック型の人材を目指すのであれば、DevOpsエンジニアは有望な職種のひとつです。ここでは、DevOpsエンジニアの仕事内容や必要とされるスキル、将来性などについて解説します。

1. DevOpsエンジニアとは?

まず、DevOpsエンジニアの概要と仕事内容について解説します。

DevOpsエンジニアとは

DevOpsエンジニアとは「開発と運用をシームレスに連携させ、サービスを稼働させながらシステム全体を最適な状態に維持する」という役割を担う職種です。

「DevOps」は「Development(開発)」と、「Operations(運用)」を合体させた造語であり、従来は分断されていた開発と運用を連携し、同一のプロセスとして扱う考え方を指します。現在では「サービスを稼働させながら、システムやソフトウェアを継続的に改善する考え方」や、「リアルタイムに改善・修正を反映させるための方法論」を表すことが多いでしょう。また、「開発・運用・品質管理が一体となった方法論」とも言えます。

DevOpsエンジニアは、自動化や高速化を行いつつ、ITシステムにおける開発・運用保守をバランスよくサイクルさせる職種です。インフラエンジニアと混同されることもありますが、インフラエンジニアの業務内容に加えて「自動化」「高速化」「全体最適」などの視点が必要になると考えれば、イメージがつかみやすいかもしれません。

DevOpsエンジニアの仕事内容

DevOpsエンジニアの仕事は「開発者と運用者の中間に立つ、もしくは統括的な立場で改善策を提案、実行する」ことです。具体的には、下記のような内容が含まれます。

CI/CD

DevOpsエンジニアの仕事内容の中で最重要と言えるのが「CI/CD」です。日本語では「継続的インテグレーション/継続的デリバリー」と翻訳されます。CI(継続的インテグレーション)は、開発からテストまでのプロセスを自動化し、短期間で品質を担保する手法のことです。

これに対してCD(継続的デリバリーは)、システムが常に最新・最善の状態にあるようにバグフィックスや機能追加を継続的に、かつ自動的に適用する手法を指します。CI/CDによって「ビルド・テスト・デプロイ」が継続的に自動化されるというわけです。

システムやアプリケーションのリリース管理

CI/CDの一環として、システムやアプリケーションのリリース管理も担当します。システムに対する変更を安全かつスムーズに適用し、品質が落ちないようにコントロールすることが目的です。

ライブラリ管理

ライブラリ管理とは、システムに加えられた変更や本番環境への適用をチェックポイントとして保存し、ライブラリ(書庫)のように整理して管理することです。ライブラリ管理を行うことで、さまざまな断面でシステムの状態を記録しておくことができるほか、不具合が発生した場合には過去の状態に差し戻すことも可能です。

セキュリティ管理

DevOpsエンジニアは、システム全体のセキュリティを維持するために、セキュリティアップデートのチェックや適用なども担います。

2. DevOpsエンジニアに必要なスキル

次に、DevOpsエンジニアに必要なスキルを解説します。DevOpsエンジニアの仕事は幅広いため、必要なスキルも多岐にわたります。そのため、ここでは主要スキルのみ抜粋して紹介します。

CI/CDへの理解

一般的にCI/CDは、専用のツールを用いて実現します。そのため、CI/CDツールの使い方についても知識が必要です。AWSであれば「CodeBuild」や「CodePipeline」、GCPには「Cloud Build」といったCI/CDツールがあります。また、Webサービスの開発でよく使用される「CircleCI」などもおさえておくべきでしょう。

主要なクラウドプラットフォームのマネージドサービスの知識

AWS・GCP・Azureといったクラウドプラットフォームには、運用管理者向けに「マネージドサービス」が用意されています。マネージドサービスは構築・運用・監視・障害対応までをワンストップで実行できるため、DevOpsエンジニアには非常にありがたい存在です。

ブランチモデル、タスク管理のスキル

バージョン管理やライブラリ管理を行うにあたり、「ブランチモデル」も理解しておきましょう。ブランチモデルとは、ある作業を進めるうえで分岐(ブランチ)が発生する際のルールを定めたものです。Gitなどのバージョン管理ツールを使う場合には、ブランチモデルを確立したうえでブランチを作成し、システムが歩んできた経緯を記録しておかなくてはなりません。また、タスク管理については、デグレードやコンフリクトが発生しないよな粒度でタスクを管理する必要があるでしょう。

Infrastructure as Code(IaC)の知見、ツールの理解

ITインフラのコード化(Infrastructure as Code、以下IaC)は、ここ数年でインフラエンジニアの必須スキルと呼ばれるまでに普及しました。IaCはDevOpsエンジニアにとっても必須スキルのひとつです。IaCによってインフラ構築が自動化できたり、構成の把握が楽になったりと複数のメリットがあるため、ぜひ身に着けるようにしましょう。

3. DevOpsエンジニアになるための方法

DevOpsエンジニアになるための方法に正解はありません。しかし、DevOpsエンジニアにステップアップしやすいルートは存在します。

DevOpsエンジニアはインフラエンジニアの上位互換とも言えるような職種であることから、まずはインフラエンジニアを経験しておくと良いでしょう。具体的には、インフラエンジニアとして設計、実装、運用保守などを3~5年経験したあとに、DevOpsエンジニアとして転職するという方法です。

一方、インフラエンジニアを経験したことが無い場合は、フロントエンドやアプリケーションの開発チーム内で管理業務(リリース管理やライブラリ管理、バージョン管理など)を経験すると良いでしょう。通常の開発エンジニアと管理業務を兼務することで、DevOpsエンジニアとしての業務に活かせる経験が積めるからです。

4. DevOpsエンジニアの将来性

最後に、DevOpsエンジニアの将来性について解説します。結論から述べるとDevOpsエンジニアの将来性は高いです。

現在は「サービスを止めずに改善を反映させる」ことが当たり前になりつつあり、DevOpsの需要は増加傾向です。特にクラウド利用を前提とした場合、開発/運用の一体化は当然の流れです。さらに、省力化や管理コストの削減という流れから、自動化や各種ツール利用による効率化も必須になるでしょう。これらはいずれも、DevOpsエンジニアに期待される役割に含まれています。

また、DevOpsエンジニアはアジャイル開発においてチーム全体のパフォーマンス向上を担う存在でもあります。ウォーターフォール開発からアジャイル開発にトレンドが移りつつある今、DevOpsエンジニアの存在はますます大きなものになっていくでしょう。

5. まとめ

DevOpsエンジニアは、ITシステムの開発・運用というライフサイクル全般に一貫して関わる職種です。インフラエンジニアとの共通点が多いものの、開発側の視点・スキルも必要になる点で違いがあります。特にCI/CDに関する知識は必須レベルです。ITシステムにかかわるフルスタック型の人材を目指すのであれば、DevOpsエンジニアは有望な職種のひとつだといえるでしょう。

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