オンライン面接のやり方やマナーとは?注意点や当日の流れを紹介

最終更新日:2023年11月10日

新型コロナウイルスの感染拡大以降、オンラインで就職・転職の面接をする会社が増えてきました。オンライン面接で企業に対して好印象を与えるためには、しっかりと事前準備に取り組むことが大切です。『Zoom』や『Google Meet』といったWeb会議システムを利用した面接に初めて臨む方でも失敗しないよう、事前準備方法を解説します。通常の対面面接とは異なるオンライン面接ならではの注意点や、当日のマナー・流れを理解して、万全の面接対策をしておきましょう。

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この記事のまとめ

  • オンライン面接でも対面の面接でも、基本的な内容や流れは同じ
  • オンライン面接ならではのデバイスの準備や、接続の事前確認などの注意点がある
  • オンライン面接はカンペを使えるメリットがあるが、リアルタイムでの対応が弱くなったり読んでいるような印象になるので最低限にとどめるのがおすすめ

オンライン面接(Web面接)とは?

オンライン面接とは、インターネットを通じたビデオ通話によって行われる採用面接です。「Web面接」「リモート面接」とも呼ばれ、ビデオ・音声でのコミュニケーションができるWeb会議システムを通じて行われます。

オンラインによる企業と求職者との面接は、新型コロナウイルス感染症が広がった2020年以降に、非対面で行える採用活動として多くの企業に普及しました。

対面面接との違い

オンライン面接は求職者が企業に実際に出向いて行う面接とは異なり、気軽に日時をセッティングしやすいことが最大の特徴です。移動時間や交通費、感染症対策を考慮しなくていいので、企業・求職者の双方が効率よく面接を実施できます。

オンライン面接は対面面接とは勝手が違う点が多々あります。オンライン面接のメリット・デメリットを理解した上で、面接対策を準備してください。

オンライン面接のメリット・デメリット

オンライン面接のメリットは、リアルの面接場所に足を運ぶ必要がないため、企業・求職者の双方が効率よく面接を実施できることです。

一方、オンライン面接のデメリットは、通信や機器のトラブルによってフリーズしてしまい、中断・中止になる可能性があることです。
また、画面越しだと相手の表情が読み取りづらく、細かな表情、間や空気感、抑揚などが、リアルで行う面接よりも伝わりにくくなります。普段よりも声量や表情を大きく表現するくらいがよいでしょう。

求職者側がオンライン面接を利用するメリット

  • ・遠方の企業とも日程調整がしやすい

    ・移動時間や交通費の負担がない

    ・自宅など自分が慣れた場所から参加できる

    ・カンペを見ながら面接に臨める

求職者にとってのオンライン面接の最大のメリットは、効率的に転職活動をリモートで進められることです。時間を有効活用しながら、数多くの企業と面接を組んだり、隙間時間に面接できるでしょう。

採用面接は1社あたり2〜3回、多いところでは4回程度あります。面接にかかる移動時間や交通費はばかになりませんので、企業がオンライン面接に対応している場合は積極的に活用しましょう。

求職者側のオンライン面接のデメリット

  • ・職場の雰囲気や環境が掴めない

    ・Web会議ツール・通信環境の用意が必要

求職者にとってのオンライン面接のデメリットは、入社後のイメージが湧きづらいことです。オフィスの環境や、働いている人の雰囲気などを実際に目にすることができません。

最終面接などは、会社に出向いて対面で面接をしておいた方が安心でしょう。もし、最終面接まですべてオンラインで行われる場合は、人員を募集している部署のメンバーとオンラインで話をする機会を設けてもらうか、別途会社見学ができないか、内定後に打診をしてみてください。

関連記事:ITエンジニアの面接質問集42選|各種回答例を紹介

企業側がオンライン面接を利用するメリット

  • ・求職者の居住地に縛られず幅広い人材と面接をしやすい

    ・拠点の異なる社員を同席させやすい

    ・面接会場を用意する必要がない

企業側にとってのオンライン面接のメリットは、遠方に住んでいる求職者とも面接の機会が持ちやすいことです。
また、複数の支店や店舗をもつ企業の場合は、現場スタッフ、役職者、人事など、面接ごとに適した社員を面接官としてセッティングしやすく、効率よく採用活動を行うことができます。

企業側のオンライン面接のデメリット

  • ・人柄や相性を見極めづらい

    ・マナーや身だしなみを確認しづらい

    ・会議ツールの準備や案内が必要

企業側にとってのオンライン面接のデメリットは、求職者の雰囲気や特徴を掴みづらいことです。実際にリアルで会ってみたら、画面越しで受けた印象とは違ったということもよくあります。

自分自身の印象や魅力が面接官に正しく伝わるように、オンライン面接にはリアルの対面面接とは異なる事前準備が必要です。

オンライン面接前に準備すべき12項目

オンライン面接は、なるべく自宅で行うことをおすすめします。オンライン面接に合った環境を整えるために、前日までに準備しておきたい12項目をご紹介。Web会議システムの使用方法を事前に確認し、オンラインならではのメリット・デメリットを生かしながら面接に臨んでください。

1.【パソコンの場合】有線LANケーブルでネット接続する

パソコンでインターネットに接続する場合は、無線LANよりも有線のLANケーブルで接続するのがおすすめです。特に、ポケットWi-Fiなどは通信スピードが不安定な場合があります。

接続が一瞬途切れるだけでも会話に支障が出ることもありますし、度々途切れてしまうと、準備不足と見られて面接自体の印象が悪くなる可能性もあります。

面接内容をしっかりと評価をしてもらえるように、有線でネットに繋いだ状態でオンライン面接に臨みましょう。

2.【スマートフォンの場合】安定的に接続できるかテストする

スマートフォンからオンライン面接に参加する場合、場所によっては回線が不安定になってしまうため、できればパソコンを使用するのがよいでしょう。やむを得ずスマートフォンを使う際は、パケットと充電の残容量が十分にあるか確認してください。また、面接前日までに、実際に面接に臨む予定の場所でWeb会議ツールの接続テストを必ず実施しておきましょう。

面接中は、画面が揺れることを防ぐために、スマートフォンを固定するクリップやスタンドを用いることをおすすめします。集音マイク部分を塞いでしまうと、面接相手が音声を聞き取りづらくなってしまうので、マイク周辺をふさがないデザインのものを用意してください。

3.カメラ位置、背景の映り込み、室内の明るさに注意する

面接では印象が大切です。画面越しに相手から自分がどのように映るか確認しておきましょう。

まず、カメラの配置は自分の目の高さに揃え、相手を見下ろしたり見上げたりする形にならないように調節しましょう。目線が合っているような印象になるよう、カメラの正面に座るようにします。頭から肩あたりまでが映るようにカメラとの距離を整えてください。

また、Webカメラには思いのほか背景までしっかり映ってしまうものです。洗濯物や散らかっている部屋の様子が映り込んでしまわないように、自分の背後のものはきれいに片付けておきましょう。

もう1つ面接の印象を左右するのが室内の明るさです。画面が暗いだけでも暗い印象を与えてしまうこともあります。仮に十分な明るさがあっても、逆光の場合は顔が暗く映り表情が読み取れない場合もあるため、正面から光の当たる場所でオンライン面接を行いましょう。

4.事前に通信状況や音声状況を確認しておく

オンラインの場合は相手側にどのくらいの音量や音質で聞こえているかは相手にしかわかりません。友人や家族などに協力してもらい、自分の声がどう聞こえ、画面にはどう映っているのかを確認しておきましょう。自分1人で確認する場合は、Web会議システムによっては音声確認でテストをしたり、実際に1人で会議を立ち上げて録画機能を使い、見返してみることができる場合もあります。

音声の聞こえが悪い場合は、内蔵マイクではなく新たにマイクを用意するなどの工夫が必要です。マイク付きのイヤホンなども安価に購入できます。対面面接と遜色ないコミュニケーションにするためにも、事前準備を怠らないようにしましょう。

5.ビデオチャットのアイコンやプロフィールを変更する

普段からビデオチャットツールを使っている人の場合、アイコンやプロフィール写真、バーチャル背景などにプライベート色の強い画像を入れたままにしていることがあります。面接はあくまでもビジネスの場なので、フォーマルなものに差し替えるか、画像なしの状態にしておきましょう。

6.宅配や家電などで音がならないように注意する

自宅で行う場合は、家電のタイマー音や宅配のインターホンなどが鳴らないように調整しておきましょう。音が聞こえるだけでそちらに注意が逸れてしまいます。双方の集中を途切れさせないために、事前準備は抜かりなく行っておきましょう。

7.窓やドアを閉め、外からの音が気にならない場所で受ける

家の周りから聞こえる犬が吠える声や子どもの声、救急車の音など、マイクが雑音を拾ってしまう可能性もあります。窓や扉を閉め、外からの音が入らないような工夫をしましょう。

8.対面の面接と同じ身だしなみを心がける

オンライン面接の場合は、カメラに映る上半身だけ着替えたり、爪や髪の毛をあまり気にしないという方もいるかもしれません。

しかし、気の緩みは面接にも影響する可能性があります。自宅というリラックスする環境で臨む場合、気が緩みやすくなるのは当然です。対面の面接と同じ身だしなみに整えて、緊張感を持ってオンライン面接に臨みましょう。

9.接続が切れた場合の連絡手段・対応方法を確認しておく

オンライン面接の場合、万が一通信が途切れてしまった場合の連絡手段と対応方法を考えておきましょう。

通信が途切れた場合に何の連絡手段で連絡を取るのかを先方と決めておき、電話番号やメールアドレスを交換しておいてください。エージェントを介して連絡を取っている場合は、事前にすり合わせが必要です。もし通信が復旧しない場合は電話で話す、リスケするなど、どういった対応を取るかを決めておくと、慌てずに対処できます。

自宅でのネット通信状況に不安がある場合は、貸し会議室を借りるか、通信環境を整えておくなどの準備をしておきましょう。

10.人柄や性格を伝える自己PRを準備する

オンライン面接は、その場の空気や雰囲気を感じ取りにくいというデメリットがあります。面接相手の目には、実際の自分よりも大人しく見えていたり、幼い印象をもたれたり、印象をうまく汲み取ってもらえない場合もあります。自分の人柄や雰囲気をしっかりとアピールできるような話を用意しておくといいでしょう。

具体的な方法としては、「周りの人から褒められる長所や特徴」「人から言われる初対面の印象と、話してみた後のギャップ」など、人から見た自分についてのエピソードを伝えると、自分がどのような人物なのか企業の採用担当者とイメージを共有しやすくなります。

関連記事:ITエンジニアの採用面接 - 自己紹介で見られるポイント【例文付き】

11.服装・身だしなみを整える

オンライン面接でも対面の面接同様、服装・身だしなみを整える必要があります。直接対面するわけではないので適当になりがちですが、基本的には対面と同様に考えて印象が良くなるようにしましょう。

オンライン面接におけるメイクのポイント

オンライン面接も対面の面接も身だしなみの考え方は概ね同じなのですが、メイクについては画面越しであることを考慮する必要があります。画面だと対面よりもぼやけて見えることが多いため、その分メイクはナチュラルよりもはっきりめが良いです。具体的には、ベースは普段よりも明るめ、リップやチークは濃いめです。

オンライン面接でのマスクの着用は基本NG

オンライン面接ではマスクは外すのが基本です。自宅ではもちろん、外出先でオンライン面接を受ける場合もマスクは自由化しているので面接時は外した方が良いです。

12.デバイスの接続状態や充電状況の確認をする

面接当日は、面接が始まる前にデバイスの接続状態や充電状態を確認した方が良いです。面接が始まってから接続状態が悪かったり、充電切れで面接が中断してしまうのは印象面でマイナスです。オンライン面接の環境をきちんと整えることも面接評価のうちと考えた方が良いでしょう。

オンライン面接の当日の流れ

オンライン面接が初めての場合、事前に当日の流れを把握しておいた方が良いです。

事前にWEB面接用のURLを受け取り、開始時間前に待機

一般的には、事前にWEB面接用のURLを受け取ります。受け取った段階で試しにログインしてみたいかもしれませんが、ログインすると面接官に通知されてしまう可能性が高いです。そのため、ログインするのは面接開始の5分前くらいにしましょう。事前にログインの流れなどを確認したい場合、URLから使用ツールがわかるので、そのツールについて調べて別でログインしてみるのがおすすめです。

入室(ログイン)・挨拶

ログイン後面接官とつながったら、フルネームを名乗り挨拶をします。面接官から「お声届いておりますでしょうか?」といった確認があれば、挨拶前に返事をします。また面接官の方から挨拶があるかもしれないので、その場合は面接官の挨拶の後にこちらの挨拶を行います。

面接

面接の内容は基本的にオンラインでも対面でも同じです。ただし目線を画面ではなくカメラの方に向けることや、画面だと表情がわかりにくいのでその点を意識する、といった違いはあります。また後述しますがタイムラグの問題もあります。これらの違いはあるものの、対面と同じように進めればうまくいくでしょう。

逆質問

オンライン面接でも対面での面接でも、逆質問が可能です。逆質問とは、面接を受ける側から面接官への質問です。面接官から質問を求められたタイミングでも、会話の流れで自分から逆質問をすることも可能です。逆質問は面接への評価に大きく影響してくるので、逆質問ができそうなタイミングはアピールチャンスと考えましょう。

関連記事:エンジニア面接の逆質問29選|パターン別逆質問例をご紹介します

退室(ログアウト)

ログアウトは面接官が先の場合もあれば、応募者が先の場合もあります。どちらでも問題ありませんが、急にログアウトするのではなく、お礼を述べてからログアウトしましょう。面接官に促されて、応募者からログアウトするパターンが多いでしょう。

お礼メールの送信

面接が終わったら、お礼メールを送信します。お礼メールはオンライン面接でも対面の面接でも同じです。またお礼メールの媒体は、事前にやり取りしていたツールで行うのが良いでしょう。メールではなくチャットツールなどでやり取りしていた場合は、そのツールからお礼を伝えます。

オンライン面接中に気を付けたい3つのマナー

オンライン面接中に気をつけたいマナーを3つご紹介します。画面越しの環境でも好印象を与えられるよう、意識して行ってみてください。

1.目線や姿勢、表情、話し方などを意識する

面接の間はカメラをしっかり見て、背筋を真っ直ぐキープできるようにしましょう。

面接中の目線は、自分が話すときはカメラ付近も見るようにすると、相手に「アイコンタクトが取れている」と感じてもらえます。モニターに映る面接官を見ているばかりだと、相手から見た時に目線が合わないので、意思疎通ができている印象を与えづらい可能性があります。意識してカメラを見るようにしましょう。

また、面接の初めと終わりには座ったままお辞儀をする機会があるため、髪の毛は対面の面接と同様にセットしておき、面接中に邪魔にならないようにしておくとよいでしょう。髪や服を触っていると、落ち着かない印象を与えてしまいます。

初めの一言は、「本日面接を受けさせていただきます〇〇(名前)と申します。 よろしくお願いいたします」など、対面での面接と同じ挨拶で問題ありません。

タイムラグで話がかぶらないよう注意が必要

またオンライン面接独自の注意点として、タイムラグの問題があります。対面の場合はタイムラグが生じることはありませんが、オンライン面接の場合タイムラグが生じることもあります。多少は話がかぶったりズレてしまうこともありますが、タイムラグが生じている際は一呼吸置くなどして対処してください。

2.メモしたいことがあったら断りを入れて紙に書く

面接中にメモを取りたい場合、パソコンに打ち込むとマイクにタイピングの音が拾われてしまうので避けましょう。もしメモを取りたい場合は先方に断りを入れて、紙に手書きするのがおすすめです。

3.退出(ログアウト)前に一礼する

面接がひと通り終わったら、一礼をしてWeb会議から退出するボタンをクリックします。オンラインであっても、身振り手振りなどのビジネスマナーは同じです。退出前にしっかりと一礼しましょう。

オンライン面接で好印象な人・印象が悪い人の特徴

しっかりと事前準備をした人と、ぶっつけ本番でオンライン面接に臨んだ人とでは、面接官にはすぐに分かってしまいます。面接内容の受け答えだけでなく、オンライン面接ならではの作法や対策ができているかも見られているので注意してください。

オンライン面接で好印象な人の特徴

  • ・表情やリアクションがわかりやすい

    ・ハキハキと大きな声で話し聞き取りやすい

面接官の話をきちんと聞いているということを頷くことで表現したり、話の抑揚に合わせて真顔以外の表情を少し付けたりすると、好印象になりやすいでしょう。

オンラインでのコミュニケーションは音声と映像だけなので、実際の対面よりも相手に伝わる情報量が減り、どうしても淡々とした印象になってしまいます。相手に与えたい印象を少し誇張して表現するつもりで臨んでください。

オンライン面接で印象が悪い人の特徴

  • ・面接時間に入室が遅れる

    ・Web会議システムのの準備不足

    ・カンペを読むような目線の動き

    ・オンラインなのにマスクを付けたまま

Web会議システムの操作方法がわからずバタバタしてしまうと、面接に対する準備不足という印象を与えてしまいます。

また、カンペ自体は使っても問題はありませんが、用意した文章をそのまま読んでいることがわかると、印象が悪くなってしまいます。内容は必要最低限に留め、カメラの近くに配置して目線が大きくずれないようにしておきましょう。

企業から質問されることの多い志望動機や転職理由などは、スムーズに答えられるように準備しておきましょう。

関連記事 :
採用面接で問われるITエンジニアの転職理由とは|転職理由の例文なども解説
プログラマーの志望動機|経験別に書く時のポイントや例文を解説

オンライン面接で必要なもの

対面の面接とは異なり、オンライン面接ならではの必要なものがあります。

使用デバイス

オンライン面接では、当然使用デバイスが必須です。パソコン、スマホ、タブレットのいずれかを使用するのが一般的でしょう。どのデバイスも持っている場合は、パソコンがおすすめです。画面が大きく、またメモなどもしやすいからです。

マイクやイヤホン、ヘッドフォンなど

マイクやスピーカーはデバイスにもともとついています。そのまま使用しても問題はないのですが、マイクやイヤホンを外付けで用意するとより良いです。音質が良くなり、こちらの声にノイズが入ったり面接官の話が聞き取れなかったりといったことが減るでしょう。

スタンドやタオルなど

スマートフォンでオンライン面接をする場合、スタンドやタオルに立てかけて固定すると良いです。机の上に置いて覗き込むと面接官から見た印象が良くありません。見下ろすような形にならないよう、スマートフォンを立てかけられるようにしましょう。

ライトがあるとなお良い

ライトがあると、顔を明るく照らすことができます。ただし部屋の照明で問題なく明るい場合はあえて用意する必要はないでしょう。またライトにこだわって高価なものを購入する必要もなく、100円均一のものなどで十分と考えられます。

よく使われるオンライン面接ツール6種

よく使われるオンライン面接ツールを把握しておくと、直前になって使い方に戸惑うことがなくなるでしょう。以下のツールはよく使われるので、知らないツールについては調べて実際に使ってみるのがおすすめです。

  • ・Zoom Meetings

    ・Microsoft Teams

    ・Google Meet

    ・Skype

    ・Whereby(旧appear.in)

    ・ベルフェイス

特にZoom MeetingsやGoogle Meetは定番なので、試しに使ってみることをおすすめします。Zoom Meetingsは招待されて参加するのには事前登録不要ですが、自分で試しに使ってみるためにはインストールが必要です。すぐにできるので、インストールしてみるのがおすすめです。Google Meetは登録不要ですぐに試せるので、ぜひお試しください。

オンライン面接に関するよくある質問

オンライン面接に関するよくある質問と回答を紹介します。

Q1. オンライン面接でカンペは使って良いの?

オンライン面接でカンペを使用するのは問題ありません。ただし丸読みすると読んでいるのがバレるので、要点メモくらいにするのがおすすめです。またカンペが画面に映ると印象が悪いので、映らないようにご注意ください。

Q2. オンライン面接を家でできない場合、どこで行えば良い?

オンライン面接は家で行うのがベストですが、難しい場合はコワーキングスペースやレンタルオフィスで個室や会議室をレンタルするのがおすすめです。カフェやカラオケボックスは周囲の音が入ってしまうので避けましょう。

Q3. オンライン面接にかかる時間は何分くらい?

オンライン面接にかかる時間は、対面の面接とだいたい同じです。20分~1時間の間に収まることが多く、30分程度が目安になるでしょう。面接官から事前に所要時間の目安が伝えられる場合もあります。

Q4. オンライン面接では何分前に入室するべき?

オンライン面接での入室は、5分前がおすすめです。もしくは会社側から指示があれば従ってください。入室すると面接官に通知されるので、早く入室しすぎるのもNGです。ギリギリの入室は遅刻のリスクがあるのでおすすめしませんが、早すぎても迷惑になる可能性があるでしょう。

まとめ

対面の採用面接とは必要な準備や対策が大きく異なるオンライン面接。

面接中にカンペが使える、自分が慣れた場所から参加できるなど、オンライン面接ならではのメリットを最大限に生かして、ぜひ面接を成功させてください。

一方で、事前の準備不足は、対面での採用面接以上にハッキリと面接相手に伝わってしまいます。以下の点に注意して事前準備をしてください。


  • ・安定した通信環境

    ・カメラの位置・向き・室内の背景

    ・マイクの聞こえ・周りの雑音対策

    ・使用するWeb会議ツールの操作方法

    ・面接中の目線・表情・リアクション


初めてオンライン面接に臨む場合は、友人や家族に協力をしてもらって、相手の目から見て自分がどのように映るのか、客観視してもらうとよいでしょう。不安ない場合は、転職エージェントのアドバイザーに相談するのも手です。

関連記事:ITエンジニアになるには?採用面接のポイントについても解説

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