レバテックキャリアでは、2018年度に新規で発生した正社員向け求人データをもとに、プログラミング言語別のランキング調査を実施しました。
■調査概要
調査対象:「レバテックキャリア」の正社員向け新規求人データ
調査期間:2017年度 2017年4月1日~2018年3月31日
2018年度 2018年4月1日〜2019年3月31日
調査方法:対象期間中の新規発生求人データをもとにランキング化
- 1. JavaとPHP求人の割合が依然として高く、全体の約45%を占める
- 2. Pythonの求人割合は過去最大の伸び。AIやディープランニングの分野で需要が続く
- 3. ITエンジニア・Webクリエイターの転職ならレバテックキャリア
1. JavaとPHP求人の割合が依然として高く、全体の約45%を占める
今回のランキング調査では、Java求人が全体の約30%を占めて第1位となりました。
続いてPHPが約15%のシェアで第2位となっており、これは2017年と2018年に実施した調査と同様の結果となっています。
ITエンジニア業界では、依然としてこれら2言語の需要の高さが伺えます。
Java求人の割合上昇は、スマホ決済サービスやブロックチェーン業界の拡大に起因
一方、今回の調査を含めた数年の求人割合の動向を見てみると、Javaは上昇傾向にありますが、PHPはゆるやかに減少傾向にあることも見えてきます。
Javaが拡大している要因としては、近年注目されているスマホ決済サービスやブロックチェーン業界における人材の需要が高まっていることが挙げられます。また、あらゆる業界で人手不足に伴う業務効率化が課題となっており、システム投資の市場が活況であることも要因のひとつといえるでしょう。
Web開発の現場で広く用いられてきたPHPは、新規サービス立ち上げの際、RubyやPythonといった言語に代替される機会が増えてきたことが縮小の一因となっています。近年、Rubyはプログラミングスクールでの取扱いが増加していることからも、若手エンジニアの習得割合が上昇しています。そのため、若手人材を採用しやすいといった理由から、開発言語にRubyを採用する企業も増えてきているのです。
2. Pythonの求人割合は過去最大の伸び。AIやディープランニングの分野で需要が続く
人工知能(AI)やディープランニングなど、世界的に注目度の高い先端技術の開発に欠かせない言語であるPythonの求人割合は、前年比2.3ポイントの上昇を見せています。
これは2017年の調査開始以来最大の伸び率となっており、今回の調査でもJavaに次いで2番目に高い増加率を示しています。
Pythonは近年、Webアプリケーションのサーバーサイド開発に用いられるケースも増えてきており、今後の活用拡大が期待される言語といえるでしょう。
3. ITエンジニア・Webクリエイターの転職ならレバテックキャリア
レバテックキャリアはIT・Web業界のエンジニア・クリエイターを専門とする転職エージェントです。最新の技術情報や業界動向に精通したキャリアアドバイザーが、年収・技術志向・今後のキャリアパス・ワークライフバランスなど、一人ひとりの希望に寄り添いながら転職活動をサポートします。一般公開されていない大手企業や優良企業の非公開求人も多数保有していますので、まずは一度カウンセリングにお越しください。
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