PHPの将来性のウソ・ホント!現状から今後の動向まで徹底解説

最終更新日:2020年7月3日

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PHPはWeb開発言語として非常にニーズが高く、比較的学習しやすい言語であることから、ITエンジニアやエンジニアを目指す人の間で人気があります。しかし、IT業界のトレンドは移り変わりも激しく、Rubyなどの競合言語のニーズも高まりつつあります。

また、PHPは決して万能な言語ではなくウイークポイントも存在しており、あまり好んで使用しない企業やエンジニアが存在するのも事実です。

PHPは将来性が十分にある言語ですが、このようにいくつかの懸念点も抱えています。そこでこの記事では、多くのエンジニアが気になっているであろうPHPの将来性について解説します。ぜひ参考にしてみてください。

1. PHPの現在のニーズは?

PHPの将来性を考える前に、まずはPHPの現在のニーズについて解説します。

PHPは動的なWebページを作成するのに便利な言語であるため、世界中のWeb開発の現場で使われています。初期のFacebookやWordPress、各種SNS、EC-CUBEなどの通販CMS、大手モール型ECサイトのCMSもPHPで作られています。一説によると、PHPで作成されたWebサイトは世界中で24億を超えると言われるほどです。

案件数や求人数もWeb系の言語ではトップクラスなので、PHPを学習すればエンジニアとして就職する際にも有利に働くでしょう。レバテックキャリアの求人データを見てみても、求人掲載数はトップがJava、次いでPHPという結果になっています。Rubyが近年伸びてきていますが、Web開発系の言語においては、まだまだPHPがシェアトップを誇っています。

2. 現在活躍しているPHPエンジニアの年収

PHPの将来性を考えるうえで、やはり年収を抜きにすることはできません。ここでは、レバテックキャリアを利用して転職したPHPエンジニアの年収を例に、エンジニアの将来性について解説します。

レバテックキャリアで転職したPHPエンジニアの平均年収は、350~650万円と幅広く分布しています。以下は年収別ののスキル例です。

年収350万円程度で転職したPHPエンジニアのスキル目安

・PHP経験1年程度
・フレームワークの使用経験なし
・経験工程はコーディングや単体テストなど下流工程が中心

年収450〜650万円で転職したPHPエンジニアのスキル目安

・PHP経験数年以上
・さまざまなフレームワークの利用経験がある
・要件定義や設計など上流工程の経験を持っている

年収650万円以上で転職したPHPエンジニアのスキル目安

・複数の言語で前述のスキル、経験を持っている
・最新のフレームワークなど最新技術に精通している
・プロジェクトマネージャーやリードエンジニアの経験がある

3. PHPの需要が今後も高まると考えられる理由

現在非常にニーズの高いPHPですが、需要は今後も高まっていくと考えられます。この章ではPHPの今後の需要について考察します。

シェアを伸ばし続けているCMS最大手・WordPressで採用されている

PHPで開発されているCMS最大手のWordPressは、2017年時点で世界中のWebサイト全体の約30%のシェアを占めています。つまり、世界中のWebサイトの3つに1つはWordPressで作られているということです。CMSに限定すると、約6割のシェア率を誇ります。日本においては80%を超えています。ネット社会におけるWordPressの需要は今後ますます加速すると考えられるため、PHPエンジニアのニーズも高まるのではないでしょうか。

Webサイトのサーバーサイドのうち、 83.1% はPHP が使用されている

サーバーサイドのプログラミング言語は多数ありますが、W3Techs(ワールドワイドウェブ技術調査)によると、2017年時点でPHPのシェアは83.1%にも昇っています。また、同調査によると、PHPは2017年にあらゆる言語の中で最もシェアを増やしたとされています。 PHPは、サーバーサイドの言語のスタンダードとして多くの企業が最も求めているスキルと言えるでしょう。
参照:W3Techs.https://w3techs.com/blog/entry/web_technologies_of_the_year_2017(2018-6-9)

開発環境やスキル習得環境が整っており、学習ハードルが低い

PHPの歴史は20年以上と非常に長く、多くのエンジニアに使用されていることから、エンジニアにとって有益な情報や、多くのPHPエンジニアたちが残してきた環境的地盤の蓄積が豊富にあります。解説書や解説サイトが豊富であり、困ったときにヒントになるサンプルコードや解決事例も充実しています。動作環境においてもほとんどのレンタルサーバーで動作可能です。このようにPHPには老舗言語のメリットとなる強みがたくさんあります。新興言語のニーズが高まってきてはいますが、長年の蓄積がそう簡単に覆されるとは考えにくいでしょう。

4. PHPが今後伸び悩む可能性を示す意見

現状高いニーズを誇るPHPですが、今後Web開発の言語として伸び悩むであろうという指摘もいくつかあります。ここでは、PHPが伸び悩むとする意見を紹介します。

Rubyにシェアを奪われる可能性がある

近年Web系の開発言語としてRubyのニーズが高まってきています。先ほども述べた通り、RubyエンジニアはPHPエンジニアよりも高年収であるという調査結果もあります。しかし、Rubyのシェアが相当に高まってきたとしても、PHPで作られた既存システムの運用保守や、仕様変更が発生するため、第一言語、第二言語として活用する企業はまだまだ多いでしょう。

言語としての完成度が低い

特に熟練のエンジニアの意見に多いのが、PHPの言語としての完成度が低いという指摘です。記述の自由度が高い言語であるため、不完全な状態であってもある程度動いてしまう側面があります。また、Web開発に特化している言語であるため、アプリやクライアントサーバー型のソフトウエアにはほとんど使用されていません。

セキュリティに弱い・頻繁にアップデートが必要等などの欠点がある

熟練のエンジニアの方の意見に多いのですが、PHPはしっかり対策をしておかないと、セキュリティに弱い点が指摘されています。他にもアップデートの頻度が高く、事前に動作確認を行わないと不具合を起こす可能性が高いことが指摘されています。

このようにいくつかの懸念が指摘されていますが、前章で解説したようにシェアは伸び続けています。これらの懸念を把握し、品質管理やリリース管理、セキュリティスキルを身に付けることで高く評価されるPHPエンジニアとして活躍することができるでしょう。

5. まとめ

この記事では、PHPの現状から将来性まで詳しく解説してきました。PHPの将来を懸念する意見もありますが、現状のシェアの高さや学びやすさの観点を考慮すると、将来性の高い言語であると言えます。経験が浅くても仕事を見つけやすい点も評価すべき点です。

また、オブジェクト指向型の代表的な言語のため、他の言語への応用がききます。このようにPHPを学ぶメリットは大いにありますので、未経験の方も勉強をはじめてみてはいかがでしょうか。

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