ゲームプランナーを目指すには、まずプログラミングや数値分析などゲーム開発・運用スキルを習得しようゲームプランナーの転職で評価されるスキルとは?高年収の条件も解説

最終更新日:2020年7月3日

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ゲームプランナーは、ゲームの企画立案から実際の制作、リリース後の収益分析まで幅広く貢献する職種です。企画力や分析力はもとより、市場調査やKPI分析など、マーケティング職に通じるスキルも要求されます。特に高年収の案件では、継続的な収益確保につながるスキルが要求されるでしょう。ここでは、ゲームプランナーが転職時に評価されるスキルや年収アップの条件などを、経験者・未経験者双方向けに解説します。

1. ゲームプランナーの転職で評価されるスキル、経験

まず、ゲームプランナーの転職で評価されるスキル・経験について解説します。

経験者の場合

経験者の場合は、ベースとなるスキルとして「企画力」「コミュニケーションスキル」「調査、分析スキル」が必須です。具体的には、次のようなスキル・経験が評価されるでしょう。

シナリオ作成、添削のスキル

ゲームの根幹をなすストーリーや世界観、背景などを考案し、シナリオとして仕上げるスキルです。また、シナリオを外部のライターに発注する場合は、添削のスキルも求められます。

シナリオに沿った演出を考案するスキル

キャラクターやストーリーを魅力的に見せる演出を考案します。プレイヤーが感じる「面白さ」を最大化できるように、セリフの大きさや動きのエフェクトなどを仕様としてまとめていきます。作業としては、ト書きや香盤表の作成、演出用素材の発注などが含まれます。

KPIの設定、KPIを用いたゲーム内イベントの企画、運用経験

ゲームが正式にリリースされた後は、DL数、ログイン数、収益などを継続的に監視・改善していく必要があります。具体的には、次のようなKPIを設定し、ゲーム内イベントの企画・運用に役立てます。

・「DAU」…その日に活動していたユーザー数
・「ARPPU」…課金ユーザーの平均課金額
・「ARPU」…当日ログインユーザーの平均課金額
・「PU」…課金ユーザー数
・「PUR」…課金率

実際にはこれらのKPIを監視するだけでなく、収益改善につなげるアイディア力が求められます。転職時には「KPIをどのように理解し、どういう施策(PDCA)で収益拡大に寄与したか」という視点が評価されるでしょう。

その他スキル・経験

・外部発注や人材調達の経験
・プレゼンテーションスキル
・ハードウェアの知識(コンシューマ機向けタイトルの場合)
・プログラミングスキル

ゲームプランナーにプログラミングスキルを求める企業は、それほど多くないかもしれません。しかし、ゲームプランナー自身がプログラミングを理解していれば、プログラマーとの意思疎通がスムーズになり、不具合対応や機能追加が遅滞なく進められます。そのため、コミュニケーションスキルのひとつとして評価されやすいのです。

未経験者

未経験者の場合は、まずはアシスタントやプログラマーといったポジションで採用され、適性を見ながらゲームプランナーへと昇格するケースが大半です。そのため、まずはアシスタントといった他の職種で働きながらゲームプランナーとしての適性をアピールしていきましょう。

ゲーム開発プロジェクトにおける経験

コーダー、スクリプター、デザイナー、シナリオライターなどゲームプランナー以外のポジションでプロジェクトに参画した経験は評価の対象になります。ゲームプランナーの業務領域はこういったポジションと重複しているため、プランナー自体の経験が無くても「下地はできている」という評価に繋がります。また、基礎レベルのプログラミングスキルがあれば、より評価は高まるでしょう。

チームマネジメント経験

ゲームプランナーは社内外のスタッフを取りまとめてゲームの制作・運営に携わります。したがって、チームマネジメントの経験があれば、適性をアピールできるチャンスです。
チームを取りまとめるうえで工夫したことや、課題をどう解決したかなどをエピソードとしてアピールできるようにしておきましょう。

何らかの数値分析の経験

他業界・職種でKPIの設定・運用経験があれば、ぜひアピールすべきです。前述したようにゲームプランナーは、複数のKPIを設定・運用しながらゲームの収益向上を目指すため、数値分析の経験は強みになります。

2. ゲームプランナーを未経験から目指すには

次に、未経験者がゲームプランナーを目指す方法について解説します。転職以外の方法としては、以下の2つが有望です。

社内でキャリアアップ

まずはアシスタント、プログラマーとして働き、数年の経験ののち昇進によってゲームプランナーを目指す方法です。モデリングやプログラミングなどの実装作業の経験があれば、さまざまなゲーム開発プロジェクトに呼ばれるようになり、キャリアアップの道が拓けてきます。

昨今のゲーム業界では、ゲームプランナーに対して明確なキャリアパスを設けていないため、プログラマーやアシスタントとして複数のプロジェクトに参画していた人材が結果的にプランナー業務も任されるようになる、というケースも少なくありません。

したがって、まずはプログラミングスキルや数値分析スキルなど、ゲーム開発・運用で広く求められるスキルを身に着けておくことが大切です。

スクール活用

スクールを活用し、まずはプランナーや開発者としての基礎力を身に着けてから転職活動にのぞむ方法です。以下のようにゲームクリエイター育成コースを設けているスクールで実践力を鍛えると良いでしょう。

システムアーキテクチュアナレッジ Unityゲーム制作コース
Unityを用いた開発者向けのコースです。まずはゲーム開発の基礎を学びたいという方におすすめです。

ヒューマンアカデミー ゲームプランナー/ディレクター講座
プランナーおよびディレクターとしての基礎を学べるコースです。企画書のつくり方やマネジメントについても学べるため、即戦力を目指す人材に向いています。

3. ゲームプランナーの需要と将来性

ここ数年、ゲーム業界は比較的好調な推移を示していますが、ゲームプランナーの採用状況はどのように変化しているのでしょうか。ここでは、現状を踏まえたうえで需要と将来性を解説します。

需要について

ゲーム市場自体は、引き続き堅調な伸びを見せています。しかしこれは、新規プロジェクトではなく既存プロジェクトの伸びを示しており、求人の数は横ばいです。一時期のように新規プロジェクトが次々に立ち上がる、というフェーズからは脱したと考えてよいでしょう。そのため、求人を常に注視しつつ、自己の適性・キャリアにあった求人を見つけていくことが大切です。

将来性について

ゲームプランナーとしての将来性は、以下2つのポイントで変化します。

・数字的実績を残せているか
・新規開発(立ち上げ)と運用の経験を併せ持っているか

ゲーム業界では、新規開発の経験が評価されると考えられがちですが、実際には新規開発の経験と運用フェーズの経験の双方を兼ね備えた人材が評価される傾向にあります。そもそも新規開発には膨大なコストがかかるため、案件数はそこまで多くありません。逆に、開発後のゲームはすべて運用フェーズに移行するため、運用に関わる案件のほうが多いです。そのため、運用の成果があることで、応募できる求人の幅は大きく広がるでしょう。

求人の傾向としては「新規開発=年収は高いが、求人数は少ない」「運用=年収は開発より低いが、求人数は多い」といった傾向にあります。

4. ゲームプランナーで転職したときの年収例

最後に、実際の求人からゲームプランナーの年収を紹介します。

コンシューマーゲーム開発企業

【想定年収】350~700万円
【業務内容】マップモデルの仕様設計、ツール作成など
【求められるスキル・経験】XSI、3dsMax、Mayaなどの使用経験、UVスクロールやテクスチャー作成の経験

ソーシャルゲーム開発企業

【想定年収】300~500万円
【業務内容】ゲーム内イベント企画、イベント効果分析、各種KPI設定および分析など
【求められるスキル・経験】PDCAサイクルをまわした経験、業務改善の経験、数値・統計スキル

企画、マネジメントに加えて「技術力」か「収益改善力」のどちらかに特化すると、高年収につながりやすいでしょう。特にソーシャルゲーム開発企業では、実績重視の風潮が強まっています。各種KPIを用いて運用改善・収益力強化を達成した実績が提示できれば、高年収を獲得しやすくなります。

5. まとめ

ゲームプランナーは、ゲームの企画立案から実際の制作、リリース後のKPI分析までゲームの収益化に幅広く携わる職種です。そのため、求められるスキルもさまざまで、企画力や分析力のほか、市場調査やKPI分析など、マーケティング職に通じるスキルも要求されます。

未経験者の場合は、プログラミングや数値分析などのゲーム開発・運用で広く求められるスキルを身に着けておきましょう。経験者の場合は、運用からの分析や改善提案など継続的な収益確保につながるスキルがあれば、年収アップに期待できるでしょう。

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