2020年の最新情報でグラフィックデザイナーの仕事に役立つ資格を徹底分析グラフィックデザイナーにおすすめの資格は?効果的な勉強法も

最終更新日:2021年6月22日

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グラフィックデザイナーになるために必要とされる資格は特にありませんが、自分のスキルを証明するために、PhotoshopやIllustratorの資格の合格を目指して勉強することがおすすめです。

一方、現場では資格以上にデザインセンスや実務経験が重視されることも多いため、面接の際にポートフォリオを用意しておくことも大事です。

1. グラフィックデザイナーの仕事に役立つ資格とは

グラフィックデザイナーになるために必要な資格は特にありません。しかしAdobe社のIllustratorとPhotoshopは仕事で必ず使うといってもいいツールであるため、これらに関する資格を取っておくと実務に役立てられます。

資格の取得はスキルアップにつながるのみならず、転職活動などでも評価されるポイントになります。特に未経験からグラフィックデザイナーを志す方や現場経験の浅い方は、自身のポートフォリオとともに資格をアピールすると、就職活動においても有利になります。

2. グラフィックデザイナーの仕事に役立つ資格の詳細

ここからは、グラフィックデザイナーの仕事に役立つ5つの資格を紹介します。これらすべての資格を取得する必要はありませんが、仕事上必要なものや学習したい内容に合わせて、勉強を進めましょう。

Illustrator®クリエイター能力検定

Adobe Illustratorを使用したグラフィックコンテンツの制作能力を評価する資格です。Illustratorを操作してWebサイトやDTPデザインを作成するスキルを認定します。

受験料

受験料は、スタンダード試験が7,600円、エキスパート試験が8,600円です。

試験日程・申し込み期間・方法

個人の受験者は、随時試験受験会場検索ページより受験会場を検索して受験申込します。試験日程は試験会場によって異なります。

法人や教育機関で受験する場合は、団体受験制度が利用できます。予め「団体受験会場」として登録しておくことで、自らが設置・保有する施設を試験会場として利用できます。

試験結果は、試験終了後1か月後を目途に発表されます。受験会場が定める方法に従って、受験結果の受け取りが可能です。

試験時間・出題範囲

試験時間と出題範囲は、スタンダード試験とエキスパート試験で異なります。

スタンダード試験は「実技」と「実践」が出題されます。どちらもIllustratorを操作して解答データを作成して提出します。

エキスパート試験は、「実技」と「実践」に加えて、「知識」の範囲が加わります。「知識」は多肢選択解答形式の出題です。

スタンダード試験は、指示通りの作業ができることを認定する試験であることに対して、エキスパートはより実践的なデザインを制作できることを認定する試験です。

Photoshop®クリエイター能力検定

Adobe Photoshopを使用したグラフィックコンテンツの制作能力を評価する資格です。Photoshopを操作して、画像ファイルの作成や1つの作品を作り上げる表現力を認定します。

受験料

受験料は、スタンダード試験が7,600円、エキスパート試験が8,600円です。

試験日程・申し込み期間・方法

この試験は、さきほど紹介したIllustrator®クリエイター能力検定と同様の手続きで受験申込を行います。申し込み期間や試験日程も同様です。

試験時間・出題範囲

こちらも、先ほど紹介したIllustrator®クリエイター能力検定と同様に、スタンダード試験とエキスパート試験が実施されます。それぞれ基本操作と実践的な操作のどちらかを認定します。

DTPエキスパート認証試験

メディアビジネスにおける必須知識とその活用力を問う試験です。DTPエキスパートに求められる知識水準として「DTP概論」や「印刷技術」「色」「情報システム」「コミュニケーション」の5つのカテゴリが設定されており、学科試験、実技試験(課題制作)の形式で出題されます。

DTPエキスパートの学科試験合格に加えて、実技試験も合わせて合格すると「DTPエキスパート・マイスター」として認定されます。

DTPエキスパート認証試験は2年間の認証機関が設けられています。認証の継続のためには、更新試験を受験して条件を満たす必要があります。

受験料

「DTPエキスパート」は15,000円で、「DTPエキスパート・マイスター」は21,000円、「DTPエキスパートからDTPエキスパート・マイスターへのアップグレード」が9,000円です。

試験日程・申し込み期間・方法

試験は毎年3月と8月の2回実施されます。申込方法は「個人受験申請」、「団体受験申請」、「指定口座受験申請」の3種類があります。2021年3月14日実施の試験の受験申込期間は2021年1月13日から2月12日までです。

試験時間・出題範囲

試験時間は第1部が120分、第2部が120分で、多肢選択式の出題形式です。DTPエキスパート・マイスターを対象とした、実技試験は、学科試験終了後、提出期限内に提出ファイルを指定されたサーバーにアップロードします。

出題範囲はDTPエキスパートカリキュラムに準じます。求められる知識水準として「DTP」「色」「印刷技術」「情報システム」「コミュニケーション」の5つのカテゴリが設定されており、これらの総合的な知識と実践が問われます。

色彩検定

色彩検定は色の基礎から、配色技法、専門的な分野における利用方法など、色に関する理論を認定する検定です。1級、2級、3級、UC(ユニバーサルカラー)級の4つの区分の試験が実施されています。グラフィックデザイナーにとって必要な色の知識を体系的に学ぶのにふさわしい試験です。

受験料

受験料は、3級が7,000円、2級が10,000円、1級が15,000円、UC級が6,000円です。

試験日程・申し込み期間・方法

試験は毎年6月と11月に実施されます。ただし1級試験のみ冬期日程で実施されます。11月に1次試験が実施され、12月に2次試験が実施されます。
試験の申し込み方法は、インターネット、郵送、書店からの申し込みの3つに対応しています。夏期試験の申し込み期間はおおよそ3月から5月のあいだ、冬期試験の申し込み期間はおおよそ8月から10月のあいだとなっています。

試験時間・出題範囲

試験時間は、3級が70分、2級が80分、1級の1次試験が90分、2次試験が90分、UC級は60分です。3級から1級までは、光と色、照明、配色、色彩と文化など色に関する内容が幅広く出題されます。UC級では、色が見える仕組みや、ユニバーサルデザインなど障害者や高齢者に配慮した配色の注意点などが出題されます。

アドビ認定アソシエイト(ACA)

アドビ認定アソシエイトはPhotoshopとIllustratorに分かれて実施されている資格です。Photoshop CCに対応した試験が「Visual Design using Adobe® Photoshop CC」で、Illustrator CCに対応した試験が「Graphic Design & Illustration Using Adobe Illustrator CC」です。

受験料

受験料は、一般価格が10,780円、学割価格が8,580円です。

試験日程・申し込み期間・方法

試験は全国の試験会場で実施され、試験日程は試験会場によって異なります。インターネットで試験会場を探して、直接試験会場に対して受験申込を行います。

試験時間・出題範囲

試験時間は、Photoshopの試験、Illustratorの試験ともに50分です。コンピュータを使って解答するCBT形式で、選択問題、並び替え問題、疑似的なアプリケーションを使って解答する選択問題から出題されます。

Photoshopの試験では、デジタル画像やPhotoshopに関する内容が出題されます。Illustratorの試験では、イラストやデジタルグラフィック、Illustratorに関する内容が出題されます。

3. グラフィックデザイナー資格を取得するメリット

グラフィックデザイナーにとって、資格を取得することでどのようなメリットがあるのでしょうか。以下では、資格別にご紹介します。

Illustrator®クリエイター能力検定

Illustrator®クリエイター能力検定の資格学習を通じて、デザインに必要な芸術性や視認性のスキルが身につけられます。また、ツールの操作は我流になってしまいがちですが、系統的に学習することを通して、より効率的な操作方法が習得でき、作業時間の短縮にもつながります。
就職や転職してスキルアップしたい若手クリエイターにも、この資格はおすすめです。特にIllustratorは、チラシやポスターの全体のレイアウトから、Webサイトにアクセントとなるちょっとしたイラストの制作にも役立ちます。

Photoshop®クリエイター能力検定

Photoshop®クリエイター能力認定試験を通じて、ツールの効率的な操作方法を身につけ、計画通りに仕事を進めて納期までに納品できるスキルが身につけられます。普段は使ったことがないショートカットキーの操作も学べます。

就職や転職に向けてキャリアアップしたい若手のグラフィックデザイナーにもおすすめの資格です。またデジタルカメラやスマートフォンで撮影した写真の加工にもPhotoshopの操作スキルは活かせます。フィルターや修正ツールを使いこなせば、思い通りの写真に仕上げることもできるでしょう。

DTPエキスパート認証試験

グラフィックデザイナーの中でも印刷物のDTPに携わる人にとって有益な資格です。また資格を取得することで、転職活動も有利に進みます。資格の取得に必要な知識や勉強量を知っている採用担当者から見ると、DTPエキスパート認証試験の合格者のスキルは、採用を決める指標になります。また入社後において、DTP制作の仕事を円滑に進めるための基本的な知識として役立ちます。

色彩検定

色彩検定はグラフィックデザインだけでなく、アパレルやアート、ファッションなど様々な分野で役に立つ資格です。特にグラフィックデザイナーやWebデザイナーは、広告としてデザインを制作する仕事が多いため、ターゲット層などの様々な要素を考慮してデザインする必要があります。色彩検定の資格取得を通じて、配色のイメージに加えて、色彩など幅広い知識があれば、同僚からもクライアントからも信頼されるクリエイターになれるでしょう。

アドビ認定アソシエイト(ACA)

アドビ認定アソシエイトに合格すると、就職や転職時のスキルの証明に活かせます。また試験勉強を通じて、デザインや画像制作のスキルや、ほかのデザイナーと仕事をする上での共通知識が身につけられます。またアドビ認定アソシエイトは世界で共通の資格であるため、合格すると世界で通用するスキルを有していると評価されます。

4. グラフィックデザインに関する資格の勉強方法

グラフィックデザインに関する資格の勉強方法について、参考書籍の紹介も合わせて解説します。

テキスト・問題集を読み解く

グラフィックデザインに関する資格の勉強には、資格の運営期間が販売している資格の公式テキストや公式問題集で勉強するのが一番です。そのほかにもIllustratorやPhotoshopの操作方法に関する書籍や、デザインに関する書籍が販売されているため、補完的に使用すれば、さらにスキルが身につきます。

Illustrator®クリエイター能力検定におすすめの書籍

Illustrator®クリエイター能力認定試験問題集【CC/CC2014/CC2015/CC2015.3/CC2017対応】
「Illustrator®クリエイター能力認定試験問題集」はAdobe CCに対応した公式問題集です。スタンダード試験とエキスパート試験に対応した模擬試験が4台ずつ含まれています。また模擬試験を受験プログラム化したデータをダウンロード可能です。

Photoshop®クリエイター能力検定におすすめの書籍

Photoshop®クリエイター能力認定試験問題集(CC/CC2014/CC2015/CC2015.5/CC2017対応)
「Photoshop®クリエイター能力認定試験問題集」はAdobe CCに対応した公式問題集です。スタンダード試験とエキスパート試験に対応した模擬試験が4台ずつ含まれています。また模擬試験を受験プログラム化したデータをダウンロード可能です。

DTPエキスパート認証試験におすすめの書籍

DTPエキスパート受験サポートガイド 改訂9版(第2刷)
「DTPエキスパート受験サポートガイド 改訂9版(第2刷)」はDTPエキスパート認証試験の試験問題と出題ポイント、問題解説、模範解答、重要語で構成されている公式テキストです。新作の問題を追加して問題数が増加しているため、試験対策として欠かせない1冊となっています。

DTPベーシックガイダンス
「DTPベーシックガイダンス」はDTPエキスパート対策講座を元に、豊富な図解と解説により構成された書籍です。DTPの基礎と最新知識だけでなく、DTPエキスパートを目指す人にとって、基本的なスキルを効率良く学べる1冊です。

DTPエキスパート認証試験スーパーカリキュラム 第13版準拠
「DTPエキスパート認証試験スーパーカリキュラム 第13版準拠」はDTPエキスパートカリキュラム第13版に準拠した詳細解説書です。用語解説や過去問題だけでなく、最新の模擬試験問題もまとめてあります。

色彩検定におすすめの書籍

色彩検定 公式テキスト
「色彩検定 公式テキスト」は色彩検定の各級に対応した公式問題集です。試験問題は公式テキストの内容から出題されるため、受験者にとって必須の書籍です。3級、2級、1級、UC級の4冊が販売されています。

また2019年度と2018年度の過去問題集も販売されています。丁寧な解説付きで、試験問題の傾向を把握するために役立ちます。

アドビ認定アソシエイト(ACA)におすすめの書籍

ACA アドビ認定アソシエイト対応 Illustrator CC 試験対策
「ACA アドビ認定アソシエイト対応 Illustrator CC 試験対策」はアドビ認定アソシエイトの公式テキストです。試験範囲を完全に網羅しており、Illustratorの基本的な機能と操作方法を学ぶ方法や、イラストやデザインを作成するグラフィックスキルをわかりやすく解説しています。

ACA アドビ認定アソシエイト対応 Photoshop CC 試験対策
「ACA アドビ認定アソシエイト対応 Photoshop CC 試験対策」はアドビ認定アソシエイトの公式テキストです。試験範囲を完全に網羅しており、Photoshopの基本的な機能と操作方法を学ぶ方法や、デザインプロジェクトの基本的な知識を体系的に学べます。

実際にツールなどを使ってみる

グラフィックデザインの資格の取得に役立つ書籍を紹介してきましたが、スキルを最も向上させる方法は、実際にPhotoshopやIllustratorを操作することです。Adobe CCのライセンス料は毎月5,000円程度と、決して安くないですが、資格の勉強期間だけライセンスを契約して集中して学習すれば、短期間でスキルを身につけることも可能です。

5. グラフィックデザイナーに求められるスキル

ここまでグラフィックデザイナーに役立つ資格を紹介してきました。それではグラフィックデザイナーにはどのようなスキルが求められているのでしょうか。具体的な内容について紹介します。

コミュニケーション力

様々な業界のクライアントの制作物を手掛けたり、社内のディレクターやイラストレーター、フォトグラファーまたはオペレーターとも接して業務を進めたりするため、コミュニケーション力は重視されます。特にクライアントの要望を的確に汲み取れるヒアリング能力は重要です。

情報収集力

流行のデザインやグラフィック制作ツールなどの最新情報を入手するための情報収集力が必要です。ほかのグラフィックデザイナーと協力して仕事する時の共通言語にもなりますし、クライアント企業の業界の常識なども知っておく必要があるからです。

Webデザインの実績、ポートフォリオ

近年では、グラフィックデザイナーがWebサイトデザインまで手掛けている会社も増加しています。まだ経験の浅い方であればWebデザインの実績や制作物は転職活動において強みとなるでしょう。

イラストレーションのポートフォリオ

イラストレーションにも自信のある方は、ぜひ作品を作ってポートフォリオにしておくのがおすすめです。企業によってはイラスト制作スキルが評価される場合もあります。

写真のポートフォリオ

予算の限られた仕事では、グラフィックデザイナーが写真の撮影を行うこともあります。写真を勉強している場合はご自身の撮影技術をアピールしておきましょう。
そのほか、流行のトレンドに限らず基礎的な知識をはじめ多方面の情報を吸収できる力が大切です。また、何よりモノづくりが好きであり、イメージを形にしていく好奇心・体力を兼ね備えている人に向いているでしょう。

グラフィックデザイナーに必要なスキルについて、仕事内容と合わせて、以下の記事にて詳しく解説しています。
関連記事:グラフィックデザイナーの仕事内容|必要スキルや活躍の場も解説

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