CGデザイナーになるには?必要なスキルや将来性も解説

最終更新日:2024年3月8日

CGデザイナーとは、CGデザインを専門とするデザイナーのことです。CGデザイナーになるのに資格は不要ですが、デッサン力や美的スキル、色彩力などの技術的スキルが必要です。さらにコミュニケーションスキルやヒアリングスキルもあると良いでしょう。

複数のチームで連携しながら仕事を進めるCGデザイナーになるにはどうしたら良いのでしょうか。この記事では、CGデザイナーへの転職を検討されている方に向けて、業界未経験者と業界経験者に分けて、CGデザイナーになる方法や仕事内容、必要なスキル、将来性などを詳しく解説します。

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この記事のまとめ

  • CGデザイナーになるには、必要なスキルを身に付け、ポートフォリオを作成してアピールするのが近道
  • CGデザイナーに必要なスキルはスクールでも独学でも習得可能だが、いずれにしても積極的に学び、実際に手を動かしていくことが重要
  • CGデザイナーは複数の技術分野、業界と相性がよく、今後はより一層活躍機会が増えていくと予想される

CGデザイナーとは

CGデザイナーとは、コンピュータグラフィックソフトを使ってCGデザインを行う職種のことです。CGクリエイターと呼ばれることもあります。

スマートフォンやゲーム、テレビや映画の特殊効果など、現在は多くの場面でCGが使われています。CGを使うと現実では実現不可能な表現も、あたかも現実のように表現することができます。

現実を拡張したAR(Augmented Reality)やVR(Virtual Reality)などCGを応用した技術も続々と誕生しています。Web上や街中でもあらゆるところでCGを使った表現は活用されており、既に人々の生活へ身近な存在になっています。

CGデザイナーの仕事内容

CGデザイナーの仕事は専用のソフトを使ってCGを制作することですが、作業量が非常に多く、通常はチームで役割分担をして行います。

モデリング

まず、デザイナーが描いたデザインを立体的な形にするモデリングを行います。モデリングの専門職名はモデラーと呼ばれます。

リグ

次にモデリングされたデータに対して、関節や動きの起点となる点を設定します。この工程をリグといいます。リグの専門職名はリガーと呼ばれます。

アニメーション

リグを設定されたCGに動きを与えるアニメーションを行います。歩行などの単純な動作に加えて、表情や風景の微妙な動きなど全ての動きが含まれます。アニメーションの専門職種名はアニメーターと呼ばれます。

テクスチャリング

モデリングされたデータに着色するテクスチャリングも行います。物体の表面にシールを貼るような作業であり、これによりリアリティのある質感が表現できます。

ライティング

さらに光の当て方や強さを調整するライティングという工程を経て、さらにリアルな質感を生み出します。その場にキャラクターがいるような感じになります。

レンダリング

物体がどのように映るのかコンピュータに計算させるレンダリングを行います。レンダリング後、ポストプロダクションと呼ばれる仕上げを行い、実在感のある画像になります。

CGデザイナーとCGクリエイターの違い

CGデザイナーとCGクリエイターは非常に近い職種といえます。会社によっては両者を同じ職種であると見なしていることもあるでしょう。あえて違いをあげると、CGクリエイターはCGを使って映像を作る仕事であり、CGデザイナーはCGを使ってデザインを制作する仕事といえるでしょう。

CGデザイナーは見る者の視覚に捉えられるものをデザインするというニュアンスが強いイメージです。ただ、やはり両者の違いはそれほど大きくなく、正確な定義もありません。

CGデザイナーになるには

CCデザイナーを目指すルート


CGデザイナーになるには、デザイナーとしての技術や知識が必要です。それらを身につけられる資格やスクールはありますが、そのような資格の取得やスクールの卒業は必須ではありません。それではCGデザイナーになる方法を、業界未経験者と業界経験者の2つのケースに分けてご紹介します。

業界未経験でCGデザイナーになるのは難しいため土台作りが必要

業界未経験者がCGデザイナーになるには、就職前にある程度の知識を身につけておくことが効果的です。未経験者を採用する会社もありますが、CGデザイナーとしてのスキルがあったほうが就職には有利です。

CGデザイナーはとにかく即戦力が求められる職種になります。そのため、ひとまず就職してそこでスキルアップをしよう、という考え方ではなかなか最初の一社が決まらないでしょう。

逆に、しっかり独学をして、会社が求めるスキルを身につけていることが証明できれば、職歴としてCGデザイナーの経験がなくても即戦力として活躍できると見なされ、受け入れてくれる可能性が高まります。

特に、求人の内容に未経験可と記載がある企業はねらい目になります。CGデザイナーは一般的な職種と比較すると、ポートフォリオを提示する分、職歴以外のことがアピールしやすい職種といえるでしょう。企業に提出するポートフォリオはしっかりと力を入れて作成することをおすすめします。

スクールや専門学校・大学などに通う

CGデザインを専門的に学べるスクールや専門学校・大学に通うと、就職前にCGデザイナーとしてのスキルを身につけられるでしょう。それらの教育機関で学ぶためには、ある程度の費用が必要です。

しかし、CGデザインのプロから直接CGデザインを学べるため、疑問点があっても直接質問して解決できることや、独学するより高度なCGデザインのスキルを身につけられるといったメリットがあります。

CG制作会社やデザイン会社に就職して現場で学ぶ

業界未経験者としてCG制作会社やデザイン会社に就職できるケースもあります。その場合、その会社でCGデザイナーとして仕事をしながら現場で学べます。仕事をしながら学べるため、収入も得ることができるでしょう。また、スクールや専門学校・大学で学ぶことより、より実践的なスキルを磨けるメリットがあります。

業界経験者がCGデザイナーとして転職するには

CGデザイナーはとにかく即戦力が求められる職種になります。そのため、ひとまず就職してそこでスキルアップをしよう、という考え方ではなかなか最初の一社が決まらないでしょう。

逆に、しっかり独学をして、会社が求めるスキルを身につけていることが証明できれば、職歴としてCGデザイナーの経験がなくても即戦力として活躍できると見なされ、受け入れてくれる可能性が高まります。

特に、求人の内容に未経験可と記載がある企業はねらい目になります。CGデザイナーは一般的な職種と比較すると、ポートフォリオを提示する分、職歴以外のことがアピールしやすい職種といえるでしょう。企業に提出するポートフォリオはしっかりと力を入れて作成することをおすすめします。

デザインソフトのスキルをアピールする

CGデザインを制作できるデザインソフトのスキルをアピールするのも転職には効果的です。例えば2DCGでは、Illustrator®やPhotoshop®などのソフトウェアが定番です。

3DCGでは、3ds Max®やAutodesk Maya®、Shade3Dなどが定番です。特に3DCGの制作は複雑で工程も多いため、ほかの求職者とスキルの差がつきやすい技術になります。もし、こうしたスキルを持っているのであれば、積極的にアピールしたいところです。

作品をまとめてポートフォリオとして提出する

CGデザイナーとしての実力を証明するために、自分が制作したCGデザインのポートフォリオを作成しましょう。ポートフォリオはCGデザイナーとしての実力を明確にします。ただの作品集にするのではなく、そのCGデザインを制作した目的や意図、制作ツールなどの情報もまとめて、これまでの自分自身の仕事の集大成として力を入れて作成しましょう。

CGデザイナーに求められるスキルとは

CGデザイナーに求められるスキルは、仕事をするために必要な技術スキルと、クライアントから信頼されるために必要なビジネススキルの2つです。それぞれについて詳しく見ていきましょう。

技術スキル

まずはCGデザイナーに求められる技術スキルについて解説します。

CGツールの操作スキル

CGデザイナーは基本的にCGツールを使って作業を進めます。そのため、CGツールの操作スキルは必須です。具体的には、3dsMAX、MAYA、Zbrush、After EffectsなどのツールはCG制作でよく使われるので扱える必要があります。

デッサン力

デッサン力とは「物体の形状を正確に認識して描く力」のことです。CGデザインには対象物の全体像を多角的に捉え、忠実に再現するスキルが必要です。物体の形状だけでなく、光の加減や素材の質感なども再現しなければなりません。そのためには物体を良く見る観察力も必要です。

美的センス

美的センスはCGデザインの仕事でもっとも重要な要素です。制作されるCGデザインの用途に応じて、格好のよい演出やかわいい演出など、対象物の良さをひき立てるのもCGデザイナーとしての腕の見せどころです。CGデザイナーとしての美的センスは、座学などの勉強ではなかなか身につけられません。優れているといわれている多くの作品に触れて、少しずつ感性を磨いていく必要があるでしょう。

色彩力

CGデザイナーには色彩力も欠かせません。色使いのセンスを磨くことや、CGデザインを見た人がどのような印象を持つのかなどの把握が必要です。CGデザインの色は見るものの潜在意識に大きく影響を与えます。色が異なるだけで、その作品で伝えたいことも変わってくるでしょう。色彩力も美的センスと同様に、さまざまなCGデザインの色使いを研究することで習得できるでしょう。

想像力

CGデザイナーには、制作したCGデザインが見る人にどのような印象を持たせることができるのかをイメージできる想像力も必要です。ただCGデザインを作るだけでは、たとえ良作といわれても人の心には響かないものです。そのCGデザインはどのようにして成り立っているのかなど、世界観も含めてさまざまな角度からの情報を把握していることが、優れたCGデザイナーの条件です。

ビジネススキル

次にCGデザイナーに求められるビジネススキルについて解説します。

コミュニケーションスキル

CGデザインの仕事には、さまざまな工程があり複数のスタッフがチームを組んで制作することが一般的です。そのためには、ほかのスタッフとの円滑なコミュニケーションができるスキルが必要です。チームプレーであることを意識し、報告・連絡・相談を徹底しましょう。またクライアントと話す機会もあるため、社会人として失礼のないビジネスマナーも求められます。

ヒアリングスキル

クライアントワークとしてCGデザインを制作する場合、クライアントの希望を正しく聞き取るヒアリングスキルが重要となってきます。クライアントから「こんなはずじゃなかった」と思われないように、制作するCGデザインの外観や機能などをしっかりと把握して、社内の制作スタッフ全員と共有しましょう。ヒアリングシートを作成することも効果的です。

英語力

CG制作のためのツールはほとんどが海外製です。そのため、ドキュメントやフォーラムで学習する際に英語を読む必要があります。日本語の情報や翻訳ツールもあるので英語が必須というわけではありませんが、扱えた方が便利です。

CGデザイナーの仕事に役立つ資格を取得するのも有効

CGデザイナーに必須の資格はありません。資格がなくても、CGデザイナーとして活躍することが可能です。勉強は必要ですが、必ずしも資格は取得しなくて良いということです。しかし、資格を取得することでスキルアップにつながり、また企業からの評価も良くなるでしょう。

画像処理エンジニア検定

画像処理エンジニア検定は画像情報教育振興協会(略称CG-ARTS協会)が実施する民間資格です。画像処理技術を使った開発、設計のスキルを問う内容です。エンジニア向けの資格ですが、CGデザイナーにとっても有効です。レベルはベーシックとエキスパートの2段階になっています。

CGクリエイター検定

CGクリエイター検定はCG制作や映像制作のスキルを問う民間資格です。CGを活用することのある、映画業界、ゲーム業界、アニメーション業界、テレビ業界など幅広い業界の人を対象にしていますCGデザイナーにとっても当然役立つスキルが身に付きます。レベルはベーシックとエキスパートの2種類に分かれています。

色彩検定

色彩検定は色に関する知識とスキルを問う内容です。公益社団法人色彩検定協会が主催しています。レベルは、3級、2級、1級、UC級に分かれています。ファッション業界などの人が取得するケースが多いですが、CGクリエイターにとっても色彩感覚は重要なので役立つ資格です。

Photoshopクリエイター能力認定試験

Photoshopクリエイター能力認定試験はデザインソフトの王道であるPhotoshopに関する知識、スキルを問う資格試験です。CGデザイナーを含むデザイナーにとって王道資格で、CGデザイナーにとっても役立ちます。レベルはスタンダードとエキスパートの2種類に分かれています。

関連記事:Photoshop資格「Photoshop®クリエイター能力認定試験」とは?

Illustratorクリエイター能力認定試験

Illustratorクリエイター能力認定試験は、Photoshop同様にデザインソフトの王道であるIllustratorの知識、スキルを問う資格試験です。レベルはスタンダードとエキスパートの2種類に分かれています。

CGデザイナーの活躍の場

CGというと映画やアニメなどの映像作品を思い浮かべるかもしれませんが、活用されている業界は非常に多く、さまざまな場面で需要のある仕事といえます。ここではCGデザイナーが活躍している代表的な業界について説明します。

ゲーム業界

ゲーム業界はCGデザイナーにとって主戦場と言えるでしょう。魅力的なキャラクターデザイン、操作性の高いアニメーション、世界観を損なわない背景グラフィックなど、CGデザイナー自身の創造力とスキルを発揮できる魅力的な業界です。有名なゲームに携わることができれば、高い収入を得ることもできるでしょう。

映画/アニメ業界

映画やアニメ業界もCGとは深い関係があります。現在ではフルCGの作品が登場しており、人気作品が続出しています。映画作品においてCGは古くから活用されてきた歴史があり、実在の映像とCGを組み合わせた演出作品も多数あります。

広告業界

CMや雑誌、Webサイトなどに掲載される広告制作の業界でもCGデザイナーは活躍しています。フルCGで制作してしまうとコストがかかるため、背景は現実のものを撮影して、メインとなる物体のみCGで表現するという手法が取られることもあります。

製品の魅力を引き出すため広告を制作するには、これまでに見たことがないインパクトのある映像でアピールすることが重要です。そのためにCGデザイナーは欠かせない仕事になります。また、広告制作においてはディレクターなどのさまざまな立場の人間が関わることになりますので、ほかの職種との連携も重要な要素です。

制作企業

CGデザインを専門に行っている制作企業でもCGデザイナーは活躍しています。CGデザインといっても企業によって得意分野は異なり、サイエンスに強い会社やVR・ARに強い会社、アニメーションに強い企業などさまざまです。またCGデザインの制作だけでなく、企画やディレクションに携われる企業もあります。

VR/AR

VR/AR業界はこれから伸びていく可能性の高い業界ですが、ここでもCGデザイナーは活躍しています。VR/ARにはCGが欠かせないからです。拡張現実や仮想現実はCGで作られています。ただしCGの技術だけではVR/ARは作れないので、CG以外のスキルもあるとより活躍の場が広がるという例です。

科学領域

科学領域でもCGクリエイターの活躍の場があります。科学で直接CGを使うというよりは、科学をCGで表現します。そうすることで、CGを通して多くの人が科学を理解できるようになります。異なる分野の融合と言えるでしょう。

CGデザイナーのやりがい

CGデザイナーのやりがいはなんといっても、社会に影響を及ぼすようなゲーム作品・広告作品の顔ともいえるビジュアル部分を、自分の手で作り上げることができるということでしょう。

デザイナーはクライアントワークですので、自分が好きなものを作ればいいというわけでなく、クライアント担当のニーズを拾い上げ、叶えられるような形にする必要があります。クライアントとのやり取りがときに仕事をやるうえで困難になることもあるでしょう。

しかし、こうしたチーム作業を乗り越えて共同作業を完成させることでチームとしての一体感が生まれるということも、CGデザイナーのやりがいのひとつといえます。

また、ゲーム作品や映画作品などでは、完成した作品のスタッフロールに自分の名前が載る場合があります。これを楽しみに日々の仕事のモチベーションとされているかたも一定数おられるようです。

CGデザイナーの将来性

VR(仮想現実)やAR(拡張現実)を活用したコンテンツの普及にともない、CGデザイナーの需要は高まっていくことが予想され、仕事の幅も広がっていくでしょう。そのためCGデザイナーの将来性を心配する必要はないのかもしれません。

しかし、CGデザインの技術は進化していきますし、CGデザイナーとして求められるスキル水準も上昇傾向です。今後もCGデザイン制作におけるモデラーやリガーアニメーターなどのコアスキルを高めていく努力が必要でしょう。CGデザインが技術の進歩によりもたらされたものだと考えると、そのような進歩についていける人材であれば、今後も活躍できることが予想されます。

また、デッサンや絵画など、CGデザインの技術を直接学んだわけでない美大出身者などが、CGデザイナーとして活躍している例もあります。そのような人材は、ベースとして高度なデザインスキルを持っていることが多く、CGデザインのスキルを身につけて業界に参入されると、CGデザイナー同士の競争も激しくなっていくでしょう。

さらに、簡易にCGデザインを制作できるツールなどの登場により、誰でも簡単にCGデザインが制作できるようになる時代が訪れれば、プロのCGデザイナーとして明確な差別化も必要となるでしょう。

関連記事:CGデザイナーの将来性は?需要や仕事内容を詳しく解説

CGデザイナーの平均年収

レバテックの調査によると、CGデザイナーの平均年収は約330万円〜350万円程度のようです。CGデザイナーとしての技術レベルにより年収は異なり、高いスキルを持つフリーランスのCGデザイナーですと、600万円〜720万円の年収も見込めます。

CGデザイナーの求人例

こちらではレバテックキャリアに実際登録されているCGデザイナーの求人例をご紹介します。

ゲーム関連の映像制作/CG映像制作

【想定年収】
500~600万円

【業務内容】
・コンシューマーゲームおよびスマートフォンアプリのムービーシーンやカット制作
・各種映像案件に応じた絵コンテ、Vコンテの作成、および内容の提案
・必要に応じて、社内スタッフや外注スタッフのクオリティチェック、スケジュール管理
など

【求められるスキル・経験】
・AfterEffectsなどを使用した動画コンポジット経験のある方
・Final Cut Pro、Premiere Proなどを使用した動画編集の経験のある方
・Vコンや絵コンテを作成して、映像の提案ができる方
・ゲーム中のカットシーンやビデオコンテ、プロモーション用映像など幅広い映像制作に対して興味を持って取り組める方
・アニメやゲームだけではなく、実写映画やドラマなど幅広いジャンルの映像コンテンツに興味のある方
・明るくさまざまな職種の人と協調して制作を進行できる方
・新しいソフトウェアやCG技術を学ぶ熱意がある方
・自分の考えをわかりやすく説明し、対話できる方

ソーシャルゲームの設計・開発・実装・申請・運用

【想定年収】
600~1,200万円

【業務内容】
・シェーダーなどルック部分の実装
・グラフィック仕様の検証
・開発環境やワークフローの構築/改善
・DCCツールのプラグイン作成
・ゲームエンジンのカスタマイズツールの作成
・ゲームエンジン内のアートアセットの管理
・その他エンジニア/デザイナー間の橋渡し業務

【求められるスキル・経験】
・シェーダーの開発経験
・Unityでのゲーム制作経験
・Maya/PhotoshopなどのDCCツールでのアセット制作経験およびツール開発経験
<マインド>
・コミュニケーションが円滑に取れる方

CGデザイナーに関するよくある質問

CGデザイナーに関するよくある質問と回答を紹介します。

Q1. CGデザイナーになるにはどうすればいいですか?

まずは企業が求める仕事ができるように、自身のスキルを高めるべきです。CGデザイナーを募集する多くの企業は即戦力として活躍できる人材を求めています。未経験可と記載がある企業も少なくはないのですが、それでもその求人に応募するライバルがスキルを持っていた場合、そちらに内定は取られてしまうことでしょう。

同じポジションを狙っているライバルが転職市場には存在することを意識し、即戦力として活躍できるスキルを持つ、魅力的なポートフォリオを作ることを怠らないようにしましょう。

Q2. CGデザイナーになるのに必須な勉強はありますか?

CGデザイナーになるために、特定の学校を卒業しなければいけないとか、資格の取得が必要であるとかといったことはありません。もちろんこれらの要素は選考をするにあたってプラスになる要素ではありますが、あくまで参考程度と捉えられると理解しておきましょう。

企業が重視するのは、自社において必要な仕事をこなせる能力がその求職者にあるかどうかです。このため、勉強するにしても、自分がどのようなCGデザイナーになりたいのか、どのような企業でどんな仕事をしたいのかをしっかりイメージし、身につけるべきスキルを決めていく必要があります。

Q3. 未経験でもCGデザイナーになれますか?

未経験でもCGデザイナーになることは可能です。しかし、未経験可となっている求人でも、その求人には多くの経験者が応募してくる可能性があることを念頭においておきましょう。未経験からCGデザイナーの求人に応募するのであれば、経験者にも負けない高度なスキルを独学やスクール通学により身につける必要があると考えたほうがよいでしょう。

幸い、CGデザイナーの選考では、職務経歴書という職歴をメインにアピールする書類のほかにも、ポートフォリオという自身のCGデザイナーとしてのスキルをアピールするための書類も使用することができます。これをうまく活用し、未経験であっても経験者と比較してそつのない仕事ができると評価されれば、未経験であってもCGデザイナーの職に就くことは十分可能です。

まとめ

CGデザイナーに必要なスキルは、スクールや専門学校や大学、デザイン会社、独学などで身に付けることができます。どのような場所で学ぶにしても、自分で積極的に学習していく必要があります。CGデザイナーに求められるスキルとして、デッサン力、美的センス、色彩力、CGツールを使いこなすスキルなどが挙げられます。

スキルを身に付けたら、ポートフォリオを作成することが重要です。ポートフォリオを作成することで、転職活動時などにアピールできます。また自分自身のスキルアップにもつながるでしょう。

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この記事の監修

レバテックキャリア編集部

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