未経験でグラフィックデザイナーになるには?求められるスキル

最終更新日:2024年1月26日

グラフィックデザイナーは、グラフィックソフトを使って広告やポスター、ゲームなどのグラフィックデザインを行います。顧客からの要望に従いデザインを提案するため、グラフィック作成スキルに加え、豊富なアイデアや発想力、提案力や理解力が求められます。

グラフィックデザイナーになるには特別な資格は必要ないため、未経験からでも目指せます。
そこで、グラフィックデザイナーの仕事内容や求められるスキル、役立つ資格、未経験からグラフィックデザイナーになるための方法を解説します。

グラフィックデザイナーになるために必要な情報をまとめたので、ぜひ参考にしてください。

この記事のまとめ

  • グラフィックデザイナーになるには特別な資格は必要ないが、デザインスキルに加えて柔軟な発想力や根気といった社会性も大切である
  • グラフィックデザイナーは未経験からでも目指しやすい職業の一方で、デザイン未経験者はまずアシスタントやアルバイト、副業から実績を持つことが重要
  • 求められるスキルはデザイン能力に加えてコミュニケーション能力や情報収集力、粘り強さなど多岐にわたる

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未経験からグラフィックデザイナーを目指せる?

グラフィックデザイナーとは雑誌の表紙、書籍の想定や商品パッケージ、ポスターやカタログなどの広告デザインを手掛ける職種です。特別な資格は必要なく、グラフィックデザインに使用するツールとデザインの効果・技術などがあれば誰でもなれます

そのため、未経験でも目指しやすい門戸が開かれた職業といえるでしょう。

未経験の場合は実績と経験がないため、デザイナーの履歴書ともいわれるポートフォリオを充実させる必要があります。必要であれば関連資格を取得し、「知識と能力を身につけている証明」も大切です。

未経験からグラフィックデザイナーになるには

グラフィックデザイナーになる方法は、美術系の大学や短大・グラフィックデザインの専門学校などへ進学し、グラフィックデザインの基礎を学習するのが一般的です。そこで、基礎的なデザインスキルとソフトウェアの操作スキルを習得していきます。グラフィックデザイナーに求められるスキルを習得した上で、転職活動を行う流れになるでしょう。

また、美術系の大学や短大・グラフィックデザインの専門学校へは進学せず、独学で書籍や動画サイトなどで知識と技術を身につける方法もあります。グラフィックデザイナーの採用は実務経験者のほうが評価される傾向にあるため、独学でスキルを習得した上でアルバイトやクラウドソーシングで実務経験を積んでから転職活動を行うのも一つの手段です。それぞれの方法についてより詳しく説明するので、一つずつ見ていきましょう。

スクールに通って専門知識を深め技術を磨く

グラフィックデザイナーを目指す人を対象としたスクールを活用する方法です。スクールでは、色彩設計スキルやイラストレーションスキル、フォントデザインスキル、グラフィックソフトを扱うスキルなど、グラフィックデザイナーに求められるスキルを総合的に学べます。学習期間はスクールにもよりますが、半年〜1年程度が多いようです。

書籍や動画サイトなどで独学する

書籍や動画サイトなどを活用して学習する方法です。グラフィックデザイナーに求められる知識やグラフィックソフトを扱うスキルの習得に活用できます。一方、デザインスキルを向上させるには第三者からのフィードバックを通して客観的な意見を取り入れることが重要であるため、0からデザインスキルを習得する方法としては現実的ではないでしょう。

未経験可の企業に応募する

未経験可の条件で求人を出している企業へ応募すれば、実務経験がなくても採用される可能性は高まります。このような企業では、入社後にスキルアップするための支援や教育体制が整っていることが多いので、仕事をしながらグラフィックデザイナーのスキルを高められるでしょう。
ただし未経験可の企業には、多くの応募者が殺到することがあります。そのため実務経験がなくても、ポートフォリオを用意したり資格を取得しておくなどの対策があれば、採用されやすくなります。

独学の場合はアシスタントから経験を積む

ある程度、独学が進んだらアシスタントとして採用してくれる会社へ就職し、上司や先輩からのフィードバックを受けながら実務経験を積む方法もおすすめです。アシスタントとして実務を経験することで、書籍や動画サイトでは学べなかった実務に求められる知識やスキルを身につけられるでしょう。

グラフィックデザイナーの面接ポイント

グラフィックデザイナーの面接ポイント


グラフィックデザイナーの面接では学歴が重視されることは少ないです。それ以上に企業のコンセプトと本人のやりたいことが合致しているか、クライアントの要望に答えられるような柔軟な考えを持っているかが重視されます。
グラフィックデザイナーの面接で問われるポイントについて見ていきましょう。

関連記事:グラフィックデザイナーの志望動機の伝わる書き方とは - 例文あり

デザイン経験がある場合

デザイン経験がある場合、学校や講座などで制作した作品の提示を求められます。あらかじめ面接を受ける企業がどのような仕事をしているのか調べておき、意向にあった作品をまとめてポートフォリオを作っておきましょう。

例えばスマホゲームデザイン制作会社に紙媒体のフライヤーやチラシの制作物を提出しても、面接官にあまり刺さりません。面接企業を理解しているかどうかの判断材料にもなるため、ポートフォリオは精査して作成することをおすすめします。

デザイン未経験の場合

デザイン未経験の場合でも、自分なりに制作した作品をまとめたポートフォリオを提出するのは大切です。どのくらいの時間がかかったか、何のツールを使用しコンセプトをどう設定したのかなど、簡潔に説明できるようにしましょう。

また、グラフィックデザイナーとは覚えることも多く非常に複雑な仕事です。なぜこの仕事がやりたいのか「動機」部分を問われることが多いため、具体的に説明できるとよいでしょう。

グラフィックデザイナー中途採用の場合

実務経験者・中途採用の場合も、ポートフォリオは欠かせません。過去経験した案件の制作物をまとめ、応募先企業に合わせた作品を持って行くことがおすすめです。

また、「なぜ転職するのか」は問われやすいポイントのひとつです。これまでの経歴を含む志望動機を分かりやすく説明できるようにし、応募先企業に入りたい熱意を伝えるとよいでしょう。中途採用の面接では、企業側はデザイン技能が高いかどうかよりも本人の仕事のやり方・方向性と合致するかを注視する傾向にあるため、キャリアパスや将来のビジョンを簡潔に伝えることをおすすめします。

そもそもグラフィックデザイナーとは

グラフィックデザイナーとは、ポスターや商品パッケージ、看板、雑誌の表紙などの印刷物や、Webメディアやゲーム、映画などのグラフィックデザインを行う職種です。顧客の要望やニーズに応じたデザインの企画や制作を担当するのがグラフィックデザイナーの主な役割です。
仕事は一人で進めていくこともありますが、広告や宣伝の仕事になると、写真やイラスト、文章などの制作メンバーとチームを組んで仕事を進めていくこともあります。チームで制作を進める場合、グラフィックデザイナーがディレクターの役割も担って仕事を進めるケースも少なくありません。

グラフィックデザイナーの仕事内容

グラフィックデザイナーの仕事は、主に「顧客との打ち合わせ」「制作」「修正・入稿・納品」の流れで進めます。

顧客との打ち合わせ

顧客と打ち合わせを行い、制作物の方向性をすり合わせます。具体的には、ターゲットとなるユーザー層とその特徴、制作物のイメージ、訴求したいメッセージ、納品物、スケジュール、予算などを決定していきます。

制作

打ち合わせで詰めた方向性に従って制作を進めていきます。制作では、ラフデザイン(大まかなデザイン案)を数パターン作り、顧客のフィードバックをもとに修正しながら品質を上げていきます。そして、ラフデザインの合意をもって納品物の制作に入ります。

修正・入稿・納品

制作したグラフィックを顧客に送り、要望に従ってフォントや配置などを修正します。厳しい納期の中、顧客が納得するまでミリ単位の細かい修正を繰り返すケースもあり、忍耐力の求められる作業です。納品物が書籍やポスターなどの場合は、顧客によるデザイン確認が終わってから印刷会社にデータを提出し、最終的な仕上がりを確認してから最終納品します。

Webデザイナーとの違い

グラフィックデザイナーとよく比較されるのが、Webデザイナーです。グラフィックデザイナーが主に紙媒体のデザインを手掛ける仕事であることに対して、WebデザイナーはWebサイトのデザインが主な仕事です。どちらもPhotoshop®とIllustrator®の2つのグラフィックソフトを使ってデザインを制作することは共通です。

しかし、Webデザイナーの場合、デザインだけでなくHTMLやCSSを記述するコーディングという仕事も兼務する場合があります。これはWebサイトを制作するための必須の工程であり、デザインとは別の専門的な知識とスキルが求められます。

実際のWebデザイナーではグラフィックデザイナーのような「カタログを制作して欲しい」といった紙媒体へのデザインを求められることも多いです。同様にグラフィックデザイナーにもデザインスキル以外の知識は必要であり、Webデザインの知識を身につけておくと周りとの差別化が測れるでしょう。

グラフィックデザイナーを目指すのに必要なスキル

グラフィックデザイナーになるには様々なスキルが必要になります。具体的には以下のようなスキルが挙げられます。

  • ・デザイン能力

    ・グラフィックソフトを扱うスキル

    ・色彩能力

    ・発信力

    ・コミュニケーションスキル

    ・ヒアリングスキル

    ・Webマーケティングスキル

    ・プレゼンテーションスキル

    ・論理的思考力

    ・クライアント目線での思考力

    ・粘り強さ

    ・好奇心

    ・情報収集力

項目だけ見ると求められるスキルが多いと感じる方がいるかもしれません。どれも重要なスキルであり、着実に身につけるとよいでしょう。一つずつチェックしていきます。

関連記事:グラフィックデザイナーの仕事内容|必要スキルや活躍の場も解説

デザイン能力

デザイン能力はグラフィックデザイナーのコアとなるスキルです。センスや感性が必要と思われがちですが、デザイン能力は経験や知識を得ることで磨けるスキルです。グラフィックデザイナーは、クライアントが希望するデザインを制作する仕事になります。個人のセンスや感性に頼るのではなく、目的や意図をくみ取ったデザイン能力を高めることが重要です。

グラフィックソフトを扱うスキル

グラフィック制作では、グラフィックソフトを使うのが一般的です。また、納品形態も電子ファイルであるケースが多く、グラフィックデザイナーの仕事にはグラフィックソフトが欠かせません。グラフィックソフトのグローバルスタンダードであるアドビシステムズ社のPhotoshop® やIllustrator®、InDesign®などのソフトを扱うスキルはほぼ必須であるといえます。

色彩能力

色彩能力はグラフィックデザイナーに限らず一般的なデザイナーに求められる能力です。デザイン制作物の多くは様々な色を使って作られています。広告媒体であれば人の目につきやすい配色を使用する、企業のコンセプトに合わせた色を効果的に使うといった、色に関する能力は知識を伴います。美しく適切なグラフィックデザインの制作には色彩能力が必要不可欠です。

発信力

グラフィックデザイナーは自分が制作したデザインの意図や目的をクライアントに伝えるための発信力も欠かせません。プレゼンテーションや打ち合わせの場面で、なぜそのようなデザインにしたのか、そのデザインの良さは何なのかなどクライアントにわかりやすく説明することもグラフィックデザイナーの重要な仕事だからです。

コミュニケーションスキル

グラフィックデザイナーはクライアントをはじめ、アートディレクターやチームメンバーなどの多くの人とコミュニケーションを取りながら仕事を進めていきます。そのため、制作を進めるにあたって必要最低限のコミュニケーションスキルが求められます。

チームリーダーなどの役職になれば、より高いコミュニケーションスキルが必要になるため、早い段階で身につけておくと良いでしょう。

近年では対面のコミュニケーションだけではなく、チャットツールを使用した連絡も一般的になってきました。そのため、テキストコミュニケーションのスキルも身につけておいて損はありません。

ヒアリングスキル

グラフィックデザインの制作時には、先述したようにクライアントやほかのデザイナーとのコミュニケーションが頻繁に発生します。そのため相手が言おうとしていることを適切に聞き取るヒアリングスキルや、スムーズに意思疎通できるコミュニケーションスキルが高い人は、グラフィックデザイナーに向いています。

Webマーケティングスキル

ユーザーの集客や商品・サービスへの購入促進につなげるWebマーケティングスキルは、インターネットの普及によって重要性が高まっています。グラフィックデザイナーになるにあたって、Webマーケティングスキルを身につけておいて損はありません。Web系の制作会社などへの就職に有利に働くでしょう。

プレゼンテーションスキル

グラフィックデザイナーになると、自分が制作したデザインの意図や表現内容などを説明するケースもあります。制作したデザインについて正しい情報を説明できないと、クライアントやメンバーに誤解を与えてしまう可能性も否めません。そのようなことにならないためにも、具体的かつ論理的に説明できるプレゼンテーションスキルは必要なスキルです。

論理的思考力

グラフィックデザイナーには論理的思考力が必要です。この論理的思考力とは、クライアントのニーズを丁寧にくみ取り、デザインに求められる情報を論理的に整理して表現するために必要なスキルです。想像力とは対極的なスキルですが、論理的思考力の有無はほかのグラフィックデザイナーとの差別化にもつながります。

クライアント目線での思考力

クライアント目線で思考できることもグラフィックデザイナーには欠かせません。クライアント目線で制作物を捉えられなければ、グラフィックデザイナーとしての仕事にはならないかもしれません。一人よがりのデザインではなく、クライアントの課題と目標を適切に捉えて、デザイナーとして自分はどのように貢献するか思考できるスキルが必要不可欠なのです。

粘り強さ

グラフィックデザインの制作は、常に順調に進むわけではありません。案件によっては、なかなかクライアントからOKをもらえず、修正が続くこともあります。そのような場合であっても、根気よく完成まで責任を持って取り組めることも、グラフィックデザイナーに必要な資質です。

好奇心

グラフィックデザイナーは最新の表現方法や目新しい提案などが求められる職種です。こういった情報をしっかりキャッチできる好奇心旺盛な人はグラフィックデザイナーに向いています。スキルとして身につけるのは難しいかもしれませんが、新しいことにチャレンジしていく気持ちを持つ必要があるでしょう。

情報収集力

好奇心と付随して、グラフィックデザインの最新技術やトレンド、世の中の流れといった情報を収集するスキルも必要です。情報収集の方法としてはインターネットやSNS、同業や異業者の方へのヒアリング、書籍など多岐にわたります。業務や内容に合わせた情報収集力を身につけておくと、グラフィックデザイナーとして仕事の幅が広がり、スキルアップにも繋がるでしょう。

グラフィックデザイナーの仕事で役立つ資格

グラフィックデザイナーの仕事に必須の資格はありませんが、業務に必要な知識やスキルを効率的に高めるために、役に立つ資格はいくつかあります。これから具体的な資格について紹介します。

関連記事:グラフィックデザイナーにおすすめの資格は?効果的な勉強法も

アドビ認定プロフェッショナル

アドビ認定プロフェッショナルはアドビ製品の利用スキルを証明する資格です。アドビ社のAdobe Creative Cloud 2020/2021/2022に対応する資格試験となっています。試験科目は「Photoshop®」「Illustrator®」「Premiere Pro®」の3つあり、実際のアプリケーションを使って操作問題の解答を行う形式です。試験問題は前半が選択問題セクション、後半が操作問題セクションと分かれて出題されます。

取得するメリットには、デザインや画像作成の基本スキルが身につく、製品を使用する際の作業効率がアップするなどが挙げられます。また、国際資格のため海外でも資格を生かせるのが利点です。

Photoshop®クリエイター能力認定試験

Photoshop®クリエイター能力認定試験とは、サーティファイ社が開催する認定試験で、Photoshop®の操作方法を認定する資格です。知識問題だけでなく、実際にソフトウェアを使った実技問題も出題されるため、アドビ認定プロフェッショナルより実践的な試験といえるでしょう。試験は、基礎的なスキルを問われるスタンダードと、より高度なスキルを問われるエキスパートの2種類があります。合格率は、どちらも70%程度となっています。

Illustrator®クリエイター能力認定試験

Illustrator®クリエイター能力認定試験とは、サーティファイ社が開催する認定試験で、Illustrator®の操作方法を認定する資格です。知識問題と実技問題が出題される点や、スタンダードとエキスパートの2種類がある点など、Photoshop®クリエイター能力認定試験をIllustrator®向けにした資格ととらえて問題ないでしょう。

DTPエキスパート認証試験

DTPとはパソコン上でデータを制作することを指し、グラフィックデザイナーにとってDTPデザインは基本的な能力です。DTPエキスパート認証試験とは、日本印刷技術協会(JAGAT)が主催する資格で、印刷技術や情報システム、色彩などに関する知識が問われます。学科試験のほか、与えられた期間内に課題を提出する実技試験が実施されます。出版物の制作に必要な知識を習得できるため、学習教材としても活躍するでしょう。合格率は40%〜50%程度です。

グラフィックデザイナーの主な就職先

グラフィックデザイナーの主な就職先は、
 

  • ・広告代理店や広告制作会社

    ・企業のインハウスデザイナー

    ・フリーランス


などです。

広告代理店や広告制作会社で働く場合、さまざまなクライアント企業のグラフィックデザインを手掛けることになります。複数のデザイナーやほかの職種のスタッフと協力して仕事を進めることもあり、コミュニケーション能力が求められます。紙媒体に限らずテレビやCM、新聞など様々なメディアのデザイン制作に携わる機会も得られるでしょう。

インハウスデザイナーとは、企業の広告宣伝部などに所属するデザイナーのことです。自社商品のデザインや広告制作が主な仕事です。自分のグラフィックデザイナーとしてのスキルが、自社の売上に直接影響することもある重要な仕事です。

またどこの企業にも属さずフリーランスとして働くグラフィックデザイナーもいます。グラフィックデザイン以外にも営業や経理などの多くのことを自分でやる必要がありますが、自分のペースで仕事を進められるのが魅力的です。しかしフリーランスは収入面では不安定で勤務時間も決められていないため、徹底した自己管理が求められます。

グラフィックデザイナーの平均年収

厚生労働省が公開している「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、デザイナー職の月額給与の平均は約28万円、年間賞与の平均が約62万円となっています。55〜59歳の年代では、経験年数の増加とともに平均給与額が上がる傾向にありますが、60〜64歳の年代では、35〜39歳の年代の水準程度まで平均給与額が低下していることが読み取れます。

年収としての平均はおよそ449万円で、全職業の平均年収よりは比較的高い傾向です。報酬は仕事内容やスキルによって大きく差が出るため、より高収入を望む場合は働き方を工夫したりスキルアップを目指す、キャリアパスによって収入を増やす努力が必要になります。

グラフィックデザイナーに関するよくある質問

グラフィックデザイナーは未経験でも目指せる仕事であり、センスやデザイン技術だけでなく仕事をする上でのコミュニケーション能力や理論的思考といった社会性も必要不可欠です。よくある質問をまとめ、回答する形で本記事をまとめます。

Q1. グラフィックデザイナーにはどんな人が向いているの?

デザイン業は根底にデザインに対する興味と好奇心が欠かせません。デザインが好きで、なおかつ抽象的なアイデアを具体化できるデザイン力や柔軟な発想力を持っていること、また個性だけでなくクライアントの意向にそったデザインを生み出せる人が向いています。

Q2. グラフィックデザイナーの目指し方は?

グラフィックデザイナーには特別な資格は必要なく、デザイン技術と知識があれば目指すことができます。デザイン関連の大学や専門学校でグラフィックデザインの知識と技術の基本を学び、就職する方法が一般的です。
独学でもグラフィックデザイナーになれますが、デザイン未経験者はアルバイトやアシスタント、副業から始めて実績を積み、専業へと移行する方法だとリスクが少ないでしょう。

Q3. グラフィックデザイナーの平均年収はいくら?

平均はおよそ449万円です。ただしグラフィックデザイナーは働き方とスキルによって報酬の差が大きく、技量次第ではより高収入も目指せます

まとめ

グラフィックデザイナーとはPhotoshop®やIllustrator®などのソフトウェアの操作方法に加えて、レイアウトや色彩の能力、コミュニケーションスキル、Webマーケティングスキルなど、多岐にわたるスキルを求められる難しい仕事です。
しかしクライアントのニーズに応えつつ、自由な発想を活かせる魅力的な仕事でもあります。未経験者が独学で目指すのは難しいかもしれませんが、資格の取得でスキルを伸ばし、まずはアシスタントから始めることで、着実にグラフィックデザイナーとしてのキャリアを切り開けるでしょう。

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この記事の監修

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