受託開発と自社開発はどちらが良いの?つらいだけではない受託開発|やりがいや転職情報をご紹介

最終更新日:2022年1月5日

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受託開発と検索すると「つらい」というワードがサジェストされることがあります。また、受託開発というと、「クライアントに振り回されて大変そう…」と思われがちです。しかし、つらいと思うかどうかは個人的な感覚によるところが大きく、「受託開発=つらい」というわけではありません。多くのエンジニアが受託開発の仕事に魅力を感じ、やりがいをもって働いています。本記事では受託開発と自社開発を比較し、受託開発のメリット・デメリットについて詳しく解説します。転職情報についても紹介しているので、あわせて参考にしてください。

1.自社開発に比べ、受託開発はつらいのか?

受託開発はその名の通り、クライアントからの注文を受けてプロジェクトがスタートします。全てはクライアントありきです。一方で、自社開発であれば自分達でプロダクトを企画・開発します。

「受託開発の現場はクライアントに振り回されて大変そう」「自社開発の方が自由にできて楽そう」というイメージがあるかもしれません。しかし、これはあくまでもアバウトなイメージで、誤解も含んでいるでしょう。

確かに自社開発では自由な発想で企画できますが、自由だからこそ判断が難しい側面もあります。一方、受託開発ではクライアントと共に成長できるなど、受託開発ならではのやりがいもあります。

自社開発だから仕事が楽だというわけではありませんし、受託開発だからきついというわけでもありません。それぞれにメリット・デメリットがあります。転職を考える場合には、受託開発と自社開発のどちらが自分に向いているかを見極めることが重要です。

2. 受託開発現場がつらいと思われがちな4つの理由と現実

続いて、一般的に受託開発現場が「つらい・きつい」と思われがちな4つの理由とその現実について紹介します。

明確な納期

受託開発には当然ながら納期がついてまわります。クライアントはシステム納入後のスケジュールまで調整して納期を決めるので、基本的に動かすことはできません。このように、絶対的な納期があるため、受託開発の現場はつらいと感じられることがあります。実際、プロジェクトによっては「後半絶対に苦しくなるな…」という現場も存在します。

一方で、納期はデメリットばかりではありません。納期があるからこそ現実的な落としどころを見つけ顧客と調整するという交渉・調整スキルがついたり、納期に向かってチームが団結できたり、業務の効率化が図れるというメリットもあります。

自社開発の場合、状況によっては納期を動かすという判断をすることもあります。しかし納期を動かすということは、自社の利益に対し機会損失を生むことになるため、絶対に成功させなければならないというプレッシャーも大きくなります。これは、場合によっては厳しい状況だと言えるでしょう。このように「納期が明確=つらい」とは一概に言えません。

クライアントとの関係

クライアントからの急な設計変更や無茶な要求などによって、プロジェクトに混乱を招くことがあります。発注側と受注側という主従関係が強い場合、断れない状況に陥ることもあり、クライアントとの関係性によっては、受託開発がつらいと思う原因のひとつになることがあります。

一方で、無茶な要求を毅然として断る企業も増えています。現場が混乱し、スタッフが疲弊してしまうため、長い目で見ると大きなデメリットとなり得るからです。

また、クライアントとWIN-WINの関係を構築している企業であれば、そもそも無茶な要求が発生しづらく、「クライアントとの関係性でつらい」とはなりにくいものです。むしろ、クライアントがいるからやりがいを感じるケースや現場も数多くあります。

クリエイティブではないという誤解

確かに受託開発では顧客の要望にしたがって開発内容が決まります。そのため、自社開発と比較して「クリエイティブではない」「仕事をやらされている」と思われることがあります。

実際には、クライアントが抱える課題を見つけ出すには想像力が必要ですし、予算や期限といった制約があるなかでソリューションを提供するのは、創造性の高い仕事と言えます。このように、受託開発はクリエイティブな作業です。

一方、自社開発の現場では自由な発想で自由にサービスを生み出しているというイメージをもつ人もいるでしょう。しかし、何もかも自由なわけではありません。事前のリサーチ結果など、ある程度の制約のなかでプロジェクトが進行します。「自社開発=クリエイティブ」「受託開発=クリエイティブではない」といった単純な話ではありません。

IT企業【業界?】のゼネコン構造

受託開発では上流工程を元請けが担当し、プログラミングやテストなどは2次請け・3次請けへと依頼することが少なくありません。

下流工程では儲けが多くない割に忙しい現場もあり、確かにきついプロジェクトと言えそうです。ただし、これは業界の構造の問題であって、受託開発そのものがきついわけでは無い点に注意しましょう。

また、下流の工程がつらいことばかりかと言うと必ずしもそうとは言い切れません。技術を身につけることができるのは、プログラミングを担当する下流工程のエンジニアならではのメリットです。仕事をつらいと感じるかどうかはキャリアパスをどう考えるかにかかっています。

3. 受託開発ならではのメリットとは

つらいというイメージのある受託開発ですが、実際には様々な面でやりがいを感じることができます。本章では受託開発だからこそ得られるメリットについて解説します。

クライアントとの直接的なやりとり

プロジェクトが無事に完了し、システムが想定通りに可動すると、クライアントから「便利になったよ、ありがとう」などと直接に声を掛けられることがあります。また、開発したシステムが使われる現場を自分の目で確かめることも可能です。これらはエンジニアとしてやりがいを感じるシーンのひとつと言えるでしょう。

一方、自社開発の場合、不特定多数のユーザーを相手にしているケースが多く、直接的に感謝されることはほぼありません。また、実際の使用感などを直接知ることは困難です。

様々な案件に携わることで技術の幅が広がる

技術の幅が広がりやすいことも受託開発を請け負うエンジニアならではのメリットといえます。

受託開発では、クライアントの要望に応じ、様々な言語や環境でシステムの開発をします。業種によっては、バーコードリーダー付きの端末やポータブルのラベルプリンタなどの専用機器を使うことも少なくありません。

多くの技術に触れるチャンスは、エンジニアとしてのスキルアップに直結します。また、そこで得た知識・経験が次のプロジェクトで活きるケースも多いものです。

会社の経営は安定しやすい

受託開発では、仕事に対してある程度の売り上げを見込むことができます。また、売り上げが立つ時期もはっきりしているため、会社の経営が安定しやすいこともポイントです。

一方、自社開発では開発が必ずしも収益に結びつくわけではありません。サービスを提供したものの、誰も利用しないケースもあるからです。規模の小さな企業であれば、存続を左右しかねません。

このように、会社の経営が安定しやすいことは、受託開発を手掛けている会社ならではのメリットですし、そこで働くエンジニアにとっても大きなメリットと言えます。

プロダクトとともに成長できる

そもそも、システムを開発して仕事が終わりになるケースはまれです。多くの場合、システムのリリース後に運用・保守業務を請け負うことになります。

システムが使われる現場を間近で見ていると「画面の構成を変えた方が現場の人は理解しやすい」あるいは「専用の端末を導入した方が仕事がスムーズになる」といった新たな課題に気付くことが多くあります。それら課題を改修するケースが発生することもあります。

このように「これまでなかった新たな視点でシステムを見られるようになる」ことや「新たな技術に触れられる」ことなどは、エンジニアにとって得難い経験です。

受託開発のエンジニアは顧客と共にプロダクトを成長させつつ、自身も共に成長していくことになります。これは受託開発ならではの大きな喜びのひとつです。

4. 受託開発している企業を目指す上で大切な要素とアピールポイント

ここまで見てきた通り、受託開発はつらい職場ではなく、多くの魅力を持っています。続いては、受託開発を請け負っている会社への転職希望者に向けて、アピールすべきポイントを紹介します。

マネジメント能力

明確な納期がある受託開発の現場では、マネジメント能力は大切な要素のひとつです。マネジメント経験がある場合は、職務経歴書や面接で積極的にアピールしましょう。

なお、複数のスタッフをマネジメントした経験が無くても、自分自身はマネジメントしているはずです。納期を守るための自分なりの工夫などはアピールにつながる可能性があるため、転職活動前に見直しておくことをおすすめします。

幅広い知識

受託開発の現場では思わぬ知識・経験が役立つこともあります。例えば、物流系のシステムを開発する場合、物流に関する知識を持っていること、業務内容を理解していることは大きなアドバンテージになり得ます。

受託開発の現場では、様々なクライアントの様々な課題を解決しなくてはなりません。そのため、ITだけでない幅広い知識・経験が評価の対象となります。

転職活動を始める前に、これまでの経験をしっかりと棚卸し、整理しておきましょう。また職務経歴書はヌケ・モレなく記載することも大切です。思わぬ経験が思わぬ所で活きる可能性があります。

コミュニケーション力

クライアントが抱える課題を見つけ出すためには、密なコミュニケーションが欠かせません。場合によってはクライアントの交渉担当者だけでなく、現場で働くスタッフにヒアリングすることもあります。

そのため、コミュニケーション能力は評価につながりやすい要素のひとつです。営業経験などがある場合、職務経歴書や面接でしっかりとアピールしましょう。

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