転職の際にSIerを選ぶポイントは?独立系Sierを中心にさまざまなSIerを紹介します独立系SIerとは?SIerの種類や独立系SIerの特徴などを徹底解説

最終更新日:2021年12月14日

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ITを支える企業であるSIerはビジネスが好調であり転職先の選択肢として有望でしょう。ただしSIerにも独立系やメーカー系SIerなどさまざまな種類があるため、特徴などをよく理解した上で自分に合ったSIerを選択するべきです。
当記事では、SIerの種類、仕事内容、独立系SIerの特徴、メリット・デメリットなどについて解説します。

1. SIerの種類

まず、独立系SIerの概要とSIerの種類について解説します。

独立系SIerとは

SIerとは、System Integrator(システムインテグレーター)の頭文字のSIに「~をするもの」を意味するerを付けた和製英語です。
SIerはシステムインテグレーション、つまり顧客のITシステムの企画・開発・運用/保守などを行なうITシステムの開発会社のことです。

SIerの中には親会社やグループ企業を持つ有力な企業もありますが、そういった資本関係がなく独立資本で経営を行っているSIerのことを独立系SIerと呼びます。親会社やグループ企業の影響を受けないため、自由に経営を行うことができます。規模の面では、親会社の恩恵を受けるメーカー系SIerやユーザー系SIerなどとは異なり、比較的中小規模の企業が多いです。

メーカー系SIer

メーカー系SIerは、パソコンやサーバーなどを製造するハードウェアメーカーのITシステム部門などが分社・独立してできた企業を指します。したがって、親会社のハードウェアやソリューションを含めた幅広い提案やシステム開発が可能で、トータル力で顧客課題の解決に対応できます。

ユーザー系SIer

ユーザー系SIerは、流通・製造・商社・金融などの大手事業会社のITシステム部門が独立した子会社を指します。主に親会社やグループ企業向けのシステム開発を行いますが、力のある企業は、親会社やグループ企業以外の一般の企業に対してもシステムの開発サービスを提供します。

コンサル系SIer

コンサル系SIerは、ITシステムの開発工程の中でもより上流となるコンサルティングフェーズを主に行うSIerです。顧客課題の深堀りや、課題に対するIT戦略立案・導入企画を得意とし、その後のシステム開発も担います。なお、上流工程とは、開発などの下流と言われる工程に対し、前段階の工程を指します。

外資系SIer

外資系SIerは、海外のSIerの日本法人です。米国や欧州などに本社がある企業の日本拠点であるケースが多く、グローバルにビジネスを展開する規模やブランド力を持つSIerです。外資系SIerの特徴は主に制度面にあり、能力主義や成果主義などで個の力が重視される傾向にあります。その反面、仕事がハードになりやすいと言われています。

2. SIerの仕事内容と独立系SIerの特徴

次に、SIerの仕事内容と独立系SIerの仕事内容の特徴を解説します。

SIerの仕事内容

SIerの仕事は、主にITシステムを活用して顧客の課題を解決することです。顧客に対してITの提案やヒアリングなどを行い、要件定義・設計・プログラミングといった開発と運用・保守を行います。どのSIerも基本的には同様の仕事内容ですが、扱う製品やソリューションが異なったり、上流工程に重点が置かれたりと、SIerの種類によって特徴が異なります。

独立系SIerの仕事の特徴

独立系SIerの仕事の大きな特徴は、ITシステム開発の際に親会社やグループ企業がなく資本が独立しているため、仕事をすべて自社の判断で進められる点です。
例えばメーカー系SIerだと、親会社の製品やソリューションを利用するため、それに合わせたスキルの取得やシステムの開発が必要です。独立系SIerはそういった制約がなく、さまざまな製品を組み合わせて自由にシステム開発を進められます。

3. 独立系SIerのメリット・デメリット

次に、独立系SIerのメリットとデメリットについて解説します。

メリット:親会社が存在しないため制約を受けない

前章でも一部触れましたが、親会社があるメーカー系SIerの場合、親会社がハードウェアの製造やソリューションの開発などを行っているケースが多いです。この場合には、親会社とのビジネス上の理由からITシステム開発時には親会社のハードウェアやソリューションを活用する必要があります。また、親会社と競合する会社の製品の利用は避けなければなりません。
親会社が一般の事業会社であるユーザー系SIerの場合も同様で、例えば親会社が持つ人材リソースの活用が求められるなど、親会社の方針に影響されやすいでしょう。
独立系SIerは親会社がないため、このような制約がなく、ITシステム開発時にハードウェアやソリューションなどの製品を自由に選択できます。さらに、人材リソースにも縛りがなく、ビジネスを自由に進めることが可能です。

デメリット:メーカー系・ユーザー系SIerに比べると下請けになるケースがある

メーカー系・ユーザー系SIerの場合、親会社・グループ会社から案件が回ってくる場合が多く構造的には2次請けとなります。一方で、独立系SIerの場合はこれら元請けや2次請けから案件を委託される2次請け・3次請けとなり、売上が下がるケースもあります。
また、2次請けや3次請けなどの下請けは、案件全体の一部分など比較的単純な開発作業が委託されがちであり、さらにスキルアップしたい人にはもの足りない面もあるでしょう。

ただし、最近では以前に比べて、メーカー系・ユーザー系・独立系という垣根がなくなってきています。メーカー系SIerでも分社化が進んだことで、グローバル製品など特にソフトウェアは系列パッケージ以外を幅広く取り扱うようになりました。ハードウェアなどのインフラ製品は依然親会社のものを使うなど制約は残っていますが、全体として親会社の影響は少なくなっています。

4. 独立系SIerの将来性と選ぶポイント

最後に、独立系SIerの将来性と選ぶポイントついて解説します。

IT市場は今後も引き続き堅調な成長を続けると考えられおり、独立系Slerは将来性があると言えます。ただし、AIやIoT・クラウドなどのデジタル化が進む中で、しっかりと将来を見据えた経営をしているかどうかで会社の将来性には差が出てくるでしょう。
転職時には、以下のようなポイントを押さえて会社の将来性をよく見極めることが重要です。

・選ぶポイント1:営業力が高く業界に幅広い繋がりがあるか
親会社・グループ企業から案件を委託されることの多いメーカー系・ユーザー系SIerとは異なり、独立系SIerは自身で案件を見つける必要があるため、営業力が求められます。営業力が弱いと、会社自体の成長にも影響が出てしまうでしょう。実績がどれだけあるか、会社が幅広い業界と関わっているかなどを確認してください。

・選ぶポイント2:特定の業種に強みがあるか
独立系SIerの中には、通販、会計など特定の分野でシェアが高く、企業成長が続いている会社があります。こういった観点で会社を選ぶのもよいでしょう。

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