- Adobeとは
- Adobe関連資格のアドビ認定プロフェッショナルとは
- アドビ認定プロフェッショナルの試験概要
- アドビ認定プロフェッショナルの取得に向けた勉強法
- アドビ認定プロフェッショナルに関するメリット・デメリット
- Adobe製品に関するそのほかのおすすめ資格
- アドビ認定プロフェッショナルの取得に向いている人は?
- Adobeの資格についてよくある質問
- まとめ
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Adobeとは
Adobe(アドビ株式会社)は、画像編集ソフトのPhotoshopやグラフィックデザインソフトのIllustratorなど、プロフェッショナルのクリエイター向けの製品を開発・販売する企業です。
Adobeの製品は30種類以上あり、代表的なAdobe製品としては以下のような製品があります。
-
・Photoshop……主に写真編集(フォトレタッチ)に使用される画像編集ソフト
・Illustrator……ベクターイメージ(座標と色彩のデータ)編集、作成ソフト
・Premiere Pro ……動画編集ソフト
・InDesign ……DTP(書籍や紙面などの編集をPCで行う出版作業)ソフトウェア
・Creative Cloud……Adobe製品群をサブスクリプションサービスとして提供するパッケージ
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Adobe関連資格のアドビ認定プロフェッショナルとは
PhotoshopやIllustratorなどのAdobe製品に対して、一定の知識を持つことを認定する資格試験が「アドビ認定プロフェッショナル」です。開発元のアドビ株式会社が主催する資格であり、合格すると海外でも通用する国際的な資格が付与されます。試験は、コンピュータ上で実施するCBT(Computer Based Testing)形式を採用しています。
アドビ認定プロフェッショナルは、「Creative Cloud」に対応した試験とされており、2024年時点では以下の科目を設けています。
アプリケーション | 試験 |
---|---|
Photoshop | Visual Design using Adobe Photoshop 2022 Visual Design using Adobe Photoshop 2023 |
Illustrator | Graphic Design & Illustration using Adobe Illustrator 2022 Graphic Design & Illustration using Adobe Illustrator 2023 |
Premiere Pro | Digital Video using Adobe Premiere Pro 2022 Digital Video using Adobe Premiere Pro 2023 |
上記のうち、合格した科目に対応する製品に対して認定が受けられる仕組みです。
アドビ認定アソシエイトとの違い
元々「アドビ認定アソシエイト」という名称でしたが、2021年6月に「アドビ認定プロフェッショナル」に変更されました。Adobe Creative Cloud のバージョン2020を対象とした試験から、試験内容が「実際のアプリケーションを使用した試験形式」へ変更されたため、合わせて資格名称も改められています。
またアドビ認定プロフェッショナルに変更されたことで、動画編集ソフトである「Premiere Pro」を対象とした「Digital Video using Adobe Premiere Pro 2020」の試験も開始されています。
アドビ認定エキスパートとの違い
アドビ認定プロフェッショナルと混同される資格として、アドビ認定エキスパートがあります。アドビ認定エキスパートは、PhotoshopやIllustratorなどAdobe製品の専門知識を認定する資格であり、2019年に試験が終了しています。
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アドビ認定プロフェッショナルの試験概要
アドビ認定プロフェッショナルは試験会場に設置されたパソコンを使い回答するCBT形式を採用しています。
出題範囲などの試験概要や難易度と合格率、申し込みから受験の流れを解説します。まずは、アドビ認定プロフェッショナルの試験概要からチェックしていきましょう。
試験会場 | 公式サイトから検索可能 |
試験日時 | 試験会場によって異なり、自分が希望する日時で予約 |
試験時間 | 50分 |
試験形態 | パソコンを使って回答するCBT形式 |
出題形式 | ・選択形式 ・ドロップダウンリスト形式 ・クリック形式 ・ドラッグ&ドロップ形式 ・操作問題 |
問題数 | 約30問 |
受験料 (税込) | 一般価格:10,780円 学割価格:8,580円 |
受験資格 | 特になし ※学割価格で受験する場合は試験当日に学生証の提示が必要 |
再受験について | ・同じ科目を2回目に受験する場合は、前回の受験から1日待つ必要がある ・3回目以降の受験は、前回の受験から5日間待つ必要がある |
認定証 | Web上で確認できるデジタル認定証が発行される |
有効期限 | なし |
Photoshopに関連する試験
Photoshopの機能や操作の基礎知識、要件定義や画像の著作権・利用許可などのPhotoshopを扱う上でのさまざまな能力を証明する資格です。
Photoshopは写真などの画像を加工・編集することに特化したツールです。グラフィックデザインやWebサイト上のメディアに携わるクリエイター、イラストなどの業務にあたる職業では、Photoshopを日常的に使用します。
試験名 | Visual Design using Adobe Photoshop 2022 / 2023 |
問題数 | 30問 |
試験時間 | 50分 |
回答形式 | コンピュータ上で実施するCBT (Computer Based Testing) 形式 選択形式、ドロップダウンリスト形式、 クリック形式、ドラッグ&ドロップ形式 (実際の操作で回答) |
試験内容 | ・デザイン業界で働く ・プロジェクト環境の設定とインターフェイス ・ドキュメントの整理 ・視覚的要素の作成と変更 ・デジタルメディアの公開 |
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Illustratorに関連する試験
Illustratorの機能や操作の基礎知識が問われる資格です。Illustratorはデザインやイラストのレイアウトや線・図形を作成するツールであり、写真よりも図形やロゴデザインを扱う職業向けといえます。
WebデザインやDTPデザインに携わるクリエイターは、Illustratorのスキルを問われる場面が多いです。また、Photoshopに関連する試験とあわせて受験し、複合的なスキルの証明としても活用できます。
試験名 | Graphic Design & Illustration Using Adobe Illustrator 2022/2023 |
問題数 | 30問 |
試験時間 | 50分 |
回答形式 | コンピュータ上で実施するCBT (Computer Based Testing) 形式 選択形式、ドロップダウンリスト形式、 クリック形式、ドラッグ&ドロップ形式 (実際の操作で回答) |
試験内容 | ・デザイン業界で働く ・プロジェクト環境の設定とインターフェイス ・ドキュメントの整理 ・視覚的要素の作成と変更 ・デジタルメディアの公開 |
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Premiere Proに関連する試験
Premiere Proの機能、操作や基礎知識、プロジェクト要件の設定から映像の著作権までを網羅した操作・編集能力を証明する資格です。
Premiere Proは動画編集に関する仕事で使われます。今注目を集める動画・映像技術のスキル証明や自身のスキルを確認するためにも活用できます。
試験名 | Digital Video using Adobe Premiere Pro 2022/2023 |
問題数 | 30問 |
試験時間 | 50分 |
回答形式 | コンピュータ上で実施するCBT (Computer Based Testing) 形式 選択形式、ドロップダウンリスト形式、 クリック形式、ドラッグ&ドロップ形式 (実際の操作で回答) |
試験内容 | ・デザイン業界で働く ・プロジェクト環境の設定とインターフェイス ・ドキュメントの整理 ・視覚的要素の作成と変更 ・デジタルメディアの公開 |
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アドビ認定プロフェッショナルの難易度と合格率
アドビ認定プロフェッショナルは、新人クリエイターや学生などキャリアスタート向けの試験です。すでにAdobe製品の知識や経験がある人は、自身の実務レベルを確認するためにも活用できます。
アドビ認定プロフェッショナルの合格率は非公開ですが、民間資格などの合格率を参考にすると7割程度の正答率があれば合格できる可能性があります。
また、アドビ認定プロフェッショナルは、実機環境とテキスト、公式サイトの模擬問題などの演習で合格レベルに達することができます。プロではない学生が多数受験して合格していることからも、難易度はそれほど高くないといえるでしょう。
申し込みから受験の流れ
アドビ認定プロフェッショナルはオンラインから申し込み可能です。まず自分が受験したい試験会場を探して、試験の実施日を選択します。このとき受験者IDを所有していない場合は、受験者IDの登録を行います。
申し込みが済んだら、試験当日に「受験者ID」「受験票」「写真付きの身分証明書」「学生証(学割で申請した方のみ)」を持参して試験会場で受験します。試験終了後すぐ試験結果が判定される仕組みです。
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アドビ認定プロフェッショナルの取得に向けた勉強法
アドビ認定プロフェッショナルの資格取得を目指す人にとっては、勉強方法や勉強時間は気になる要素です。アドビ認定プロフェッショナルの試験を受験する前に、効果的な勉強方法や実際にかかる勉強時間が把握できれば、スケジュールなども組みやすくなるでしょう。本章では、アドビ認定プロフェッショナルの勉強について解説します。
アドビ認定プロフェッショナルの勉強方法
アドビ認定プロフェッショナルは基礎知識が問われ、入門としての立ち位置を持つ試験資格です。とはいえ、ある程度の勉強時間を確保しなくては安定して点数が取れません。比較的教材・参考書が充実しており、独学でも勉強しやすいのが特徴です。独学が不安な方はスクールや講座を受講する選択肢もあるため、ここでは合格するための勉強方法について解説します。
教材・参考書が充実しており独学でも勉強しやすい
アドビ認定プロフェッショナル試験対策を目的とした教材や参考書が充実しているため、それらの書籍を活用すれば、独学でも十分に勉強可能です。公式サイトにも対策教材がそれぞれの科目ごとに紹介されているため、まずは認定教材から触れてみるのもおすすめです。
Photoshop CC
ACA アドビ認定アソシエイト対応 Photoshop CC 試験対策
Illustrator CC
ACA アドビ認定アソシエイト対応 Illustrator CC 試験対策
Premiere Pro CC
改訂2版 知識ゼロからはじめるPremiere Proの教科書 CC対応
試験内容を学習したら、試験対策として過去問を解いていくことで合格に近づけます。アドビ公式ページにてサンプル問題が用意されているので、解いてみましょう。
独学が不安ならスクールや講座を受講する選択肢もある
独学が不安な人、プロから直接教わりたい人は、試験対策を実施しているスクールや講座を受講するのもおすすめです。
カリキュラム通りに学習を進められるため、スクールやオンライン講座では体系的に知識を身につけることができます。質問したいこともすぐに講師に聞ける環境にあるのでモチベーションの維持がしやすく、効率的に学習を進められるでしょう。
アドビ認定プロフェッショナルの勉強時間
アドビ認定プロフェッショナルは初学者向けの資格ではありますが、アドビ製品の習熟度合いによって勉強時間は変わってきます。ほかのITエンジニア向け資格と比べると多くの時間はかからないと考えられますが、全くの初心者であれば約100時間は見積もっておくと良いでしょう。
一方でAdobe製品は業務だけでなく趣味として扱う機会もあるツールです。一度でも触れたことのある人にとっては難易度はさほど高くなく、ツールの機能を確認し試験の問題形式や時間配分などに慣れるために30〜40時間の勉強時間を確保しておくと安心です。
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アドビ認定プロフェッショナルに関するメリット・デメリット
アドビ認定プロフェッショナルを取得することで、「持っているスキルの確認ができる」「企業によっては資格手当などが期待できる」といったさまざまなメリットがあります。その反面、アドビ認定プロフェッショナルとは専門的なツールのスキル・知識を認定する試験であるために、試験勉強を行うための環境構築が必要になるデメリットがわずかですがあります。
本章では、アドビ認定プロフェッショナルに関するメリット・デメリットについて、具体的に解説していきます。
アドビ認定プロフェッショナルを取得するメリット
アドビ認定プロフェッショナルを取得することで、さまざまなメリットが得られます。
具体的には、デザイン制作の現場で活かせる基礎知識を学べることや転職・就職活動時の履歴書に書ける、資格手当や報酬が期待できるなどがあります。以下では、これらのアドビ認定プロフェッショナルを取得するメリットについて解説します。
デザイン制作の現場で活かせる基礎知識を学べる
アドビ認定プロフェッショナルの資格は、PhotoshopやIllustratorなどのデザインツールの基本を習得し、実務に活用するための重要なステップです。この資格を取得する過程で、試験勉強を通じて体系的に学び、作業効率を上げデザインの質を高めることが可能です。
また、デザイン制作の現場で実際に使用されるツールのため、実践的な基礎知識が学べるのもメリットといえます。
転職・就職活動時の履歴書に書ける
アドビ認定プロフェッショナルは、転職や就職活動時の履歴書に書ける立派な資格です。特に実務経験を持たない方は、アドビ認定プロフェッショナルを取得して、履歴書に書いたり面接時にアピールすることで、PhotoshopやIllustratorなどのデザインツールのスキルの保持者であることを証明できるでしょう。
資格手当や報酬が期待できる
アドビ認定プロフェッショナルの資格を取得することは、スキルを向上させるだけでなく、経済的なメリットをもたらす可能性があります。一部の企業では、アドビ認定プロフェッショナルの資格を持つ従業員に対して資格手当や報奨金を支給することがあります。ただし、資格手当や報奨金の支給は企業によるため求人情報を確認し、企業の方針を理解しておきましょう。
アドビ認定プロフェッショナルに関するデメリット
アドビ認定プロフェッショナルの資格取得には、一部のデメリットも存在します。
特に、Adobe製品を自身のパソコンにインストールし、使いこなす必要があります。さらに、パソコンのストレージ容量が少ない場合はソフトウェアの動作が遅くなることもあり、学習効率向上のための環境構築も必要です。
座学のみで習得できる資格と比較すると、独学だとしても初期費用は気になるポイントでしょう。今後業務で使用する必須ツールであるため、ある程度の準備が必要だと考えておくことをおすすめします。
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Adobe製品に関するそのほかのおすすめ資格
アドビ認定プロフェッショナル以外のデザイナー・クリエイター向けの資格試験としては、サーティファイが主催するPhotoshop®クリエイター能力認定試験とIllustrator®クリエイター能力認定試験があります。以下にPhotoshop®クリエイター能力認定試験とIllustrator®クリエイター能力認定試験の概要を表にまとめました。
資格名 | Photoshop®クリエイター能力認定試験 | Illustrator®クリエイター能力認定試験 |
資格のグレード | ・スタンダード ・エキスパート |
・スタンダード ・エキスパート |
回答形式 | Photoshopを操作して回答する実技試験 | Illustratorを操作して回答する実技試験 |
試験会場 | 随時試験:全国の試験会場 公開試験:リモートWebテスト |
随時試験:全国の試験会場 公開試験:リモートWebテスト |
出題内容 | ・フィルターの応用 ・画像の出力 ・Web用画像の作成 ・アクションと自動処理 ・カラーマネジメント ・DTP/Webデザインの基本知識など |
・基本機能 ・オブジェクトの基本操作 ・パスの描画と編集 ・カラー ・アクションと自動処理など |
学習方法 | 公式テキストや問題集など | 公式テキストや問題集など |
合格の認定証明 | デジタル署名されたオープンバッジと デジタル認定証明書 |
デジタル署名されたオープンバッジと デジタル認定証明書 |
サーティファイが主催するこれら2つの試験は、どちらもエキスパート側の出題範囲が広く、実務家向けの内容であることが特徴です。難易度もアドビ認定プロフェッショナルに比べるとやや高いと言えるでしょう。合格率は7割弱でIT系資格の中ではそれほど高難易度とはいえないものの、試験対策は入念に行う必要があります。
関連記事:Photoshop®クリエイター能力認定試験の概要や難易度を解説
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アドビ認定プロフェッショナルの取得に向いている人は?
アドビ認定プロフェッショナルはAdobe製品の基礎スキルを認定する資格試験のため、業務の中でAdobe製品を扱う人が向いています。その中でも「実務経験が少なく独学の結果や知識などを証明したい人」「Adobe製品のさまざまな機能を正しく使えるようにしたい人」「これからクリエイターとして就職したい人」は特に活用できる資格です。
アドビ認定プロフェッショナルの学習を始める前に、取得に向いている人を押さえておきましょう。
本格的にデザイナーを目指したい人
アドビ認定プロフェッショナルの資格は、本格的にデザイナーを目指したい人に向いています。特に、Webサイトのデザイン修正や画像編集の経験はあるものの、ゼロからのサイト制作やデザイン経験がない人には特にメリットがあります。既に一定の経験を持つ人にとっても、スキルセットを広げるために、複数の科目を短期間で合格することを目指すことは有益です。
デザイナー/クリエイター志望の学生や新社会人
アドビ認定プロフェッショナルの資格は、学生や新社会人、そしてデザイナーやクリエイターを目指す人々に特に適しています。この試験は基本的な知識を習得するのに最適で、理論学習と実際の操作スキルを同時に身につけることができます。特に、PhotoshopやIllustratorなどのツールに慣れることは、デザインの基礎を固める上で非常に重要です。この資格を目指すことで、初心者でも確実にスキルを磨き、デザインのプロフェッショナルへの道を歩むことができます。
Webエンジニアでデザイナー能力も身につけたい人
アドビ認定プロフェッショナルの資格は、Webエンジニアでデザイナー能力も身につけたい人にも適しています。
近年、エンジニアにはUI・UXの知識が求められており、デザインはその重要な要素となっています。この資格を取得することで、デザイナーの視点を持つことが可能となり、顧客満足度の高いシステムを構築するためのアイデアや地力向上につながるでしょう。
エンジニアリングとデザインの両方のスキルを持ちたいと考える人は、アドビ認定プロフェッショナルが役に立つといえます。
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Adobeの資格についてよくある質問
Adobeの資格であるアドビ認定プロフェッショナル、Photoshop®・Illustrator®クリエイター能力認定試験を受験するにあたって、「資格は意味があるのか」「資格を取るメリットは何か」といった質問が見られます。
また、「資格の有効期限」や複合的な資格だからこそ「資格の種類がよくわからない」などの質問も多いです。
そこで、よく聞かれる質問をまとめました。本記事を振り返る意味でも一つずつチェックしていきましょう。
Q1. Adobeの資格を取るメリットは何ですか?
Adobe資格の取得には以下のようなメリットがあります。
-
・デザインや画像作成など、基本的なスキルが身につく。
・制作現場の実践的な知識や認識を学べる
・就職や転職の際、スキル証明として活用できる
特に異業種からの転職の場合は、スキルの客観的な証明ができるため、資格取得を目指す人も多いです。
Q2. Adobeに関する資格にはどのような種類がありますか?
Adobe製品に関連し、専門性や技術力を証明するための試験資格には以下のものが挙げられます。
-
・アドビ認定プロフェッショナル
・Photoshop®クリエイター能力認定試験
・Illustrator®クリエイター能力認定試験
・アドビ認定インストラクター
Q3. アドビ認定プロフェッショナルに有効期限はありますか?
取得した資格に有効期限はありません。ただし、Creative Cloudをベースに開発された試験はバージョンアップが行われるため、合格から3年が経過すると「旧バージョンの合格」として扱われます。その場合も資格は失効しません。
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まとめ
Webデザイナーやクリエイターとしてスキルアップするためには、Adobe製品への理解が必要です。制作現場で基本的に使用されているツールであり、デザインや制作方面での就職を考えている場合はまずビジネスレベルで扱えるようにしましょう。
これらの製品に対する理解を深めるための方法として、資格取得があります。特にAdobeが開催している「アドビ認定プロフェッショナル」は、Webデザインやサイト制作の場で必要とされる基礎的な知識の習得に適している資格です。アドビ認定プロフェッショナルの資格に興味がある人は、資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。
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