日本国内で唯一の「Android開発者向け試験」!アプリケーション開発者以外でも合格は可能?Android技術者認定試験とは?難易度、試験対策のポイントなどを解説

最終更新日:2021年4月13日

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スマートフォン向けOSとして普及したAndroidは、今やさまざまなデバイスに搭載されています。Android上での開発スキルを身に着けることで、アプリケーション開発者としてのキャリアパスが広がっていくこと可能性が高いです。そこで、Android向けアプリ開発の基礎を身に着けるために、資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。ここでは、Android技術者認定試験について解説しています。

1. Android認定技術者試験とは?

まず、Android技術者認定試験の概要や実際の試験について解説します。

資格の概要

Android技術者認定試験は、Android OS上でのアプリケーション開発における知識・スキルを証明するための試験です。

Android技術者認定試験は、2010年に「一般社団法人Open Embedded Software Foundation」によって開始されました。ただし、現在は「一般社団法人 IT職業能力支援機構 Android技術者認定試験制度委員会」に運営が移管され、同団体が試験を開催しています。

Android向けアプリケーション開発に関する資格としては、2021年時点で唯一かつスタンダードなものと言って良いでしょう。

ちなみにAndroid技術者認定試験は、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が定めるITスキル標準(ITSS)にも記載されています。ITSS内では「レベル2(初級~中級者向け)」に該当しており、どちらかと言えば実務家寄りの資格と言えるかもしれません。

また、組込みスキル標準(ETSS)に準拠した組込み技術者試験制度(ETEC)とも連動しており、組込みエンジニアとしてのスキルを証明することも可能です。

ITSSやETSSに組み込まれることで、他のIT系国家資格と同様に知識・スキルのレベルを証明しやすくなっています。

Android認定技術者試験の構成要素

Android認定技術者試験は2つの試験のいずれかに合格することで認定が受けられます。各試験の詳細は以下のとおりです。

アプリケーション技術者認定試験

Androidアプリケーション開発の基礎知識、スキルをチェックするための試験です。日本国内向けとしては「アプリケーション技術者認定試験ベーシック」がリリースされています。また、同試験ではより実務者向けの「プロフェッショナル」も提供予定となっており、こちらは技術的な内容の比率が高くなり、難易度もあがります。ただし、2021年3月時点で準備中となっており、実際にはまだ受験できません。

主な内容は「Androidプログラミング」「Javaプログラミング」「スクリプト言語」「オブジェクト指向」「Androidアプリ基礎知識」などです。また、後述のプラットフォーム技術者試験と共通する試験項目として「開発環境」「デバッグ技術」「デバッグ手法」なども設けられています。Androidのみならず、Javaやスクリプト言語全体の知識も問われるため、汎用的なアプリケーション開発の知識が必要になるでしょう。

試験時間は90分で、四肢択一のCBT方式(コンピュータ上での試験)で受験することになります。試験費用は税込16500円です。

プラットフォーム技術者認定試験

アプリケーションよりもプラットフォーム開発関連の知識に重きを置いた試験です。前述のアプリケーション技術者認定試験と同様に、基礎レベルの「ベーシック」と実務者向けの「プロフェッショナル」がありますが、2021年3月時点で受験可能なのはベーシックのみです。

主な内容は「Linuxの知識」「ライブラリ」「Bionic(Androidで使用されるC言語の標準ライブラリ)」「HAL」「起動シーケンス」「Androidプラットフォーム基礎知識」などです。また、開発環境やデバッグに関する問題も出題されます。内容を見てわかるように、開発用のプラットフォーム構築・運用・移植などを担うエンジニアが対象です。

こちらも試験時間は90分で、四肢択一のCBT方式、試験費用は税込16500円です。

2. Android認定技術者試験の難易度と対策方法

次に、Android認定技術者試験の難易度と対策方法について解説します。

Android認定技術者試験の難易度について

Android認定技術者試験の難易度は、それほど高くありません。もちろん、個々のITリテラシーによって難易度が変わるため、誰でも合格できるという意味ではありません。

Javaなどを用いたアプリケーション開発経験が1年程度あれば、1カ月~3カ月程度の勉強で十分に合格可能です。ちなみに、各試験の合格ラインの目安は正答率7割です。

Android認定技術者試験の対策方法

試験対策としては、「書籍活用」「合格体験記の活用」「模擬試験活用」の3つが挙げられます。

書籍活用

Android認定技術者試験を主催する団体からいくつかの公式問題集が発行されています。この書籍を活用した問題演習が、Android認定技術者試験対策の王道と言えるでしょう。このほか、IT系の資格試験対策本を頻繁に発行している出版社から問題集が出ているため、積極的に活用してみてください。問題集は複数揃えたうえで、それぞれを2~3週するとより知識が定着しやすくなります。

公式サイトで紹介されている合格体験記の活用

Android認定技術者試験の公式サイトには、合格体験記へのリンクが設置されています。合格体験記では、合格者がどのように勉強し、どれくらいの期間で合格できたかが記されています。また、勉強に用いた書籍の概要や試験後の感想も記載されているため、試験対策の指針として活用してみてください。

公式サイト記載の模擬試験

Android認定技術者試験の公式サイトには10問の模擬試験が設置されています。問題の数は少ないですが、試験のイメージをつかむためには役立つはずです。

3. Android認定技術者試験の受験が向いている人

最後に、Android認定技術者試験の受験が向いている人を、職種別に整理して紹介します。

Androidアプリケーション開発者

Androidアプリケーション開発者であれば、受験自体が知識・スキルの体系化につながるはずです。また、認定を受けることで自身の経歴を補強することができるため、積極的に受験していきましょう。おすすめは「アプリケーション技術者認定試験」です。

インフラ担当者、サーバーサイドエンジニア

開発環境を構築・運用することが多いインフラ担当者ならば、「プラットフォーム技術者認定試験」の受験がおすすめです。また、Android開発環境はLinuxの派生バージョンであるUbuntuをベースすることが多いため、Ubuntuを触る機会が多いエンジニアにもおすすめできます。

Javaエンジニア

アプリケーション技術者認定試験の内容には、Javaプログラミングや「Eclipse」や「SDK」などのJava開発環境といった項目が含まれています。これは、Androidアプリケーション開発でJavaがよく使われるからでしょう。実際にJavaの経験者がAndroidアプリケーション開発者に転身するケースは珍しくありません。今後のキャリアパスを拡げる意味でも、受験を検討してみてはいかがでしょうか。

4. まとめ

近年、Androidはスマートフォン以外のデバイスでも活用されていることから、Android上での開発スキルを身に着けることで、アプリケーション開発者としてのキャリアパスが広がるといえるでしょう。Android技術者認定の資格を取得することで、Androidアプリ開発の基礎を身につけられます。転職活動でも有利に働く可能性が高いので、ぜひ取得を検討してみてください。

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