アプリケーションエンジニアとして、年収アップするための方法やキャリアプランも解説アプリケーションエンジニアの年収は?必要スキルや転職のポイントも解説

最終更新日:2022年11月8日

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アプリケーションエンジニアの年収は、他のIT職種に比べると高水準です。平均年収は、500万円程度といわれていますが、AIのような新しい技術や上流工程のスキルを身につけると、収入アップにつながる可能性もあります。アプリケーションエンジニアはユーザの目に触れる部分の開発を行うため、ユーザからのフィードバックを受けやすく、やり甲斐を感じる方も多い職種です。この記事では、アプリケーションエンジニアに関心を持つエンジニアや未経験者向けに、年収や収入アップのポイント、求められるスキル、キャリアプランをご紹介します。

アプリケーションエンジニアとは

アプリケーションとは、特定の課題の解決や、便利な機能を提供するために使用されるソフトウェアです。PCやスマホ、ATMや鉄道の自動改札機など、生活のあらゆる場面で使用されています。

アプリケーションエンジニアとは、このような身近にあるものや企業で使われるアプリケーションを作るエンジニアです。アプリケーションエンジニアの主な仕事は、システム設計から開発、テストですが、プロジェクトによっては要件定義から任されます。
利便性や操作性を考慮しながら、最適な開発を行うことがアプリケーションエンジニアの役割です。また、リリース後も不具合なくユーザーに利用してもらえるように保守や運用も担います。想定外のトラブルや障害対応、セキュリティ対策、クライアントの要望反映など、幅広い対応が求められる職種でしょう。
なお、アプリケーションエンジニアと混同されやすい職種にシステムエンジニアがありますが、両者は業務内容に違いがあります。アプリケーションエンジニアは、主にアプリ関連の開発を作業領域とする一方で、システムエンジニアは開発全般の上流工程を担います。

アプリケーションエンジニアの種類

アプリケーションエンジニアの分野は幅広く、パッケージ製品や企業の業務システム、インフラに関わることもあります。ここでは、代表的な3つをご紹介します。

業務アプリ開発

企業向けに「業務効率化」や「経営課題の改善」を行うためのアプリケーション開発です。PCや業務システム上で動作する顧客管理システムや、人事・経営に関する企業の基幹システムなどが該当します。企業の独自システムや業務に対応するため、汎用性の高い言語を採用することが多く、開発には主にCやC#、Java、PHPなどの言語が用いられます。

Webアプリ開発

Webブラウザ上で使用できるアプリケーションの開発です。役割によって、フロントエンドエンジニアやサーバーサイドエンジニアに細分化されます。YouTubeをはじめとした動画サイトや、AmazonのようなECサイト、SNSなどが代表例です。フロントエンドではHTML/CSSやJavaScript、サーバーサイドではPHPやPython、Rubyなどが用いられます。

スマホアプリ開発

コミュニケーションツールやゲーム、ビジネスツールなど、幅広いジャンルのアプリケーションの開発です。iOSやAndroidといった複数のOSが採用されるため、それぞれのプラットフォームに適したアプリケーションの開発が求められます。JavaやObjective-C、Swift(Mac/iOS向け)、Kotlin(Android向け)が主要な言語です。スマホの需要が伸び続ける一方で、エンジニアの供給が追い付いていないため、深刻な人材不足が続いています。

アプリケーションエンジニアの年収

レバテックキャリアに掲載されている求人(※2022年10月時点)をもとに、アプリケーションエンジニアの年収相場を紹介します。

金融や流通など幅広い業種に最適なソリューションの提案事業における開発業務

・想定年収:400万~650万円
・仕事内容:
・某メガバンク向け口座開設アプリケーション開発/保守
・開発言語:Java(Spring)、JavaScript(Angular.js)
・必要なスキル
・アプリケーション開発エンジニア経験3年以上

React Native/プロ野球団や他スポーツチーム向けアプリ開発

・想定年収:500万~800万円
・仕事内容:
・プロ野球団およびその他スポーツチーム向けのモバイルアプリ開発
・開発言語:Python、Ruby、JavaScript
・必要なスキル:
・JavaScriptでの開発実務経験(jQueryのみは不可)
・ReactNativeによるネイティブアプリ開発、Reactを利用したWebアプリケーション
の設計開発経験
・3~5名の少人数でのアジャイル開発に対応可能
・ウォーターフォール型のシステム開発経験があり、チームでの役割を理解できる

アプリケーションシステムの開発・保守領域を中心に福岡開発センターでのサービス提供

・想定年収:515万~700万円
・仕事内容:
・福岡開発センター現地要員(派遣社員等を含む)を5~7名程度のチームリード
しながら、詳細設計~運用業務(業務領域は案件による)
・開発言語:C++、Java
・必要なスキル:
・Windows、UNIX系、Linux系、いずれかの環境下での設計・開発経験
・Java、C++いずれかの言語での開発経験1年以上

アプリケーションエンジニアの年収相場

アプリケーションエンジニアに絞った平均年収は公開されていませんが、令和3年度賃金構造基本統計調査によると「通信情報業」における平均年収は、約580万円(平均月収×12ヶ月と年間賞与その他特別給与額の加算額)です。年齢が上がるにつれて年収も上がる傾向があり、最も高年収なのは55〜59歳の約810万円となっています。求人例での年収相場は、400万〜800万円と幅広く設定されています。システム開発でのスキルやマネジメントなど、業務範囲を広げていくと、希少価値が高まり、年収アップが期待できるでしょう。

アプリケーションエンジニアの将来性とキャリアプラン

企業の規模や業種を問わず、ITへの投資は盛んに行われているため、今後もアプリケーションエンジニアの重要はますます高まるでしょう。これまではWebのみで提供されていたサービスが、アプリにも対応する流れが加速しています。
アプリケーションエンジニアは、システム開発において欠かせない存在ですが、要望通りに実装するだけでは差別化は図れません。キャリアや案件について疑問がある場合は、ぜひレバテックキャリアにご相談ください。

ここでは、アプリケーションエンジニアになった後のキャリアプランとして考えられる職種を3つ紹介します。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトの責任者であり、プロジェクトの発足、計画、管理などの役割を担います。責任者としてメンバーを引っ張る立場であると同時に、プログラマーやシステムエンジニアのサポートも行う、オールラウンダーな職種です。

ITコンサルタント

クライアントの経営課題に対し、IT戦略の軸を作り、システムの構築や導入を提案・支援することで、課題解決まで導く職種です。クライアントに寄り添いながら目標を定め、課題に対する解決策を導き出していきます。クライアントが「何に困り、何を求めているのか?」を把握する必要があるため、うまく引き出す力も欠かせません。また、要望を叶える施策を提示するには、システム開発だけではなく、ハードウェアやネットワーク、データベース、財務など、幅広い知識が必要です。

システムエンジニア

アプリケーションエンジニアとして知識やスキルを習得し、実績や経験を積んだ後は、システムエンジニアへステップアップする選択肢もあります。システムエンジニアは、クライアントの要望をヒアリングし、それをもとにシステム設計を行うといったプロジェクトの上流工程に関わります。クライアントとスムーズなコミュニケーションを図る必要があるため、ビジネススキルも欠かせません。

関連記事:アプリケーションエンジニアの仕事内容と必要スキル、キャリアパスとは

アプリケーションエンジニアの年収アップ方法

アプリケーションエンジニアは、専門性の高い職種のため、経験やスキルによって年収アップが期待できます。ここでは、年収を上げるために有効な3つの方法を紹介します。

資格の取得

アプリケーションエンジニアに資格は必須ではありませんが、そこで得た知見から活躍の場が広がる可能性があります。会社によっては、指定の資格取得で手当が支給されるため、転職時はあらかじめ確認しておきましょう。
評価対象になりやすい資格としては、IPA(情報処理推進機構)が主催するIT系の国家試験であるITパスポート基本情報技術者試験応用情報技術者試験が挙げられます。また、開発現場で要件定義や設計を担うのであれば、システムアーキテクト試験の取得がおすすめです。アプリケーションエンジニアには、情報システムだけではなく、組み込みシステムやIoTシステムなど幅広い知識が求められるため、取得しておくと良い評価につながるでしょう。

ITスキルの向上

「スキル=プログラミングスキル」と考える方もいるかもしれませんが、アプリケーションエンジニアになるには、システム開発全体を見通す幅広い知識やスキルが必要です。ソフトウェア/ハードウェアやネットワーク、クライアントサイド/サーバーサイド、インフラなど多様です。また、要件定義や設計(上流工程)から対応できれば、幅広いスキルを持つ存在として重宝されるでしょう。さらに、最新技術をキャッチアップする能力を磨いておくことも大切です。プログラミング言語やフレームワークは、新しいバージョンが続々とリリースされます。ずっと同じ技術に頼っていると、いつの間にか自分のスキルがレガシーになってしまうおそれがあります。プロジェクトで扱えなくても、新しい技術に触れる機会は作っておくべきです。

マネジメントスキルの向上

プロジェクトを監督する立場であれば、メンバーを統括するためのマネジメントスキルやコミュニケーションスキルが必要です。また、システム企画から開発だけではなく、システム保守やリソース管理、マーケティングやコンサルティングなど、マルチプレイヤーとしての活躍も期待されます。

関連記事:
【2020年版】アプリケーションエンジニアのおすすめ資格7選
アプリケーションエンジニアになるには?必要なスキルや資格について

未経験からでも大丈夫?もし不安ならスクールもおすすめ

アプリケーションエンジニアの求人には、経験者の募集が多いものの、なかには未経験者の採用を行う企業も存在します。未経験であっても、Web系の経験をアピールしたり、独学でスキルを身につけたりしておくと、選考での評価につながります。早く・確実に転職を目指したい方は、自己流にこだわらず、転職エージェントを活用するのがおすすめです。
また、スクールを活用して、スキルを高めるのもよいでしょう。スクールでは、プロの講師による授業をカリキュラムに沿って受けられるため、独学よりも効率よく学習を進められます。ITエンジニアの人材不足は慢性的であり、今後も職に困ることは少ないといえます。

関連記事:未経験からアプリケーションエンジニアを目指す方法

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