仕事内容やスキルから考える、フロントエンドエンジニアの5つのキャリアパスフロントエンドエンジニアのキャリアパスと身につけるべきスキル

最終更新日:2020年11月11日

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フロントエンドエンジニアは、Webサイトやアプリケーションのユーザーインターフェイス(UI)を構築するエンジニアです。フロントエンドエンジニアがその先のキャリアパスを考えるときは、各キャリアパスに必要なスキルを把握し、計画的にスキル習得していく必要があります。この記事では、フロントエンドエンジニアのキャリアパスと、各職種を目指す上で必要なスキルについて解説します。

1. フロントエンドエンジニアの仕事内容

まず、フロントエンドエンジニアの仕事内容について解説します。
 
フロントエンドエンジニアは、HTML/CSS、JavaScriptを使って、Webサイトやアプリケーションのユーザーインターフェイスを実装します。単にWebサイトの外観を作成するだけでなく、ユーザービリティやアクセサビリティを考慮した実装を行います。以下は、近年のトレンドとなっているプログラミング手法です。

メタ言語・フレームワークを使った実装

フロントエンドエンジニアは、プログラミングを効率化するために、よく使う関数をライブラリとしてまとめたり、メタ言語と呼ばれる言語を使ったりしながら実装していきます。
 
また、近年のWebアプリケーション開発には、フレームワークと呼ばれる開発を効率化させるツールが使用されています。JavaScriptの主要なフレームワークとしてReact、Vue、Angularがあります。フレームワークを使うことで、認証、ルーティング、データバインディングなどの処理を通常より簡単に実装することができます。

従来、これらの処理はサーバーサイドで実装していましたが、フロントエンドで実装すると動作が高速になりユーザー体験が向上するため、現在ではフレームワークを使った開発が主流となっています。

APIの利用

APIとは、あらかじめ開発された外部システムとの連携用の仕様で、活用することでシステム間の連携を効率的に行うことができるようになります。
 
近年、サーバーサイドでAPIを開発し、フロントエンドから利用するというアーキテクチャが非常に増えてきています。そのため、APIの仕組みについて理解し、フロントエンドから利用するスキルが求められています。
 
また、GoogleマップやTwitterなど外部サービスのAPIを利用して開発を行ったり、自社サービスのAPIを公開したりすることもあります。

2. コーダーとの違い

次に、フロンエンドエンジニアとコーダーとの違いについて解説します。
 
コーダーとはHTML/CSSのコーディングを行う職種を指し、一般的にはJavaScriptは使用しません。一方フロントエンドエンジニアは、HTML/CSSのコーディングに加えて、JavaScriptを使った実装、フレームワークの利用など、さまざまな技術を使って開発します。このように、両者には扱う技術の幅に大きな違いがあります。

3. フロントエンドエンジニアのキャリアパスと必要なスキル

ここでは、フロントエンドエンジニアの仕事内容やスキルをふまえた上で、その先のキャリアパスと身につけるべきスキルを解説します。

フロントエンドエンジニアとしてスキルアップ

他の職種にキャリアチェンジするのではなく、フロンエンドエンジニアとしての専門性を高めていくキャリアパスです。フロントエンドエンジニアのニーズは今後も続くと考えられているため、スキルを磨くことで安定的に働いていくことができるでしょう。また、プロジェクトマネジメントスキルを習得することで、リーダー職などへのキャリアアップを目指すこともできます。

また、レバテックキャリアの募集によると(2019年11月現在)、年収は300万円〜800万円程度と幅があります。経験1〜3年程度では300〜400万円、5年以上の経験があると400〜600万円程度の年収となることが多い傾向にあります。リーダーポジションでの採用になると600〜800万円程度で採用されることもあります。

必要なスキル

HTML/CSS、JavaScript、TypeScriptなどの言語スキルが求められます。また、React、Vue、Angularなどのフレームワークを扱うスキルや、各フレームワークの特徴を考慮したアプリケーション設計スキルなどを身につけると良いでしょう。フロントエンドエンジニアとしてのキャリアを歩み続けるのであれば、これらのスキルを高いレベルにまで磨いていく必要があります。また、リーダー職へのキャリアアップや年収アップを目指すのであれば、プロジェクトマネジメントスキルを身につけましょう。

Webデザイナーに転職する

Webデザイナーは、HTML/CSSなどのフロントエンドエンジニアと共通するスキルを扱うため、キャリアパスとして目指しやすい職種です。
 
通常、Webデザインとフロントエンド開発は分業されていますが、スタートアップやベンチャー企業を中心に分業しない(1人でデザインから構築まで担当する)ケースが増えており、フロントエンドスキルに加えてデザインスキルを習得している人材は、高い評価を得ることができるでしょう。その場合、年収は500~600万円程度が一般的です(参考:レバテックキャリアの求人情報)。
 
ただし、Webデザイン専任になると年収がダウンする可能性があり、年収は300〜600万円程度でしょう。先輩社員などの指示に従って業務遂行するレベルであれば年収300〜400万円程度、一人でデザインから顧客への提案・デザイン調整を行えるレベルであれば400万円〜600万円程度になります。

必要なスキル

配色、レイアウト、タイポグラフィなどのデザイン知識が必要です。また、Photoshop、Illustratorを使ったデザイン案やロゴ、イラストを作成するスキルが求められるでしょう。

UI・UXエンジニアに転職する

UI・UXエンジニアは、ユーザーの操作性やユーザー体験の向上を目的として、Webサイトの調査や設計、改善などを行うエンジニアです。
 
ページの高速化やメッセージの表示など、フロントエンドエンジニアが担う開発はユーザー体験に大きな影響を与えています。UI・UXを検討するにはHTML/CSSやJavaScriptを扱うスキルが必要なため、UI・UXエンジニアもフロントエンドエンジニアから目指しやすいキャリアパスの1つと言えます。
 
レバテックキャリアに掲載されている募集をベースに分析すると、年収は400〜1,000万程度と幅があります。構築するシステムの画面数が数百〜千以上になるような大規模サービスの全体設計を担当できるようになると1,000万円近い年収を得ることも可能です。

必要なスキル

UI・UXの設計スキルや分析スキル、提案力が求められます。ユーザーに評価されるUI・UXは、時代とともに変化しています。よって、常に最新のUI・UX動向を追い続ける必要があるでしょう。また、Google Analyticsを使ったユーザーの行動分析を行うため、セグメント抽出やカスタムレポートなどのGoogle Analyticsの高度なスキルも求められるでしょう。

フルスタックエンジニアに転職する

フルスタックエンジニアとは、フロントエンドとサーバーサイドのスキルを併せ持つエンジニアのことを指します。社内エンジニアの人数が少ないスタートアップやベンチャー企業での需要が高く、フルスタックエンジニアになることで大幅な年収アップを目指すこともできるでしょう。レバテックキャリアに掲載されている求人情報をもとに分析すると、年収は400〜1,000万円程度と幅があります。クラウドやAI、セキュリティなどの先端技術のスキルを有しているほど高い年収になる傾向があります。

必要なスキル

サーバーサイドではOSを扱うことが多いため、OS(特にLinux)に関するスキルが重要です。NginxやApache等のサーバーソフトウェアや、MySQLやRDS等のデータベースを扱うスキルも求められるでしょう。また、PHP、Ruby、Javaなど、サーバーサイドで使用する言語を習得する必要もあります。近年では、クラウドサービスを使ってサーバーを構築するケースが多いため、AWSやAzureのスキルがあるとさらに高い評価を得ることができます。

Webディレクターに転職する

Webディレクターは、プロジェクト計画の立案・提案、顧客との折衝、マネジメントなどの業務を行うプロジェクトの責任者です。プロジェクトチームを統括するには、Web開発に関するさまざまな知識(採用する技術や業界の動向、デザイン知識など)が必要です。フロントエンドエンジニアは、Web開発で使われる技術スキルや業界動向を有しているため、比較的容易にWebディレクターを目指すことができます。
 
レバテックキャリアの募集を分析すると、年収はフロントエンドエンジニアと同程度ですが、開発規模の大きい案件(開発期間が半年〜1年以上)のディレクションを担当できるWebディレクターになると1,000万円近い年収となることもあります。

必要なスキル

スケジュール管理、品質管理、人員管理などのプロジェクトマネジメントスキルが必要です。また、Web開発の技術動向やデザイン動向の知識や提案力、交渉力なども求められるでしょう。

4. まとめ

この記事では、フロンエンドエンジニアの仕事内容やスキルから考える、5つのキャリアパスと必要なスキルについて解説しました。フロントエンドエンジニアのキャリアパスはいくつかありますが、フロントエンドエンジニアとしてスキルアップをすることでも高い年収を得ることができるため、必ずしもキャリアチェンジをする人ばかりではないでしょう。しかし、フロントエンドエンジニアに限らずITエンジニアのニーズは日々変化しているため、市場動向を確認しながら、定期的にキャリアパスは見直すことをおすすめします。

5. フロントエンジニアに関するQ&Aはこちら

Q1. フロントエンジニアにはどんな典型的なキャリアパスがありますか?

フロントエンドエンジニアの主なキャリアパスとして、スキルアップ後リーダー職につく以外に、Webデザイナーとして転職するキャリアプランや、UI/UXエンジニアに転職するキャリアプランが考えられます。

Q2. フロントエンジニアがキャリアプランを立てる際に注意すべきことは何ですか?

キャリアプランを立てるに際して、目指す職種に必要なスキルや、当職種の将来性について前もって確認したほうがいいでしょう。また、新しいスキルの習得が必要であれば、勉強時間も合わせて確認しておきましょう。

Q3. フロントエンジニアのキャリアアップに役立つスキルは何ですか?

リーダー職(PM)を目指すのであれば、マネジメントスキルは必須になります。UI/UXエンジニアへの転職を目指すのであれば、デザイン力、ユーザーデータの分析スキルを身につける必要があります。

Q4. フロントエンドエンジニアの年収レンジはいくらですか?

レバテックキャリアに掲載されている求人情報によると、フロントエンドエンジニアの年収は350~700万円程度となっています。経験とスキルによって年収は変わりますが、プログラミングだけでなく、企画や設計など上流工程に関するスキルがあると、年収が高くなる傾向にあります。

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