マークアップエンジニアやサーバーサイドエンジニアとの違いや年収、未経験からの目指し方も解説フロントエンドエンジニアの転職で求められるスキルとは?

最終更新日:2020年8月25日

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フロントエンドエンジニアは、Webアプリケーションなどの開発においてユーザーの目に触れるUI(ユーザーインターフェイス)を開発するエンジニアです。UI、すなわち「見た目や使いやすさ」は、ユーザー評価やサービス利用の継続率に大きな影響を与えるため、フロントエンドエンジニアは非常に重要なポジションといえるでしょう。この記事では、フロントエンドエンジニアの仕事内容を紹介した上で、転職時に求められるスキルや未経験から転職する方法などについて解説します。

1. フロントエンドエンジニアの仕事内容

従来、フロントエンド開発は、HTML/CSSでコーディングを行い、JavaScriptでカーソル操作を加えるなどのページに動きを加える程度のものでした。しかし、ページの更新やルーティング、データの状態管理など、これまでサーバーサイドで処理していたものがフロントエンドでも実装できるようになり、担当する開発範囲が徐々に広がってきています。以下は、フロントエンドエンジニアが担当する主な仕事内容です。

UI/UX設計

UI(アプリケーションの見た目や操作性)とUX(アプリケーションを使った体験)を設計します。例えば、UI設計では操作性を考慮したボタン配置や滞在時間を延ばすためのページ遷移(レコメンドの配置)、読みやすいフォント、ページの読み込み速度、HTML構造(SEO対策)などを設計し、UX設計では「3クリックで商品が買える」といった利便性を加味したユーザー体験を設計します。

UI開発(プログラミング)

設計結果に基づいてプログラミングします。近年のフロントエンド開発では、配色やページデザイン、検索機能などがフレームワークやライブラリで提供されており、これらを駆使してプログラミングをするのが一般的です。プログラミング後は、テストを実施して品質を担保します。また、ソースコードの履歴管理(バージョン管理)や開発環境の管理(パッケージ管理)などもフロントエンドエンジニアの大切な仕事です。

2. マークアップエンジニアやサーバーサイドエンジニアとの違い

ここでは、フロントエンドエンジニアと他のエンジニアとの違いについて解説します。

マークアップエンジニアは、Webページの外観をコーディングする

HTML/CSSを用いてコーディングしたり、画像の配置やレイアウトを調整したりすることで、Webページの外観を作成します。マークアップエンジニアは、主にデータベース連携の必要ないホームページなどの開発に携わります。フロントエンドエンジニアと似ている職種ですが、フロントエンドエンジニアの方が業務範囲や開発対象となるサービス範囲が広いという点で異なります。

サーバーサイドエンジニアは、バックエンド処理の実装を行う

データ更新など、アプリケーションのバックエンド処理(目に見えない部分の機能)に必要なプログラムを実装する職種です。具体的には、ユーザー認証を行う、メールサーバーと通信してメールを送信する、データベースに接続してデータの読み書きを行うといった処理を実装します。

3. フロントエンドエンジニアとして転職するために必要なスキル

続いて、フロントエンドエンジニアに必要な知識とスキルについて解説します。

HTML/CSSを用いたコーディングスキル

HTML/CSSのスキルは、フロンエンドエンジニアの必須スキルです。また、CSSをより効率的にコーディングするための概念であるSassなどを使うスキルも求められます。近年のフロントエンド開発で多用されるフレームワークであるBootstrapを扱うスキルも必須と言えるでしょう。Bootstrapはデザインフレームワークであり、デザイナーがデザインした配色パターンやボタンなどのコードが提供されています。つまり、このようなデザインフレームワークを活用することで、デザインスキルを習得していなくてもデザイン性の高いサイトを構築することができるようになったのです。

JavaScriptを用いたコーディングスキル

JavaScriptの基本構文に加え、フロント開発で多用されるDOM、Ajax、API等の応用技術を利用するスキルが必要です。さらに、JavaScriptのフレームワークであるReact.js、Vue.js、AngularJSを扱うスキルも身につけておくべきでしょう。フレームワークのトレンドは移り変わりが激しいため、新しい技術をキャッチアップする姿勢を持つことも大切です。

テストツールを扱うスキル

フロントエンドのテストは、ツールを使う方法が一般的です。代表的なツールにはJest、Mocha、Jasmineなどがあります。フロントエンドエンジニアはテスト工程も担当するため、テストツールを扱うスキルは必須スキルの一つです。

バージョン管理ツールを扱うスキル

バージョン管理ツールを使うことで、ソースコードの変更内容を確認したり、変更前の状態に復元したりすることができます。近年のシステム開発では、バージョン管理ツールを導入しないプロジェクトはほぼないと言っても過言ではありません。代表的なバージョン管理ツールであるGit、ソースコードをホスティングするGitHubの使い方を習得する必要があるでしょう。

パッケージ管理ツールを扱うスキル

システム開発では、開発に使用するソフトウェアのインストールや設定などさまざまな準備が必要ですが、パッケージ管理ツールを用いることで作業を効率化することができます。これらを扱うスキルは必須ではありませんが、使用経験があると評価が上がる可能性があります。代表的なパッケージ管理ツールにはnpmとYarnがあります。

タスク自動化ツールを扱うスキル

前述したSassなどのメタ言語は、そのままではブラウザで使用できないためコンパイルする必要があります。タスク自動化ツールはこのコンパイル作業を効率化するため、扱えると業務に役立つでしょう。代表的なツールにはGruntやgulp.jsがあります。

4. フロントエンドエンジニアの年収

レバテックキャリアに掲載されている求人を見てみると、フロントエンドの年収は400~800万円程度となっています。マークアップエンジニアの年収は300~600万円、Webデザイナーの年収は350~700万円であり、これらの職種よりも年収はやや高い傾向にあります。年収600万円以上を目指すには、リーダー職以上のポジションに就く必要があるでしょう。

5. 未経験からフロントエンドエンジニアに転職する方法

最後に、未経験からフロントエンドエンジニアに転職する方法について解説します。幅広いスキルが求められるフロントエンドエンジニアですが、以下の2点に力を入れて取り組むことで、実務未経験であっても採用される可能性があります。

コーディングスキルを習得する

フロントエンドエンジニアにはさまざまなスキルが求められますが、転職でもっとも重視されるのはコーディングスキルです。そのため、フロントエンドエンジニアに転職するにはCSS/HTML、JavaScriptを使ったコーディングスキルが必須です。未経験者が独学でこれらのスキルを習得するのは難易度が高いため、講師に質問できるスクールを活用するとよいでしょう。

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ポートフォリオを作成する

ポートフォリオとは、開発経験やスキル、知識を見える化したもので、開発経験(プロジェクト別の開発内容、開発期間、使用技術、プロジェクトでのポジション ※未経験者の場合は開発内容、開発期間、使用技術のみ記載)、保有スキル(プログラミング言語、データベースなどのミドルウェア、LinuxなどのOSの経験年数)、保有資格などをまとめたものです。

また、募集要件に含まれる技術(HTML/CSSなど)を使って構築したサイトなどの成果物を作っておくと実務スキルとして評価される傾向にあります。

6. まとめ

この記事では、フロントエンドエンジニアの仕事内容や必要なスキル、転職する方法について解説しました。UI/UXを設計するフロントエンドエンジニアには、プログラミングに限らずSEO対策なども含めた幅広い知識が必要になりますが、近年ではフロントエンドエンジニア養成を目的としたスクールも多く登場しており、以前より学習環境が整ってきています。ただし、学習環境が整っているとはいえ、スキルの習得には多くの努力が必要です。未経験から目指す場合には、まずはプログラミングスクールの体験レッスンなどでコーディングを体験してみるのもよいでしょう。

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