AWSのEC2とは?利用するメリット、需要の高さを解説

最終更新日:2023年12月15日

「Amazon EC2」は、Amazon社が提供しているAWS(Amazon Web Services)の一つであり、多くの企業で導入されています。クラウド上に仮想サーバーを構築でき、従来の物理的なサーバーよりも構築業務のコストを大幅に削減できる点が魅力です。

近年、日本国内ではEC2を含むAWSサービスを利用している企業の割合が増えており、AWSを活用して業務を行う「AWSエンジニア」の需要も高まっています。本記事では、AWSの知識を習得したいと考えているエンジニアの方に向けて、AWSのEC2の概要と利用するメリット、需要の高さ、AWSエンジニアに必要な知識について解説します。

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この記事のまとめ

  • Amazon EC2(Amazon Elastic Compute Cloud)とは、クラウド上に仮想サーバーを構築できるサービスのこと
  • EC2を利用するメリットは、サーバー構築時間の短縮や柔軟性、運用コストの削減、冗長化が短時間で行える点などがある
  • AWSエンジニアに必要な知識は、AWSに関する基礎知識やインフラに関する知識、ミドルウェアに関する知識などが求められる

AWSのEC2とは

Amazon EC2(Amazon Elastic Compute Cloud)とは、クラウド上に仮想サーバーを構築できるサービスです。EC2を活用すれば、企業内にサーバーやネットワーク機器などを設置する手間がなくなり、短時間でクラウド上に仮想サーバーを構築できます。従来のオンプレミスのサーバーと比較して、構築作業の時間・手間を大幅に削減できる点が魅力です。

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EC2の特徴

EC2では、自社内でOSやスペックなどを自由に変更できるため「自社専用の仮想サーバー」を作れることが特徴です。

例えば、レンタルサーバーの場合、1つの物理的なサーバーを複数の人が利用するため、サーバーのCPUやメモリに限界があります。EC2であれば、他のユーザーの処理に影響されることなく、安全に稼働できます。サーバーの運用時によく起こるスペック・容量不足の問題に対しても、迅速な対処が可能です。

EC2のインスタンスタイプとインスタンスサイズ

Amazon EC2の仮想サーバーのスペックは「インスタンス」という形で400種類以上搭載されています。EC2の利用開始・変更の際には、用途に応じた「インスタンスタイプ」と「インスタンスサイズ」を選択しなければなりません。

インスタンスタイプは、CPUやストレージ、メモリなどを様々なパターンで組み合わせて構成されています。EC2では、豊富なインスタンスタイプのなかから、ユースケースに合わせて自由にインスタンスタイプを選択できるのです。

例えば、AWSに新規登録した際に無料枠として提供される「t2.micro」の場合、「t」がインスタンスファミリーで、「2」が世代を表しています。そして、ドットの後に続く「micro」がインスタンスサイズとなっています。他にも「medium」「large」といったインスタンスサイズがあり、サイズが大きくなるほど性能もアップする仕組みです。

また、アプリケーションの開発では「T2」「T3」が、本番での利用には「M4」「M5」といったインスタンスタイプが多く利用されます。インスタンスタイプとインスタンスサイズは、一定の条件を満たせば運用後の変更も可能です。

EC2の料金プラン

Amazon EC2は、ユーザーの使用状況に合わせて選べる4つの料金プランを提供しています。これには「オンデマンドインスタンス」「スポットインスタンス」「Savings Plans」「Dedicated Hosts」という4種類のプランが含まれます。本章では、これらのEC2の各料金プランの主な特徴を、詳しく紹介していきます。

オンデマンドインスタンス

サーバーを立ち上げている時間によって料金が発生するプランです。オンデマンドインスタンスは、短時間のサーバー利用に適しています。EC2を低コストで利用したいと考えている企業や、まずは開発やテストとしてEC2を試したい企業に最適です。

スポットインスタンス

AWS上にすでに存在し、放置されているインスタンスを格安料金で使えるプランです。スポットインスタンスでは、インスタンスタイプごとに時間単位のスポット料金が設定されています。変動するインスタンスタイプに対して入札価格を設定しておけば、スポット料金でEC2を利用できるようになる仕組みです。

オンデマンド価格から最大90%割引でEC2を利用できる可能性もあるため、コストを重視している企業に適しています。

Savings Plans

Savings Plansは、あらかじめ1〜3年ほどの稼働期間を決めておき、先に契約する料金プランです。Savings Plansには、さらに3種類に分類されたCompute Savings Plans、EC2 Instance Savings Plans、Amazon SageMaker Savings Plansといった料金プランがあります。Savings Plansは、常時インスタンスを立ち上げておきたい、長期間サーバーを稼働させ続けたい企業に適しています。

Dedicated Hosts

Dedicated Hostsは、専用の物理サーバーに対してEC2インスタンスを起動できるプランです。インスタンスが稼働する物理サーバーを専有・限定することにより、自社のWindows ServerやSQL Serverなどのライセンス条項に制限のあるソフトウェアを利用できます。

EC2は、4つの料金プランを自社の環境や状況に合わせて、自由に選定できる点が魅力です。

EC2を利用するメリット

EC2を利用することは、従来のオンプレミスでのサーバー運用に比べ、数多くのメリットがあります。具体的なメリットとしては、サーバー構築時間の大幅な短縮や繁忙期に応じたサーバー性能の柔軟な調整、運用コストの削減、人件費の節約、サーバーの冗長化を短時間で簡単に行えるなどがあります。本章では、これらのEC2を利用するメリットについて詳しく解説します。

サーバー構築の時間を大幅に削減できる

EC2では、クラウド上に仮想サーバーを簡単かつ短時間で構築できます。物理的なサーバーを構築する場合、サーバーを自社で導入し、ネットワーク機器の設置や細かい設定作業を行わなければなりません。また、導入するサーバーの数が多いほど、設置作業に時間がかかり、人件費も上がるでしょう。

EC2であれば、数分でサーバー構築が可能です。さらに、用途ごとに複数のサーバーを簡単に作れるため、サーバー構築にかかっていた時間を大幅に削減できます。

繁忙期に応じてサーバーのスペックを柔軟に変更できる

サーバーのCPUやメモリ、容量などのスペックを簡単に変更できることもEC2を利用するメリットです。例えば、繁忙期や日中の忙しい時間帯だけサーバーのスペックを上げたり、データ容量が増えた時に一時的にメモリを増やしたりなど、自社の状況に合わせて柔軟に利用できます。

さらに、事前に数値を決めておき、その数値を超えたら自動的にリソースを追加するといった自動変更も可能です。

サーバーの運用コストを抑えられる

EC2は従量課金制です。使った分だけの料金しか発生しないため、サーバーの運用コストを抑えられるメリットがあります。加えて、サーバー機器の購入やネットワーク回線の敷設など、膨大な初期費用が一切掛からない点も魅力です。

運用・監視にかかる人件費を削減できる

EC2の利用は、運用・監視にかかる人件費の削減にもつながります。社内に物理的なサーバーを設置した場合、24時間365日体制でサーバーが正常稼働しているかを監視しなければなりません。さらに、機器故障が発生した際の対応なども必要です。物理的なサーバーを設置し、長期にわたって運用するには、継続的に人件費がかかってしまいます。

EC2を利用すれば、機器の監視や故障への対応が不要になるため、人件費を抑えながら運用が可能です。

サーバーの冗長化も短時間で簡単に行える

サーバーの冗長化が短時間で簡単に行える点も、EC2を利用するメリットです。物理的なサーバーを冗長化する場合、サーバー本体に加えて周辺のネットワークも冗長化する必要があります。また、ネットワーク機器も冗長化を見込んで複数台導入しなければなりません。

EC2では、冗長化に必要なネットワーク環境もクラウド上で構築できます。簡単かつ短時間でサーバーの冗長化を実現可能です。さらに、冗長化を目的に調達したネットワーク機器の購入費用も削減できます。

EC2に関連するサービス

EC2を運用する際には、さまざまな関連サービスと連携する必要があります。EC2に関連するサービスとしては、ストレージオプションとしてのEBSやインスタンスストア、セキュリティ機能を提供するセキュリティグループ、トラフィックの分散を担うELB(Elastic Load Balancing)、そして負荷変動に対応するAuto Scalingなどが含まれます。本章では、これらのEC2に関連するサービスについて解説します。

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EBS(Elastic Block Store)

EBS(Elastic Block Store)は、EC2で使用されるストレージサービスのひとつです。99.999%の高い可用性を誇り、オペレーティングシステムやアプリケーション、さまざまなデータを保存するために広く利用されています。さらに、年間0.001%の極めて低い故障率であるため、データの安全性と信頼性が高いサービスです。

インスタンスストア

EC2内で使用されるインスタンスストアは、揮発性のあるストレージです。インスタンスストアは、EC2の一時データを保存し、EC2の停止や終了と同時にそのデータを消去する特徴があります。そのため、インスタンスストアはデータの永続的な保管場所というよりは、一時的なデータの置き場として機能します。

また、EC2の物理的なローカルディスク上に構築されているため、EBSのようにネットワークを介したデータ転送が不要であり、ネットワークの遅延や障害の影響を受けにくいというメリットがあります。

セキュリティグループ

セキュリティグループは、仮想ネットワーク上で構築されたEC2のインスタンスに対する仮想ファイアウォールとして機能するサービスです。この機能はAWSの標準的なファイアウォール機能として提供され、EC2インスタンスへのアクセス許可やトラフィックの管理を行います。

セキュリティグループは、EC2を使用する際のセキュリティを強化し、リソースへの不正アクセスや攻撃から保護する重要な役割を担っています。

ELB (Elastic Load Balancing)

ELB (Elastic Load Balancing) は、AWSによって提供されるロードバランシングサービスです。クラウド上でロードバランサーの機能を備えており、トラフィックを仮想サーバーなど複数のターゲット間で自動的に分散させます。ELBは負荷の均等化を図り、システムの障害耐性を高め、安定した運用を支援します。

ELBには、アプリケーション指向の「ALB(Application Load Balancer)」、ネットワーク中心の「NLB(Network Load Balancer)」、ゲートウェイ機能の「GLB(Gateway Load Balancer)」、そして従来型の「CLB(Classic Load Balancer)」という4つの異なるタイプがあります。それぞれの特性を理解し、目的に応じて最適なサービスを選択することが重要です。

Auto Scaling

AutoScalingは、EC2インスタンスの数を処理負荷に応じて自動的に調整するAWSサービスです。AutoScalingのメリットは、断続的かつ予測不可能なワークロードに対応し、最適なパフォーマンスを維持する能力にあります。AutoScalingの使用によって、コスト効率の最適化が図れ、リソースの過剰な配備や不足を避けながらEC2の運用を効率化できます。

AWSの需要・将来性について

エンジニアがAWSの知識を身につけることを考える際、AWSの場需要と将来性は重要な判断基準となります。AWSをはじめとするクラウドサービスは、世界中の企業で利用が急増しています。日本国内でもAWSの市場シェアは年々成長を見せています。本章では、日本国内のクラウドサービスの利用状況とAWSの需要の高さについて解説します。

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クラウドサービスを活用する企業は増加している

総務省の「企業におけるクラウドサービスの利用動向」によると、日本国内のクラウドサービスを利用している企業の割合は70.4%と約7割となっており、いまやクラウドサービスは業務を行ううえで欠かせないものといえるでしょう。

日本国内のAWSの市場シェアは年々拡大している

株式会社MM総研が2022年8月に発表した「国内クラウドサービス需要動向調査」によると、PaaS市場およびIaaS市場における大手クラウド3社であるAWS(Amazon Web Services)とAzure(Microsoft Azure)、GCP(Google Cloud Platform)の利用率の高さが明らかになりました。

PaaS利用企業のうち、AWSを利用している企業は60.0%と半数以上を占めており、次いでAzure(48.2%)、GCP(28.8%)という結果です。大手クラウド3社のなかでもAWSの需要は特に高く、AWSに精通した「AWSエンジニア」の需要が今後高まると予想されています。

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AWSエンジニアに必要な知識

AWSエンジニアとして活躍するためには、幅広い知識が必要です。AWSに関する基礎知識やサーバーやネットワークなどインフラに関する知識、ミドルウェアに関する知識、そしてオンプレミス環境からクラウド環境へのサーバー移行における設計や構築のスキルが含まれます。本章では、AWSエンジニアに必要な知識について解説していきます。

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AWSに関する基礎知識

AWSのサービスは非常に多く、新しいサービスが随時追加されていきます。全知識を網羅することは非常に難しいため、企業での利用率が高い下記のサービスから学ぶのがおすすめです。

  • ・EC2(仮想サーバー)

    ・VPC(仮想ネットワーク)

    ・ELB(負荷分散装置)

    ・RDS(リレーショナル型データベース)

    ・S3(オンラインストレージサービス)

利用率が高い上記サービスの知識を身に付けておけば、AWSを使ってどのような業務を行っているのかをイメージできるようになります。さらに、自身がAWSの現場に参画した際にも、身に付けた知識を活用して業務を行えるでしょう。

サーバーやネットワークなどインフラに関する知識

AWSエンジニアは、サーバーやストレージの構築業務が多い傾向があります。そのため、サーバーの設計・構築の知識に加えて、通信やネットワークに関する知識も非常に重要です。例えば、オンプレミス環境でサーバーやネットワークの設計・構築などの経験があれば、AWSエンジニアの業務でも活かせる可能性が高くなります。

関連記事:インフラエンジニアにAWSスキルが求められる理由

ミドルウェアに関する知識

アプリケーションの開発や基幹システムに携わる案件では、ミドルウェアに関する知識も求められます。LinuxなどのOSに関する知識やWeb・アプリケーションサーバーに関する知識、設計・構築に携わった経験があれば、AWSの業務にも活かせるでしょう。

オンプレミスからクラウドへサーバーを移行する際の設計・構築スキル

近年では、オンプレミスからクラウドへの移行を検討する企業が増加しています。どのような手順でオンプレミスからクラウドへ移行するのか・設計するのかを理解していれば、仮想サーバーの設計・構築などの高い技術が求められる案件にも参画できるようになるでしょう。

AWSによる仮想サーバーの設計・構築の知識を深めるためには、AWSを構築・設計・運用するための考え方や手本が示されている「AWS Well-Architected Framework」の活用がおすすめです。

AWSエンジニアに必要な知識を身に付けるための学習方法

AWSエンジニアを目指すためには、インフラに関する知識やミドルウェアなどの知識が求められます。日々進化するAWSに関する知識を学習するには、AWSに関する資格取得を目指すことやAWS公式のハンズオンを受講する、AWSサービス別資料で学習するなどがあります。本章では、AWSエンジニアに必要な知識を身に付けるための学習方法を紹介します。

関連記事:AWSの勉強方法|初心者も無理なく身につけられる手順を紹介

AWSに関する資格取得を目指す

AWSに関する資格の取得がおすすめです。資格勉強を通して、AWSエンジニアの実務で活かせる知識を体系的に身に付けられます。AWSに関する資格は多くありますが、まずは基礎レベルである「クラウドプラクティショナー」の取得を目指しましょう。

クラウドプラクティショナーを取得すれば、AWSの主要サービスやクラウド、セキュリティなどに関する基本的な知識を証明できます。ほかにも、AWSに関する試験には「ソリューションアーキテクトアソシエイト」や「ソリューションアーキテクトプロフェッショナル」などがあります。しかし、AWSの認定試験を初めて受験する場合、入門的な位置づけであるクラウドプラクティショナーから挑戦するとよいでしょう。

クラウドプラクティショナーの資格は、AWSエンジニアになるために必須ではありません。しかし取得すれば、AWSに関して一定の知識を持っていることや、学習意欲の高さをアピールできます。

関連記事:AWS認定資格で年収アップは可能?転職における市場価値とは

AWS公式のハンズオンを受講する

AWSの知識を身に付けるための教材は多く存在します。その一つであるAWS公式のハンズオンは、AWSが提供しているサービスの利用方法などを実践的にまとめた講座です。オンデマンドの形式で配信されている動画を見て学習を進める形になっているため、場所・時間にとらわれずに学習を進められます。

AWS 初心者におすすめの講座は下記の2つです。

AWS Hands-on for Beginners

AWS Hands-on for Beginnersは、無料で利用できる動画ベースの実践的なコンテンツで、AWSサービスの基本を実際に操作しながら学ぶことができます。このコンテンツはAWSサービスを初めて使用する方に特に適しており、学習の出発点として最適です。

オンデマンド形式で提供されているため、移動中などの空き時間にも学習を進めることが可能です。また、理解しにくい箇所は何度でも繰り返し視聴することができ、自分のペースでじっくりと知識を深めることができます。

ハンズオンチュートリアル

ハンズオンチュートリアルは、AWSのさまざまなサービスの使用方法を、入門ガイドやハウツーガイドなどのカテゴリ別で紹介しています。機能別の検索オプションも提供されており、初心者にも使いやすいインターフェースが特徴です。

トップページではチュートリアルのタイトルや説明が英語で表示されますが、クリックすると日本語の内容に切り替わるため、英語に自信がない方でも安心して利用することができます。

AWSサービス別資料で学習する

AWSの各サービスの違いや特徴を理解するためには「AWSサービス別資料」がおすすめです。AWSサービス別資料は、AWSで開催しているウェブセミナーのアーカイブとなっており、各AWSサービスの要点がまとめられています。

難しい専門用語もわかりやすく記載されているため、初心者の方でも読み進めやすい点が魅力です。AWSの学習を進めるうえで理解しにくいサービスの仕組み・技術があった場合、AWSサービス別資料を参照することをおすすめします。

関連記事:未経験でAWSエンジニアになる方法は?認定資格などを含めて徹底解説

AWSのEC2に関するよくある質問

AWSのスキルを身につけようと考えるエンジニアにとって、特にEC2に関する質問は多くあるでしょう。AWSのEC2に関するよくある質問は、EC2の概要やできること、EC2インスタンスの意味などが挙げられます。本章では、これらのAWSのEC2に関するよくある質問について回答していきます。AWSを学ぶ基礎知識として役立ててください。

Q1. EC2とは何か教えてください

EC2(Elastic Compute Cloud)とは、AWS上に仮想サーバを構築できるサービスの名称です。EC2を利用することで、オンプレミス型のサーバ構築と異なり、OSを含む仮想環境を迅速にクラウド上に設置することが可能になります。

Q2. EC2は何ができますか?

EC2は数分でクラウドサーバーの構築ができ、アプリケーションの負荷に応じて簡単にマシンのスペックを変更や拡張、削除ができます。例えば、CPUやメモリが不足してきた場合、インスタンスタイプの変更によって容易にスペックを増強でき、ディスク容量が足りなくなった場合も迅速に拡大できます。

Q3. EC2インスタンスとは何ですか?

EC2インスタンスとは、AWS上にあるEC2で構築された仮想サーバーを指します。EC2インスタンスは、ユーザーが用途に合わせて種類や性能を選択することが可能です。また、利用料金は従量課金制となっています。

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この記事の監修

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