AWSエンジニアの仕事内容とは?転職におすすめの資格も紹介

最終更新日:2024年1月17日

AWSは、Amazonが提供する開発向けのクラウドサービスです。AWSには100種類以上の機能が用意されており、AWSエンジニアはそれらを組み合わせて適切なインフラ環境を提供します。本記事では、AWSの概要、AWSエンジニアの仕事内容、将来性、年収と求人例、AWSエンジニアに必要なスキル、転職するためのポイントやおすすめの資格、キャリアパスなどについて解説します。

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この記事のまとめ

  • AWSエンジニアの主な仕事内容は、AWSを使用した開発環境の設計、構築、運用である
  • AWSエンジニアに転職するためには、インフラエンジニアとしての経験が重宝され、未経験では、サーバーやネットワークの知識が求められる
  • エンジニア未経験からAWSエンジニアを目指す場合は資格の取得がおすすめ

AWSエンジニアとは

AWSエンジニアとは、Amazonが提供するクラウドサービス「AWS(Amazon Web Services)」を使ってインフラ環境の構築などを専門とするエンジニアです。従来、ネットワークやインフラエンジニアが行っていた業務を、AWSのクラウド上で実施します。

AWSエンジニアには、AWSに関する深い知識と技術力が求められます。この職種では、主にシステム要件に基づいてアーキテクチャを設計し、システムの開発から保守・運用に至るまで、幅広い業務を担います。

AWSとは

AWSは、Amazon Web Servicesの略で、Amazonが提供する開発向けのクラウドコンピューティングサービスです。クラウドコンピューティングとは、インターネットを介してサーバーやストレージ、データベース、ソフトウェアといったコンピューティングサービスを利用することです。

手元に一台のPCとインターネット環境があれば、サーバーや大容量のストレージ、高速なデータベースを必要な分だけ利用できます。また、基本的には利用した分だけ料金を支払う従量課金制で、初期費用を抑えられるため、導入のハードルも高くありません。

現在市場にあるクラウドコンピューティングの中でも特に人気のAWSは、サービスの充実度とセキュリティの高さが特徴です。AWSには、240種類以上のサービスが用意されています。AWSエンジニアが多く利用するサービスには、仮想サーバーの役割を果たす「EC2」やオンラインストレージの「S3」、データベースサービスの「RDS」、サーバーレスコンピューティングサービスの「AWS Lambda」などがあります。

AWSの主なサービス
サービス名 特長
EC2 AWS上にLinuxやWindowsベースなどの仮想サーバーを自由に構築できるサービス
S3 容量無制限で99.999999999%の耐久性を持つオブジェクトストレージで、インターネット経由でアクセス可能な静的コンテンツ配信にも利用可能
RDS フルマネージドのデータベースサービスで、PostgreSQL、MySQLのオープンソースやOracleの商用データベースなどが利用可能
AWS Lambda サーバーレスでプログラムを実行できるサービスで、Lambda関数として登録したコードをサーバー管理なしで自動で実行ができる

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AWSエンジニアの仕事内容

AWSエンジニアは、AWSのサービスを使ってインフラ環境の構築を行います。AWSエンジニアの仕事内容は、大きく分類してAWS環境の設計、AWS環境の構築、AWS環境の運用の3つの業務に分けられます。本章では、これらのAWSエンジニアの仕事内容について詳しく解説していきます。AWSエンジニアの仕事を把握する際の参考にしてください。

AWS環境の設計

AWSを使用した開発環境を設計します。通常の環境設計と異なる点は、クラウドサービスを使用しているかどうかです。クラウドサービスを扱うためには、クラウドの特性を理解する必要があります。

その上で、拡張性・可用性を意識して継続的にシステムを最適化できるように設計しなければなりません。トラブルにも迅速に対応できる管理方法や、クラウドサービスならではの特徴を活かした運用計画など、あらゆる視点から企画します。

また、クラウドサービスの導入を検討している企業が、オンプレミスの環境を持っている場合は、連携した運用の企画をする必要があります。この段階でしっかりと設計できていないと、システムの性能が低くなるリスクもあるため、重要な業務のひとつです。

AWS環境の構築

設計書をもとに、AWS上のあらゆるサービスを組み合わせて、必要なインフラを構築します。AWSには、サーバー環境の構築やデータの保存、コンテンツの配信、データベース、セキュリティ、メール機能、プログラムの実行環境など、240種類を超える機能が用意されています。開発したWebサービスを稼働させるために、適切な構築を行うことが重要です。

AWS環境の運用

構築した環境を実際に運用することもAWSエンジニアの仕事です。主にセキュリティ、サーバー増設、機能のアップデート、動作の監視などの業務を担います。運用の業務範囲は多岐にわたり、エンジニアのスキルによって実施する業務は異なります。また、必要に応じて環境の構成を変更し、最適化することも求められるでしょう。

AWSエンジニアに必要なスキル

AWSエンジニアになるためには、さまざまな知識やスキルが求められます。基本として必要なのは、AWSについての知識やネットワーク構築に関する知識、クラウドに関する知識です。また、インフラエンジニアとしての実務経験もあるといいでしょう。さらにミドルウェアの知識やデータ管理のスキルも大切です。以下では、AWSエンジニアに必要なスキルについて詳しく解説していきます。

関連記事:AWSエンジニアに転職したい人必見!将来性や必要スキルなど、知っておくべきこと

AWSについての知識

クラウドサービスの中でも、AWSに特化した知識が求められます。AWSの代表的な製品やサービス、AWSで実現できることを把握していると、実務で生きてきます。AWSは豊富な製品を持っており、製品を組み合わせることによって多様なソリューションを実現可能です。

すべてを覚えることは困難ですが、代表的なサービスの特徴と活用できる場面を理解できていれば応用が効くでしょう。余裕があれば、AWSだけではなく、他の代表的なクラウドサービスとの違いも学んでおくと、上流工程で活きてくるはずです。

関連記事:AWSの勉強方法|初心者も無理なく身につけられる手順を紹介

ネットワーク構築に関する知識

AWSを利用するには、ネットワーク構築が必要です。そのため、AWSエンジニアを目指すのであれば、クラウドサービスの知識と同様に、インフラエンジニアが実務で経験するようなネットワーク構築に関する知識が欠かせません。

クラウドに関する知識

クラウドサービスを利用できるだけではなく、仕組みを理解して説明できるレベルの知識が求められます。上流工程を担当するインフラエンジニアであれば、クラウドサービスを適切に選定し、顧客に選定した理由を述べるシーンが出てくるでしょう。

なぜクラウドを利用するのか、なぜクラウドサービスの中でもAWSを利用するのかを説明するために、オンプレミスとの違いやメリットについて明確な理論を持っておく必要があります。

インフラエンジニアとしての実務経験

AWSエンジニアの仕事は、インフラ構築がメインです。そのため、インフラエンジニア、ネットワークエンジニアなどが持っているインフラ基盤の知識やスキルが求められます。また、クラウド上のネットワークであるAmazon VPCや、AWSdirect connectを使用した仮想インターフェースに関するスキルが求められることもあります。

ミドルウェアの知識

AWSの中でもEC2などの仮想マシンは、何らかのミドルウェアやアプリケーションを稼働させるための環境として利用します。そのため、ミドルウェアをインストールして動かすまでの知識とスキルも必要です。

クラウド環境ではオンプレミスと設定が変わってくるミドルウェアも存在するため、クラウドでの利用に特化した知識を持っていると転職で有利となるでしょう。

データ管理のスキル

AWSエンジニアは、AWSの知識やインフラエンジニアリング経験に加え、データ管理スキルも必要です。AWSには、さまざまなデータ保存サービスがあり、運用やバックアップ、データ移行に利用されています。

データ容量は課金対象なので、効率的に使用することがコスト削減に繋がります。不要なデータの保存は、結果的にコストを増加させます。適切なデータ管理スキルを持つことで、このような問題に対処できるようになります。

AWSエンジニアの将来性

AWSエンジニアは、近年注目を集めている職種のひとつで、将来性は非常に高いと言われています。AWSエンジニアの将来性が高いと言われる理由は、主に以下の3点が挙げられます。


  • ・企業のクラウド利用が増加

    ・IaaS市場は分散化の動きもあるが、AWSの優位性は揺るがない

    ・AWSにおけるサービス内容の多様化


本章では、AWSエンジニアの将来性について解説していきます。

企業のクラウド利用が増加

総務省が公表している令和4年の情報通信白書によると、クラウドシステムを事業に使用している企業は全体の6割近くまで増加しています。クラウド活用の理由として最も多いのが「資産、保守体制を持つ必要がない」ことです。

ランニングコストの低さが、クラウドサービスの需要につながっていると推測できます。そのほか、「場所に縛られない利活用」「安定運用や可用性」といった理由も挙げられており、総合的に見て自由度の高さとコストの低さがメリットです。

クラウドサービスはAWS・Azure・GCPが主流ですが、それぞれ新しいサービスや便利な機能などが続々と追加されています。今後もインフラ構築をクラウドサービスで行う企業は増えると考えられるため、AWSエンジニアの需要は高いといえるでしょう。

また、運用保守費用を抑えるために、徐々にクラウドへ移行していく動きが見られるはずです。実際に、世界最大手のAWSを筆頭にIaaSの普及が拡大しており、この傾向はしばらく続くと推測されます。

引用:『総務省|令和4年版 情報通信白書|データ集(第3章第6節)』総務省

AWSはクラウドサービスのシェア率が高い

クラウドサービスの中でも、AWSは世界トップのシェア率を誇ります。Canalysが発表した2023年第二四半期のクラウドインフラシェア率を見ると、AWSが30%占めており、2位がMicrosoft Azureの26%、3位がGoogle cloudの9%となっています。

1位 AWS 30%
2位 Microsoft Azure 26%
3位 Google cloud 9%

日本でもAWSのシェア率は高く、新規サービスの多くはAWSを用いてインフラ環境を構築しています。AWSでの構築に加えて、運用と保守ができる人材を求めている企業も多数あります。

転職サイトや案件サイトを見ると、AWSエンジニアは正社員の求人だけではなくフリーランスの案件も多いことから、AWSエンジニアの需要は高く、多様な働き方が可能といえるでしょう。

引用:『Canalys Newsroom - Global cloud services market growth slows to 16% in Q2 2023』Canalys

AWSにおけるサービス内容の多様化

2023年12月時点で、AWSの提供している製品とサービスは240種類以上にものぼります。今後もさらなるサービス内容の増加が予想されています。AWSは現時点でもシェア率1位を獲得していますが、サービスの追加や改善によって利用者はますます増えるでしょう。このようなAWSにおけるサービス内容の多様化は、ますます企業におけるAWSサービスの利用増加につながります。

AWSエンジニアの年収と求人例

レバテックキャリアに掲載されている求人(2023年12月現在)を例に、AWSエンジニアの年収について解説します。

以下で紹介する求人例を見ると、AWSを扱うエンジニアの想定年収は400万〜1,000万円と幅が広いです。AWSエンジニアの求人は設計、開発、運用のセットで募集されているケースが多く、AWSの経験に加えてその他のインフラ業務経験が求められることもあります。

想定年収よりも上を目指すためには、AWSの知識と経験はもちろん、サーバーやネットワークの知識など、インフラエンジニアとしての経験を活かして業務範囲を広げる必要があるでしょう。

関連記事:AWSエンジニアの年収相場は?将来性やキャリアパスについても解説

【クラウドエンジニア】AWSの経験を活かせる/プライム案件9割

想定年収:400万~800万円

条件:
・AWSの実務経験1年以上
・Linuxシステムのオペレーション経験
・Java,C++,C#,C、いずれかでの実装経験3年以上
・基本設計までされている方
・常に新たなソリューションや技術を取り入れる積極性とフレキシビリティ

仕事内容:
インフラを設計、構築、テスト、運用設計

【クラウドエンジニア】AWS/Azureでのインフラ設計構築、運用保守/全国フルリモート

想定年収:500万~700万円

条件:
・LinuxもしくはWindows Serverの構築および運用(3年以上)
・オンプレミスもしくはクラウド上でのインフラ設計
・シェルスクリプト、スクリプト言語(Perl、Python、PHP、Ruby、Go、Powershellなど)でのプログラミング
・顧客折衝(スケジュール調整、優先度決め)

仕事内容:
・AWSを利用したシステムの提案、設計、構築、運用
・顧客AWSシステムの性能改善/運用改善提案と交渉、実装
・運用効率化のための社内システムの開発、とりまとめ

【インフラエンジニア】ライフサイクルに合わせた基盤システムの構築・移行など/AWS/リモート可能

想定年収: 600万~1,000万円

条件:
・5年以上のITインフラの設計/構築/運用経験(サーバ(Windows, Linux)、ミドルウェア、DB,ネットワークの一通りのインフラスキル)
・クラウド環境でのインフラ設計/構築/運用の経験
・インフラ構築プロジェクトのリーダー経験
・インフラに対する利用者からの問合せや一次受付窓口からのエスカレーション対応経験
・変更管理や問題管理などIT運用管理のプロセスにのっとり、自身がリードしてタスクを進めた経験

仕事内容:
・ライフサイクルに合わせた基盤システムの構築/移行(AWS)
・社内インフラの企画/設計/構築/運用
・社内インフラに対する利用者からの問合せや一次受付窓口からのエスカレーション対応
・クラウドサービスの導入/展開/運用
・ゼロトラストセキュリティ基盤の導入/展開/運用
・ITセキュリティ対応(顧客からのセキュリティに関する問合せへの対応)
・リモートワーク拡大に伴うセキュリティ、インフラ基盤の強化
・情報セキュリティの担保、PMSおよびISMSの運用
・グループ会社へのITガバナンス対応

AWSエンジニアへ転職するには

AWSエンジニアとしてのキャリアを目指す際、転職者の個々の経験に基づいて重要な要素が変わります。例えば、エンジニア経験がない人と既にインフラエンジニアやプログラマーとしての経験がある人では、必要なスキルや知識が異なります。本章では、転職前の状況別にAWSエンジニアに転職するためのポイントを解説します。

エンジニア未経験からの転職

エンジニア未経験であれば、まずは知識を身につけることに専念しましょう。サーバーやネットワークといった、ITインフラの基本を勉強することから始めてください。AWSサービスの中でも、最低限以下を使用できるレベルでなければいけません。


  • ・EC2:サーバースキル

    ・S3:ストレージスキル

    ・RDS:データベーススキル

    ・VPC:ネットワークスキル


そして、転職のためにはAWSの資格取得を目指しましょう。AWSの資格はAWSエンジニアとして働く上で必須といってもよく、転職でも有利になる可能性があります。

関連記事:未経験でAWSエンジニアになる方法は?認定資格などを含めて徹底解説

インフラエンジニアからの転職

インフラエンジニアは、サーバー系の技術を主体として活躍するエンジニアです。未経験からクラウドエンジニアを目指す上で最もメジャーなキャリアパスです。

インフラエンジニアやサーバーエンジニアとして、サーバーやOS系を主軸にネットワーク、セキュリティ、ストレージや仮想基盤といったITインフラ全般の設計から運用に2年以上携わり、上流から下流まで一貫して経験を積めれば、クラウドエンジニアになるための経験としては十分でしょう。

インフラエンジニアとして経験を積んだあとは、もちろんAWSの知識を身につける必要があります。しかし、AWSエンジニアを含めたクラウドエンジニアは、ITインフラの品質、コストやセキュリティ、業務要件、可用性、負荷削減なども考慮しながら設計し、インフラの効率化を行うため、インフラエンジニアとして一貫した経験を積むことが最大の近道です。

プログラマーからの転職

プログラマーからAWSエンジニアへの転職を目指す際、多様な開発環境でのプログラミング経験が有利に働きます。しかし、通常のプログラミング技術に加え、インフラの構築に関する知識も必要ですので、自主的な学習が欠かせません。

インフラとAWSの知識を習得することで、システム全体の理解が深まります。Web開発やプログラミングの経験を重視するAWSエンジニアの役割も多いため、これらのスキルを持つ方は過去の経験を活用できます。

AWSエンジニアになるためにおすすめの資格

AWSエンジニアになるためには、資格取得が有効な手段のひとつです。AWSエンジニアに関連する資格としては、AWS認定クラウドプラクティショナーやAWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト、Linux技術者認定LPIC、シスコ技術者認定 CCNAがおすすめの資格に挙げられます。本章では、AWSエンジニアになるためにおすすめの資格について解説します。

AWS認定クラウドプラクティショナー

AWSに関する試験はベーシックレベルからプロフェッショナルレベルまで数種類あります。IT未経験の方におすすめのレベルはAWSクラウドプラクティショナーです。

AWS認定のエントリーポイントとされている認定のため、AWSの初学者が最初に学ぶのに最適です。まずは、AWSの全体の基礎を学習できるAWSクラウドプラクティショナーを取得して、転職後に業務で必要なスキルがあれば、勉強を兼ねて上位認定を狙うとよいでしょう。

関連記事:AWS認定資格で年収アップは可能?転職における市場価値とは

AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト

AWSソリューションアーキテクトとは、アーキテクトのカテゴリに属しています。ソリューションアーキテクトは、AWSで提供されているサービスを構成するコンピューティング、ネットワーキング、ストレージ、データベースの知識を有します。

AWSで必要とされているデプロイや管理、安全性と信頼性を意識した構成能力が求められます。試験のレベルは、アソシエイトレベルとプロフェッショナルの2種類です。アソシエイトレベルは、1年間AWSクラウドを使用した経験者を想定した内容で構成されています。

Linux技術者認定LPIC

LPICは、さまざまなシステムで使用されているLinuxを使いこなせることを証明する資格です。LPIC Level1、Level2まで取得できれば、サーバー構築に携わるための知識を有していることを証明できます。比較的学習しやすい点も魅力で、クラウドエンジニア未経験の方が最初に目指す資格としても向いています。クラウド上のサーバーを操作する際に活きてくるでしょう。

シスコ技術者認定 CCNA

CCNAは、ITやネットワークに関する基礎知識を習得しつつ、クラウド分野の知識も身につけられる資格です。CCNAの認定資格を取得していれば、ネットワークの基礎知識があることを証明でき、転職活動で有利となるでしょう。
クラウドでネットワークを構築する際には、ネットワークの知識がなければ難しい場面が多々あります。CCNAは、ネットワークを扱うエンジニアの登竜門的な資格として世界で認められています。

AWSエンジニアからのキャリアパス

AWSエンジニアは、広範な知識と高度なスキルが要求される職種です。これにより、さまざまなキャリアパスが開けてきます。例えば、プロジェクトリーダーやフルスタックエンジニア、ITコンサルタントなどがAWSエンジニアからのキャリアパスとして考えられます。本章では、AWSエンジニアからのキャリアパスについて詳しく解説します。

プロジェクトリーダー

AWSエンジニアからプロジェクトリーダーへのキャリアパスはひとつの選択肢です。プロジェクトリーダーは、Web開発などのチームを率いる責任者で、システム開発などのプロジェクトを管理します。この職種では、クライアントの要望を理解し、予測される問題を考慮しながらインフラの設計や構築を提案します。主に客観的で多面的な視点を持ち、チーム全体を見据えてプロジェクトを成功に導くスキルが求められます。

フルスタックエンジニア

フルスタックエンジニアもAWSエンジニアからのキャリアパスとして考えられます。フルスタックエンジニアは、インフラやネットワーク、クラウド、セキュリティーなど複数の分野での知識と技術を持ち、多方面で活躍できるエンジニアのことです。そのため、AWSエンジニアとして経験した広範な知識とスキルを十分に活用できます。

ITコンサルタント

ITコンサルタントもAWSエンジニアからのキャリアパスとしては、魅力的な選択肢と言えます。AWSを活用する企業の増加に伴い、AWSの専門知識を持つITコンサルタントへの需要も高まる可能性があります。AWSエンジニアとして蓄積した知識やスキル、実績を生かし、的確なアドバイスを提供することで、ITコンサルタントとしての価値を高めることが可能です。

AWSに関するよくある質問

AWSエンジニアを目指す人々は、AWSに関する様々な質問や疑問を持っていることが多いです。AWSに関するよくある質問としては、AWSでできることについてやAWSエンジニアとインフラエンジニアの違いについての質問が多く挙げられます。本章では、これらのAWSに関するよくある質問について、それぞれ回答していきます。

Q1. AWSを使うと何ができますか?

AWSはAmazonが運営するクラウドサービスで、2023年12月現在で240種類以上のサービスを提供しています。AWSでは仮想サーバーの構築、データベース作成、オンラインストレージ、機械学習など、幅広いサービスがインターネット上で利用可能です。

Q2. AWSエンジニアとインフラエンジニアの違いを教えてください

インフラエンジニアは、オンプレミスサーバーでインフラ構築をします。一方でAWSエンジニアはオンプレミスサーバーとクラウドサーバーの両方での知識が必要になります。そのため、AWSエンジニアのほうが将来性が期待されています。

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この記事の監修

レバテックキャリア編集部

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