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データアナリストにおすすめの資格

データアナリストは、データマイニングを行ってビッグデータを分析し、消費者の行動や将来のニーズなどを解析・予測する専門家です。分析結果を用いて事業課題を解決したり、サービスの改善に役立てたりするのが主な仕事です。

この記事では、データアナリストが取得しておく業務に役立つ資格を中心に、求められるスキルや年収についても解説します。

データアナリストとは

データアナリストは、データマイニングを行う専門家のことを指しています。データアナリストはビッグデータを分析し、消費者の行動や将来のニーズなどを解析・予測します。分析結果を用いて事業課題を解決したり、サービスの改善に役立てたりするのがデータアナリストの主な仕事です。

データアナリストには大きく分けて「コンサル型」と「エンジニア型」と呼ばれる2つのタイプが存在します。コンサル型のデータアナリストはコンサルティング会社などに所属し、クライアント企業が抱える事業課題をデータ分析を用いて解決します。一方のエンジニア型は、大量のデータが集まってくるゲーム会社やアドテクノロジー企業などに所属し、データマイニングや機械学習を用いてユーザーの行動特性や規則性を見出しながらサービス改善に取り組みます。
しかしながら、所属する企業によって実際の業務内容はさまざまです。

よく似た職業にデータサイエンティストがありますが、データサイエンティストは膨大なデータから必要な情報を抽出し、データを構造化・整理した後にデータ分析を用いて事業課題の解決策を提示していくのに対し、データアナリストはデータ分析業務に特化しているという違いがあります。

しかし、一般的には2つの職種に明確な線引きはなく、担当する業務領域が曖昧なこともあるようです。

データアナリストに役立つ資格

ここでは、データアナリストの業務に役に立つ資格をいくつか紹介します。

・統計検定
データ分析を行う上で、必ず必要となるスキルのひとつに統計学が挙げられます。総務省が後援している統計検定は、4級~1級までそれぞれのレベルごとに幅広い知識や応用力、判断力があるかどうかを評価します。

・情報処理技術者試験
プログラマーやシステムエンジニアの多くが取得している、情報処理技術者としての知識や技能を認定する国家試験です。基礎的なスキルを認定する「基本情報技術者試験」や「応用情報技術者試験」の試験内容は、データアナリストとして活躍する上でも役に立ちます。

・オラクルマスター
日本オラクル社が定めるデータベース認定試験で、情報処理系の資格では知名度の高い資格の一つです。入門レベルのBronzeをはじめ、Silver、Gold、Platinumまで4段階の積上げ式の資格となっています。

・OSS-DB技術者認定試験
オープンソースデータベースに関する技術、知識を有することを認定するIT技術者認定資格です。データベースシステムの設計から運用ができるレベルのSilver、大規模データベースシステムの改善、運用管理、コンサルティングができるレベルのGoldの2つに分かれています。

データアナリストになる上で資格の取得は必須ではありませんが、こういった資格を取得して知識やスキルを身につけることは、業務を進める上でも役に立ちます。データアナリストとしてスキルアップしたい方は取得しておいて損はないでしょう。

資格の概要や受験要項について

先ほど紹介した各資格について、概要の詳細や試験内容、データアナリストが取得を目指したい等級やレベルについて解説します。

・統計検定
大学基礎課程で学ぶ内容が出題される2級以上の取得を目指すとよいでしょう。大学基礎科目レベルの知識や活用するための理解度が問われる2級では、マークシート形式で30~40問が出題されます。次の準1級では、適切なデータ収集方法の計画、立案、適切な統計的手法など、マークシート形式で20~30問、記述問題が5~10問、論述問題1題の出題となっています。

・情報処理技術者試験
情報システムの技術者から利用者まで、ITに関わる全ての人が活用できる試験として実施されています。IT製品やソフトウェアに関する知識だけではなく、情報技術の総合的な知識や技能を身につけるのに役立ちます。まずは基礎知識を身につけるために「基本情報技術者試験」を受験し、その後に「応用情報技術者試験」の合格を目指すとよいでしょう。

・オラクルマスター
オラクルデータベースの基礎管理レベルに匹敵するBronzeは、データベース管理者の登竜門といわれています。データベースの内部構造など、最低限理解しておきたい範囲の資格ともいえるでしょう。SQL試験とDBA試験の2つに分かれており、両方とも合格することで「オラクルマスターBronze」を取得することができます。

・OSS-DB技術者認定試験
RDBMSやSQLの知識をはじめ、オープンソースデータベースの基礎的や知識、データベースの運用管理といったスキルを証明するSilverは、約50問をコンピュータベーストテストで行います。実務経験や資格保有条件がなく、2週間から1ヶ月程度の学習で合格を目指すことが可能です。

※2018年6月現在の情報となっておりますので、最新の詳しい情報については各資格の公式Webサイトをご確認ください

資格取得に役立つ書籍

紹介した資格の受検勉強に役立つ書籍をまとめました。これから学習を始めようと考えている方は参考にしてみてください。

【統計検定】
『完全独習 統計学入門』(小島 寛之、ダイヤモンド社) 
統計学を学んだことのない初心者向けのテキストとなっています。基礎から身につけたいという方向けですので、この本で学んだことを元にして更にレベルの高いテキストや問題集に挑戦するとよいでしょう。

『日本統計学会公式認定 統計検定 公式問題集』(日本統計学会、実務教育出版)
統計検定は、「3級・4級」「2級」「1級・準1級」とレベル別の公式問題集が出版されています。自分の受検するレベルの問題集を選び、繰り返し問題を解くことで試験合格を目指しましょう。

【基本情報技術者試験】
『ニュースペックテキスト 基本情報技術者 平成30年度 (情報処理技術者試験)』(TAC情報処理講座・根岸 良征、TAC出版)
オールカラーでわかりやすく試験の頻出論点を解説したテキストです。試験の重要ポイントが網羅的に掲載されているので、一冊で要点を効率的に理解することができます。基礎的な部分から説明されているので、初心者の方にも適しているでしょう。

『平成30年度【秋期】基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集 (情報処理技術者試験)』(山本 三雄、技術評論社)
平成28年秋から30年春までの4回分の過去問が紙面に収録されているほか、平成23年春~28年春までの問題と解説のダウンロード版もついています。とにかく過去問を解き、問題に慣れておきたいという方に適した問題集です。

【オラクルマスター】
『オラクル認定資格試験対策書 オラクルマスタースタディガイドシリーズ』(エディフィストラーニング、SBクリエイティブ)
オラクルマスターには、レベルや試験の種別ごとに公認の試験対策書が出版されています。問題には丁寧な解説がついているので、繰り返し問題を解き、わからない部分は解説を読み込むことで理解度を深めることができるでしょう。

【OSS-DB技術者認定試験】
『OSS教科書 OSS-DB Silver』(福岡 博・笠原 辰仁・藤井 雅雄、溝川 一彦(監修)、翔泳社)
OSS-DB技術者認定試験のSilver受検者向けの公認テキスト。「解説」「練習問題」「模擬問題」の3段階で学習することができるので、効率的に試験勉強がしたいという方に向いています。

データアナリストに求められる基礎スキル

膨大なデータを分析するデータアナリストには、ベースとして分析力や仮説力、論理的思考力が求められます。

また、統計するデータに関する業界知識やマーケティング知識など、携わる分野に合わせた幅広い知識が必要となるでしょう。IT業界は変化の激しい業界なので、常に新たな知識を吸収する知的好奇心を持ち続けることも重要です。

さらに、社内外でのやりとりを円滑に行うためのコミュニケーション能力も必須です。データ分析を行って得た結果を、チームで共有したりクライアントにわかりやすく伝えたりする必要があるためです。

データアナリストの平均年収

データアナリストの年収は、所属する企業や担当する業務領域にも異なります。レバテックキャリアが公開しているデータアナリスト求人を見てみても、年収レンジは300~700万円と幅が広い傾向にあります(2018年6月現在)。

近年、データアナリストの仕事はIT業界において重要なポジションと位置付けられているものの、業務を担当できる人材が少ないため人材需要は高い傾向にあります。ハイレベルなデータマイニングスキルを身につけることで、高年収を得ることも可能でしょう。

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