QAエンジニアにおすすめのIT資格一覧!品質管理の勉強方法も紹介

最終更新日:2025年5月2日

QA(Quality Assurance)エンジニアは、品質保証エンジニアとも呼ばれ、開発したシステムやソフトウェアの品質保証のためにテストやレビューを行うエンジニアです。

QAエンジニアの仕事に必須の資格はありませんが、代表的な資格は「JSTQB認定テスト技術者資格」や「ソフトウェア品質技術者資格認定」などが挙げられます。

この記事では、スキルアップを目指す現役QAエンジニアやQAエンジニアへの転職を検討している方へ向けて、QAエンジニアの仕事に役立つ資格の概要や取得のメリット、勉強方法について解説します。

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この記事のまとめ

  • QAエンジニアに役立つ資格として「JSTQB認定テスト技術者資格」「ソフトウェア品質技術者資格認定」などがある
  • 資格を取得すると、客観的にスキルの証明ができるため、転職時にアピールできたり、年収アップにつながったりするメリットがある
  • 資格取得に有効な勉強法として、書籍やオンラインサービスの利用がおすすめ

QAエンジニアは資格がないとなれない?

資格がなくとも、QAエンジニアになることは可能です。しかし、資格を取得することには以下のようなメリットがあります。

スキル証明と信頼性の向上

資格は、一定の知識・スキルを持っていることの証明となるため、転職活動で役立ちます。品質管理について一定のスキルを持っている証明になる資格を取得していることは、QAエンジニアとして大きな強みです。資格によっては、ある程度の業務経験が必要とされる難易度の高いものもあるため、取得することで信頼性の向上にもつながるでしょう。

キャリアの幅が広がる

QAエンジニアが資格を取得することでキャリアの幅が広がります。資格の種類によっては、高度な役割や専門分野へのキャリアパスにつながるからです。

たとえばテスト自動化に関する資格を取得して、QAリードやQAマネージャーなど上流工程の職種を目指すキャリアパスが挙げられます。取得する資格を選定する際は、キャリアの幅も意識するのがおすすめです。

トレンドや知識の維持が可能

資格を取得することで、トレンドや知識の吸収にもつながります。資格はその分野において重要な知識が網羅されていて、また資格によってはトレンドを反映させてブラッシュアップしているからです。

たとえばAWSの知識を習得、維持したいと思ったら、AWS資格取得を一つの指標にして勉強を進めることで必要な知識を網羅できるでしょう。評価アップだけでなく、自分自身の知識のためにも資格を利用してください。

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未経験・初心者QAエンジニアにおすすめの資格

まずは未経験・初心者QAエンジニアにおすすめの資格として、以下が挙げられます。

資格名 試験内容
JSTQB認定テスト技術者資格
FoundationLevel
テストの必要性、テスト技法、
テストツールなど
ソフトウェア品質技術者
資格認定 初級
ソフトウェア品質の定義、品質を作り込む
ための技術、AI、IoT、クラウドなど
QC検定 3級 QC7つ道具をはじめとした基本的な品質
管理手法の理解度を問う内容(CBT方式)
QC検定 2級 QC7つ道具をはじめとした基本的な品質
管理手法の理解度を問う内容(マークシート方式)
IT検証技術者認定試験
(IVEC) アシスタント
テストの基本とマインド、テスト技法の知識
IT検証技術者認定試験
(IVEC) テスター
テストの実施計画、テストの環境準備、
テストケースの準備、テストの実施や不具合の報告

JSTQB認定テスト技術者資格 FoundationLevel

JSTQB認定テスト技術者資格は、JSTQB認定テスト技術者資格はソフトウェアテストに特化した資格です。

ISTQBには「Foundation Level」「Core」「Specialist」「Agile」の4つの分類があり、その中でもFoundation Levelはもっとも易しい難易度です。

試験
内容
テストの必要性やテスト技法、テストツール
といった、ソフトウェアテストに関する内容
開催
時期
2月、8月
難易度 易しい
受験料 22,000円
おすすめ
の人
ソフトウェアテスト技術者の
入門的な資格を取得したい人
合格率 60%程度

ソフトウェア品質技術者資格認定 初級

JCSQEソフトウェア品質技術者資格認定は一般財団法人日本科学技術連盟が主催している資格試験で、ソフトウェアの品質向上を目指して実施されています。

初級、中級、上級の3つのレベルがあります。まずは一番難易度の低い初級から取得を目指すとよいでしょう。

試験
内容
ソフトウェア品質の定義から品質を作り
込むための技術、AI、IoT、クラウドなど
の応用領域まで、ソフトウェア品質に
関する内容
開催
時期
6月、11月
難易度 やや難しい
受験料 15,400円
おすすめ
の人
システム開発や品質管理業務に携わっていて、
ニーズの高い資格を取得したい人
合格率 平均30%程度

QC検定 3級

QC検定は品質管理検定とも呼ばれ、一般財団法人日本規格協会(JSA)が主催している比較的新しい資格試験です。1級~4級までのレベルがあり、今後実務レベルを目指すのであれば3級以上を目指すのがおすすめです。

試験
内容
QC7つ道具をはじめとした基本的な品質管理
手法の理解度を問う内容(CBT方式)
開催
時期
3月、9月
難易度 中程度
受験料 5,170円
おすすめ
の人
これから企業への就職を予定している学生
合格率 50%程度

QC検定 2級

QC検定は2級から目指す選択肢もあります。QC検定は段階的に取得していく必要はないので、たとえばいきなり1級を受験することも可能です。2級を取得すれば実務でもリーダークラスのスキルがあると見なされるでしょう。

試験
内容
QC7つ道具をはじめとした基本的な品質管理
手法の理解度を問う内容(マークシート方式)
開催
時期
3月、9月
難易度 やや難しい
受験料 6,380円
おすすめ
の人
実務経験がありリーダー的な立場にある人、
もしくは早期に目指したい人
合格率 25%程度

IT検証技術者認定試験(IVEC) アシスタント

IT検証技術者認定試験(IVEC)は、一般社団法人IT検証産業協会(IVIA)が認定するテストエンジニアの認定試験です。「アシスタント」「テスター」「デザイナー」「アーキテクト」「エバンジェリスト」の5つのキャリアレベルがあり、アシスタントはもっとも易しいレベルです。

試験
内容
テストの基本とマインド、テスト技法の知識
開催
時期
5月、11月
難易度 中程度
受験料 7,700円
おすすめ
の人
テストエンジニアとしての実務経験が浅い人や、
これからテストエンジニアを目指す人
合格率 50~60%程度

IT検証技術者認定試験(IVEC) テスター

IT検証技術者認定試験(IVEC)の中で2番目に易しく、こちらもまた未経験・初心者QAエンジニアにおすすめの資格です。アシスタントを受けずにテスターから受けることも可能です。

試験
内容
テストの実施計画、テストの環境準備、テスト
ケースの準備、テストの実施や不具合の報告
開催
時期
5月、11月
難易度 中程度
受験料 17,600円
おすすめ
の人
テストエンジニアとしてキャリアアップを
目指している人
合格率 50~60%程度

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QAエンジニアのスペシャリストを目指す方におすすめの資格

次にQAエンジニアのスペシャリストを目指す方におすすめの資格を紹介します。

資格名 試験内容
JSTQB認定テスト技術者資格
Advanced Level(テストアナリスト)
Foundation Levelから分析スキル
に踏み込んだ内容
JSTQB認定テスト技術者資格
Advanced Level(テストマネージャ)
Foundation Levelからマネジメント
スキルに踏み込んだ内容
JSTQB認定テスト技術者資格
Specialist(テスト自動化
エンジニア)
テスト自動化に必要な幅広い知識、
スキルを問う内容
ソフトウェア品質技術者
資格認定 中級
ソフトウェア品質に関する基本的な知識や
概念の理解、実践的な技法や対応方法
QC検定 1級
(IVEC) アシスタント
品質管理に関わる、手法・実務知識全般
IT検証技術者認定試験
(IVEC) デザイナー
テストエンジニアとしての実務経験や
スキル、知識を問う内容
AWS認定ソリューション
アーキテクトアソシエイト
AWSクラウド上でのアプリケーションおよび
システムの設計・構築に関するスキルを問う

JSTQB認定テスト技術者資格 Advanced Level(テストアナリスト)

JSTQB認定テスト技術者資格は、ソフトウェアテストに特化した資格です。Foundation Levelは未経験・初心者QAエンジニアにおすすめということでしたが、QAエンジニアのスペシャリストを目指す方にはAdvanced Level 以降がおすすめです。

試験
内容
Foundation Levelから分析
スキルに踏み込んだ内容
開催
時期
不定期
難易度 やや難しめ
受験料 22,000円
おすすめ
の人
テストの経験を積み、今後はテストの
設計技法等分析スキルを高めたい人
合格率 30%程度

JSTQB認定テスト技術者資格 Advanced Level(テストマネージャ)

テストマネージャは、JSTQB認定テスト技術者資格の中でもテストアナリストと並んでAdvanced Level になります。QAエンジニアとしてプロジェクトマネジメント領域のスキルアップを目指す方におすすめです。

試験
内容
Foundation Levelからマネジメント
スキルに踏み込んだ内容
開催
時期
不定期
難易度 やや難しめ
受験料 22,000円
おすすめ
の人
テストプロジェクトの計画、管理、
実行に必要な知識とスキルを身につけたい人
合格率 30%程度

JSTQB認定テスト技術者資格 Specialist(テスト自動化エンジニア)

テスト自動化エンジニアはJSTQB認定テスト技術者資格の中でもテストアナリストやテストマネージャよりも上位資格になります。テスト自動化について踏み込んだ内容となっており、スキルアップしたい人におすすめです。

試験
内容
テスト自動化に必要な幅広い知識、
スキルを問う内容
開催
時期
不定期
難易度 やや難しめ
受験料 22,000円
おすすめ
の人
テストプロジェクトの計画、管理、
実行に必要な知識とスキルを身につけたい人
合格率 30%程度

ソフトウェア品質技術者資格認定 中級

JCSQEソフトウェア品質技術者資格認定は一般財団法人日本科学技術連盟が主催している資格試験で、ソフトウェアの品質向上を目指して実施されています。初級は未経験・初心者QAエンジニアにおすすめの資格ということでしたが、中級はQAエンジニアのスペシャリストを目指す方におすすめです。

試験
内容
ソフトウェア品質に関する基本的な知識や
概念の理解、実践的な技法や対応方法
開催
時期
11月
難易度 難しい
受験料 20,900円
おすすめ
の人
システム開発の品質管理や品質保証の
業務に携わる人
合格率 15%程度

QC検定 1級

QC検定は品質管理検定とも呼ばれ、一般財団法人日本規格協会(JSA)が主催している資格試験です。2級までは未経験・初心者QAエンジニアにおすすめということでしたが、1級はQAエンジニアとして品質管理を最高レベルまで高めたい方におすすめです。

試験
内容
品質管理に関わる、手法・実務知識全般
開催
時期
3月、9月
難易度 かなり難しい
受験料 11,000円
おすすめ
の人
品質管理の最高レベルを目指したい人
合格率 10%前後

IT検証技術者認定試験(IVEC) デザイナー

IT検証技術者認定試験(IVEC)は、一般社団法人IT検証産業協会(IVIA)が認定するテストエンジニアの認定試験です。「アシスタント」「テスター」「デザイナー」「アーキテクト」「エバンジェリスト」の5つのレベルがあります。

デザイナーはちょうど真ん中に位置するレベルの試験です。名前の印象からそれぞれ異なるジャンルの試験に見えるかもしれませんが、実際は難易度ごとにレベル分けされているイメージになります。

試験
内容
テストエンジニアとしての実務経験や
スキル、知識を問う内容
開催
時期
5月、11月
難易度 やや難しい
受験料 19,800円
おすすめ
の人
テスト設計者レベルのスキルを身
につけたい人
合格率 30%程度

AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト

AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイトはAmazon Web Services(AWS)が提供する資格試験です。

AWS認定資格にはFoundational(基礎)、Associate(アソシエイト)、Professional(プロフェッショナル)、Specialty(スペシャリティ)の4つの階層があり、アソシエイトは下から2番目です。

AWSのスキルはQAエンジニアに限らず、エンジニア全般が習得すべきと言えるでしょう。今後開発環境にAWSを採用する案件は増えると考えられるからです。

試験
内容
AWSクラウド上でのアプリケーションおよびシステムの設計・
構築に関するスキルを問う
開催
時期
随時
難易度 易しい
受験料 150USD
おすすめ
の人
今後需要の高いスキルを身につけたい人
合格率 50%程度

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QAエンジニアの資格の勉強方法

QAエンジニア向けの資格は複数ありますが、勉強方法は共通しています。具体的には以下が王道でしょう。

受験勉強におすすめの書籍

資格取得に向けた勉強方法として、書籍の活用がおすすめです。まずは、専門用語など分からないことがあっても、全体に目を通し、大まかに理解します。何度も読み返し、疑問点を徐々に潰していくのが良いでしょう。

資格試験対策の参考書は、取得したい資格について体系的に知識を身につけられます。QAエンジニアに役立つ資格ごとにおすすめの参考書を紹介します。

JSTQB認定テスト技術者資格

『ソフトウェアテスト教科書 JSTQB Foundation 第5版 シラバス2023』(翔泳社、大西建児・湯本剛・町田欣史・福田里奈・角田俊・藤原考功・大段智広 著)
JSTQBの公認書籍としても認定されている1冊です。学習すべき内容や重要な用語が単位ごとに詳細に記載されています。また、それぞれのポイントごとに練習問題や過去問題も出題されているため、どこの部分でつまづいているのかが把握しやすくなっています。

高校生や専門学校生、大学生など、品質管理の分野を初めて学ぶ方におすすめです。

JCSQEソフトウェア品質技術者資格認定

『ソフトウェア品質知識体系ガイド(第3版)-SQuBOK Guide V3-』(オーム社、飯泉紀子・鷲崎弘宜・誉田直美 著、監修/SQuBOK策定部会 編)
ソフトウェア品質技術者資格認定試験の参考書籍としても指定されている1冊です。ソフトウェア品質技術の基本から最新技術ついても網羅されており、国際規格の改訂などもバージョンアップされています。

『初級ソフトウェア品質技術者資格試験(JCSQE)問題と解説【第3版】』(日科技連出版社、渡辺喜道・鷲﨑弘宜・笹部進・辰巳敬三 著、SQiPソフトウェア品質委員会 編)
初級問題集としておすすめなのが『初級ソフトウェア品質技術者資格試験(JCSQE)問題と解説【第3版】』です。こちらの書籍もソフトウェア品質技術者資格認定試験の参考書籍の1つです。『ソフトウェア品質知識体系ガイド(第3版)-SQuBOK Guide V3-』に準拠した問題が多く収録されており、これら2冊をベースとして学習することが合格への近道といえるでしょう。

『ソフトウェア品質保証 入門 高品質を実現する考え方とマネジメントの要点』(日科技連出版社、保田勝通・奈良 隆正 著)
上記の2冊に加えて、副参考書籍として指定されているのが『ソフトウェア品質保証 入門 高品質を実現する考え方とマネジメントの要点』です。参考書籍だけでは分かりづらい内容も、初めての方でも分かるように丁寧に解説されています。

QC検定

『過去問題で学ぶQC検定シリーズ』(日本規格協会、QC検定過去問題解説委員会 著、仁科健 監修)
QC検定の書籍としては、『過去問題で学ぶQC検定シリーズ』として級別に過去問題とその解答・解説が収録されたテキストが販売されています。1級のテキストには2022年9月から2024年3月までの4回分の試験問題が、2級、3級のテキストには2021年3月から2023年9月までの6回分の試験問題が収録されています。さらに過去の問題を振り返って学習する場合には、遡ってほかの問題集も購入してみましょう。

受験におすすめのオンラインサービス

資格取得のための勉強方法として、オンラインサービスの活用もおすすめです。オンラインサービスを利用することで、通勤時などのスキマ時間を有効活用できたり、不正解の問題を効率よく復習できたりします。

代表的な資格勉強オンラインサービスとして公式サイトの過去問などが挙げられます。自分に合ったサービスを活用し、資格取得を目指しましょう。

JCSQEソフトウェア品質技術者資格認定サイト

JCSQEソフトウェア品質技術者資格認定サイトでは、過去に出題された試験問題とその回答が公開されています。初級ソフトウェア品質技術者資格試験は過去4回分、中級ソフトウェア品質技術者資格試験は過去13回分がダウンロードできます。

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QAエンジニアが資格取得でキャリアアップを目指すプランニング

QAエンジニアが資格取得でキャリアアップを目指すプランニングは以下の流れです。

1. 基礎的な知識・スキルを養う

まずは基礎的な知識・スキルを養うことが重要です。どの分野の専門性を高めるにしても、基礎知識・スキルが土台になるからです。たとえばJSTQBのファンデーションやIVECのテスターは基礎知識の習得に向いているでしょう。IT全体の基礎知識から身につけたい場合は、基本情報技術者試験もおすすめです。まずは資格を通して基礎的な知識・スキルを養うようにしてください。

2. キャリアプランにあった資格を目指す

基礎知識・スキルを習得したら、キャリアプランにあった資格を目指してください。キャリアプランが明確でない場合は、現場で必要とされる資格を選ぶと良いでしょう。資格はあくまでもスキルアップや評価アップのためのもので、仕事に役立てることが重要です。

たとえば今後テストのマネジメントに力を入れたいのであればJSTQB認定テスト技術者資格の中でもテストマネージャ、テスト自動化に力を入れたいのであればテスト自動化エンジニアを選ぶ必要があります。キャリアプランにあった資格を取得して、自身の市場価値アップ、年収アップに役立ててください。

3. キャリアアップに向けて勉強する

今後の目標、取得すべき資格が定まったら、キャリアアップに向けて勉強を進めてください。キャリアアップという目標が明確化していることで、勉強にも力が入りやすいからです。たとえば仕事が忙しいなどの理由で資格取得へのモチベーションが下がりそうな状況でも、キャリアアップという目標があれば気持ちを維持しやすいでしょう。

4. 方向性を定めて資格を決めて勉強する

キャリアアップの観点と類似しますが、大枠の方向性を意識しつつ資格を決めて勉強することも重要です。方向性に合った資格を取得することで実務に役立ち、自身の市場価値アップや収入アップに役立つからです。

たとえばスペシャリスト志向の資格かマネージャー志向の資格かは意識する必要があるでしょう。方向性を定めて資格を決めて勉強を進め、自身のキャリアに役立ててください。

5. 資格を生かしてキャリアアップを狙う

資格を取得できたら、資格を生かして積極的にキャリアアップを狙ってください。たとえば資格を生かして社内でのポジションアップを狙ったり、難しい場合は転職でポジションを変えたりすることも可能です。努力して取得した資格を活かすチャンスです。

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まとめ

ソフトウェアやシステム開発においてバグやエラーの発生は避けられないものです。どれだけテストを繰り返したとしても、リリース後にバグが見つかるケースも少なくありません。ソフトウェアの品質を管理、保証するためにQAエンジニアは不可欠な存在であり、開発現場を裏で支える重要なポジションといえます。

QAエンジニアの仕事に必須な資格はありません。しかし、資格を取得することで、客観的にスキルを証明でき、自身の評価につながります。QAエンジニアの仕事は多岐にわたるため、多様なスキルと深い知識が求められます。スキルや知識の向上のためにも、本記事で紹介したQAエンジニアに役立つ資格の取得を検討してみてはいかがでしょうか。

この記事の監修

レバテックキャリア編集部

レバテックキャリアは、IT/Web業界のエンジニア・クリエイター向けに特化した転職エージェントです。当メディアでは、エンジニア・クリエイターの転職に役立つノウハウから、日々のスキルアップや業務に活かせる情報まで、幅広いコンテンツを発信しています。

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