クラウドエンジニアとは?資格や年収・需要・向いている人を紹介

最終更新日:2024年11月14日

クラウド技術が急速に普及し、それと同時にクラウドエンジニアにも注目が集まっています。クラウド技術の将来性に期待して、サーバーエンジニアやネットワークエンジニアからクラウドエンジニアに転職したいと考える人も多いでしょう。

しかし、サーバーエンジニアやネットワークエンジニアのままクラウド技術を導入したプロジェクトをメインに担当することも可能です。キャリアプランを考えるためには、実際の求人や企業の展開するプロジェクトをリサーチすることが重要です。

ここでは、まずはクラウドエンジニアの概要、必要スキル、取得した方が良い資格などについて解説します。

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この記事のまとめ

  • クラウドエンジニアは、クラウドサービスを利用してITインフラを設計、構築、運用、保守するエンジニア
  • 今後クラウド移行はより進んでいく見込みで、クラウドエンジニアの需要も伸びていくと考えられる
  • クラウドサービスの提供企業が資格試験を実施していて、これらの資格を取得すると直接業務に役立つ

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クラウドエンジニアとは

クラウドエンジニアはクラウドサービスを使ってITインフラを構築するエンジニアです。クラウドサービス、クラウドコンピューティングが急速に普及したため、クラウドエンジニアの需要も急速に高まりました。クラウドエンジニアという名前自体はよく耳にするものの、エンジニア全般の中での立ち位置がよく分からないという意見も多いです。

ほかのインフラエンジニアとの違い

クラウドエンジニアはITインフラを構築するので、インフラエンジニアの一種です。インフラエンジニアはクラウドエンジニアのほかに、サーバーエンジニアやネットワークエンジニアなどが挙げられます。ほかにはデータベースエンジニアやセキュリティエンジニアもインフラエンジニアに含まれます。ここではインフラエンジニアの中でも代表的な、サーバーエンジニア、ネットワークエンジニアとクラウドエンジニアの違いを説明します。

サーバーエンジニアとの違い

サーバーエンジニアはサーバーの設計、構築、保守・運用を担当するインフラエンジニアです。サーバー環境もクラウド化が進んでいるので、サーバーエンジニアがクラウド環境でインフラを構築する場合もあります。その場合、業務的にはクラウドエンジニアと重複します。

言い換えれば、クラウド環境でサーバーを構築しているエンジニアはサーバーエンジニアともクラウドエンジニアともいえるということです。物理的な環境でサーバー構築するのがサーバーエンジニアで、クラウド環境でサーバー構築しているのはクラウドエンジニア、といった説明も見かけます。

サーバーエンジニアとクラウドエンジニアの線引きは曖昧で、企業によっても呼び方が違うような状況です。

ネットワークエンジニアとの違い

ネットワークエンジニアはネットワークの設計、構築、保守・運用を担当するインフラエンジニアです。ネットワーク環境もサーバー同様にクラウド化が進んでいるので、ネットワークエンジニアもクラウド環境で作業することがあるでしょう。

この場合も、ネットワークエンジニアともクラウドエンジニアともいえます。サーバーエンジニアの場合と同様に、物理的な作業も行うのがネットワークエンジニア、クラウド環境でネットワーク構築しているのはクラウドエンジニア、といった定義で考えている人もいます。

しかし実際は企業ごとに定義づけはばらばらで、同じような仕事でもネットワークエンジニアとして募集されていることもあれば、クラウドエンジニアとして募集されている場合もあります。職種名よりも業務内容を確認することが重要です。

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クラウドエンジニアの仕事

クラウドエンジニアの仕事内容を大枠に分けて解説します。クラウドエンジニアはクラウド環境でインフラ構築する点が特徴ですが、構築対象はサーバーやネットワークです。物理的な処理があるか、クラウド上で作業を行うのかという点が違うだけで、仕事の内容としてはサーバーエンジニアやネットワークエンジニアと概ね同じです。いずれも環境に合わせて設計、構築、保守・運用などを行います。

クラウドサービスを使ったIT基盤の設計

クラウドエンジニアは、一般的にクラウドサービスを使ってIT基盤を設計します。設計の前に要件定義の工程もあり、クライアントと認識を合わせます。クライアントがクラウドサービスやサーバー、ネットワークに詳しいとは限らないので、クラウドエンジニアの方から細かい提案を行う場合もあるでしょう。クライアントのニーズや環境に応じて、最適なサービスを選んで設計します。

クラウドサービスを使ったシステムの構築

要件定義、設計の工程が終わったら、設計に基づいてクラウドサービスを使ったシステム構築を行います。設計者がそのまま構築を行う場合もあれば、別の担当者が構築から引き継ぐケースもあります。

基本的には上流工程ほど経験、スキルのあるエンジニアが担当し、下流工程ほど経験が浅くスキルの低いエンジニアが担当します。

システムの保守・運用

構築が完了したクラウドシステムは、稼働させるにあたって保守・運用が必要です。クラウドシステムが問題なく稼働しているかを監視し、トラブルが発生したら対応するということです。保守・運用は基本的に定型業務が多く、設計や構築に比べるとスキルが低くても担当しやすいです。そのため、比較的経験が浅くスキルが低いクラウドエンジニアが担当する場合が多いでしょう。

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クラウドエンジニアの需要・将来性が高い理由

クラウド環境の需要が急速に高まっていることから、クラウドエンジニアのニーズも増加しました。将来性も高いといえます。さらにクラウドエンジニアを含むエンジニアは人材不足の状況で、今後人材不足は加速するとされています。

これら複数の理由から、クラウドエンジニアの需要・将来性は高いです。クラウドエンジニアの需要・将来性が高い各理由について、以下で具体例を挙げていきます。

関連記事:クラウドエンジニアの需要が高い理由を解説!将来性や年収も紹介

クラウド市場規模の急速な拡大

クラウドの市場規模は急速に拡大しています。総務省の令和4年情報通信に関する現状報告の概要によると、世界のパブリッククラウドサービス市場は2020年時点で35兆315億円(前年比27.9%)となっていました。その後の予測値として、2024年にはその倍近くに至るとされています。

ITスキルを持った人材の不足

ITスキルを持った人材も不足すると考えられています。たとえば経済産業省の「- IT人材需給に関する調査 -」では、2030年には最大で約79万人のIT人材が不足するとされています。最小の場合でも約16万人で、少なくとも大幅にIT人材が不足することはほぼ間違いないでしょう。

AIで代替できる作業もあるのでIT人材の需要が減り、人材不足が解消されるといった意見も存在します。しかしAIによる代替も現状は限定的で、コードを生成できるといっても適切なプロンプトの入力やコードの確認は必須です。

AIが今後大幅に進化しても当面はAIで開発を代替できるわけではなく、エンジニアが不足していくと考えられます。クラウド市場が拡大していくことと合わせて考えると、クラウドエンジニアはほかのエンジニアよりもより不足していく可能性が高いといえるでしょう。

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クラウドエンジニアの年収

レバテックキャリアで扱っているクラウドエンジニアの求人をもとに平均年収を算出しました。ランダムに抽出した30件の求人のうち、最小想定年収と最大想定年収の中央値を、約643万円でした。求人によって提示されている年収に幅があり、また同じ求人でもスキルや経験によって年収にはかなり幅を持たせている場合が多いです。

経験が浅いうちは平均よりも年収は低く、経験を積んでスキルを身につければ平均よりも年収は上がっていくでしょう。同じ企業に在籍していて年収が上がらない場合は、身につけたスキルを活かしてより好待遇な企業に転職すると良いです。

 

関連記事:クラウドエンジニアの年収は?キャリアプランや必要な知識・スキルを徹底解説

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クラウドエンジニアになるには

クラウドエンジニアになるためのルートは複数あります。ただしいずれの場合もスキル習得と就職・転職活動が必要です。スキル習得の方法や就職・転職までの流れが複数パターンあるので、あらかじめ把握しておいて自分に合うルートを選択してください。またクラウドエンジニアに求められるスキルについても把握しておく必要があります。

クラウドエンジニアへのロードマップ

クラウドエンジニアへのロードマップとして、クラウドエンジニアになるための一般的なルートを紹介します。あくまでも代表的なロードマップのため、別の方法で目指すことも不可能ではありません。参考程度にご一読ください。

他エンジニア職種から転職

ほかのエンジニア職種からクラウドエンジニアに転職する人は多いです。もともとクラウドエンジニアになることを想定してほかのエンジニア職種を経験している人もいれば、ほかのエンジニア職種をやっているときにクラウド技術が伸びてきたために、将来性を感じてクラウドエンジニアに転職したパターンも多いです。

クラウドエンジニアを目指して最初からクラウドエンジニアになれれば良いですが、そうでない場合はほかのエンジニア職から始めてみるのもおすすめです。クラウドを含めてスキルを習得すれば、クラウドエンジニアにも転職しやすくなるでしょう。

またIT市場は常に変化しているので、クラウド以外の最新技術動向にも目を向けておいて、臨機応変にキャリアプランを考えることも重要です。

大学、プログラミングスクールなどで技術を習得し就職

クラウド技術を含むIT技術を習得できる大学や専門学校に通う選択肢もあります。スキルを習得すれば、大学や専門学校卒業後にそのままクラウドエンジニアとして就職できる可能性があります。

現職で働きながら目指すなど学校に通えない理由がある人は、プログラミングスクールという選択肢もあります。最近は完全オンラインのプログラミングスクールが主流になっているので、物理的にスクールに通わず自宅からスクールで学習できます。

効率的なカリキュラムで学習でき、分からないことは講師に質問できることもプログラミングスクールのメリットです。またプログラミングスクールはコースが豊富なので、自分が習得したいスキルに合わせてコース選択できます。

就職・転職をサポートしてくれるプログラミングスクールも多いので、スキル習得後に就職・転職したい人にとってはメリットになるでしょう。

独学で技術を習得し就職

独学で必要スキルを習得し、就職することも可能です。IT技術は独学でもスキル習得しやすく、クラウド技術は特に物理的な機器がいらないので独学でもスキル習得しやすいでしょう。書籍やWeb上の情報でクラウド環境を構築し、実際に触りながら勉強を進めることもできます。独学できる人にとっては、自分のペースで進められるので良い選択肢になりえます。

未経験からクラウドエンジニアになれる?

未経験からクラウドエンジニアになれる可能性はあります。ただしクラウドエンジニアはインフラエンジニアの中でも人気があり、基本的には一定の経験を積んだスキルのあるエンジニアがなるケースが多いです。

未経験可の求人であっても、業界未経験ではなくクラウドエンジニア未経験を指す場合が多いでしょう。つまりエンジニア経験自体は必要になる場合が多いということです。

ITインフラの経験・スキルがあるか

まずITインフラの経験・スキルがあれば、クラウドエンジニアとしての経験自体はなくてもクラウドエンジニアに転職できる可能性が高いです。クラウド環境でのインフラ経験・スキルがあるとより良いですが、物理的な環境でのインフラ構築であっても経験としては評価されます。

なぜなら物理的なオンプレミスな環境でもクラウド環境でもサーバーやネットワークの考え方自体は同じで、技術的にも重複する部分が多いからです。すでに土台がある分クラウドエンジニアを目指すハードルは低いということです。

エンジニア経験の有無

インフラエンジニアの経験があればより良いですが、ソフトウェア側のエンジニア経験でも未経験者よりは確実に有利でしょう。クラウド環境に触れた経験があればより評価されます。逆にエンジニア未経験でスキルもない場合、いきなりクラウドエンジニアになるのは困難です。

エンジニア経験がなくてスキルだけある場合、クラウドエンジニアになれるかどうかはスキルレベルによります。即戦力になれるくらいのスキルがあれば採用される可能性がありますが、現実的にはいったん別のインフラエンジニアを経てからクラウドエンジニアを目指すようなルートが堅実でしょう。特に保守・運用などからスタートして経験を積むのが一般的と考えられます。

クラウドエンジニアに求められるスキル

クラウドエンジニアには複数のスキルが求められます。クラウド技術はもちろん重要ですが、円滑に業務を進めるためにはそれだけでは足りません。またIT技術だけでなく、いわゆるビジネススキルも重要です。

プレゼンテーション能力

エンジニア全般プレゼンテーションを行う機会があるので、プレゼンテーション能力があると役立ちます。クラウドエンジニアはクラウドという新しい環境を扱っているので、より分かりやすく伝えることが求められるでしょう。プレゼンテーションの機会も昔ながらの技術を扱っているエンジニアよりは多いと考えられます。

仮想化技術

仮想化技術とは、物理的なサーバーやネットワーク環境を仮想環境に移行する技術のことです。もしくは、従来は物理的に構築する必要があったものをクラウド上に構築すれば、それも仮想化技術といえるでしょう。つまりクラウド構築やクラウドサービスを扱う技術も仮想化技術の一種といえます。

重要なポイントとして、単にクラウドサービスを扱ってインフラ環境を構築するだけでなく、従来の物理インフラのことも知っておいた方が仮想化技術としては優れたものになります。まだまだ物理インフラに頼っている企業は多く、今後クラウド化していくケースも多いでしょう。

物理インフラとクラウドの両方に知見があって仮想化技術をもっていれば、物理環境からクラウド環境に移行させるような仕事にも対応できます。

クラウドサービスに関する知識

クラウドエンジニアはクラウド技術、仮想化技術だけでなくクラウドサービスにも詳しい必要があります。クラウドサービスは便利な機能が提供されているので、これらについて知って、使いこなしたり適切なサービスを選択するということです。

具体的には、AWS、Azure、GCPなどのクラウドサービスが挙げられます。優先順位をつけてクラウドサービスの勉強をしていく必要があるので、まずは実際の案件などを確認し、優先順位を決めてください。

ミドルウェアに関する知識

ミドルウェアに関する知識はクラウドエンジニアだけでなく、そのほかのインフラエンジニアにも必要です。ソフトウェア側のエンジニアも理解していると開発に役立ちます。ミドルウェアはOSと各種アプリケーションの間にあるソフトウェアで、具体的にはWebサーバー、アプリケーションサーバー、データベース管理サーバーなどが挙げられます。つまりサーバー関連のソフトウェアの知識があると、クラウド環境構築や物理環境をクラウド移行させる際などに役立ちます。

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クラウドエンジニアに役立つ資格

クラウドエンジニアに必須の資格はありませんが、資格を取得することでスキルアップや評価アップにつながります。クラウドエンジニアはクラウドサービスを使用して仕事を進めるケースが大半です。

そしてクラウドサービスを提供している企業が実施している資格試験が複数あります。ほかのエンジニアと比較しても、実務に直結する資格が多いのでスキルアップのためにもクラウドエンジニアはより資格を取得すべきといえるでしょう。

AWS認定

AWS認定はAmazonが提供するAWSに関する認定資格です。AWS認定は複数の種類がありますが、その中でも難易度別に3つのカテゴリーに分かれています。まずはもっとも易しい「AWS 認定クラウドプラクティショナー」から資格取得を目指すのがおすすめです。AWSはシェアが大きく現状多くのクラウドプロジェクトで利用されているので、資格を取得することで選べる仕事が増えます。

関連記事:
AWSエンジニアの年収は?将来性や年収アップのポイントも解説
AWSエンジニアの仕事内容とは?転職におすすめの資格も紹介
AWSエンジニアとは|年収やキャリアパス、転職に役立つ資格も紹介

Google Cloud認定資格

Google Cloud認定資格はGoogleが提供するプラットフォームであるGoogle Cloudに関する認定資格です。AWSと同様に、Google Cloudを使用しているプロジェクトにおいては役立つスキルが身につき、評価もアップします。

Microsoft Azure認定資格

Microsoft Azure認定資格は、Microsoft社が提供するクラウドプラットフォームであるMicrosoft Azureに関する認定資格です。Microsoft Azure認定資格は9つのカテゴリーに分かれていて、資格試験の種類が多いという特徴があります。

考え方としては上のAWS認定とGoogle Cloud認定資格と同じで、サービスを利用しているプロジェクトでは直接的に役立つスキルが身につき、その分評価も高くなるということです。

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クラウドエンジニアに関するよくある質問

クラウドエンジニアに関するよくある質問と回答を紹介します。クラウドエンジニアは比較的新しい職種で、またほかのインフラエンジニアとの線引きも曖昧な部分があります。そのため、曖昧な部分があるという点も含めて、クラウドエンジニアについて知っておいた方が良いでしょう。また人手不足であるにも関わらずある程度高いスキルが求められる分、未経験者に門戸が広いわけではありません。この辺の事情も把握しておいてください。

Q1. クラウドエンジニアの仕事内容は?

クラウドエンジニアの仕事内容は、クラウドサービスによるインフラ環境の設計、構築、保守・運用です。クライアントとの要件定義もクラウドエンジニアの仕事に含まれる場合があります。仕事の区分としてはほかのインフラエンジニアと概ね同じです。

Q2. クラウドエンジニアになるにはどんなスキルが必要?

クラウドエンジニアになるには以下のようなスキルが必要です。

  • ・プレゼンテーション能力

    ・仮想化技術

    ・クラウドサービスに関する知識

    ・ミドルウェアに関する知識

クラウドの周辺スキルや、技術とは離れたビジネススキルも求められます。

Q3. インフラエンジニアとクラウドエンジニアの違いは何ですか?

クラウドエンジニアもインフラエンジニアの一種です。クラウドに特化してインフラ構築などを行うエンジニアがクラウドエンジニアと呼ばれます。ほかのインフラエンジニアとしては、サーバーエンジニア、ネットワークエンジニア、セキュリティエンジニア、データベースエンジニアなどが挙げられるでしょう。

Q4. クラウドが選ばれる理由は何ですか?

クラウドを選ぶことで、物理的なサーバーやネットワーク環境を用意する必要がなくなります。これにより、物理的なスペース、管理の労力、費用の削減などにつながります。またクラウドでインフラを構築すれば、構築するエンジニアもシステムの利用者もリモートで働きやすくなる点も時代に合っていてメリットといえるでしょう。

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まとめ

クラウドエンジニアとは、クラウドサービスを使ってITインフラを設計、構築、運用・保守するエンジニアです。インフラエンジニアの一種で、サーバーエンジニアやネットワークエンジニアと業務的に重複する部分もあります。

最近は特にサーバーエンジニアやネットワークエンジニアがクラウド環境でシステム構築することが増えているので、よりクラウドエンジニアとの線引きは曖昧になっているでしょう。クラウドエンジニアの需要は今後も伸びていくと考えられ、将来性のある職種です。

クラウドエンジニアは人手不足ですが、物理的なシステム構築よりも効率よく作業すれば生産性が上がることなどからスキル要件が比較的高く、スキルや経験がない状態からクラウドエンジニアに就職・転職するのは難しいです。

クラウドエンジニアを目指す場合、まずは勉強して必要スキルを習得し、ほかのインフラエンジニアを経験してからクラウドエンジニアに転職するようなルートが一般的です。

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