- 会社の退職時にお菓子(手土産)を用意するのはマナー?
- お菓子(手土産)選びの5つのポイント
- 避けたほうがいいお菓子の特徴
- お菓子(手土産)は誰に渡す?渡す相手の範囲
- お菓子(手土産)を渡す際の注意点
- 退職の挨拶におすすめ!お菓子・手土産5選
会社の退職時にお菓子(手土産)を用意するのはマナー?
会社の退職時にお菓子(手土産)を用意することは、社会的マナーとして絶対必要というわけではありません。お菓子のような手土産は、あくまでもお世話になった方々への感謝の気持ちを形にしたものです。お菓子(手土産)を用意していなくても、マナーが足りないと非難されることはありません。
退職の挨拶時にお菓子(手土産)を用意する意味は?
退職の挨拶時にお菓子(手土産)を用意する意味は、どこにあるのでしょうか。お菓子(手土産)を用意することは、特に決められたルールはありません。その一方で、退職時にお菓子(手土産)を用意することが、当たり前と考える方も多くいます。お菓子(手土産)を用意しておくと、退職の挨拶のきっかけが作りやすいメリットがあります。また、感謝の気持ちも伝わりやすいです。
同じ業界内で転職する場合、次の仕事での関係性を円滑にするためにも、お菓子(手土産)を渡して少しでも印象を良くしたほうがいいでしょう。もちろん、退職前の人間関係などがあるため、過大な効果は期待すべきではありません。お菓子(手土産)を用意することは、それほどの費用がかかるものではありません。そのため、お菓子(手土産)を用意して、損をすることはないでしょう。
「お世話になりました」の意を伝え、挨拶回りのきっかけになる
退職の挨拶時にお菓子(手土産)を用意して渡すことで、「お世話になりました」の意を伝え、挨拶回りのきっかけになります。退職の挨拶を手ぶらで行うことが、失礼だと考えてしまって気が引ける方もいるでしょう。そのような方は、形があるお菓子(手土産)を手渡すことで、感謝の気持ちをしっかりと伝えることができます。
良い印象で退職することがメリットになるケースも
退職時にお菓子(手土産)を手渡すことで、退職する会社の社員に良い印象を残すことができます。好印象で退職することで、退職後も良好な人間関係を維持できます。また仕事の関係を離れて、プライベートで長い付き合いの関係に発展する可能性もあります。また退職後にフリーランスとして独立する場合なら、元の職場から仕事を紹介してもらえる機会があるかもしれません。このように退職時の印象が、将来に大きな影響を与えることもありえます。社会人として、できるだけ好印象で退職できるよう、心がけることが重要です。
お菓子(手土産)選びの5つのポイント
退職時の挨拶のお菓子(手土産)を選ぶ際には、どのようなことに気をつけるべきでしょうか。ここでは、お菓子(手土産)選びの5つのポイントを紹介します。
ポイント(1)金額相場は3,000円前後が妥当
お菓子(手土産)の金額は、手渡す人数や予算に応じて変わります。一般的には10〜20人位の職場であれば、3,000円前後の菓子折りを買えば十分でしょう。3,000円前後のお菓子(手土産)であれば、失礼のないレベルの菓子折りが購入できます。また、お店で包装してもらうことで、見栄えも良くなります。
もちろん渡す人数が多い場合は、3,000円では足りなくなるかもしれません。無理に関係者全員に行き渡るようにすると、何万円も費用がかかるケースもありえます。予算が厳しい場合は、角が立たないように配慮しましょう。特にお世話になった人だけに渡したり、小さめで大容量の菓子を選んだりするなど、予算と相談しながら購入金額を決めましょう。
ポイント(2)菓子折りは人数を確認してから買う
菓子折りを購入する際には、必ず事前に渡す相手の人数を確認しておきましょう。そして、購入する菓子折りに入っている個数と渡す人数が合うようにします。
菓子の個数が足りないと、当然ですが渡せない人が出てきます。それが原因で、気まずい雰囲気になる可能性もあります。結果的に不必要な確執が生まれ、人間関係が悪化するかもしれません。そのようにならないためにも、菓子折りは人数を確認してから買いましょう。
ポイント(3)個包装してあるお菓子を選ぶ
お菓子(手土産)を選ぶ際には、個包装してあるお菓子を選ぶようにしましょう。個包装していないお菓子は、開封後の日持ちがしません。そのため、その場で食べなくてはならなく不便です。また休暇中や外出中のような、その場にいない人に渡すことができなくなります。お菓子(手土産)を選ぶ際は、受け取った側のことを考えるようにしましょう。
ポイント(4)賞味期限が長めのお菓子を選ぶ
賞味期限が1日〜2日のようなお菓子(手土産)は、2、3日の休みをとっている人や忙しくて食べる暇がない人が、お菓子を食べられずに賞味期限が過ぎてしまいます。このようなことを避けるには、賞味期限が比較的長いものを選ぶようにしましょう。
一方で、賞味期限が長すぎるお菓子は、保存料が過度に入っている可能性もあります。賞味期限で選ぶ目安としては、賞味期限が1ヶ月前後のお菓子を選ぶと無難でしょう。
ポイント(5)常温保存ができるお菓子を選ぶ
お菓子(手土産)選びの大事なポイントは、常温保存ができるお菓子を選ぶことです。冷凍・冷蔵など低温保存を必要としないお菓子は、保管をするための冷蔵庫が不要になります。職場に冷蔵庫が設置されていたとしても、お菓子が収まるスペースがあるとは限りません。また、冷たいお菓子が苦手な方がいる可能性もあります。そのため、常温保存ができるお菓子を選ぶといいでしょう。
避けたほうがいいお菓子の特徴
上述したお菓子(手土産)選びのポイントからわかることは、いつでも自由に食べられるように配慮することです。常温では保存できないものや、日持ちしないもの、個包装されていないものは、購入候補から外したほうが無難です。
具体例としては、ホールのバウムクーヘンやケーキなど、傷みやすく切り分ける必要がある、お菓子は避けた方がよいでしょう。
お菓子(手土産)は誰に渡す?渡す相手の範囲
お菓子(手土産)を渡す相手の範囲で、悩む方も多いでしょう。働いた期間が長いほど、人間関係が複雑になっていきます。自分との関係性を考慮しながら、お菓子(手土産)を渡す相手を選ぶことは案外難しいものです。企業規模によっては、業務上の関わりがあった全員に、お菓子(手土産)を渡すことは困難な場合もあります。ここでは、中小企業と大企業とのケース別で、お菓子(手土産)を渡す範囲を解説します。
中小企業の場合
10〜20人ほどの中小企業の場合は、全員にお菓子(手土産)が行き渡るように用意しましょう。業務上の関わりがなかった方がいても、10〜20人分のお菓子(手土産)であれば、費用もそれほどかかりません。
お菓子(手土産)の個数が足りないと、渡されなかった人の気分を害する可能性があります。それを回避するためにも、人数分のお菓子(手土産)を用意すべきです。
大企業の場合
大企業の場合は、基本的に自分が所属していた部署だけで十分です。他の部署にお世話になった方がいるときは、その方にもお菓子(手土産)を用意します。他の部署の全員分を用意することは、予算的にも厳しくなります。そのため、自分と関係性がある方に限定して、お菓子(手土産)を手渡すといいでしょう。
お世話になった上司や、プライベートでも親しい同僚には、個別で贈り物を用意するのもおすすめです。贈り物を渡すときは、会社内では渡さずに、他の場所で別途渡すようにしましょう。
無理に渡す必要はなし!メールや電話での挨拶だけでもok
退職時の挨拶のお菓子(手土産)を必ず渡さないといけないという、ルールは存在しません。そのため、無理をしてお菓子(手土産)を渡す必要はありません。予算的に厳しいときや渡す気が起きない場合などであれば、メールや電話での挨拶だけでも十分です。結果的には、社会人として印象よく退職ができればいいのです。
お菓子(手土産)を渡す際の注意点
ここでは、お菓子(手土産)を渡す際の注意点を解説します。
お菓子を渡すタイミングを見計らう
お菓子(手土産)を渡すタイミングは、一般的には出社最終日です。渡す時間帯は、終業後が渡しやすいでしょう。しかし、営業など終業時に外出している方などは、休憩など在席中に渡しても問題ありません。引き継ぎの時間や出社最終日に、社内にいない方の有無を考慮して、ベストなタイミングで渡しましょう。
菓子折りの場合は、終業後の挨拶で「みなさんで召し上がってください」と全員にまとめて伝えるといいでしょう。個別に渡す場合は、休憩時間に「お菓子を用意していますので、申し訳ないですが、終業後少しお時間をいただけますでしょうか」などひと言伝えて、渡し漏れがないようにしましょう。
お菓子は社長→役員→上司と位の高い人から順番に渡す
お菓子(手土産)を渡す相手の順番は、渡すタイミングと同様に重要です。お菓子(手土産)を配る順番は、社長→役員→上司と職位の高い方から配るようにしましょう。もし当人が不在の場合は、お菓子(手土産)を机の上の見えるところに置いても構いません。その際には、手紙やメモに感謝のメッセージを書いておきましょう。
のしをつけるかどうかは自由
お歳暮・お中元などでは、のしをつけることがマナーです。退職時に渡すお菓子(手土産)に関しては、のしをつけるかどうかは自由です。退職時に渡すお菓子(手土産)は、一般的な包装であれば問題ありません。
特別にお世話になった方の場合は、感謝や尊敬の気持ちを伝えるために、お菓子(手土産)にのしをつけるのもいいでしょう。
手渡す際に感謝・お礼のメッセージを添える
菓子折りを自由に取ってもらう場合は、菓子折りを置く際に、離職の挨拶と合わせて感謝の言葉を述べましょう。個別にお菓子(手土産)を配る場合は、手渡すタイミングで感謝・お礼のメッセージを添えると、感謝の気持がより伝わります。
退職時に渡す菓子折りに添えるメッセージの例文
ここでは、退職時に渡す菓子折りに添えるメッセージの例文を紹介します。
・上司へ渡すメッセージの例文
いままで、大変お世話になりました。
出来の悪い私ですが、部長がこれまで熱心に指導してくださいました。熱心な指導のおかげで、今回新しい環境にチャレンジする機会をいただくことができました。
これからもお元気でご活躍ください。本当にありがとうございました。
・同僚へ渡すメッセージの例文
●●さん、これまで本当にお世話になりました。
入社してからこれまで一緒にお仕事ができて、本当によかったと思います。
いつも元気で明るい●●さんの姿を見て、こちらも元気を頂いていました。
これからは別々の道を歩むことになるけど、今後もますます活躍してください。いつまでも、応援しています。
・後輩へ渡すメッセージの例文
〇〇さん、短い間だったけど、今日までありがとう。
これまで一緒に仕事をして、困ったときに支えてくれた〇〇さんは、本当に有能な後輩でした。
これからも大変なことはあるかもしれませんが、〇〇さんならきっと大丈夫です。いつまでも、元気でがんばってください。
取引先に手土産を渡すかどうかは社内に確認しておく
社内の人にお菓子(手土産)を渡すこととは別に、取引先に手土産を渡すべきかどうか悩んでいる方もいるでしょう。そのような場合は、その取引先と関係がある上司などに確認をしましょう。企業によっては、取引先への退職の挨拶がルール化されているケースもあります。
自分ひとりが担当していた取引先の場合、退職後は別の社員に担当が引き継がれます。そのため、退職の挨拶は上司と一緒に訪問することもあります。またお菓子(手土産)を渡すとしても、規定で費用の相場が定められている場合もあるでしょう。
お世話になった取引先には、これまでの感謝を伝えたい気持ちも理解できます。そのような場合でも、会社のルールに従うことが前提です。
人によって手土産に差が出ないようにする
人によってお菓子(手土産)に差が出ないようにすることも、退職時の挨拶には重要なことです。お菓子(手土産)に差が出てしまうと、気まずい雰囲気になる可能性があります。その結果、退職時の印象が悪くなるかもしれません。不公平感がないように、お菓子(手土産)に差をつけないようにしましょう。
また特別にお世話になった方には、別途社外で贈り物を渡すといいでしょう。
退職の挨拶におすすめ!お菓子・手土産5選
ここでは、退職の挨拶におすすめのお菓子・手土産を紹介します。
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