ITコンサルタントに求められるスキル・仕事内容・平均年収についてITコンサルタントの転職で知っておきたいこと

最終更新日:2020年10月19日

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IT人材の不足が叫ばれる昨今、ITコンサルタントの需要も伸び続けています。しかしSEやプログラマに比べ、その仕事内容やスキルはあまり知られていません。また、単に「IT業界での経験が豊富な人材」というイメージで語られることも少なくないでしょう。

そこでこの記事では、ITコンサルタントの種類や仕事内容、求められるスキル、平均年収などについて説明します。ITコンサルタントの仕事には、人材戦略やサプライチェーン、顧客管理、基幹業務に関するものが含まれています。つまり、IT業界以外でのさまざまな経験、専門知識も活用できる職種なのです。今後ITコンサルタントへの転職を目指す方は、ぜひ参考にしてください。

1. 高まり続けるITコンサルタントの需要

まず、どのような領域にITコンサルタントの需要があるのか解説します。ITコンサルタントは、人材需要が拡大しているIT業界の中でも、特にニーズの高い職種です。主に以下のような分野で需要があります。

・ITマネジメント戦略(IT投資や人材戦略)
・ビジネスプロセス分析・改善
・CRM(顧客関係管理)の導入、改善
・SCM(サプライチェーンマネジメント)の導入、改善
・基幹業務(販売、在庫購買、人事、財務会計、生産管理など)の分析
・ERP(企業資源計画)パッケージの導入、アップグレード


近年はこれらに加え、AIやRPAといった先端分野でも、活躍が期待されています。

2. ITコンサルタントに求められるスキル

この章ではITコンサルタントに求められるスキルについて解説します。ITコンサルタントには、論理的思考能力や俯瞰的な視点、コミュニケーション能力などが求められます。ただし、これら汎用的なスキルだけではやや力不足といえるでしょう。ITコンサルタントの種類ごとに、求められるスキルが異なるからです。

2018年時点で、ITコンサルタントの種類は大きく以下2つに分類できます。それぞれの仕事内容と、求められるスキルを整理してみましょう。

基幹系、業務系のコンサルタント

企業の経営課題解決やBPR(business process reengineering=業務プロセス改善)を、ITによってサポートします。ITの専門知識はもちろんのこと、対象となる各業務分野(販売、在庫購買、人事、財務会計、生産管理など)に対する知識も問われます。また、SEやプログラマなど、システムの実装部隊を指揮することも珍しくありません。

PM(プロジェクトマネジャー)やPL(プロジェクトリーダー)経験が豊富な人材は重宝されます。

<求められるスキルや経験>
・何らかのシステム開発経験(プログラミング経験は必須ではない)
・基幹系パッケージや業務改善ツールなどについての導入、開発、カスタマイズ
・対象領域(販売、在庫購買、人事、財務会計など)の業務知識
・IT活用を含めた、俯瞰的な業務改善提案
・システムエンジニアやプログラマに対して、適切な指示(要件の説明など)

RPA、AI領域のコンサルタント

RPA(Robotic Process Automatio=単純作業の自動化)やAIを使い、BPRを達成するのが主な仕事です。近年、急激に発展してきた分野で、ITコンサルタントの需要が増えています。先端技術を理解し、それをどう顧客の課題解決につなげるかが重要です。そのため、技術的なベースがある理系出身者の需要が多いという特徴があります。

<求められるスキルや経験>
・プログラミング経験
・何らかのシステム開発経験
・IT活用を含めた、俯瞰的な業務改善提案
・理系出身者


このように領域によって求められるスキルに違いがあります。特にプログラミング経験の有無に注目しましょう。RPA、AI領域は新興分野だけに、具体的な実装経験を持っていると評価されやすくなります。

3. ITコンサルタントへ転職を意識したキャリアプラン

ではITコンサルタントへ転職するためには、どういったキャリアプランを練るべきなのでしょうか。ここでは、キャリアプランについて解説します。

IT業界出身者の場合

IT業界に在籍中で、SEやプログラマとして活躍中ならば、まずは上流工程を目指しましょう。できることなら要件定義フェーズまで到達し、顧客の要求を直接ヒアリングする立場を目指したいところです。

顧客と直接対話しながらシステムの要件を決めていく経験は、ITコンサルタントの重要な仕事である「Fit&Gap分析」と似ているからです。Fit&Gap分析とは、システムを導入する際に、導入企業のビジネスプランやシステム要件と、システムの機能性がどれだけ適合し、どれだけ乖離しているかを分析する作業です。

また、ERPなどのパッケージ導入コンサルタントを目指すなら、個別のパッケージに対する知識やライセンスも重要です。業界未経験であっても、パッケージベンダーが発行しているライセンスを保持していると、プロジェクトに参画しやすくなります。その他、何らかの業務領域に対する知識と経験、プロジェクト管理経験も備えておくと、ITコンサルタントへの道が拓けるでしょう。

IT業界未経験者の場合

今携わっている業務に対する理解度を一層高めることが重要です。コンサルティング業界の経験や部門のマネージャークラスでプロジェクト管理の経験があれば、ITコンサルタントとして転職できる可能性があります。ただしポテンシャル採用となりますので、20代後半〜30代前半までに目指すのが現実的でしょう。

4. ITコンサルタントの年収相場は?

ITコンサルタントの年収は、そのスキルや専門性に見合うレベルを維持しています。経済産業省が公表している資料によると、ITコンサルタントの平均年収は928.5万円で、IT業界の中で最も高い水準です。ちなみに、標準的なSEやプログラマの平均年収が593.7万円、プロジェクトマネージャが891.5万円です(※)。

つまり、プログラマやSEからITコンサルタントに転職できれば、300万円以上の年収アップが実現できる可能性が高いと言えます。

ただし、一足飛びにITコンサルタントを目指すのは難しいかもしれません。ITコンサルタントの多くはプライムSI(元請け)や、コンサルティングファーム出身者が多いため、まずはこういった企業への転職を目指すのが得策でしょう。システムの最上流工程に関与できるポジションを確保するのが、ITコンサルタントへの第一歩といえます。

※出典:経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査」P6より (2018-7-12)

5. ITコンサルタントからさらに上を目指すなら

ITコンサルタントに転職するメリットは、年収だけではありません。コンサルタント経験を活かし、事業会社の経営企画やIT戦略を手掛けるポジションにステップアップする道も存在するのです。この場合、年収としては現状維持、もしくはややダウンとなります。しかし、ビジネスの中核部分に近いところで貴重な経験を積むことができます。大手のコンサルティング会社出身者で高い実績があれば役員候補として採用してされるケースもあります。

ここまでくると、ITありきのコンサルティングではなく、事業全体を戦略的に見つめる機会が増えるでしょう。また、経営全体を見通せるスキルが身につき、経営コンサルタントや戦略コンサルタントへの道も開けてきます。

6. ITコンサルタントの求人例をチェック

最後に、ITコンサルタントの求人例を紹介します。

【業界】

IT・通信
◆サービス
コンサルティング

【業務内容】
IT戦略立案、業務改善提案、コスト削減、ITツール導入など幅広い業務に従事しながら、クライアント企業の事業運営をサポートしていただきます。
入社後はご自身のスキルや経験に合った案件を中心にアサインする予定です。


【求められるスキル・経験】
・コンサルティングファームでの就業経験
・プロジェクトマネジメント経験
・IT業界でのエンジニア経験
・ビジネスで通用する英語力
・責任感と柔軟性


【想定年収】
400~1,000万円

【福利厚生】
健康保険/厚生年金/雇用保険/労災保険/通勤手当/残業手当/慶弔休暇/夏季休暇/有給休暇

【勤務地】
東京都

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7. まとめ

この記事では、ITコンサルタントの種類や仕事内容、求められるスキル、平均年収などについて解説してきました。ITコンサルタントは、IT業界出身者でも、他業界出身者でも目指すことができる職種です。また、専門知識と経験を活かして、IT業界内でも最高水準の年収を実現できる職種でもあります。これからITコンサルタント目指す人は、上流工程を目指し、業務知識を深めると良いでしょう。中小企業診断士などの資格を取得するのもオススメです。

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